空腹感も限界に近付いてきたところで、お待ちかねのカリーが満を持しての登場です。本日はバイキングの桐店を選びました。
前回ここに立ち寄ったときには、双璧の一つであるポークがなかったばかりか、もう一つのチキンも「骨なし」などという格落ちのものにことわりなくすり替えられており、散々な目に遭いました。それに懲りて、以降は単品注文の信大前店を選んだわけなのですが、今回またしてもバイキングに走ったのは、腹を空かせるだけ空かせたためとにかく思い切りいただきたかったという理由によります。
もちろん、前回と同じ轍は踏みません。チキンが依然として「骨なし」かどうかは実際に飛び込まなければ分からないだけに、店先の品書きにポークがなければ、バイキングは避けた方が賢明です。そこで確認の結果、首尾よくポークの文字を発見。1260円の料金が、消費税分だけ上がって1296円になっているのを併せて確認してから入店しました。ポークがなかったり、1300円に値上がりしていれば、おそらくいつも通り信大前店を選んでいたでしょう。
ここまで周到な準備の上で臨んだはずのバイキングでしたが、結果としては見事なまでに足をすくわれました。まず、チキンが相変わらず「骨なし」だったのは想定内としましょう。最大の誤算だったのは、どういうわけかポークがなかったことですorz
実は、もともと一時間少々前に通りがかったとき、店が混雑して待ち客が出ているのを見て、先に城山公園を回ったのです。そのときに確認して安心しきっていたところが、実は同じ日でも時間によって品が替わるのかもしれません。そうではなく単なる見間違いだとしたら、とんでもない失策ということになるのですが。ともかくバイキングでは、あろうことか二回続けてチキンとポークの二枚看板をいずれも欠くという、まことに痛い結果となってしまいました。
とはいえ、収穫が一切なかったわけではありません。まず分かったのは、骨なしチキンが冴えないのは肉がパサパサしているせいで、ルーの出来には大差がないということです。つまり、肉を控えめにしてルーを味わうつもりでいれば、この品もそれほど悪くはないということになります。そして最大の収穫は、今まで地味な印象のあったビーフに、シナモンの風味を効かせた大きな角切り肉が大量に入っており、これがポークにも引けをとらない味だったことです。二回続けて惨敗で終わろうとしていた中、この品があってくれたのはせめてもの救いでした。レッドカリーも安定したおいしさで、今回はチキン、ビーフと合わせた三品をひたすら食して終了です。
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メーヤウ桐店
松本市桐1-2-35 コマツプラザ
0263-33-6504
1130AM-2030PM(LO)水曜定休