日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

花見の旅in信州 2013四日目

2013-04-14 22:07:43 | 甲信越
河原に下りて全行程終了です。駐車場に残った車は我が相棒を含めて四台、つまり初日以上に空いています。時間が経てば経つほど見物客が引けてくるのが日曜の晩ならではでした。行きも帰りも石段を行くのは自分一人、土曜を除けば終始適度な人出の中、四日にわたり心行くまで高遠の桜を眺めることができ、もう何も思い残すことはありません。満足感と余韻に浸りながら帰路につきます。また来年…
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花見の旅in信州 2013四日目

2013-04-14 21:19:01 | 甲信越
大トリはもちろん法幢院曲輪の桜で締めくくります。一時止んでいた風が再び吹き出し、見上げるような大木が風に揺れてさざめいています。過去何度となく高遠を訪ねた中でも、こんな別れ際は初めてかもしれません。
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花見の旅in信州 2013四日目

2013-04-14 20:53:00 | 甲信越
行き交う人もまばらな三の丸をひとしきり散策してから園内に入りました。うっとうしいほど混雑しているわけでもなければ、拍子抜けするほど閑散としているわけでもなく、予想通りの実に適度な人出です。先ほどまでの強風が収まり、園内には心地のよい夜風が吹いています。高遠の夜桜も道中三度目となるだけに、今更何を撮るというわけでもありません。ベンチに腰掛けこの夜風を受けつつ、 しばし名残を惜しみます。
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花見の旅in信州 2013四日目

2013-04-14 20:35:53 | 甲信越
高遠城址に着きました。数自慢は好みませんが、この石段を上がるのも、道中を通じて昼二回と夜三回の都合五回目です。しかし、これまでは一気に上がった石段を、今回は何度か休みながら上りました。四日間歩き続けて、足腰の疲労も限界ということです。しかし疲れたと泣き言をいうつもりはなく、むしろこれほどまで燃焼できたことに感謝しています。
昨日今日の陽気にもかかわらず、桜は今なお満開です。最後を飾るにふさわしい夜桜になりそうです。
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花見の旅in信州 2013四日目

2013-04-14 20:21:51 | 甲信越
信州の桜を訪ね歩いた四日間の旅もいよいよ打ち止め、最後を飾るのはもちろん真打ちの高遠城址です。河原の駐車場は一昨日並みの適度な入りになっています。ということは、園内も同じく適度に賑わっているのでしょうか。今から城址に上がり、消灯まで20分ほど残して切り上げるとすれば、実質的な持ち時間は1時間少々です。名残を惜しむには長からず短からずちょうどよいでしょう。
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花見の旅in信州 2013四日目

2013-04-14 19:51:23 | 甲信越
さらに寄り道して伊那公園を訪ねます。時間が押してくるのは承知していながらも、回り道が必要な春日城跡と違い、こちらはICから高遠までの経路上にあり、移動距離に一切ロスがないため、別れの挨拶代わりに立ち寄った次第です。
一昨日訪ねたときには閑古鳥が鳴いていたこの公園ですが、日曜ということもあってか露店はそれなりに賑わい、外では大勢の子供たちが遊び回っています。しかし、賑わっているとはいっても、これだけ入ればどうにか商売が成り立つだろうといった程度でしかなく、冷たい風が吹きすさぶ公園はやはり淋しげです。 もっとも、このささやかさが伊那公園の身上だと思えば、これはこれで悪くないのかもしれません。行き交う人もまばらな公園の片隅で、桜の木々に囲まれたD51に別れを告げます。また来年…
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花見の旅in信州 2013四日目

2013-04-14 19:12:19 | B級グルメ
悠長にカリーをいただく時間はないとしても、腹が減っては戦ができません。高速を下りたところで腹ごしらえを済ませます。手早く済ませるならすき家が最善のところ、少々気になる店がすぐ近くにあったためこちらを選択。その店とは南信の風物詩「テンホウ」です。
信州土着の外食チェーンと言えば、まず思いつくのは「ラーメン大学」ですが、「8番らーめん」を彷彿させるラーメン大学に対し、オープンキッチンを据え付けたこちらの店は、ズバリ「王将」に通ずるものがあります。人気No.2だというその名も「定食」は、野菜炒め、餃子、温泉玉子にお新香と中華スープの組み合わせで680円也。餃子は良くも悪くもチェーンの餃子といった味わいながら、野菜炒めはそこそこいけます。もちろん値段相応のおいしさですが、それはまあそれとして…

★テンホウ 伊那北店
伊那市水神町216-2
0265-72-8522
1100AM-1500PM/1730PM-2200PM
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花見の旅in信州 2013四日目

2013-04-14 18:03:16 | 甲信越
名残は尽きないものの、18時を一区切りにして先を目指します。思案の末、旅の終わりは高遠の夜桜で締めくくることにしました。やはり、桜を観に来たからにはカリーどころではないでしょう。幸いにして松本ICが近いため、今から出れば前後の移動を含めても八時前には着き、名残を惜しむには必要にして十分な時間が確保できそうです。
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花見の旅in信州 2013四日目

