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ルビーの森

京都三条と銀座並木通りにある、ミャンマー産無処理で美しいルビー専門店。鉱山から一貫したトレーサビリティーを実現。

ルビー(ミャンマー産の無処理で美しいもの)が高額なのは

2013年09月24日 06時14分45秒 | 宝物

ミャンマー産の無処理で美しいルビー

はなぜ、驚くほど高額なのか?

それは、美しく、希少で、経年変化の

無い「お宝」だからです。

 

一般的に販売されているルビーほぼすべて

は処理をされて美しさを改良したものです。


宝石の価値には、

1)資産価値

2)使用価値

の2つがあります。

人工的な処理をして美しさを改良した

ルビーには、人の手によって数量を

増やすことができるので、「希少性」

を立証できません。

お手軽な値段で見た目を楽しむモノです。

使用価値です。

対して、ミャンマー産の無処理で美しい

ルビーであれば、使用価値と資産価値

の両方をご購入されることになります。

10年後、20年後には、確実な資産になります。

どうしても購入時には高額になります。

写真は、クリスティーズ(2012年)で、

2億4千万円で落札された6ctのミャンマー産

無処理で美しいルビーです。

 


宝石ルビーの変わらない価値

2012年08月14日 06時54分34秒 | 宝物

日本でいうと日経のホームページの様な

サイトでルビーのニュースが紹介されて

いました。

引用ここから)
写真は、鳥の血(ピジョンブラッド)
の色をしたルビーの原石です。
ルビー、サファイア、エメラルド、
ダイヤモンドを総称して、四大宝石と
呼ばれます。ダイヤモンドは、知名度が
高く良くしられているので、この2年間は
ダイヤモンドの値段は上がり、投資家は
注目していましたが、値上がり率から
見た場合、ルビーはるかに高かったこと
が分かりました。
引用ここまで)

鳩血紅宝石原石。
红宝石与蓝宝石、祖母绿以及钻石
被称为世界四大宝石。由于钻石
知名度和普及率最高,以及近两年的
价格暴涨,使很多国内消费者和投资者
把目光都投向了钻石。然而近日记者走
访珠宝市场却发现,红宝石的价格涨幅
已经远远超过了钻石。

http://finance.china.com.cn/money/shanpin/photo/20120324/535.shtm

中国でも、日本の30年前と同じ様に、

まだ加熱処理されたものが大半で、

その事が、告知されていません。

「ルビーは一般的に加熱をして美しさを
   改良している」

モノであり、それが普通だと表現されて

いますが…

30年ぐらいしてマーケットの需要と供給

のバランスが変化した時に、宝石として

もう一度、売る事が難しくなるという

コメントは、ありません。

ですから、どちらのルビーでも、キレイ

だから良いのだ...とお求めになられています。

100分の1になるとは思っておられません。

宝石と呼ばれるので、当然、資産性は

あるだろうという思い込み。

処理していても100%の価値が、

せいぜい80%ぐらいの価値に

下がる程度だろうと…。

ドンドンとインフレが進む中国では、

日本のバブル期と同じです。

誰かが、「大丈夫」と言ってくれれば

どんどんとモノの値段が上がっていくから、

とりあえず買っておく。

モノの値段が下がるなんてことは、

全くの想定外です。

いずれ、ルビーと呼ばれる石を皆が普通に

持つ時代がきて、飽和したら日本のように

値段がつかなくなるとは、まだ分かっていません。

本来のルビーの価値は、そうなった時に、

その希少性が際立ち、値段が相対的に

上がって行くものです。

だから、順調にインフレが進む時には、

本当の価値は感じづらいのかも知れません。

宝石の資産性とは、100年後、200年後

にも変わらぬ希少性を持つ「お宝」です。

新興国で、お客様とお話して、そして、

鉱山での出現率調査をして、改めて

宝石ルビーの絶対的な価値を感じますが、

その価値は、貨幣価値とは違い、

変化しないものだというところではないでしょうか。


400年前のプロポーズの証...ルビーとダイヤのギメルリング

2012年08月12日 16時36分41秒 | 宝物

ルビーとダイヤのこの結婚指輪は、

いまから約400年年前に贈られたものです。

2本のリングが知恵の輪の様に

組み合わさって、手に着けるときに

1本になるギメルリングといわれる形

といわれる指輪ですが、ハートをしっかり

と掴んでいる手や

「羽根がついた燃えるハート」

「勿忘草の下で結ばれる手」

などのとてもリアリティー溢れるモチーフに、

このリングを贈ってプロポーズした男性の強い

気持ちを感じます。


写真は、指輪88(淡交社)より引用した

もので、「愛の指輪」として紹介されて

います。

私は、このリングを直接手にとって拝見し、

その原稿を担当させていただきましたが、

この本「指輪88」は、執筆した担当が

そのリングを手に取って感じたことを

表現しているという点で、素晴らしいと

思います。

指輪は指に着けるものですから、実際に

着けて、どう感じるか?が大切なのです。

私は、このリングを手に着けたときに、

その時にプロポーズした男性のフィアンセ

になっただろう女性にに対する強い気持ちを

感じました。


さぞ、幸せな夫婦だったことでしょう。

淡交社の指輪88、是非、書店で探してみて下さい。


お宝を手に入れたい…と

2011年09月10日 14時36分25秒 | 宝物

10年前に、「モリスは無処理で美しいルビーしか興味の無いし、

それだけしかやりません」とよく言っていました。

「私たちは処理して美しさを改良したルビーには、宝石としての

希少性を感じないから…」とあちらこちらでいうたびに、

宝石商の先輩方に

「そんな事言ってたら、だれもお前にルビーを売らないし、

 買わないぞ…」と忠告していただいたのですが、

その時に、あっ!と気付きました。

バーゲンセールで売る程余っている「宝石と呼ばれるもの」と、

原産地で頼んでも売ってくれないルビーは、名前が同じでも、

存在価値は、違うんだ!…と。

それは、そうです。ホンモノのお宝を 地元の人が、ヒョコッと来た

外人においそれと売るわけないのです。

それからというもの、原産地の人たちの本音が聞けるところを

探し続けて、そして、いまのモリスがあるのです。

お陰さまで、モリスは、鉱山で頑張るスタッフと、モリスのいうこと

を信用して頂いたお客さまに支えて頂いて宝探しのプロになれました。

写真は、お宝としてふさわしい天然無処理で美しいルビーのリングです。

パッと見ただけでは普通のリングと見分けがつきませんが…


モリスルビーリング

2011年09月09日 14時54分15秒 | 宝物

3ctを超える無処理で美しいルビーのリングです。

とてもシリアスなジュエリーなので、出来上がる

まで心配で仕方ありません。

でも、完成して、オーナーさんのところへ行く時

には、もう少し長くいてくれればよかったのに…

と思ってしまいます。

再会を楽しみにするだけです。

 


昨夜のルビーセミナー

2011年09月08日 16時49分06秒 | 宝物

昨夜は、丸の内のある銀行さんで、

宝石の価値を見分けるセミナーを

開催頂きました。

とても熱心にお聞き頂きましたので

時間も遅くなり、ご関係者の皆様方

には、ご迷惑をおかけしましたが、

宝石の現物を一切使わない、お話だけ

のセミナーは初めてでしたので、

私もとても勉強になりました。

鑑別書には、その宝石の品質、価値は

表示されていませんよ…

と申し上げた時の皆さん驚き様で、

如何に私たちの業界が、宝石の価値     

の説明が不十分だったのか、

説明責任に対していい加減だったのか…

良く分かりました。

鑑別書に書かれているのは、宝石の

種類と処理の有無、原産地ぐらい

です。確かに、鑑別書に記載されている

事が、宝石の価値に影響を与えますが、それは、

宝石の価値を見分けるための要素の一つです。

しっかりと情報開示して行かないとガッカリされた

オーナーさんが、本当に価値のある宝石まで粗末に

される可能性があるので心配です。

しっかり価値をご説明して、次の世代に受け継がれ

ていけば良いですね。

 


マリーアントワネットを最後まで守ったルツェルンの兵士たち

2011年09月06日 12時19分04秒 | 宝物

スイスのルツェルンには、街のいたる所に

傭兵を称える彫刻などが残っています。

ホーフ教会の近くの泣いているライオンの

像もそうです。

おれた槍と盾の横で矢が刺さった状態で

泣いているライオンは、スイスの傭兵を

表しているそうです。

ホテルの守衛さんに聞いてみたら、

フレンチレボルーション(フランス革命)の

時に、ルイ16世とマリーアントワネット王妃

を警護してたのが、このルツェルンから行った

スイスの傭兵(雇われ兵)たちでした。

傭兵なのに、700以上の兵が約束どおり最後まで

マリーアントワネットを守るべく命を懸けて

戦ったそうです。

帰らなかった父親の代わりに、残された遺族に

その誇り高い「金貨」を守り、届けたのが、

スイスの銀行だということでした。

金融大国になった意味が、またなぜ街のあちら

こちらに兵隊さんの像が立っているのか

分かりました。

日本にも色々な物語が残っていますが、スイスの

こういう名もない傭兵たち(日本でいうと足軽?)

を称える気持ちは、また、守衛さんが、サッと説明

してくれるところ…私は好きです。


ありがとうございます。海外からのアップが…

2011年09月05日 11時01分58秒 | 宝物

お越しいただきましてありがとうございます。

すこし、最近、gooブログの調子が少し悪いのかな?

