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ルビーの森

京都三条と銀座並木通りにある、ミャンマー産無処理で美しいルビー専門店。鉱山から一貫したトレーサビリティーを実現。

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2011年02月04日 19時26分04秒 | 宝物

写真は、鉱区で頑張るイエッチョー君が

ルビーを発見した時に撮影したものです。

もう嬉しくて、写真を何十枚も送ってきて

くれました。

 

天然無処理で美しいルビーは、とても希少

です。

想像してみて下さい。

深い山奥で何か月もこもって、あるかどうか

分からないルビーの原石を探し続けるのです。

何が、彼らを支えているのでしょうか?

写真は、北部の鉱山事務所ですが、壁には

お客様の顔写真がいっぱい飾ってあります。

ミヨテ部長が、山奥まで持って行っては貼って

くれています。写真に写って、ルビーが里帰り

するのです。

実は、彼らを支えているのは、

「俺たちの頑張りが人を幸せにしている」

ということです。

いつしか、モリスルビーは、鉱山で原石を

見つけた第一発見者が「お幸せに」とお祈り

する様になりました。

目には見えないのですが、モリスルビーは、

そういう宝石なのです。


ヘラクレスノットを女性の首に着けていたとしたら…ちょっとかわいそう

2011年02月04日 07時27分54秒 | 宝物

写真は、神戸市立博物館で開催されている

大英博物館 古代ギリシャ展のパンフレット

に載っていたヘラクレスノットの上に赤い

ガーネットを着けた冠の写真を見つけました。

「おッ、ルビーのジュエリーだ」と

パンフレットを手に取ってみました。

紀元前300年~280年の金製の冠は、

長さが28㎝。


ヘラクレスノット(結び目)は、

普通の結び方、いわゆる本結びです。

その強い結び目から、ギリシャ神話の英雄

ヘラクレスの名前を使ったといわれており、

その上に赤いガーネットが乗せられています。


18世紀にルビーの事を鉱物種「コランダム」

に限定する前は、ガーネットも、カーネリアン

も、またスピネルもルビーと呼ばれていたので

そういう意味では、ルビーの冠です。


気になったのは、どなたが着けていたか?

ということです。


この時代は、「頭にのせるもの」といえば、

天から認められたもの、要するに神様に認め

られたものと考えられていたようです。

そして、おでこの部分に赤い宝石がついていると

いうことは、それなりの身分の高い方がつけた

のではないでしょうか。

そして、28㎝という長さですが、女性の首まわり

ぐらいのサイズです。しかも金具の形状から

ひょっとして、女性のチョーカーだったかも、

と写真を見て感じました。
(ヘラクレスノットを首に着けられたとしたら
 その女性は、ちょっとかわいそうな気がしますが)

頭のてっぺんに、チョコンとのせていたとも

考えにくいので、何か別の装飾品の上から

着けるなどしたのかも知れません。


ゆっくりジョギングでも、長く続けると色々面白いことが…

2011年02月03日 07時47分30秒 | 今日の出来事

毎朝ジョギングをするのが、私の日課ですが、

走っているとフッと感じることがあります。


「30年前と比べ物にならないしんどいぞ、」っと。

走るペースに「こだわる」と大変苦しい展開に

なります。

しかし、逆に、ただ走っていると、色々な事を

感じて楽しいモノです。

例えば、「あれ、新しい種類の鴨がやってきたな」

とか、「もうすぐ梅のシーズンだな。。。」とか。


同じことをしているのに、

ペースにこだわると嫌になり、考えないで

ただ走ると、楽しくなる。


走りだすと、20分ぐらいすると、だんだんと

私の脳みそは、回転が遅くなります。
(いつも遅いとは、言われそうですが)

考えなくなったところぐらいから、

景色が見えるようになって、色々な事を

感じるようになります。

順番が決まっていて、「酸欠」になるころから

「感じるスイッチ」がオンになります。

 

皆さんも、是非一度、試して下さい。


ダイヤモンドとルビーの品質の見方は違います

2011年02月02日 23時36分32秒 | 宝物

ダイヤモンドは、産出量が多いので、

鑑定といって、そのダイヤモンドがどのくらいの

希少性を持っているのかを見極めるのが

一般的です。

キズが無く、白色で、いいカットがされていて

大きなサイズであるかどうかが大切です。

対して、ルビーは、無処理で美しいもので

あれば、存在そのものが珍しいので、

品質を見極める時の見方もダイヤモンドと

全く違います。

ダイヤモンドの場合は、内包物が入っていると

グレードを下げていきます。入っている場所に

も大きく影響されますが、ルビーの場合は、

内包物が入っていて当たり前です。

写真は、エリザベス テイラーさんのネックレス

のルビーですが、表面に傷が出てきています。

ハリウッドの大女優です。

勿論、最高のルビーの品質をお求めになる財力は

お持ちだと思います。

そういう方でも、ルビーの表面に亀裂が浮かんで

いるもので満足する。

そういう宝石がルビーです。

手元にやってくるだけでも凄い事なのです。

 


1584年の彼が感じていたこと

2011年02月02日 06時43分36秒 | 宝物

写真は、橋本コレクションから1854年の

ドイツの結婚指輪です。

Vergissmeinnicht ドイツ語で勿忘草

の頭文字をとってVGMNと勿忘草と握り合う

手がエナメルで描かれています。

勿忘草とは、語源由来辞書によると、

「引用ここから」
ドイツの悲話に、騎士ルドルフが恋人ベルタ
のためにドナウ河畔に咲くこの花を摘もうと
したが足を滑らせて水中に消え命を落とした。
その時にルドルフが言った「私を忘れないで」
という言葉をベルタは一生忘れず、この花を
髪に飾り続けたという伝説がある。
「引用ここまで」

という伝説が残っています。

結婚する女性に、このVGMNのリングを

贈った男性は、結婚を前に、気持ちを込めて

いたのでしょう。

420年前の話ですが、カップルの気持ちは、

今も昔も変わらないのですね。


モリス銀座サロンにもお気軽に

2011年02月01日 10時54分48秒 | 宝物

昨年の11月からモリスのルビーサロンが銀座5丁目

に出来ました。

東京地下鉄銀座線の銀座駅出口A2を

出て頂くと、このマークが見えます。

1-2階は、フランスのブランド

モーブッサンさんがありますので、

守衛さんがおられますが、

そのまま中に入ってエレベーターで

3階までいらして下さい。


ルビー鉱山での食事風景

2011年02月01日 06時28分12秒 | 海外旅行記

ナヤン(Nam-Ya)という村は近くにありますが、

それでも、歩くと何時間もかかるところに

鉱区はあります。


そんな鉱区事務所での食事風景です。

お米を食べるのは私たちと同じです、

ミャンマー版の納豆や、山菜など…

何か特別な時には、「豚」も食べます。

水道も電気もありません。

お米を炊く為に火をおこすところから

ですから、毎日キャンプそのものです。

お味は…

すこし感覚の違う味です。