トム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズの3作目で最高傑作『破壊』
Damn the Torpedoes / Tom Petty And The Heartbreakers(1979)
英国プログレバンドの2枚組アルバムThe Wallが大きな壁となり全米アルバムチャートNo.1を
逃したチョット不運なアルバム、な,な,なんと7週連続2位。"Tear down the wall!"(笑)
疾走感溢れるロックンロールアルバムでカントリー・ロック,ブルース,フォークをベースに
洗練されたシンプルで魅惑的な収録曲の数々は素晴らしい。目の上のたん瘤 ブルース・
スプリングスティーン に追いつけ追い越せと制作され作品で現在ではR&R名作と誉れ高い。
ファースト・シングルとなったポップな『危険な噂』 "Don't Do Me Like That"
トム・ペティ最高作のひとつ『逃亡者』 "Refugee"
トーキングブルースぽい導入部が気を引く素敵な "Here Comes My Girl"
ファンに人気の曲でトム・ペティの特色がよく出ている "Even the Losers"
近年ベテラン・アーティストの訃報が多いのは、致し方ないのですが、トム・ペティが
66歳で死去(2017年10月2日)したニュースは、当時かなりショックを受けました。
永年の体調不良による痛みを抑えるため服用した薬物の偶発的な過剰摂取が要因らしい。
古くはエルヴィス、近年ならマイケル・ジャクソンやプリンスを思い起こす薬物使用による
死去はたとえ合法的なものだったとしても、なんとも解せない。彼らには、ちゃんとした
取り巻き連中はいないものか。スーパースターの苦悩は、凡人の僕らには計り知れない。
さあ貴方がロックンロール好きならば颯爽と駆け抜けたTom Petty And The Heartbreakers
の最高傑作の中からお気に入りトラックを見つけてくれ!
ELV1S~30ナンバー・ワン・ヒッツ/エルヴィス・プレスリー
ELV1S 30 #1 HITS/Elvis Presley(2002)
エルヴィスの没後25年を記念してリリースされたベスト盤。英米でのNo.1シングルだけを
集めた選曲。当時、JUNKIE XLによるリミックスヴァージョンが評判となったシングル盤
「ア・リトル・レス・カンヴァセーション」(全英1位)をボーナストラックとして収録。
"Heartbreak Hotel" ハートブレイク・ホテル
"Can't Help Falling in Love" 好きにならずにいられない
"A Little Less Conversation" おしゃべりはやめて(JXL Radio Eedit Remix)
ELVIS 2ND TO NONE~エルヴィス・オンリー・ワン/エルヴィス・プレスリー
ELVIS 2ND TO NONE/Elvis Presley(2003)
本作は『30ナンバー・ワン・ヒッツ』の続編として、翌年にリリースされたベスト盤。
前作に収録しきれなかったNo.1ソングと人気の高い名曲・傑作を収録している。ボーナス
トラックとしてD.J. ポール・オークンフォールドのリミックス版「ラバーネッキン」を収録。
"That's All Right" ザッツ・オール・ライト
"Rubberneckin''" ラバーネッキン(paul oakenfold Remix-Radio edit)
"If I Can Dream" 明日への願い
エルヴィスの歌は、様々な形で組みなおされたベスト盤がレコードやCDになりファンを
楽しませてくれます。この2枚は、数多くのあるエルヴィスのベスト盤の中でも内容・音質
共に優れたもの。どちらのCDも年代順に並んでおり、2枚目には未発表曲「I'm a Rostabout」
映画『青春カーニバル』へ用意した曲を収録しコアなファンへのお楽しみもあります。
エルヴィスがプロとして公式に録音した曲は、672曲あまり。この2枚では僅か60曲ほど
ですが、毎日 世界中のどこかのラジオステーションではairplayされていることでしょう。
1935年1月8日が誕生日のエルヴィス。生存していれば、今年2025年で90歳になります。
エルヴィスの歌声は、世界中の音楽ファンに届きます…Today, Tomorrow, and Foreve!
