さくらさく 2014(6)

午前中に雨が止み、昼から晴れ出すという天気予報がおおむね的中。昼休みを束の間の花見に費やした後、ボート場が閉まるのを見計らって千鳥ヶ淵に乗り込み、一昨日発見したお立ち台で夜桜を撮影してから露店で一杯引っかけて終了となりました。
ある程度予想できたこととはいえ、濠の両側に夜桜、正面には東京タワーが浮かび上がるという光景は、夜にはなおさら絵になります。当然ながら混みようも半端ではなく、ボート場の上のお立ち台の比ではありません。とはいえ、この場所が来年以降も更地のまま残るかどうかは何ともいえず、今年限りの光景となる可能性もあるだけに、どうにか見頃のうちに撮影できたのは幸いでした。
朝、昼、晩と細切れの時間をやり繰りしてきた五日間でしたが、明日は今季初めて心置きなく花見ができます。予報によれば、晴天が続くのは明日の前半までです。もっとも、午後は見物客が増えすぎて収拾がつかなくなるのが常であり、前半が勝負という点については想定の範囲内ではあります。花散らしの雨に二晩打たれ続け、さらに今日は雨上がりの強風にも吹かれて、都内の桜もいよいよ見納めが近付いてきました。残りわずかな時間ではありますが、できる限りの早起きをして臨みます。