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ルビーの森

京都三条と銀座並木通りにある、ミャンマー産無処理で美しいルビー専門店。鉱山から一貫したトレーサビリティーを実現。

上海でモリスルビーのご紹介…準備完了です。

2011年06月15日 19時44分20秒 | 宝物

上海の展示会場です。

モリスブースできあがりました。

日本のデザイナーの先生のお陰でいいブースです。

現地のスタッフの方々も本当に頑張ってくれました。

明日からは、私たちが頑張る番です。

モリスルビーが、どれだけの人たちの努力でここに

やってきたのか?

どれだけ、貴重なモノで大切して貰いたいか…

伝えていきます。

 


ダルマさんが立っている

2011年06月15日 13時24分41秒 | 宝物

ダルマさんといえば、赤くて丸い姿を想像してしまいますが、

写真は、中国の「明」の時代に作られた達磨立像です。

日本のダルマさんも赤い顔をしてかわいい姿ですが、

顔は厳しいのですが、本家中国の立像もやはり、

「こわい」顔をしています。

ダルマさんに足が無くなったのは、厳しい修行をしている

うちに足や手が無くなった…と祖母に聞きましたが、

それだけ、厳しい修行をされた、ということでしょう。

手と足は、ありました。

 


自然に育っていくのが子供の凄いところ

2011年06月15日 08時26分22秒 | 宝物

ミャンマーのアウンサンマーケットで見た

2歳ぐらいの男の子です。

子供を見ると思うのですが、自然にドンドン

育っていきます。

親も影響しているはずですが、基本的に

自然に育っていきます。

(お母さんは大変ですが…)

凄いなと思います。

そのうちに、偉そうになって行くのですが、

それも自然なことなのですね。

いつまでも坊やでは、居れませんから…


故宮を見ると感じる事

2011年06月14日 06時57分35秒 | 宝物

写真は故宮博物院の中央に位置する皇帝の座の

モノですが、隣のお土産屋さんで販売していたハガキ

のものです。

やはり中国は大きい国なのだということが、一つ一つの

建造物を見て感じます。

そして、建物、漢字などかなり多くの文化が日本に伝わり

また、日本からも伝わって行ったのでしょう。

私たち日本人が、筆談して、伝わる国といえば中国ぐらい

でしょうから、もっと、もっと親しくなれるのではないか?

と思います。


硬いルビー? NamYa鉱山のルビー

2011年06月13日 15時34分12秒 | 宝物

写真は、鉱山から出て来たままのルビーの原石です。

同じ形のモノがふたつとなく、それぞれ個性を持って

います。

皆さんは、どのルビーに魅かれるでしょうか?

さて、写真の原石は、ミャンマー北部カチン州の

Nam-ya鉱山のルビーですが、実は、カット研磨

職人が口を揃えて「硬い!」というのです。

少し削ってみたのですが、確かに削れにくい

気がします。

ヤンゴン大学教授でモリスルビー研究所を創って

頂いた故ミンカイ先生も「ナヤンのルビーは硬い」

と断言されていました。

また、調べてみることが増えてきますが、

大変興味ある部分です。


相性のいいルビー

2011年06月13日 08時44分55秒 | 宝物

 

