日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

花見の旅in信州 2014Part2 二日目

2014-04-20 11:36:23 | 酒屋
MOSのすぐ隣にあるのが毎度おなじみ山崎精一商店です。去年の花見の際に立ち寄ったときと同様、今回は伊那に敬意を表して、辰野の地酒「夜明け前」を買い求めます。

★山崎精一商店
松本市元町1-8-17
0263-32-0020
平日900AM-2000PM
日祝日1000AM-1800PM
火曜定休
コメント

花見の旅in信州 2014Part2 二日目

2014-04-20 10:21:37 | MOS
松本での活動を紋切り型と申しましたが、今回はいきなり趣向を変え、まずは朝食がてらMOSに立ち寄ります。
従来松本での飲み食いというと、11時半の開店と同時にカリーをいただき、朝昼兼用とするのが常でした。しかし二月に立ち寄ったとき、遅めの時間に入った方が、開店直後よりもむしろ空いているという事実に今更気付きました。そこで今回はまず朝食をとり、その分カリーを遅めの時間に回そうというわけです。
もう一つの目的は表敬訪問にあります。過去数え切れないほどの回数にわたって松本を訪ねておきながら、このMOSをことごとく素通りしてきたのは、遠い昔に行っており、改めて行く必要性を感じないからでした。会津喜多方店のような、昔の造りをそのまま残した店舗ならともかく、緑モスに全面改装されたこの店舗には、わざわざ立ち寄る誘因が働かなかったのです。それにもかかわらず今回再訪を思い立ったのは、一つには宿の至近だったという事情があります。しかし真の理由は、当地で二十年来営業していることに対する敬意を表すためです。
全国に千五百軒前後という店舗数は、自分がこの道に入った二昔前と比べてもそれほど変わりません。しかし、その間店舗は絶えず興亡を繰り返しており、自分が訪ね歩いた店舗も少なからぬ割合が過去帳入りしています。信州でも浮き沈みの激しいこの業態において、二十年営業し続けるのは思った以上に困難なのです。そんな偉業を成し遂げたこの店舗に敬意を表するとともに、長年の無沙汰を詫びるのが、今回立ち寄った目的に他なりません。
店内は緑モスがまだ高級路線のモデル店舗だった頃の典型的な創りをしており、趣味的には特にどうというものではありません。しかし、切妻で奥手に長い建物は、MOSの店舗が一軒一軒周到に設計されていた頃の面影を残しており、その店舗とドライブスルー、駐車場を台形の変則的な敷地に詰め込む工夫の跡にも一見の価値があります。さらに今回は、この時期しか眺められない光景が。道路沿いのポール看板とともに、一本桜が立っているのです。今回訪ねてよかったと、しみじみ思う光景でした。

モスバーガー松本横田店
松本市元町2-1-16
0263-32-0077
700AM-2400PM
第652号
コメント

花見の旅in信州 2014Part2 二日目

2014-04-20 09:41:43 | 甲信越
出発します。昨晩世話になったのは横田温泉の「ホテル末広」でした。花見の時期だからなのか、それとも他に理由があるのか、今回は松本の宿が非常に混んでおり、駅前と中心街の宿に全く空きがない状況でした。そんな中、去年のお盆も世話になったこの宿に空きがあったため、迷わず選んだ次第です。
繰り返す通り、施設にはかなり年季が入っており、それなりの割り切りは必要です。手拭いと浴衣を省略した素泊まりが四千円台後半という料金も、京都の「ホテル杉長」が同内容で四千円を切ることを考えると、必ずしも格安とまでは言い切れません。しかし、住宅街の中に商人宿のような古びた宿が数軒散らばるという、浅間温泉とは全く違う寂れた雰囲気は、自分の好みとするところです。呑み屋街まで徒歩二十分の道のりも、松本の古い市街や女鳥羽川に沿って歩けばよい散策になります。そんな美点があるからこそ再び宿をとったのであり、やむなく泊まったわけではないということを明言しておきましょう。
コメント

花見の旅in信州 2014Part2 二日目

2014-04-20 09:19:37 | 甲信越
おはようございます。松本市街は昨夜に引き続いて薄ら寒く、布団から出るのが少々億劫になるほどでした。しかし、花冷えというのも趣があってよいものです。今季はそんな場面が全くなかっただけに、今回は貴重な体験となりました。
現在のところ、外は薄日が差すそれなりの天候です。昨日にしても今日にしても、天候が予報より上振れしてくれたのは助かります。昨日の時点では、雨さえ降らなければよかろうと割り切っていたところが、これなら花見もそれなりに楽しめるのではないでしょうか。
松本に泊まった翌日の行動は、見事なまでの紋切り型です。松本城と酒屋に寄って、湧水を汲むなどしてから昼にカリーをいただき、午後はアルプス公園などに立ち寄った後、安曇野に移動して日没を迎えるというのが一般的な流れで、今回もおおむねそのような展開が予想されます。日没後は雨が降らない限り高遠に戻って、夜桜見物で締めくくる予定です。
コメント