「ジュエリーの技法をHistic ringsから読む」と題して
全国宝石学協会顧問の宮田先生が橋本コレクションから
15点選ばれました。
その中で一番古かったのが、この古代エジプトの
ファイアンス(セラミック製)のスカラベリングです。
世話人でいらっしゃる宝官さんのコメントです→
(コメント引用ここから)
「紀元前1307年~1070年(第19王朝~第20王朝)、サイズ
は30番、スカラベの形をしたベゼルをフープの両端にある
ロータス(睡蓮)の花がはさんだ形になっている。
エジプトのファイアンスは古くは紀元前3000年以前から
作られていて、トンボ玉、スカラベ、指輪、ネックレス等
が作られた。ファイアンス製の指輪は1色であるのが普通だが
この指輪のようにスカラベは茶色、ロータスは緑色というのは
珍しいもの。 来歴 Blanchard Collection 」
(コメント引用ここまで)
このリングをまず手にとって拝見した瞬間に感じたのは、
「軽い」ということ、そして「ファイアンス?とは何?」
でした。
勉強不足だったので、この会のもう一人の世話人である
末永さんに「セラミック」であることをお教えいただき納得。
ご参加の方のコメントに
「サイズ30番というのは大きすぎるので、
ミイラの包帯の上から装着されていて、だから
現存しているのではないか?」
というのがありましたが、同感です。
また、宝官さんが「実際に手に取ることは、その時代に
同じリングを持った人と同じ体験をするということ、その
感覚が大切だと思う」とお伺いしたのですが、このリング
に関しては、3000年ぐらい前に同じリングを手にした人が
存在するわけです。
これだけ長い間、実用価値のある道具としてではないもので、
人の気持ちというか、その人の感性を伝えていることに
驚きます。宝石ジュエリーの存在する価値をおぼろげながら
に感じずにはおられません。
ちなみに。。。
スカラベは日本では「ふんころがし」といいますね。ブンブンの
仲間で、牛などの糞の中に卵を産みつけ、糞の中で育ち、成虫
になって糞から出てくることから古代エジプトでは、「再生、復活」
のシンボルだったそうです。
全国宝石学協会顧問の宮田先生が橋本コレクションから
15点選ばれました。
その中で一番古かったのが、この古代エジプトの
ファイアンス(セラミック製)のスカラベリングです。
世話人でいらっしゃる宝官さんのコメントです→
(コメント引用ここから)
「紀元前1307年~1070年(第19王朝~第20王朝)、サイズ
は30番、スカラベの形をしたベゼルをフープの両端にある
ロータス(睡蓮)の花がはさんだ形になっている。
エジプトのファイアンスは古くは紀元前3000年以前から
作られていて、トンボ玉、スカラベ、指輪、ネックレス等
が作られた。ファイアンス製の指輪は1色であるのが普通だが
この指輪のようにスカラベは茶色、ロータスは緑色というのは
珍しいもの。 来歴 Blanchard Collection 」
(コメント引用ここまで)
このリングをまず手にとって拝見した瞬間に感じたのは、
「軽い」ということ、そして「ファイアンス?とは何?」
でした。
勉強不足だったので、この会のもう一人の世話人である
末永さんに「セラミック」であることをお教えいただき納得。
ご参加の方のコメントに
「サイズ30番というのは大きすぎるので、
ミイラの包帯の上から装着されていて、だから
現存しているのではないか?」
というのがありましたが、同感です。
また、宝官さんが「実際に手に取ることは、その時代に
同じリングを持った人と同じ体験をするということ、その
感覚が大切だと思う」とお伺いしたのですが、このリング
に関しては、3000年ぐらい前に同じリングを手にした人が
存在するわけです。
これだけ長い間、実用価値のある道具としてではないもので、
人の気持ちというか、その人の感性を伝えていることに
驚きます。宝石ジュエリーの存在する価値をおぼろげながら
に感じずにはおられません。
ちなみに。。。
スカラベは日本では「ふんころがし」といいますね。ブンブンの
仲間で、牛などの糞の中に卵を産みつけ、糞の中で育ち、成虫
になって糞から出てくることから古代エジプトでは、「再生、復活」
のシンボルだったそうです。
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