日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

花見の旅in信州 2014Part2 二日目

2014-04-20 22:13:23 | 甲信越
全行程終了です。河原の駐車場にこの時間まで残ったのは我が相棒のみ。小雨に打たれ、最後の夜桜は淋しげでした。しかしこんな終わり方も悪くはありません。
復路は四日前と同じ経路を走ります。出発時刻もほぼ同じとはいえ、日帰りの強行軍で疲労困憊だったそのときとは状態がまるで違います。今日は終始自分のペースを保って帰れそうです。次は帰着後にお会いしましょう…
コメント

花見の旅in信州 2014Part2 二日目

2014-04-20 21:45:38 | 甲信越
名残は尽きませんが、そろそろ別れの時間です。最後はいつものごとく、白兎橋の下から桜を見上げます。
一時は悪天候が予想され、平日の日帰り一回限りになるかと思われた信州での花見でしたが、土壇場の逆転劇により、今年も三日をあてることができました。終始満開かつ快晴とまではいかず、積み残しになった部分も多々あったものの、満開の最盛期から散り際にかけてという最高の時期に重なり、総じて好天にも恵まれたという点では非常によい旅でした。最後まで楽しませてくれたことに感謝します。また来年…
コメント

花見の旅in信州 2014Part2 二日目

2014-04-20 20:58:34 | 甲信越
行き交う人もほとんどない石段を登って高遠城址に入り、只今南端の法幢院曲輪にたどり着きました。雨は相変わらずながらも、大半の時間で傘をささずに歩いています。この程度で持ちこたえてくれたのは幸いでした。
今季初めて訪れてから四日が経ち、そのとき満開だった桜もさすがに散ってくるかと思いきや、まだ大半の桜が満開に近い状況です。四日間滞在した去年も、初日から最終日までほぼ満開のまま持ちこたえたという記憶があります。高遠の桜の粘り腰は大したものです。
日曜なのに加えてこの雨のせいもあるのか、園内は平日だった水曜よりもはるかに閑散としています。去年も最終日はかなり淋しげだった記憶があるものの、今夜はそのとき以上の閑散ぶりです。露店はことごとく早じまいして、まだ開いているのは片手で勘定できる数にすぎません。普段なら人だかりができそうな場所に、人っ子一人いないという場面も度々出現しています。今夜はそんな光景を中心にシャッターを切りました。絵柄にすれば数枚とはいえ、今夜でなければ撮れない淋しげな光景を写し止めることができたのですから、再訪した甲斐はありました。
これで園内を一通り回ったため、あとは撮る目的なしに名残を惜しむだけです。三十分ほど滞在し、消灯までわずかばかりの時間を残して切り上げます。
コメント

花見の旅in信州 2014Part2 二日目

2014-04-20 19:44:36 | 甲信越
高遠に着きました。伊北ICで中央道を下りて153号線のバイパスを下り、そこから県道で伊那市街を短絡するという経路が思った以上に合理的で、想定よりも早い到着となりました。これなら心ゆくまで名残を惜しんで締めくくることができるでしょう。
一方、想定よりも悪い方向に振れてしまったのが天候です。日没前後の強い風こそ止んだものの、雨は一瞬たりとも止むことなく降り続けています。雨の中の夜桜といえば、思い出すのは一昨年ですが、本降りで手の施しようがなかったその時と違い、今回は短時間なら傘も要らない程度の小雨なのが不幸中の幸いです。傘を差しながらではできることも限られるため、今夜は撮影を最小限にとどめ、しみじみ名残を惜しむことを主題にします。
コメント

花見の旅in信州 2014Part2 二日目

2014-04-20 18:16:28 | 甲信越
辺りが暗くなってきたところで桜並木に別れを告げ、最終目的地に向かって移動を開始します。行先はもちろん高遠です。
高遠の夜桜は毎年眺めており、今年も既に一回眺めていることからすれば、今回は趣向を変えて小諸の懐古園にするのも悪くはありません。これなら経路上無駄なく帰れる上に、高遠より一時間遅い11時まで滞在できるという利点もあります。しかし、結論としては当初の予定通り高遠へ行くことにしました。
上記の通り、理屈で考えれば小諸へ行くべきところではあるのです。それでも馬鹿の一つ覚えに走るのは、十年来通い続けたことからくる思い入れ以外の何物でもありません。三日にわたりなじみの深い名所を訪ね歩いておきながら、最後だけが初見となる小諸では、終わり方としても美しくはないでしょう。出発前は、まず小諸へ行くか高遠へ行くかで大いに葛藤したのに対し、高遠で最後を飾るという選択には比較的迷いがありませんでした。
去年と同様、ここから松本ICに移動して高速を飛ばし、伊那から高遠へ直行します。高速道の前後を入れると、到着は八時前後になるでしょう。名残を惜しむには必要にして十分な時間です。それまでにこの雨が上がってくれるとよいのですが。
コメント

