ルビーの森

京都三条と銀座並木通りにある、ミャンマー産無処理で美しいルビー専門店。鉱山から一貫したトレーサビリティーを実現。

大切な結婚指輪

2011年03月30日 11時47分02秒 | 宝物

マレッジリングは、今のジュエリーの中で、

一番大切なモノかも知れません。

ましてや、ファッション感覚で、アクセサリー

の様につけるものでもありません。


ジュエリー(ネックレス、リング)の

歴史を見ていくとよく分かります。


一番古いジュエリーは、「ネックレス」

だったという説が一番有力です。

大型肉食動物の牙や爪を首からぶら下げた

のが始まりで、後に勾玉の形に影響を

与えたという説ですが、命がけで戦った

 

相手の怖かった牙を、噛まれたかも

しれない、自分の首にぶら下げたのです。

記念だったのかも知れません。

精神的にとても強いインパクトがあったと

思います。


そして、リングは、ギリシャ神話で登場し

ます。約束を忘れた息子に激怒したゼウス

が、毎朝、顔を洗う時に思い出せ…と鉄の

リングを指にはめた。という神話が、

古代ローマで、ジュピターの前で結婚する

ふたりがその約束としてリングを交換する

習慣につながったのです。

 

今の時代、一番インパクトのある記念日と

いえば「結婚」です。

その大切な記念日を象徴するのがマレッジ

リングです。

30年後にふたりでつけていたいのは…

という視点で探されると良いモノが見つかる

と思います。


写真は、ルネッサンス期のギメルリング
結婚指輪です。(橋本コレクションより)

 



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