日付で言うと昨日の話。
悲しくなるほど青く青い空。
大行列のできる「ハウルの動く城(主人公がイケメンなのはハンソクだと思う)」をよそに
和製純愛映画「いま、会いにゆきます」なんてものを見てきました。
こっちはこっちでまあまあ混んでいました。
※以下、見ていない人にはつまらん可能性大。ネタバレはないですが。
前評判が「絶対泣くよ」系のものだったので
変な先入観ができてしまったのではないかなどと思っていましたが、
その心配をよそに結構楽しむことができました。
さて、小説→映画化という流れを持つ作品は、
どうしても小説の中の大切な部分が零れ落ちてしまう傾向があります。
特に登場人物の性格やイベントの必然性といったものです。
この映画でも若干そういうところはありました。
それでも映画を楽しむことができたのはそういう細かいところをさしおいて、
各登場人物の途方もない不器用さ、しかし途方もないやさしさのようなものに好感を持ったからだと思います。
彼らが不器用な性格でなければ、映画タイトルであるあの言葉を実際劇中で聞いても特に涙を誘うものとはならなかったと思います。
独りよがりで自分の気持ちを自分の中でこねくり回してしまう光景にはほほえましくなってしまうのです。
変化のない生活を望みそこに喜びを見つけ出す人たちに、ほほえましい気持ちになってしまいます。
おそらく、「日本人」的な発想なのではないかと思いますが…
しかし、ここで心配なことも一つ。
僕は理系の大学院生として就職し、一つの家庭という狭い範囲で生きるのではなく、
或いは世界まで足を伸ばすことも考えなくてはと思っています。
今の僕の位置としてはちょっと言いすぎているかもしれませんが、少なくともその素養を求めているのは事実です。
だから、僕は不器用なままでい続けることを自慢することはできない。
秘め事、きれいな包装にくるまれたキャンディーのような恋愛を楽しんでばかりいるわけにはいかない。
今日ここで幸せに生きられたからといって、そこに永遠を求めてはいけない。
でも、僕はそのような変化を嫌う秘め事のような生き方を愛していることもわかってしまった。
こういう考え方は相克せず両立しうるものなのでしょうか。
また一つ、考え事がふえました。
悲しくなるほど青く青い空。
大行列のできる「ハウルの動く城(主人公がイケメンなのはハンソクだと思う)」をよそに
和製純愛映画「いま、会いにゆきます」なんてものを見てきました。
こっちはこっちでまあまあ混んでいました。
※以下、見ていない人にはつまらん可能性大。ネタバレはないですが。
前評判が「絶対泣くよ」系のものだったので
変な先入観ができてしまったのではないかなどと思っていましたが、
その心配をよそに結構楽しむことができました。
さて、小説→映画化という流れを持つ作品は、
どうしても小説の中の大切な部分が零れ落ちてしまう傾向があります。
特に登場人物の性格やイベントの必然性といったものです。
この映画でも若干そういうところはありました。
それでも映画を楽しむことができたのはそういう細かいところをさしおいて、
各登場人物の途方もない不器用さ、しかし途方もないやさしさのようなものに好感を持ったからだと思います。
彼らが不器用な性格でなければ、映画タイトルであるあの言葉を実際劇中で聞いても特に涙を誘うものとはならなかったと思います。
独りよがりで自分の気持ちを自分の中でこねくり回してしまう光景にはほほえましくなってしまうのです。
変化のない生活を望みそこに喜びを見つけ出す人たちに、ほほえましい気持ちになってしまいます。
おそらく、「日本人」的な発想なのではないかと思いますが…
しかし、ここで心配なことも一つ。
僕は理系の大学院生として就職し、一つの家庭という狭い範囲で生きるのではなく、
或いは世界まで足を伸ばすことも考えなくてはと思っています。
今の僕の位置としてはちょっと言いすぎているかもしれませんが、少なくともその素養を求めているのは事実です。
だから、僕は不器用なままでい続けることを自慢することはできない。
秘め事、きれいな包装にくるまれたキャンディーのような恋愛を楽しんでばかりいるわけにはいかない。
今日ここで幸せに生きられたからといって、そこに永遠を求めてはいけない。
でも、僕はそのような変化を嫌う秘め事のような生き方を愛していることもわかってしまった。
こういう考え方は相克せず両立しうるものなのでしょうか。
また一つ、考え事がふえました。