日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

東北一周花見の旅 2014前夜

2014-04-25 22:59:43 | 旅日記
幸いにして、土壇場で突発的な事態が起こることもなく、明日から四日の日程で出発できることになりました。
今のところ、ある程度読めるのは明日明後日の行動だけです。例年通り夏井の千本桜を振り出しにして、中通りの古木を訪ね歩き、日が暮れ次第会津に移動して、鶴ヶ城で夜桜を見物するという流れになるかと思います。翌日は、朝から半日あるいはそれ以上を注ぎ込んで鶴ヶ城を一周し、かなりの確率で会津に連泊となるでしょう。
去年は夏井の千本桜が散り始め、古木がさらに散っており、鶴ヶ城の桜が散りかけながらもまだ見頃といった状況でした。それが今年は、夏井がまさに満開、鶴ヶ城が今日から散り始めたところで、開花状況としては理想的です。明日明後日は好天が予想されており、まずは幸先のよい幕開けとなりそうです。

ここまではよいのですが、問題なのはその先です。会津に二泊ということになると、三日目は米沢泊が濃厚となります。この場合、連休前半に岩手まで駒を進めるという構想を実現するには、米沢から仙台を経て東北道で北上するという大移動を、最終日の一日に詰め込まなければなりません。しかしながら、烏帽子山に置賜のさくら回廊など、ゆうに一日消費する名所が沿道には多々あり、新緑の時期を迎えた仙台も、これに負けず劣らず捨てがたいものがあります。それだけに、岩手まで到達するのはあくまで「努力目標」であり、実現の可能性としては五分以下と見込んでいます。無理して先を急ぐより、仙台あたりを一時帰京の起点にするのも一案のような気がしてきました。
もっとも、最終日は悪天候が予想されているため、粛々と移動すれば思いの外距離を稼げるかもしれません。一人旅の身軽さを生かして、臨機応変に動きます。
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