2013-04-14 17:40:52 | 甲信越
夕日が山の向こうに隠れたところで、記念撮影して昼の部は終了です。「早春賦の碑」が建つ穂高川の堤にも行きたかったとはいえ、かくも印象的な桜が眺められたのですから、これでもう十分です。あたりがすっかり暗くなるまであと一時間、しばらくこの場所で余韻に浸ります。
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花見の旅in信州 2013四日目

2013-04-14 16:45:16 | 甲信越
三年前に一度訪ねただけの桜並木でしたが、再訪して少しずつ記憶が甦ってきました。川は北アルプスを背にして西から東へ流れ、桜並木が途切れたところで北へと向きを変えること、1kmほどの間に橋が三本架かり、その間の両岸が桜並木になっていること、遊歩道も何もなく、ただ堤の上に桜が並んでいることなどです。見物客が訪れるという前提できれいに剪定された桜というわけではなく、堤の下に工場が建ったり、送電線が桜並木の中央を横切ったりしており、このあたりが今ひとつ名所たり得ない理由なのかもしれません。しかし、この何気ない感じが安曇野らしくてよいのです。
とりわけ秀逸なのが、西へ向かって二本目の橋を過ぎた右側の岸です。それまで背丈以上の高さだった堤は、脇の小道とほぼ同じ高さに下がり、その一方で桜の木々は高く立派になって、小道に沿って桜並木が続くという眺めに変わります。そして、桜の木々は弱い夕日を浴びて茜色に染まり、強い風を受けながらも今が盛りと咲き誇っています。行き交う人も車もなく、聞こえてくるのは小鳥のさえずりと木々が風にそよぐ音だけです。来てよかったと心から実感する、四日間の旅の最後を飾るにふさわしい光景でした。
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花見の旅in信州 2013四日目

2013-04-14 15:52:25 | 東北
黒沢川の畔に着きました。松本市街から西へ進んで北上すると、車窓の左手に見事な桜並木が表れるという展開は、忘れかけていた三年前の光景そのものでした。五分咲きから満開へさしかかろうとしているところも、やや曇りがちで薄日が差す午後ということも当時と同じです。日は少しずつ傾いて、今から欲張っても行ける場所は自ずと限られます。ともかく今は時間の許す限りこの桜並木を眺め、もし時間が余れば穂高まで足を延ばすといった展開になりそうです。少なくとも日没を安曇野で迎えることだけは確実になりました。
ちなみに、16GBのメモリカードが一杯になったため、ここで予備のカードに交換します。一回の旅でカードを使い切ったのは、九州を旅した昨年の秋以来です。それも、清々しい秋晴れが来る日も来る日も続き、九日間にわたって慌ただしくシャッターを切り続けた上でのことでした。それが今回四日も経たないうちに使い切る結果となったのは、桜がそれだけ見事だったということでもあります。
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花見の旅in信州 2013四日目

2013-04-14 15:23:50 | 甲信越
なじみの場所をひたすらめぐり、地図の出番が一度もなかった今回の旅ですが、ここで出発以来初めて地図を開きました。行き先は安曇野の黒沢川です。
三年前、松本市内で花見をした後、次なる場所を探して何のあてもないまま安曇野を走っていたとき、車窓に飛び込んできたのが川沿いに続く見事な桜並木でした。訪れる人もまばらな、どこにでもある桜並木のようにも見えながら、北アルプスを背にした佇まいには情緒があり、延々二時間半も滞在してしまったという思い出の残る場所でもあります。その後二年続けて再訪の機会を逸し、当時の記憶もおぼろげになりかけたところで、今回ようやく宿願達成の機会がめぐってきました。自分の中では、今回松本の桜以上に再訪したかった場所の一つです。当時の記憶をたどりつつ車を走らせます。
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花見の旅in信州 2013四日目

2013-04-14 15:14:20 | 甲信越
アルプス公園に続いてお約束の城山公園を訪ねようとしたところが、駐車場はもとより路上駐車の余地もなし。市街を望む芝生の斜面にシートを敷いて花見ができ、露店が出てぼんぼりも灯る園内は、まさに正統派の名所といった感があり、加えて松本城で散り始めた桜がここではまだ見頃ということで、今日はとりわけ賑わっているのでしょう。時間が押してきたこともあり、今回は縁がなかったものと諦めて、市街から園内へと咲き上がる桜並木だけをカメラに収めて切り上げます。
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花見の旅in信州 2013四日目

2013-04-14 14:38:46 | 甲信越
再び新発見です。駐車場へ戻る順路を左にそれると、東側の斜面が桜で埋め尽くされているのが見えてきました。より正確には「埋め尽くされる」というほどのものではなく、斜面に開かれたマレットゴルフ場なる施設に沿って桜の木が植えられているといった程度のものながら、遠目に見ると麓の市街からここまでが一面桜色の絨毯に覆われているかのようです。
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花見の旅in信州 2013四日目

2013-04-14 14:24:09 | 甲信越
例によって常念岳を真正面に望むお立ち台まで移動してきました。やや奥にある花見ができる広場へ人々が流れたか、今日は普段に比べて明らかに閑散としています。しかし、このお立ち台にも少ないながら桜が植えられ、花見ができないことはありません。桜の木の下にはおあつらえ向きのテーブルとベンチが。ここに腰掛け、常念岳と桜を観ながら弁当を広げれば最高ではないでしょうか。
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