球形ダイスの目

90%の空想と10%の事実

炎を題材とする芸術の難しさ

2004-11-14 | 初期の投稿
突然ですが、ガスバーナーなどから出たものでない限り炎の形は不定形です。
それをオブジェとして使うことでどのような不幸が訪れるのか。
そんなことをテーマとしてみます。

最たる例は「浅草のウンコ」です。
右の画像をご覧ください。

その筋によれば

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“ウンコ”の隣にある黄金のビルがビールをイメージしたもので、
“ウンコ”自体は炎だそうです。
そして炎の下が聖火台のイメージだというのです。
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だそうです。
ある意味炎もウンコも似たようなものですが、
オブジェの正体が一見しただけで「炎」とわからないというのがこの場合致命的ですね。


もう一つ例を挙げます。
僕もわりとお世話になっている「FIRE」という缶コーヒーがあります。
画像↓

最近この缶に描かれている炎の形をトレースする機会に恵まれたのですが、
輪郭線だけ追って書いていくと、これが


もはや
ライデン(餓狼伝説という格ゲーの敵キャラ、覆面プロレスラー)

の目にしか見えなくなってしまいました。
(…僕だけかな?)

こう考えていくと、炎のように不定形な物を素材として使う際、
形状は何でもアリということになります。或は、なんでもナシとも言えます。

このやんちゃな子を、完膚なき芸術に昇華させることができたらそれは凄まじいと思います。
コメント
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