大理石の中で育つ…
ルビーは、インド、タイランド、アフリカ、
オーストラリア、アフガニスタン
もちろんミャンマー。。ブータンでもとれる
そうですが、各国で産出します。
日本でも熊本県で出たことがあるそうですが、
「赤いコランダム」というだけであって、宝石
ではなかったようです。
人間に例えるとアジアの人、ヨーロッパの人、
アフリカの人、ポリネシアの人など、出身地は、
ある程度、見分けられます。
ルビーも出身地によって特徴があり、違いがあ
ります。育った環境が違うからです。
実際に宝飾業界で最高のルビーは
いえばミャンマー産いうのは周知ですが、
大理石の中で成長する、といえば…
イメージ的にも「育ちがいい」のですね。
見分ける方法は、いたって簡単です。
「ブラックライト」や紫外線で照らすと
鮮赤色に蛍光するのです。
カラオケやバーなどで暗いのに、妙に蛍光性
のあるTシャツやバッグのタッグなどを
ご覧になられたことを思い出してください。
ミャンマー産のルビーは、真っ赤に蛍光しま
すのですぐにわかりますので、見分けがつき
ます。この蛍光性を持つのは、ミャンマー産、
一部のベトナム産、一部のアフガニスタン産
などです。
ちなみに、人工合成ルビーもブラックライト
で光り輝きますので、ご注意ください。