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ルビーの森

京都三条と銀座並木通りにある、ミャンマー産無処理で美しいルビー専門店。鉱山から一貫したトレーサビリティーを実現。

ルビーの携帯ストラップ

2009年11月01日 06時25分29秒 | ルビー
小さなルビーがついた携帯ストラップ。

ミャンマー産の無処理で美しいルビー

をつけて見たらどうだろうか?と。。

現在は開発段階で、毎日使って壊れ

ないかどうかのテスト中ですが、

これから使いやすいデザインになって

行くと思います。

おしゃれなモノができれば。。

またご紹介差し上げます。


ルビーの中の指紋

2009年10月31日 21時59分05秒 | ルビー
ルビーの中のインクルージョン(内包物)

は人でいう指紋です。

同じ組み合わせのモノは2つとなく、

そのルビーの個性です。

写真は、「フィンガープリント」と

呼ばれる液体インクルージョンです。


解説)
ブルーサファイアには、よく見かけ

ますが、時折ルビー(天然無処理)

の中にも見られます。

注意したいのは、加熱処理をして

美しさを改良したルビーには普通

液体インクルージョンが見られます

(見慣れると全く異質のモノですが)

ので、処理の有無を見分ける際には

参考になりにくい内包物です。

ルビーの鉱物名はコランダム。。。コランダム?

2009年10月30日 06時55分17秒 | ルビー
語源の話ですが、ルビーの語源は

旧ラテン語の「ルビウス」「ルビヌス」

→「ルバー」ですが、ルビーそして

サファイアの鉱物名コランダムについて

の語源はどうなっているのでしょうか?

米国宝石協会(AGTA)の役員を歴任

されたRICHARD HUGHES氏の著書による

とヒンズー教の「KURAND」

(イギリスのストリーターズの説)

もしくは、タガログ語の「KURUVINDA」

だろう。。と記されています。

ルビー、サファイアの語源は、ラテン語

ギリシャ語、鉱物の名前はアジアのインド

近辺であったことを考えると、昔から

宝石質のコランダムが採掘されたのは

アジアであり、ヨーロッパからルビー、

サファイアを探しに来ていたことを

うかがい知ることができます。






ビルマにルビーの会社をつくった初めての外国企業

2009年10月26日 22時07分19秒 | ルビー
英国ボンドストリートといえば今でも、

ジュエリーなどの宝飾品で有名な通り。

そこにあった「ストリーターズ」は、

ビルマ(現ミャンマー)に初めてルビー

を採掘する会社をつくったことで知られ

ています。1888年のことです。

フランスと採掘権を取り合いして

イギリスが採掘権獲得合戦は制したので

すが、その後フランスのベルヌイ博士に

よる1908年の人工合成ルビーの販売で

採掘会社が破産したのは皮肉な話です。

何しろ、人工合成ルビーは、その見た目

の美しさから最初はビルマ産の天然

ルビーよりも高値で取引されました。

わずか数十年で人工合成ルビーは希少性

が低下することがわかりましたが。。。

最近の加熱処理も技術が向上し希少性が

下がってきているので注意して見ておく

必要がありそうです。

ルビーの中のピノキオ

2009年10月26日 05時39分55秒 | ルビー
ルビーの中を覗いたら。。。

ピノキオがおりました。

ルビーのインクルージョンは

不思議なモノで、同じものを

同じように探し、見つけても

二度と同じように感じること

はありません。

ひょっとしたら、人と人も同じ

ように、同じ人とあっていると

思いこんでいるだけで、41歳と

3か月と23日、5時間55分生きた

私と、今日色々な経験をした

明日の私は違うかも知れません。

違った感じ方をするかも。。。

そう考えると、感じたら行動

することは大切だなと思います。

ピノキオ君に感謝です。

日本におけるルビー色「赤」は

2009年10月22日 05時42分20秒 | ルビー
昨日は、三条本店のアフリカンジュエラー

ビラヒム君がお世話になっている方に

お助けいただいて「ルビーランチ」

を開催しました。

ランチを頂いた後にルビーのお話をさせて

いただき楽しい時間を過ごしました。

そこで、リクエストを頂戴しました。

「宝飾文化といえばヨーロッパの話ばかり

なので、日本のジュエリーの歴史の話は

ないの?」

。。。おっしゃる通り、日本は平安時代

から江戸時代の後期までヨーロッパと

比較してジュエリーを使わなかったよう

です。しかし、本当に無かったのか?