『カントリー・ロックの貴公子・ポコ誕生!』…とは、
華美な肩書が気恥ずかしいポコのデビューアルバム Pickin' Up The Pieces / Poco(1969)
ポコはバッファロー・スプリングフィールドの残党メンバー;リッチー・フューレイと
ジム・メッシーナが中心となって結成。このデビューアルバムのリリース直前に脱退し、
イーグルスのメンバーとなるランディ・マイズナーもいた。よって彼だけジャケットの
イラストでは犬に変身して(笑)出てます。サポート・メンバー扱いが不憫だ。😿
<初期メンバー>
リッチー・フューレイ(ギター/ボーカル)
ジム・メッシーナ(ギター/ボーカル)
ラスティー・ヤング(ドブロ/ペダル・スティール/オルガン/ボーカル)
ジョージ・グランサム(ドラム/ボーカル)
🐶ランディ・マイズナー(ベース/ボーカル)…Suporting!
曲はBuffalo Springfieldの最後のアルバム『Last Time Around』(1968)を継承した感じ
(ex.”Kind Woman”)でサポートメンバー扱いだったラスティー・ヤングがポコでは正式
メンバーで参加。素晴らしい1969年製カントリー・ロックの見本市で、美しいハーモニー、
ドブロ/ペダル・スチールなど均整の取れたギター演奏があちこち散りばめられている傑作。
先ずは、日曜の午後ピクニックに出かけカントリー・ミュージックを歌えば、ちょっぴり
魔法がかかったようでとても愉快と歌うタイトル曲:ピッキン・アップ・ザ・ピーセズ
スチールギターがバックで効果的に華を添えている抒情的な歌: 初めての恋
後のイーグルス等’70s米国西海岸ロックサウンドにつながるラブソング:微笑みが欲しい
ポコはこの1st以降メンバーチェンジを繰り返しながらAlbumを20枚以上作ってます。
初期カントリーロック・サウンドがお望みなら、このアルバムをお勧めしたい。
デイヴ・クラーク・ファィヴ(DC5)は、’60年代ビートルズに対抗してヒット曲を
かなり飛ばした英国のロックンロール・バンドでした。
1962年の結成から1970年の解散までの8年間で、1億枚以上のレコードを売り上げ、
15曲連続で全米トップ20入りを果たしている。
日本でも地名にちなんで、ビートルズが(リバプール)マージー・サウンドなら
DC5はトッテナム・サウンドなんて呼ばれかなりの人気グループになりました。
1964年に英国のグループで初めてアメリカン・ツアーを行ったバンドでもある。
グラッド・オール・オーバー・アゲイン/デイヴ・クラーク・ファィヴ
Grad All Over Again / The Dave Clark Five(1993)
これは、そんな彼らの待ちに待ったコンピレーションCD盤だ。
僕が小遣いでレコードを買うようになった’70年代に、DC5のレコードは店頭には並んで
いなかった。ラジオで聴ける彼らのヒット曲は知っていても、買うことはままならなった。
いけずなリーダー:デイヴ・クラークが原盤版権を所有しており復刻・再販を許さなかった
のである。そのままレコード時代は過ぎ去り、やっとこのCD(1993年)で復刻が許された。
ビートルズ、ストーンズ、ザ・フー、アニマルズなどのブリティッシュ・インベンジョン
により頭角を現したグループのなかでDC5の音源不在による要因により若いロックファン
には情報が抜け落ち、忘れられているのでないでしょうか。
DC5は曲調も大きな変革もなく持ち味のブリティッシュ・ビートを作り続けた為、時代
(サイケデリック、ニュー・ロック)の波に乗れず’70年にはグループの活動も崩壊した。
そんなビートルズのヒット曲を蹴落とし、英国チャート1位を奪ったこともある爆発的な
人気グループを思い出し、きっと貴方にも聞き覚えがある楽曲の数々を聴いてみましょう。
Grad All Over 『抱きしめたい』The Beatlesの首位の座を奪ったDC5初の大ヒット曲
Bits and Pieces 愉快な足踏み曲、床が薄い集合住宅にお住まいの方は音量に注意!
