球形ダイスの目

90%の空想と10%の事実

両手に石とキャンディを抱えた田舎娘

2007-04-02 | たぶん難解な話
"そばかすなんて気にしないわ"
いきなり自分が気になるところをカミングアウトするなんて物好きな娘だ、と。
でもそんな田舎娘が僕の分身だ。

ロッジに生えていた椎茸を、お月さんのごとく目をまん丸ーくして眺めていた彼女、
やがて僕の目の前でも目をまん丸ーくして、まるで僕をみていない。
あるいは、僕は椎茸だったのかもしれないな。
なんだか口までまん丸ーく開いて、僕の目の前には彼女の口の中が…
口の中だけなら、世界一美しいかもしれない彼女。
鼻の穴を大きく見開いて、ぼうっと、ベッドに横たわる。
今度は麦藁帽子でも買ってやろうかな、それとも、白くて清潔なブラウス?

…4/2の一定の時間、僕の脳はそんなことを描いていた。
(親に見られたら子の気が触れたんじゃないかって心配されちゃうかもね。)
僕は何がしたくてこれを書いているのかは全くわからず、出るままを書くのみです。



前半とはうって変わって日常的な話題。
僕はストレスに感じ入ると煙草を吸う悪い癖があって、
最近までメビウスの輪を走りながら、何度も同じ光景を見ながら、
ただ前に進んでいるということだけを信じて棒になった足を打ちつけてひた歩く様だった。
吸った煙草の中身をほぐして地面に撒いていったら、
世界中どこに行っても捕まってしまうくらいね。

起きたときから求めるニコチンと寝るときまで求めるニコチン。

だが、そんな習慣が自分の創造性を奪っているシーンがあることに気がついて、
今日はちょっと驚いたんだ。



"禁煙しようぜ!!"の話ではない。
"あー、集中した集中した… 一服でもしますかねぇ。"
一人でいるときに煙草を吸うことの悪、というととても正確。
物事がうまくいかないばっかりに煙草を吸うことの生産性のなさ、といってもまぁまぁ正確。

そんなわけで今日は最近1日平均15本(15本の内訳:8本、自室。7本、職場。)
くらいは吸っていた煙草を4本に減らしてみた。
自室では禁煙として、職場での喫煙を4本程度に留める。
…驚くくらい体調がよく、飯が旨い。

俺は煙草に吸われていたのかもしれない。(エッチなやつだ。)

まぁだからっていきなり禁煙とかはしないけど、
今夜は、グリムやアンデルセンの金髪をつかんで巨塔に羽ばたけるくらいに
視覚的なイメージがびゅんびゅん飛んでくる。
氷の粒を固めたシャーベットとともに単振動的な跳躍を繰り返して、
8つめの回廊にフェアリーを閉じ込めたバベルの塔をつくるんだ。

結論:今日は帰りが早い

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする