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ルビーの森

京都三条と銀座並木通りにある、ミャンマー産無処理で美しいルビー専門店。鉱山から一貫したトレーサビリティーを実現。

ルビーの個性

2011年02月11日 23時25分34秒 | 宝物

ミャンマー最北部のルビー鉱山「Nam-ya]の

ワブー鉱区でイエッチョー君が見つけた

1.03ctの大きなルビーです。

日本で通関作業が終わったら、京都三条本店

で一つづつ木製のケースに入れられて、保管

されます。

このルビーは、少し歪んでいるのですが、

これが、愛嬌があっていいのです。

何しろ、箱から出せば、この表情です。

そして、ルーペで中をのぞくと、

Nam-ya鉱山らしい繊細なシルクインクルージョン

が薄らと見えます。

このシルクインクルージョン(針状のルチルの結晶)

のお陰で、赤色がやさしく輝きます。

素晴らしいルビーです。


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2011年02月11日 08時23分02秒 | 宝物

宝石は「美しく」「希少で」「経年変化のないモノ」

です。

そういう、「宝石を見る厳しい眼」で鉱区に入ると

昔から「宝探し」をしてきた人の気持ちがよく分かります。

写真は、一か月間で私たちの鉱区で出たモノですが、

無処理で美しいルビー(Gems)と呼ばれるモノは、

一つでした。

真ん中の方↓ の一つ。原石で1ctぐらいです。

勿論、掘る場所によって若干の違いはありますが、

こんなモノです。

無処理で美しいルビーの原石の希少性は

皆さんの想像を遥かに超えていると思います。

「宝の石」だということが伝われば、現場の

スタッフも嬉しいのです。


現地の民族衣装で行動すると…

2011年02月10日 14時42分32秒 | 海外旅行記

写真は、ヤンゴンでのこと。

日本からやってきた観光客の方に、丁寧に

ミャンマーの民族衣装の着方を教えている

現地のおじさんです。

ミャンマーでは、「ロンジー」という民族

衣装があり、公式行事では皆さんロンジーを

着て行きます。

私も現地に居る時はいつもロンジーで

行動しています。

日本人とビルマ族(ミャンマー人で一番人口が

多い部族)とはよく似ているので、

現地の人も、日本語を話さないと分からい見たい

です。

現地の恰好で歩いていると、ネクタイをしている

時と人々の表情が違いがあり、私は自分が、

民族衣装を着ている時の方が、心地いいのです。


ただ、驚きました

2011年02月09日 23時31分14秒 | 海外旅行記

先ほどの話です。

ミャンマーのヤンゴンへ向かう途中、

バンコク空港の免税店でおみやげを

見ていて、レジで、

待ち合わせもしていないのに…

モリスミャンマーのパートナーの

イエットさんに、バッタリと会いました。

今回は、特に時間調整もしていない

ですし、イエットさんは、違う仕事で

タイランドへ行った帰りですし、

スワナプーム空港もかなり大きくて、

待ち合わせしても会えるものでは

ないのに、突然、目の前に現れるとは

驚きです。

お互いに、「ビビったね~」と盛り上がり

ました。


Mori's Ruby

2011年02月09日 06時54分34秒 | 宝物


 

雑誌「ナイルスナイル」に記載された

モリスルビーを見て、

「キレイに撮っていただいてありがとう」

と素直に思えました。

カメラマン、雑誌社さんの気持ちが伝わって

来ます。

鉱山で「宝探し」するスタッフ、

原石を「運ぶ」スタッフ(簡単ではありません)、

原石を「分ける」スタッフ、

原石を「カット研磨」するスタッフ、

カット研磨したルビーを鑑別するスタッフ、

内包物をチェックして、写真を撮り、保証書を

つくるスタッフ、

日本へ輸出するスタッフ、

そして、日本で活躍するスタッフはじめ、

腕の立つジュエリーの職人さんたち、

そして、今回の素晴らしい写真を撮影して

頂いたカメラマンとコーディネーターの方、

そして、ナイルスナイルの雑誌社さん。

この1ページが、それぞれの範囲で最高の仕事

をして頂いたから、モリスのジュエリーが

できました。

その、それぞれの仕事が、一つ一つたいへんで、

現場の心に支えられたモリスルビー。

ルビーしても幸せものだと、思います。

 


人間はなれる動物?

2011年02月08日 23時33分15秒 | 今日の出来事

先ほど、羽田空港に到着したら…

「あたたかい」のです。

人間とは、慣れの動物ですね。

今朝、青森に到着した時には、

「寒~」であったのに、

帰るころには、普通に感じて、

羽田に着いたら、あたたかく感じる。

同じ人間なのに不思議な事です。

明日は、ミャンマー…

気温差40度ぐらいあるかも知れません。

 


寒いけど温かい青森

2011年02月08日 19時32分04秒 | 今日の出来事

今日は、青森県のモリスブライダル特約店の

「金正堂」さんにお邪魔しました。

温かい社員さんの雰囲気にビックリしましたが、

しかし、外に出ると…寒い。

今年は、最高気温でも0度に達しない日がとても

多いとのこと。

東北の方が我慢強い訳が何となくわかりました。

我慢強くないと、生きていけないかも。

だから、社員さんの雰囲気が更に温かいのです。


昔は全部ルビーだったのです

2011年02月08日 07時19分40秒 | 宝物

赤い石が、ずらりと並んでいますが、どれも美しい

ですね。

さて、どれがルビーでしょうか?

右側から…

1)人工合成ルビー

2)ガーネット

3)ルビー(天然無処理)

4)スピネル

5)ルビー(加熱処理をしたもの)

答えは真ん中のすこし紫味を帯びた石が

天然無処理で美しいルビーでした。

宝石学が発達するまでは、スピネルとルビー

が混同されたりしていましたが、

元々、ルビーの語源が、旧ラテン語の

ルビウス=赤ですから、納得です。


人類の最も古いルビー色

2011年02月06日 21時17分08秒 | 宝物

色のお話ですが、ルビー色=赤色は、

人類が最初に使った色です。

人類最古の壁画といわれるショーヴェ

洞窟の壁画では、3万2千年前の旧石器

時代、炭以外の色はなかったのですが、

レッドオーカーという赤土を焼いて

赤い顔料を作っていたそうです。

どうしても赤色が欲しかったようですが、

どうやらこれが人類最古の顔料なのだ

そうです。

という訳で、人類最古の色は、ルビー色

でした。

赤色とルビー色の関係?

ルビーとは、旧ラテン語で赤という意味です。

 


バレンタインデーらしい、お話

2011年02月06日 06時31分46秒 | 海外旅行記

カリフォルニア ワインの産地 ナパヴァレー

は、緑が美しく、美しい景色が広がっています。

最近では、25周年を迎え、新しく日本に紹介

される「マリリンワイン」とモリスルビーが

「赤と赤」のご縁でコラボしたり、

日本でもあちらこちらで見る、

「Robert Mondavi」ワイナリーのご近所の

ワイナリーのオーナーさんが、

モリスのお客様だったり…と、

色々とご縁があります。

ロバートモンダヴィワイナリーは、

観光名所にもなっています。(写真)


そこで、またバレンタインデーにぴったりの

画像を発見しました。

ワイナリーの壁に飾ってある「ひょうきん」な

絵は、ロバート氏の奥さんが自分で描いた絵だ

そうです。

ワインにかけるロバート氏に、

どデカいハートマークの自画像?を描いて

壁に張りました。

どうですか?

バレンタインデーにぴったりの話だと

思いました。


バレンタインデーはルビー色のハートで

2011年02月05日 18時51分24秒 | 宝物

2月14日バレンタインデーは、日本では、

女性が男性にチョコレートを贈る日ですが、

欧米では、女性から男性に何かを贈るとも

チョコレートであることも決まっていません。

ただ、男女が愛を誓う日であることには

変わりありません。

諸説は色々あるようで、ネットで調べると

古代ローマ時代から続く習慣だという説も。

さて、バレンタインデーといえば「ハート」

のマークです。

ハートマークは勿論「ルビー色」。

男性の皆様、バレンタインデーに、

好きな女性にチョコレートを頂いたら、

すかさず、ハートのルビーを贈ってみては

如何ですか?

 


日本文化の本質は…

2011年02月05日 13時02分25秒 | 宝物

孤篷庵に、茶道の面々が一堂に会して

法事が行われた時、芳心会の主宰、木村先生に

お連れいただきました。

昨年の11月でしょうか?

その時の「点心券」がスーツのポケットから

出てきました。

点心…

ウィキペディアから引用」
「点心」という名前は禅語『空心(すきばら)
に小食を点ずる』からきたという説や、
心に点をつけることから心に触れるものと
言う説がある。明確な定義はないが、
食事の間に少量の食物を食べることなので、
菓子や間食、軽食の類いは全て点心と呼ばれる。
引用ここまで」

上海にいった時に、よく点心といえば

チャイニーズダンブリング(焼売や餃子など)

の事を表わし、飲茶の時間にお茶と一緒に

出されるモノですが、日本へは、どうやら

室町時代に伝わって、独自の進化をしたよう

ですね。

茶道で頂く、お茶の飲み方も元々は中国伝来

だと聞いています。

何でも習ったあと、改良しながら次の世代に

伝えていくのが日本の文化だったりするかも

 


今年の学会で発表する準備を始めないと

2011年02月05日 07時50分30秒 | 宝物

 

写真は、昨年、名古屋大学を使って行われた

「日本宝石学会」です。

博士たちが集まって宝石学を深めていく

勉強会ですが、モリスは6年間、ジュエラー

として発表させて頂いております。

宝石が、経年変化が無く、世代を超えて

受け継がれていくものであるという

宝石の定義、価値観は、今の時代のもの

だけではなく、何千、何万年の人類の歴史が

作ってきたものです。

化学技術の研究が発達、進化した今こそ、

その技術を本当に希少価値が高いモノ

を見分けられる為に使う。

「宝石に携わるジュエラーが、その宝石をお持ちに

 なる方の利益を考えて、いい加減なモノを間違って

 お届けしないために研究を続ける」


恐らく、今研究していることは、すぐには仕事で

使えませんし、何かの説になるかどうかも分かり

ませんが、記録を残しつづけることは、もう残り

少なくなっている天然ルビーを扱わせていただく

者としての責任だと思っています。


すべてのモリスルビーは、ヤンゴンの

モリスルビー研究所でキチンと記録されています。