Over and Over 1965年初の全米ナンバーワンヒットを獲得した曲
Because 日本でも大ヒットした曲。BC5を知らなくてもこの曲は知ってるかも?
最後は<誰もが君のことを知ってる Everbody Knows>と歌っている同じ曲名なのに
内容が違う2つの楽曲を、
Everybody Knows (I Still Love You)
Everybody Knows (You Said Goodbye)
どちらもヒットしたが今では<DC5を知ってる人は>・・・。後ろの曲にいたっては
『青空が知ってる』なんて素敵な邦題のオチがついてます。(笑)
Do You Love Me Good Old Rock'n'Roll
デイヴ・クラーク・ファィヴのロックンロールは、永遠に不滅...これでいいのだ!!
'70年代英国パンクロックとパブロック(ガレージロック)のミッシングリンクを繋ぐ見過
ごせないR&Rバンド。しかしバンド自体がミッシングMissing(笑)ムーヴメントの狭間に
落ち込んで忘れ去られているのが哀しい。パンク、パブロックファンは聴かずに死ねるか!
十代の爆走 / エディー&ザ・ホット・ロッズ
Teenage Depression / Eddie & The Hot Rods (1976)
彼らのファーストアルバム。僕が持っているCDはオリジナルLP盤11曲にシングル盤や
ライブEP盤など12曲のボーナスを加えた23曲入り73分収録のお徳用盤CDだ。
先ずは、タイトル曲 Teenage Depression(十代の爆走)...イカシテます。
カバー曲は先人達をリスペクトしたLIVE演奏が楽しい。Rock It!!盛り上がっていきましょう。
The Kis Are Alright(ザ・フー)
Gloria / Satisfaction(ヴァン・モリソン / ローリング・ストーンズ)
96Tears 96粒の涙(?クエスチョン・マーク&ザ・ミステリアンズ)
Wooly Bully ウリー・ブリー(サム・ザ・シャムとファラオス)
Hard Drivin' Man ハード・ドライヴィン・マン(J・ガイルズ・バンド)
Get Out Of Denver デンバーをはなれて(ボブ・シーガー)
大御所ローリング・ストーンズの”Bite My Head Off”と遜色ないでしょう。
しかし、このストーンズは溌溂としてるなぁ...。八十代の爆走てか (^▽^)/)
この季節、花粉症のユウウツ(Hay Fever Depression)に悩まされている人へ(andオレ)
頭を銃🔫で撃ち抜くをやめて、こんなのを聴いて憂鬱をぶっ飛ばそうぜ...1.2.3.Buuum
今年のグラミー賞2025受賞作を貴方は覚えておいででしょうか?ここ数年のポピュラー
音楽シーンの主流が、ダンスミュージックとラップ、ヒップポップなのは、わかってます。
だからメインの最優秀レコード賞や最優秀アルバム賞の受賞作は、僕には大層つまらない。
日本人アーティストでチェロ奏者のエル・マツモトさんが初受賞。でも、あんた誰?日本
でもロックの扱いが年々低くなってるのが哀しくなる中、僕らオールドロックファンには
ローリング・ストーンズが最優秀ロック・アルバム賞を受賞したニュースは、喜ばしい。
ハックニー・ダイアモンズ
ローリング・ストーンズ(2023)
Hackney Diamonds / Rolling Stones これ発表後2年近くなってのグラミー受賞だけど
まぁいいか。久しぶりの大傑作、1曲目のシングル曲 Angryからわくわく感がたまらない。
2005年以来のオリジナル・スタジオアルバムで優れた曲を多数収録、傑作の誉れが高い。
Driving Me Too Hard 古いストーンズ・ファンがニヤッとする掴みでスタートしたり
Bite My Head Off ポール・マッカートニーの客演でベースをブイブイ鳴らせていたり
Sweet Sounds Of Heaven レディー・ガガとデュエットで粋なR&Bをたっぷり聴かせたり
5つ星☆☆☆☆☆(絶対不可欠)の評価をして良いアルバムだ。
しかしなんだね、バンド名の由来となったマディ・ウォーターズのRolling Stone Bluesで
幕を閉じるのはカッコつけすぎ。現役中にあともう一枚新作を僕らに届けてほしいな。
The Rolling stones gathers no moss!"(笑)