という事で、次回の宿題になりました。

それでは、まずルビー色(赤)から。。

「明」(アケ、アカ)が語源とされる

日本の「赤色」も人類共通の普遍的な

意味があるようで、縄文時代の土偶や

埴輪(はにわ)には赤く塗られた人物

像が多く祭祀的な意味合いが強かった

。。とどこかで読んだ様に記憶して

います。

この様な、呪術的、魔除けの意味合い

が強いのは世界共通ですが、

視覚デザイン研究所の「和の色辞典」

によれば、赤は日本最古の色名との事

「歌舞伎の赤い隈取りは、正義、

情熱の持ち主を表す」(*和の色辞典

より引用)と記されています。

。というわけで、ルビーもしくは

ルビー色(赤)をテーマに日本の

宝飾文化を調べてみようと思います。






草食系でもいいけど、結婚を申し込む時ぐらいは。。。

2009年10月20日 05時25分02秒 | ルビー
ブライダルリングには、エンゲージ

リングとマレッジリング2種類が

あるのは皆さまがご存じのとおり。

では、昔からセットになっていたのか

といえば。。。そうではないようです。

古いのはマレッジリング。

古代ローマの頃には存在していて

結婚する2人が神前で誓い合った事を

表すものとして今も受け継がれています。

エンゲージリングは男性が結婚したい

女性に自分の気持ちを伝えるため。。

要するに「プロポーズ」する時に差し

上げるリングですが、このエンゲージ

リングの歴史を見ていくと、男性が

結婚したい相手は勿論、その周囲の人

たちに自分の本気度をアピールしたも

のではないかと思います。

特にルネッサンス期のもの

は、細かいところを見れば見るほど、

今の感覚では「やり過ぎ」感が漂う

デザインが多いのです。

ハートを握る手であったり、

死んでも愛してるということで骸骨

であったり。。。

ただ、その時代のエンゲージリング

から感じ本質的なところは、男性は

自分をアピールして女性をその気に

させないとイケないという部分。

結婚したい相手を見つけた男性は

すべてを懸けて好きな女性をゲット

する努力してきた、結婚がカジュアル

なモノではなく、本気だったという

ことです。

草食系もいいのですが、彼女に

プロポーズする時ぐらいは、私たち

男性は「オレはこれくらいできるん

だぜ」というところを見せないと

だめだと思うのですが。。。

鳩ポッポのプロポーズを見ていても

結婚したい相手の前で一生懸命に

踊っていますね。




ルビーは愛の色

2009年10月19日 19時01分44秒 | ルビー
ルビーは愛の色。。。

というのは、モリスブライダルの

キャッチコピーですが、ハートの

マークが「ルビー色」なのは、ごく

自然なことですし、他の色では

ハートは表現しにくいと思います。

モリスブライダルを担当している

「ルビー姫」(きたの)が言って

ましたが

「結婚式のイメージはダイヤ

モンドかも知れないけど、

ほんわか、仲のいい夫婦の

イメージはルビーです!」

そうかも知れません。

。。。とこんなロゴをつくって

きた「頑張り屋のきたの」。

彼女がプロデュースする

モリスブライダルは、日本全国

でもうすぐ20店舗の特約店さん。

日本中のカップルに仲良く、

素晴らしい結婚をしてほしいと

今日も走りまわっています。

「ルビーのみっこ」というブログ

見てあげて下さい。

http://ameblo.jp/mikkoruby/


群馬県では、ハーティーハート 「イトイ」さんで。。。

2009年10月17日 17時34分43秒 | ルビー
「家庭円満」のシンボル、ルビー

を使ったブライダルリング、

モリスブライダルは、群馬県では

唯一、太田市のイトイ本店でご覧

いただけます。笑顔が素敵な、

高野店長をはじめスタッフの皆さん

は、親身になって大切なブライダル

リングの相談に乗って頂けると

思います。

大切なジュエリーは、

「どなたからご購入されるか?」が

とても大切なことです。


ルビーのインクルージョン。。のストーリー

2009年10月17日 06時50分15秒 | ルビー

ルビーのインクルージョン(内包物)は

ルーペを覗くと、毎日楽しませてくれます。

この様に遊ぶのは如何でしょうか?

