五叉路のグラフィティ

田舎者からの便り...。

幻の名画「ディープスロートの微笑み(SMiLE)」

2005-06-07 20:14:02 | 音楽
ウォーターゲート事件(1972)での貴重な情報源について
マーク・フェルト氏=”ディープ・スロート”が明らかにしないで、
墓場まで謎のままの方がよかったのではとの論争があった。
M.フェルト氏がしたことは意味があると僕は思う。

かつてのロック史に残る大事件になぞらえれば...

ブライアン・ウィルソンがSMiLE(2004)の新録音を発売したことについてである。
(「SMiLE」は1967年ブライアンの精神的破綻で未完成のまま
 幻になったビーチ・ボーイズのアルバム。
               ・・・・かつてのロック史に残る大事件)
これについて『新録音は、よかった。』or『やらなかったほうがよかった。』という
論争が起こったことを思い出した。
この新録音を聞いて長年もやもやしたものがはっきりした
晴れやかさを感じた僕は、肯定派である。

かつてブートレッグ(海賊盤)などで、あれこれ1967年版”SMiLE”
の完成像を想像していたことは、それはそれで楽しかった。

37年の時間を隔て、たとえブライアンの声が
かつての高音がでなくても僕に素晴らしい
”ティーンエイジャーのための夢のシンフォニー”
を届けてくてたこと、うれしく受け入れた。
僕にとって(多くのロックファンにとって)とても意味のあることなのだ。

だから、「ディープ・スロート」(1972)は成人向け映画なので
    当時未成年の僕は見られなかったんだってば。
   ...今ならノーカット版だって見られるぜ!?

誰も未来のことなんか判らない。
God Only Knows !
コメント (1)
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