ナヤンの鉱区でイエッチョー君が発見した

ルビーの原石です。

苦労して見つけてくれたルビーなので、

見ただけで「よくやってきてくれたね」と

いう気持ちになります。

「宝物」です。

どの原石もキャラクター(個性)があって、

例えば、

左上の原石は、「自由を感じる」

その右側は、「友達」

左下の原石は、「優しい感じ」

右下の原石は、「躍動感」

手にするとそういう感覚があります。

でも、これは、他の方がお召しになると

また違った印象をお持ちになるかも

知れません。

相性というのは、個性がある2つが出会って

はじめて生まれるものなのです。

写真のルビーに強い個性を感じるのは、

やはり、山でいる同志たちの存在があり、

目に見えない力で美しさを増している

ような気がします。

しっかりと、お伝えしなければ、と思いました。

次にこれらのルビーをお召しになられる

方の存在が、その美しさに磨きをかけて

頂けることを願うばかりです。


相性でルビーをみる、対象物を見る。

違った視点で感じると美しさがより

カラフルになってきました。


明日の北京出張の準備…皆さまのお陰で。

2011年06月12日 19時46分16秒 | 宝物

明日から北京です。

在中国ミャンマー大使館の公使は、依然、日本の

東京北品川のミャンマー大使館でとても仲良くして

いただいた方なので、訪ねることになりました。

モリスは、日本の京都東山でスタートしましたが、

いつもミャンマーの人々に支えられて続けて

来れました。

最初は、特に日本では、ただのルビー好きと

思われていたかも知れませんが、ミャンマーの

鉱山省の皆さんは、真剣にとらえて頂けました。

ビックリしたのは、創業して3年目で東京の

ジュエリーショーに初めて、出展した時に、局長が

わざわざ東京までいらしてくれました。

なんでも。。。

「来たくなるということは、前の人生で(前世?)で

一緒に仕事したんだろうね…」とお役人さんらしからぬ

事をいわれたことを思い出します。

そして、今度は、中国へ行くと、日本でお世話になった

領事が北京にいる…

何と、ありがたいことなのでしょう。

有り難い。文字通り、有るのが難しい事なのに、

その方向に導いて頂けている様に感じます。

最近、本当にお陰様で…という言葉の意味が分かる

ようになりました。皆さんありがとうございます。

 

 


ルビーの中に住んでいる何か?

2011年06月12日 10時17分18秒 | 宝物

インクルージョン(内包物)はルビーの

 

個性で、人の指紋のように同じものが

 

2つとありません。

 

モリスでは、10年前から直径1㎜の

 

小さなルビーのインクルージョンもすべて

 

記録しています。

 

無処理であるかどうかを自分たちの眼で

 

見分けられるようにトレーニングするのが

 

最初の目的でした。

 

今では、ルビーのインクルージョンは、

 

何時、出会ったルビーなのかを紐解く

 

インデックスのようなものですが、最近では、

 

面白いインクルージョンの写真を集めるのが

 

楽しくなりました。まるで、友達のスナップ

 

写真のようです。

 

今回も出会いました…

 

インクルージョンがほとんど入っていない、

 

探すのに、半日近くかかって見つけた

 

インクルージョンの写真です。

 

「やっと見つけたね…とかくれんぼ」

 

していたように、にっこり笑う三つ目小僧

 

に見えてきます。

 

やっと見つけたので、親しみを感じます。

 

 


ルビーの原産地ミャンマーで思うこと…

2011年06月11日 05時35分32秒 | 宝物

イエッチョー君はじめ、モリスミャンマーのスタッフは

「宝物」ルビーを探しています。

もう10年以上、「宝探し」=(無処理で美しいルビーを

探すこと)をしておりますが、

いったいいつまで、続けるのか?

答えは、簡単です…ずっとです。

たとえ、ミャンマーに宝石ルビーが産出しなくなっても

私たちは、世界中を探すと思います。

既に、何千年も前から「宝物」として大切にされている

ルビーですから、ビックリするくらい価値の高い「お宝」

が、ひっそりとどこかに隠れているかも知れないのです。

ご存じのとおり、宝石ルビーは、何千年も、何万年も

変化しない、とても耐久性の高いモノです。

既に、何点か私も発見しています。

私たちモリスは、この10年間、新しく産出されたルビー

の無処理のモノだけをお届けしましたが、将来的には

ルビーは無くなると思うのです。

その時に、自分たちの目で「本物かどうか」を見分ける

眼が必要なのは当然です。

その為にルビー研究所を設立して、調査を続けて

います。

例えば、この結晶(カルサイト)を600度で5時間加熱すると…

この様に変化します。

このテストも加熱するだけの単純なモノではありません。

鉱区で採掘された結晶をテストに適した形に加工して、

日本、米国でラマン分光分析をします。

その後、加熱処理実験を経て、その結晶が何度で

何時間の処理が行われると、どの様な姿になるか?

を見るのですが、このデータを取るのに6~8ヵ月

かかります。

手間ですが、やらなければなりません。

ほぼすべてのルビーが加熱処理されている

と考えて差し支えありません。

ルビーは、一般的には加熱処理をして美しさを改良する

からです。

ルビーは、四大宝石

(ルビー、ダイヤ、エメラルド、サファイア)

の中でも最も希少性が高い宝石です。

だから、処理をして美しさを改良することで多くの方が

その美しさを楽しめる事は、良い事です。

だから、モリスは、どちらが良いか?という

ジャッジはせずに、自分たちが欲しいもの…

という意味でそれを探しています。

しかし、その希少性の高さゆえに、それが欲しいにも

関わらず手に入らない…と探される方も多いのです。


そのお客様にお伺いすると…

処理してあるかどうか?は、高額なルビーを購入する

側としては、希少性が違う2つのモノは、

「”それ”なのか、そう見えるモノかの違いだ」

とおっしゃいます。

「唯一無二だから高いのだ…」

「ピカソの絵と思われるモノがあって、それが見た

だけでは、コピーと本物は見た目で分からないけど

ホンモノだと思うよ…といわれました」…と誰も保証

せずに持って来られたら、キミ、困るだろ…

誰かが、「間違いない」と保証してくれないと

あなただったら、困らない?

と逆に聞かれて、身が引き締まりました。

もう200回以上続けていることですが、ミャンマーに

来るといつも思い出し、再確認します。

ルビーの価値を見分けられる「名人」になろう…

というのが「モリスジュエラー」スタッフ全員の目標

なのです。

 


毎回、不安で、でも楽しみで… ヤンゴンへ出発

2011年06月08日 23時19分27秒 | 宝物


羽田空港のラウンジは、とても快適です。

欧米、アジアの航空会社のラウンジでは、

一番快適かも知れません。

朝起きたら、バンコク。

そこから乗り換えてヤンゴンへ出張です。

ミヨテ部長もナヤン鉱山から帰ってきて

います。

どんなルビーに出会えるのか?

毎月のことですが、毎回同じ様に

楽しみでもあり、不安でもあり…

なぜなら、相手は天然無処理のルビー。

いくら努力しても会えないときは、

まったく会えないからです。


毎回、不安で、でも楽しみで… ヤンゴンへ出発

2011年06月08日 23時19分27秒 | 宝物


羽田空港のラウンジは、とても快適です。

欧米、アジアの航空会社のラウンジでは、

一番快適かも知れません。

朝起きたら、バンコク。

そこから乗り換えてヤンゴンへ出張です。

ミヨテ部長もナヤン鉱山から帰ってきて

います。

どんなルビーに出会えるのか?

毎月のことですが、毎回同じ様に

楽しみでもあり、不安でもあり…

なぜなら、相手は天然無処理のルビー。

いくら努力しても会えないときは、

まったく会えないからです。


「指輪88」淡交社 編集会議(反省会?)

2011年06月08日 21時13分25秒 | 宝物

今日は東京銀座で、指輪88(淡交社)の編集会議

(反省会)がありました。

指輪88は、淡交社の売上ランキングですでに3位

になっているとのこと。

とても嬉しいニュースでした。

今までは、ジュエリーの書籍といえば、宝石種の

解説、またはデザインの解説、もしくは、ブランドの

解説などで、宝石ジュエリーというモノの解説本が

中心でした。

しかし、この本は、指輪という、とても個人的で、

精神的で、身に着ける人が一番、近くで見ること

のできるジュエリーを16人という大勢の著者が

それぞれの専門的知識に加えて、実際に手に

取った感覚をもとに書き上げているという点で

新しい書籍だと思います。

私は、この指輪たちに出会って、ジュエラーと

しての人生が変わったように感じます。

経年変化がない宝石ルビーを扱わせて頂くので

次世代の存在価値を気にしていましたが、

実際に手に取って、頭では分かっていたものの、

自分の感覚ではありませんでした。

このチャンスを頂いたことを光栄に感じながらも

より多くの方に、リングの素晴らしさを伝えて

行きたいと思いました。

写真は、とても気さくな著者の皆様、先生方です。

尊敬するのは、先生方が、自らの書いた原稿など

について、「あれで良かったのだろうか?」と

研究を続けられている姿です。

終わりはないのだな…と感じました。

皆さん、是非、指輪88を手に取ってみて下さい。

ジュエリーが、ただの宝飾品でないことが分かります。


自然が教えてくれる「個性」

2011年06月08日 17時32分20秒 | 宝物

写真は、スピネルの3つ子です。

三つくっついていますが、

透明度が高く、色も明るい結晶。

すこし黒くて厳つい感じの結晶。

内包物の関係なのか?少し疲れた表情の結晶。

同じ環境で育ったはずなのですが、色も透明度

も表情もまったく違います。

結晶が育つ環境が同じでも、それぞれの

表情が違うというのは、人間も同じことです。

私の弟も双子(一卵性双生児)ですが、

個性が全く違います。

人が気づいていないだけで。。。

すべては個性のある「個」であって、人間の理屈が

理解しやすいように、カテゴリー別に分けて、

同じものであると認識しているだけなのですね。

これからは、感性の時代だといわれています。

個のエネルギーをダイレクトに受けて、

何かを感じる時代になるのでしょうか?

人間ももう一度、進化し直さないといけないですね。

三つ子のスピネルに教えて貰いました。


お釈迦様が頭に着けていたルビーは、何処へ

2011年06月08日 06時36分35秒 | 宝物

写真は、書店で見た仏師「高井玄」氏の書籍の

表紙を飾っている御釈迦様の写真…

おでこには、水晶らしき石。

頭には、赤いルビーのような石が飾られています。

以前、京都の友人で仏師の方に聞いたことですが、

この赤い石は、「紅玉」=ルビーだそうです。

ミャンマーでは、ルビーは御釈迦様の宝石なのは

周知の事実ですが…日本にも伝わった来ていた

事に感動したのを覚えています。

ルビーは、御釈迦様の宝石です。

敬意を払って大切に預かりたいと思うのです。