「ザ・バンド」のメンバーでキーボード奏者ガース・ハドソンが1月21日死去(87才)した。
ザ・バンド最後の生存者だったが、これでメンバー5人とも天国に旅立ってしまった。寂しい。
この偉大なロック・バンド及びG・ハドソンを偲んで、音楽葬といきたい。
The Last Waltz / The Band(1978)
ザ・バンドにとって2枚目のライブ盤で、映画のサウンドトラック盤。3枚組LPは、高価で
すぐに買えなかったな~。今回久しぶりに聴き返し、ゲスト陣の演奏に改めて感動しました 。
ザ・バンドは1968年~1977年の間に7枚スタジオアルバムを発表するが、メンバー間の軋轢に
より一夜限りの解散ライブ(1976年11月25日米国では感謝祭)をもってグループを解散する。
この模様を記録した映画が『ラスト・ワルツ』監督マーティン・スコセッシ。
1980年1月名古屋の納屋橋にあった名画座 ミリオン座にてロック映画2本立てで観ました。
併映はレッド・ツェッペリン 狂熱のライブ(1976)で、僕のロック狂への分水嶺でしたね。
エリック・クラプトンがザ・バンドのメンバーになりたかったという有名な話もあるほど
多くのミュージシャンから尊敬を集めた孤高のバンドだったから、ゲスト陣の豪華さも
うなずける。この夢のようなコンサートの観客になれたなら。(於:Winterland Ballroom)
では、この『ラスト・ワルツ』から
ラスト・ワルツのテーマ - Theme from The Last Waltz
ゲストの中から僕は、ワイルドな親爺ぶりが魅力のヴァン・モリソンの歌に圧倒されました。
アイルランドの子守歌 -Tura Lura(That's an Irish Lullay)
なお、最初のレイ・チャールズ風歌い出しはThe Bandのリチャード・マニュエルです。
最後にG・ハドソンを哀悼し、ザ・バンドのファースト・アルバム『Music from Big Pink』から
G・ハドソンが弾くオルガンのイントロが印象的な曲で、さよならしましょう。
チェスト・フィーヴァー - Chest Fever
-THE BAND-
Rick Danko (December 29, 1943 – December 10, 1999)
Levon Helm (May 26, 1940 – April 19, 2012)
Garth Hudson (August 2, 1937 – January 21, 2025)
Richard Manuel (April 3, 1943 – March 4, 1986)
Robbie Robertson (July 5, 1943 – August 9, 2023)
R.I.P
The Last Waltz Suite: Theme From the Last Waltz (feat. Orchestra)
令和七年、今年の干支は巳年。神様Zeppの使いが、白蛇Whitesnakeという話を
訊いた事はないかい。ハードロック/ヘヴィーメタル(HR/HM)ファンならば
巳年にはへび🐍めたるを!?... 新春の筆頭に聴かねばならぬバンドである。(笑)
サーペンス・アルバス~白蛇の紋章 / ホワイトスネイク Whitesnake(1987)
デイヴィッド・カヴァデール率いるイングランド出身のロックバンドでいってみよう。
アメリカ市場攻略のためゲフィンレコードと契約し、見事全米で支持を得たアルバム。
日本でも絶大な人気を誇るバンドとなり全米No.1ソングの”Here I Go Again”は、
アントニオ猪木さんの名言『この道を行けばどうなるものか、危ぶむなかれ、
危ぶめば道はなし、踏み出せばその一足が道となリ、その一足が道となる
迷わず行けよ、行けばわかるさ』の欧米版の歌(?)みたいで、元気が出ます。
”Is This Love”も全米2位のヒットとなった。にしきの あきらが歌っていた
『もう恋なのか』(1970)の欧米版(?)ロックバラードで珠玉のラブソング。
最後に、このアルバムの肝で古くからのHR/HMファンからも好評だった曲で締めよう。
”Still of The Night”・・・レッド・ツェッペリンLed Zeppelinが80年代に蘇ったような曲。
何処かZeppの”Black Dog”を思わせます。6:38の長尺で威風堂々しており、見事でした。
これらを聴いて頂いた皆様方、きっと幸運・健康・豊穣が近いうち訪れるハズですよ!!