花見の旅in信州 2014Part2 二日目

2014-04-20 18:00:31 | 甲信越
日帰りの強行軍を含む、三日にわたる信州への花見の旅にも仕舞いの時が近付いてきました。日没までの残り時間で訪ねるのは、黒沢川の桜並木です。
四年前、何の事前情報もなくたまたま通りがかったこの桜並木が印象的で、昨年念願の再訪を果たし、今回はそれに続く三度目となります。前回ここで眺めた桜が、おぼろげな夕日に染まったこれまた印象的なものだったのに対し、あいにく今日の空はどんより曇ってしまい、そればかりか強風とともに小雨も降り出して、満開の桜も絵はなりません。一番絵になる西側の小道で記念撮影だけ済ませて今回は終了です。
とはいえ、強い風に吹かれながらも花がほとんど散らないのは、前回訪ねたときと全く同じで、その生命力に感銘を受けずにはいられません。ガイドブックに載るわけでもない、安曇野の名もなき桜並木とはいえ、自身にとってはひとかたならぬ思い入れのある場所です。日没間際のわずかな時間ながら、今年もこの桜並木に再会できたのは幸いでした。
コメント

花見の旅in信州 2014Part2 二日目

2014-04-20 16:37:48 | 甲信越
松本滞在の最後はアルプス公園で締めくくります。城山公園よりもさらに標高が上がったため、ソメイヨシノは今まさに満開です。それに加えて、枝垂桜の名木やエゾヤマザクラなどが山の斜面に咲き乱れる光景は、心ゆくまで眺めるならば二、三時間を要するでしょう。しかし、もともと曇りがちのところへ日が傾き出して、昨日の伊那公園と同様ほとんど絵にならないのが惜しまれます。
常念岳の山頂も、今日は雲に覆われ判然としません。この公園から眺める、青空に浮かんだ残雪の常念岳はまさに最高なのですが、どうやら今年は機会を逃すことになりそうです。来年こそ必ずお会いしましょう…
コメント

花見の旅in信州 2014Part2 二日目

2014-04-20 15:55:11 | 甲信越
続いては、これも松本の花見ではおなじみとなった護国神社を訪ねます。本殿の左後方に立つエドヒガンの枝垂桜は葉桜となりつつあるものの、ソメイヨシノはまだ十分見頃です。境内は決して広くはなく、桜の本数もさほど多くはないものの、一本一本の立ち姿が立派で、なおかつ境内の景観に溶け込んでいるのがここの桜のよいところです。
コメント

花見の旅in信州 2014Part2 二日目

2014-04-20 15:34:56 | 甲信越
腹を満たしたところで花見を再開します。続いて訪ねるのは松本美須々ヶ丘高校の桜並木です。二月に訪ねたときには雪に埋もれていたこの桜並木が、今は花吹雪を散らしています。やや見頃を過ぎた感はあるものの、枝振りにかけては松本城の桜よりも見事だけに、まだこれほどあるのかと思うほどの花が残っています。そんな桜の木々が、山を背にして奥から手前へ一直線に連なるという絵柄がよく、これからも春が来るたび再訪したいと思う場所の一つです。
コメント

花見の旅in信州 2014Part2 二日目

2014-04-20 15:08:59 | B級グルメ
空腹感も限界に近付いてきたところで、お待ちかねのカリーが満を持しての登場です。本日はバイキングの桐店を選びました。
前回ここに立ち寄ったときには、双璧の一つであるポークがなかったばかりか、もう一つのチキンも「骨なし」などという格落ちのものにことわりなくすり替えられており、散々な目に遭いました。それに懲りて、以降は単品注文の信大前店を選んだわけなのですが、今回またしてもバイキングに走ったのは、腹を空かせるだけ空かせたためとにかく思い切りいただきたかったという理由によります。
もちろん、前回と同じ轍は踏みません。チキンが依然として「骨なし」かどうかは実際に飛び込まなければ分からないだけに、店先の品書きにポークがなければ、バイキングは避けた方が賢明です。そこで確認の結果、首尾よくポークの文字を発見。1260円の料金が、消費税分だけ上がって1296円になっているのを併せて確認してから入店しました。ポークがなかったり、1300円に値上がりしていれば、おそらくいつも通り信大前店を選んでいたでしょう。

ここまで周到な準備の上で臨んだはずのバイキングでしたが、結果としては見事なまでに足をすくわれました。まず、チキンが相変わらず「骨なし」だったのは想定内としましょう。最大の誤算だったのは、どういうわけかポークがなかったことですorz
実は、もともと一時間少々前に通りがかったとき、店が混雑して待ち客が出ているのを見て、先に城山公園を回ったのです。そのときに確認して安心しきっていたところが、実は同じ日でも時間によって品が替わるのかもしれません。そうではなく単なる見間違いだとしたら、とんでもない失策ということになるのですが。ともかくバイキングでは、あろうことか二回続けてチキンとポークの二枚看板をいずれも欠くという、まことに痛い結果となってしまいました。
とはいえ、収穫が一切なかったわけではありません。まず分かったのは、骨なしチキンが冴えないのは肉がパサパサしているせいで、ルーの出来には大差がないということです。つまり、肉を控えめにしてルーを味わうつもりでいれば、この品もそれほど悪くはないということになります。そして最大の収穫は、今まで地味な印象のあったビーフに、シナモンの風味を効かせた大きな角切り肉が大量に入っており、これがポークにも引けをとらない味だったことです。二回続けて惨敗で終わろうとしていた中、この品があってくれたのはせめてもの救いでした。レッドカリーも安定したおいしさで、今回はチキン、ビーフと合わせた三品をひたすら食して終了です。

メーヤウ桐店
松本市桐1-2-35 コマツプラザ
0263-33-6504
1130AM-2030PM(LO)水曜定休
コメント

花見の旅in信州 2014Part2 二日目

2014-04-20 14:11:54 | 甲信越
市内屈指の花見の名所、城山公園を訪ねます。去年は駐車場に入れないほど混み合っており素通りせざるを得なかったため、花見では実質三年ぶりの再訪となります。
見頃を過ぎた感のあった松本城と違い、ここの桜は散り際ながらも十分見頃で、木によっては満開といっても差し支えありません。ここもかつて満開かつ快晴という条件で訪ねたため、そのときと比べては元も子もないものの、今回は華麗な花吹雪などもあって、これはこれで十分見事な桜です。
久方ぶりに訪ねて思うのは、桜の密集度に関する限り、アルプス公園よりもここの方が上だということです。数ばかりが桜ではないとはいえ、芝地に桜が林立している様子などが様になっているのです。そんな芝地で地元客が花見に興じるという雰囲気もまた好ましいものがあります。
コメント

花見の旅in信州 2014Part2 二日目

2014-04-20 12:55:34 | 甲信越
松本での楽しみの一つとして湧水があります。今回はそれらの中でも自身とりわけ心惹かれる「鯛萬の井戸」に立ち寄ります。
日頃歩いている呑み屋街から東に少し離れた、通称裏町と呼ばれる一帯は、狭い路地にスナックが密集する文字通りの裏町です。その一角にある薄暗い小路を抜けると突如小公園が現れ、石造の槽から清水が湧き出ています。いわば異空間とでもいうべき意外性と、行き交う人もほとんどない静かな路地裏の雰囲気がよいのです。
コメント

花見の旅in信州 2014Part2 二日目

2014-04-20 12:50:02 | 甲信越
お約束の松本城を訪ねます。ありがたいことに、空が再び明るくなって、時折日も差すようになってきました。もっとも、過去には満開かつ晴天という状況も経験している以上、散り際で曇りがちの今回、それを超えるものを期待することはできません。石垣の上の桜を右手前に、天守を左奥に望むお立ち台で記念撮影だけ済ませて、早々に退散します。
コメント

花見の旅in信州 2014Part2 二日目

2014-04-20 12:21:59 | 酒屋
続いて立ち寄るのはこれも毎度おなじみ中島酒店です。有名どころをあえて避けた、知る人ぞ知る信州の地酒が並ぶ中、今回目に止まったのは小布施酒造のSoggaと、「高天」なる見慣れない諏訪の地酒です。何となれば二本購入するにもやぶさかではないものの、先日伊那で二本、今日も松本で一本買い求めており、来週末は会津で相当数の酒を買い込むことが予想されるため、一本に絞らざるを得ません。ならば答えは明快、南信に敬意を表して前者を選択します。

★中島酒店
松本市中央1-3-7 セントラルビル1F
0263-32-1158
900AM-1900PM(第三木曜定休)
コメント

花見の旅in信州 2014Part2 二日目

2014-04-20 11:50:46 | 甲信越
終始期待を上回る形で推移してきた今週末の天候ですが、にわかに雲行きが怪しくなってきました。これまで薄日が差していたのが次第に暗くなり、雨が一粒二粒落ちてきたのです。改めて天気予報を確認しても、今日中に雨が降るという情報はないため、少なくとも本降りにはならないと思うのですが。
それより驚くのが今日の気温です。10度という数字以上に肌寒いのは昨日と同じで、長袖を二枚着込みましたが、車内に戻るとかなり暖かく、少なくとも車内では半袖でも十分に感じられます。日差しもないのにこれほど暖かくなるのは、それだけ紫外線が強いからなのでしょう。季節が進んだことを実感する出来事です。
コメント