フェイスブックは、中国で調子が悪いし、

アメブロはミャンマーで調子悪いし、

各国色々と違いがあって…

お越しいただきましてありがとうございます。

画像が上手くアップできませんですみません。


ルビーはグローバルな宝石

2011年09月03日 08時50分51秒 | 宝物

今週は、忙しい1週間になりそうです。

 

いまからスイスへ向かいますが、

 

ルビー関係のお仕事。 

 

帰国したその日は、

 

丸の内でルビーセミナー 。

 

そして次の日は、

 

上海でルビーセミナー。 

 

日本を離れると、

 

宝石の中の宝石は、ルビー

 

ですので、言葉でいうと、

 

英語のようなものです。

 

もちろん、希少性の高い

 

大きなダイヤモンド

 

も同じですが…。

 

ルビーといえば、

 

ミャンマー産が最高ですが、

 

この10年間、モリスは

 

それしか研究して来なかったのが、

 

良かったのかも知れません。

 

知れば知るほど、

 

研究したいことが山の様に

 

増えて行きます。

 

こうやってルビーに連れまわして

 

貰えるのです。

 

ちょっと、忙しいですが、

 

ありがたいことです。 

 

写真は、ネックレスにルビーを

 

合わせているところです。

 

[photo:01]


ルビーネックレスのデザイン

2011年09月01日 21時29分17秒 | 宝物

モリスルビーを使ったネックレスのデザイン画です。

描いてくれたのは、デザイナー北野です。

3ct以上の無処理で美しいルビーだけでも5pc

使われているので、最高品質の場合はとても

高額になります。

実際に、このレベルのジュエリーをお召しになる

方々は、モリスルビーに最高の敬意を表していただける

ので、ジュエラー冥利に尽きるのですが、その反面、

とてもシリアスで、真剣勝負です。

失敗は許されません。

プレッシャーを感じながらも鉱区で頑張る担当者も、カット

研磨する職人も含めて全員が良い意味での緊張感が

あります。

 

 


ネクストカルトワイン…ブレー.ファミリー

2011年09月01日 06時35分11秒 | 宝物

昨日は、とても美味しいワインに出会いました。

アメリカカリフォルニアのナパバレーの

「ブレファミリー」のワインです。

もともとカリフォルニアワインが好きな私ですので

期待していたのですが、思ったよりも美味しく、

驚きました。

ネクストカルトワインといわれる

渡辺順子さん著書「日本のロマネコンティはなぜまずい
のか」より文章引用

ここから)
1980年代頃から、アメリカのカリフォルニア州では、
カルトワインというモノが登場しました。
弁護士や医者、金融関係者などがリタイア後、趣味で
あったワイン造りを開始し、ナパヴァレーを中心に、
さまざまなワイナリーが誕生しました。これが
カルトワインの始まりです。
それまでビジネスの第一線で活躍してきた彼らの
ワイン造りが、趣味だけにととまることはありません
でした…
引用ここまで)

実は、このブレ.ファミリーの美味しいワインは、

著者の渡辺順子さんから分けて頂いたもので、

著書の中にもこのブレファミリーワインが、次の

カルトワインとして紹介されています。

ブレさんが元アメリカのアイスホッケーのスター

選手だったこと、元有名アスリートなのが逆に

たたって、相手にされなかったなどのストーリー

も直接ワイナリーに行って聞き取っておられ、

ワインにかける執念を感じます。

長くニューヨークのクリスティーズでアジア人初

のワインスペシャリストとして活躍された方の

おススメだから美味しいのは分かりますが、

予想を超えて美味しく、嬉しくなりました。


北京でルビーセミナー

2011年08月31日 17時54分31秒 | 宝物

  1. 写真は、北京でルビーセミナーを

した時のものです。

中国では、まだ赤い石であれば

ルビーとして販売されているようで

参加者の方は、真剣です。

ルベライト(赤いトルマリン)を真剣に

ルビーと思ってお持ちの方やセミナー

に、赤いガラスをお持ちの方も

いらっしゃいました。

日本で、なぜブランドが売れるのか?

良く分かりました。

最初は、何が売られているのか、

分からないのですね。

photo:01





iPhoneからの投稿


ルビーを着けて見られましょう

2011年08月31日 11時51分29秒 | 宝物

最近は少し女性の口紅の色が赤くなって

きましたので、嬉しく思います。

「口紅」ですから。。。赤くないと。

赤というのは、目立ちますから着けると

注目を浴びます。

注目を浴びるので「見られている」効果が

出ると思うのです。

私は、芸能人の方がきれいなのは

「見られている」ことを意識されているから

だと思います。…思い込みかも知れませんが…


赤いモノを身につけると目立つのは間違いなく、

結果的に注目されるので、その効果はある

のではないでしょうか。

効果は分かりませんが、皆さん赤いルビーで

皆の視線を集めて下さい!