五叉路のグラフィティ

田舎者からの便り...。

パリから日本の皆さまへ!

2024-08-27 00:08:27 | 映画

パリ五輪閉幕後の特報がこれ!「太陽がいっぱい」「冒険者たち」などに出演したフランスの
映画俳優アラン・ドロンが88歳で死去した。中学時代からTVの洋画劇場や映画館に足を運び
映画に夢中になっていた頃、端正な二枚目の映画スターと言えばアラン・ドロンであった。

これは映画雑誌を取るようになった頃、1975年『ロードショー』5月号付録のソノシートだ。
雑誌は処分してもうないけど、これだけが書棚に残っていた。ロードショー誌創刊3周年記念
の企画で『第3回ロードショー・シネマ大賞』俳優部門ファン投票でベスト・ワンとなった
アラン・ドロン&ナタリー・ドロンから受賞のメッセージを収録したソノシートである。
49年振りに針を下ろし聴いたが、こうした肉声はもう映画からしか聴くことができない。 


女優部門人気ベスト・ワンのナタリー・ドロンも3年前の2021年79歳で亡くなっている。
青春時代のフランスの大人気スターが二人ともいないとは寂しい限りです。
ここで手持ちの映画チラシをひろげてふたりを哀悼しよう。


レッド・サン Soleil Rouge(1971)
ル・ジタン Le Gitan(1975)
ビッグ・ガン Les Grands Fusils(1973)
スコルピオ Scorpio(1973)
個人生活 La Race des 'seigneurs'(1974)
暗黒街のふたり Deux hommes dans la ville(1973)
あの胸にもういちど La Motocyclette(1968) ・・・・元祖/峰 不二子!


パリは燃えているか Paris brûle-t-il?(1966)
燃えつきた納屋 Les Granges brûlées(1973)
ボルサリーノ Borsalino(1970)
ボルサリーノ2 Borsalino & Co.(1974)
アラン・ドロンのゾロ Zorro(1975)
(Alain Delon 1935.11.8-2024.8.18)

個人教授 La leçon particulière(1968)
新・個人教授 Vous intéressez-vous à la chose?(1973)
(Nathalie Delon 1941.8.1-2021.1.21)

ドロン、ドロンと続けば次はこの方。アニメ タイムボカン・シリーズのドロンジョ様!
洋画の吹き替えやアニメのアテレコ声優で名優の声を自在に演じ分け聞かせてくれた
小原乃梨子さん(1935.10.2-2024.7.12)も先月7/22にドロンと同じく88歳で死去している。
忍者じゃあるまいし、ドロン、ドロン、ドロンジョとみんな消えてしまうなんて…
「ウェーンドラえもーん お医者さんカバンを出してみんなを元気な姿に戻して~お願い」
(声:のび太=小原乃梨子さん)

コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ゲゲゲの鬼太郎

2024-08-18 00:08:18 | Weblog

2024年の夏、この暑さは何とかならぬものか、エアコンがないと死んでしまうぞ!
遥か昔クーラーやエアコンがない頃、夏になれば打水、蚊帳、団扇、井戸水、行水、
西瓜、そして怪談話や肝試しなんかで納涼してました。あゝ あの頃が懐かしい。

そんな子どもの頃、テレビアニメで人気があったのが「ゲゲゲの鬼太郎」
小学校低学年に母親に連れられデパートへ行ったとき、最上階の催し物会場で
「ゲゲゲの鬼太郎」上映会を観たことを今も夏の思い出として残っています。
白黒だったので第1シリーズの放送回(1968.1.3-1969.3.30)なのであろう。

懐かしさもあり、最近文庫シリーズで購入しているのがこの傑作妖怪マンガ
『決定版 ゲゲゲの鬼太郎』水木しげる(中公文庫刊)です。全14巻
僕は、アニメ開始で人気に火が付いた時に『週刊少年マガシン』の連載も読み
アニメとマンガを毎週楽しみにしてました。

鬼太郎ファン水木しげるファンなら常識かもしれないが、貸本時代(昭和30年代)
から貸本漫画として 『墓場の鬼太郎』のタイトルで発表されていたとのこと。
この文庫シリーズでも2巻(1967年10月)まではアニメ化が決定する前の作品なので
タイトルが『墓場の鬼太郎』になっています。知らなかったな~

アニメの「ゲゲゲの鬼太郎」は、声優は年々変わりながら続く今も人気のシリーズ。
さすがにアニメは第2シリーズ(1971.10.7-1972.9.28)で観るのを卒業したけど。
近年、有名なTVアニメ・キャクターの声優さんの訃報が相次いでおり寂しいですね。

僕はやはり「ゲゲゲの鬼太郎」の3キャラクターと言えば、この三人の声優さん
鬼太郎=野沢雅子、目玉おやじ=田の中勇、ねずみ男=大塚周夫が刷り込まれている。
マンガもこの3名の声色で紙面の吹き出し(セリフ)読んでる自分がいます。  
そして無論オムロン(古ッ!)主題歌は熊倉一雄で決まり。♪ゲ、ゲ、ゲゲゲのゲ~

コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Blowin' Your Mind!

2024-08-09 00:08:09 | 音楽

残暑お見舞い申し上げます

♪笑って 走って Hey , Hey
  スキップして ジャンプして
   トランジスタ・ラジオを鳴らして
    僕の茶色い瞳の女の子 君と一緒に
     二人で歌ったことを覚えてるかい
     シャ・ラ・ラ・ラ・ラ・ラ・ラ・ラ・ラ・ラ・ラ・ティ・ダ♪

『ブラウン・アイド・ガール(Brown Eyed Girl)』より moondreamsテキトー意訳。

夏の日の恋をテーマに思い出を歌った曲で軽快で洗練されたラテン・タッチの傑作。
この曲を含むアルバムが Van Morrison / Blowin' Your Mind! (1967)
「ヴァン・モリソン/ブロウィン・ユア・マインド」です。

1967年3月28日ニューヨーク西48丁目のA&Rスタジオにて、ヴァン・モリソンは
初ソロアルバムの(ゼムを前年に脱退した)為のセッションを行った。
ブラウン・アイド・ガール(Brown Eyed Girl)は、根気よく20回以上もテイクを
重ねて仕上げた曲。数回のテイクにコンピュータでいじった音をかぶせる近年の
音楽制作で得られないエモーショナルな輝きがここにはある。

発表当時、ラジオに流すには歌詞の一節”Making love in the green glass”がきわどい
表現だと思われ最初のヴァース”laughin' and a-runnin' ,hey hey"に差し替えられ放送
されたらしい(そのヴァージョンがコチラ ☞ ラジオ編集版 Brown Eyed Girl)。 
今では、オリジナルヴァージョンが普通に聴かれる珠玉のポップロック曲。

この曲を聴くと瞬時に青春時代の気分に戻してくれる僕のお気に入りの歌なのだ。
 ♪Sha-la-la-la-la-la-la-la-la-la-la-tee-da

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする