今日のは、壊れちゃったデジカメくんで、今朝撮ったばかりのものです。
幼稚園の周りの、サザンカやサルビアを撮ってきました。昨日のと比べると、だいぶくすんだ感じですが、なんだかとてもやさしい感じで写ってます。花が助けてくれてるのかな。
ソテツの根元に咲いていた赤いサルビア、小さな小鳥のようです。
これはこれなりに、楽しめるかもしれないと思い、少しいろいろ撮ってみようかと思います。
人が弱っていたり、困っていたりするときは、けっこう見えないものが、さりげなく助けてくれていたりするのです。これが面白いの。普通は撮れないものが撮れたりすることがあるからです。これは、たいていの場合、男の人にはできない芸当です。子供と女性にばかり、限られますね。
弱いものには、すべてがやさしい。そういう世界があるのです。
もちろん、男の人には男の人の世界がありますけどね。自分の力一つで、すばらしいものを作っていく。これもかなり素敵。わたしもやってみたい。でも今は、よわ~い、女ですから、それなりにがんばってやりますかな。
女性の仕事が、かわいくて優しいのは、やはり、どちらかというと、弱いから。弱いものの耳には、愛の響きが届きやすい。細やかな愛の響きは、弱いからこそわかる。強いものは、できるから、愛の響きが、わかりにくい。
だからこの世界は、強いものだけでは、苦しすぎるのです。弱いものの力を借りなければ、すべてが壊れてしまう。
ときには、小さな弱いものの響きに、耳を傾けてみましょう。かすかな潮の声のように、なつかしい愛の響きが聞える。それを聞くと弱くなってしまうから、強いものは耳をふさいでしまいがちだけど。
愛は、かなり、強いですから。
ずっと耳をふさいでいると、とても困ったことになりますよ。