。。べつにルビーの中が火事になっている

わけではないのですが。。。燃えています。

今の時代「意外と大切なこと」は、

「燃えること」だと思います。

最近は「癒し」が流行っていて。。。

それもいいのですが、

一本の道を真っすぐ進んで行くには

やはり、燃えていないと。

そうすればいつか、飛び立つ日が来る

のでしょう。

そうしたら、「グー」(サムアップ)です。

それでは、皆さん素晴らしい一日で

ありますように。。。

 

 

 


こどもの目線は、ルビーがよく見える。

2009年10月13日 05時32分45秒 | ルビー
写真は、駅に飾ってあった小学生の

コンクール作品です。

小鳥が描かれていますが、大きな

鳥さんの下に描かれている小鳥を

ご覧ください。目が2つです。

真上からの目線で目の玉が2つ描か

れている図柄をみてビックリしまし

た。実際に小鳥は真上から見ると、

あのように2つの目が見えるのです。

ただ、私たちは大人になって、小鳥

の絵を描くのにあの図柄にはなりま

せん。おそらく2つの目だとしても

くちばしが前にあってこちらを向い

ているか、目が一つだけか。。。。

子どもの視点は、鋭いといつも思う

のですが、この子は、小鳥が360度

視界を持っていることを感じて描い

てるわけで、目は前を見るものとい

う固定観念を持つ大人には感じるこ

とさえできない世界です。

私たちモリスはいつもこどもの目線

(真っすぐに見る)を忘れないよう

にルビーを見ていきたいと思います。

日本的「美しい」

2009年10月09日 14時16分33秒 | ルビー
日本的には、見えないところで

コツコツと努力する。

手を抜かない。

気持ちをこめてつくる。

こういう姿を「美しい」と表現

します。

勿論、海外でも同じような感性

を持つ方々はいらっしゃいます

が、平均的には日本が強いと

思います。

日本の美意識だと思うのです。

だから、モリスのルビーについて

鉱区で働く人が、

原石を選別する人が、

カット研磨する人が、

ルビーの記録して研究をする人が、

ジュエリーのデザインをする人が、

ジュエリーをつくる人が、

そして、お客様にご覧いただき

どれだけの方の気持ちが入っている

かを説明いただける人が皆で、

心を一つにして、お召しになる方の

幸せを願って。。。

ジュエリーという「美しい」ものの

代表格だから日本的な「美意識」も

大切だと思います。

モリスをご覧になられる時に、ぜひ

その辺りもお感じいただければ幸甚

です。




微妙な差を見分けるのがジュエラーだから その2

2009年10月08日 08時34分55秒 | ルビー
ルビーファンの方にルビーをお見せ

いただいた時に、

「私は分からないので、鑑別機関に

出します。。。」というジュエラー

からルビーを買えるでしょうか?

私がファンだったら「無理」です。

というわけで、これが、モリスが

ルビーの研究を続ける理由です。

言うのは簡単、でもやるには時間も

労力も要りました。

もう7年も続けてます。

さて、それではルビーの価値を

見分けるには、どの様な順番で

見ればいいのか?

JBSが資格制度にしている宝石の

品質判定では、

1)その赤い石が天然ルビーか?

2)どこからやって来たのか?

3)処理をしているのか?

4)美しいか?

5)色はちょうどいいか?

6)欠点はないか?

7)大きさは?

の順番で見ていきます。

4番から7番は比較的見たら

分かります。

問題は1番から3番までです。

モリスでは、「処理とはどの様

なものか」の実験をつづけて

います。微妙な差が見分けられる

様になるため。。

写真はヤンゴンのモリス

ミャンマーで加熱の実験中の

模様です。

「百聞は一見に如かず」です。