2025.1.13『成人の日』(月曜日/祝日 )大人じゃん。
2000年から成人の日の祝日は、1月の第2月曜日があてられるようになった。そして
2022年4月から18歳が”大人”に。成年年齢が20才から18才に変わった。2025年現在
成人式の記念式典対象年齢や開催日も土、日、月曜で自治体により区々のようだ。
まあ、兎に角 成人おめでとう。 『成人の日』C.M. ~おはよう~ 魔法のコトバ
いよいよクリスマスがやってきます
小さなお子様もよっといで!
童心に帰ってクリスマスミュージックを
一緒に楽しみましょう
クリスマス・チップマンクス
Chistmas Chipmunks / The Chipmunks(2012)
TVアニメ『わんぱく三人組』(1961)いたずらっ子シマリス3匹
”チップマンクス"(アルヴィン、サイモン、セオドア)の人気をうけ
クリスマス・ソングのアルバム発売へと発展したもの
このCDは、2枚のアルバムを1枚にした 2Albums on 1CD です
サンタクロースがやってくる
Here Comes Santa Claus (Right Down Santa Claus Lane)
Christmas with The Chipmunks(1962)
赤鼻のトナカイ
Rudolph The Red-Nosed Reindeer
Christmas with The Chipmunks VOL.2(1963)
ワンダル・デイ
Wonderful Day
ザ・チップマンク・ソング(シマリスの歌)
The Chipmunk Song(Christmas Don't Be Late) メリー・クリスマス!
Happy Holidays & Merry Xmas!
今年はこれでブログはおしまい。ご覧いただき、ありがとうございました。
来年も良い年を迎えられるよう、皆様のご多幸をお祈り申し上げます。
Merry Christmas / Ed Sheeran & Elton John
♪くもりガラスを 手で拭いてあなた明日が 見えますか~。ナァーンて歌がありましたが、
アルバム・ジャケット史上最も安上りなもののひとつ。暗く寂しいアルバムは如何ですか。
Richard and Linda Thompson/ I Want to See the Bright Lights Tonight (1974年)
リチャード・トンプソンは、'60年代後半から英国フォーク・ロックの先駆者的グループ
フェアポート・コンベンションで活躍したが、ホトホト疲れ果てた為グループを脱退。
リチャードはリンダ・ピータースと結婚し、妻のリンダとデュオで伝統的な英国トラッド
音楽にフォーク・ロックをブレンドし、卓越したギター演奏と歌を披露したのがこの作品。
アルバムは1973年に完成していたが、レコード会社は折からのオイルショックにより、
レコードの塩化ビニールを主材とする樹脂素材が調達できない為、翌年1974年の発売に。寂
そんな曰くつきで地味なレコードは、当然ながら当時の米国や日本では未発売でした。不憫
21世紀の恐ろしく目まぐるしく変化していく現代に、このアルバムを聴けば心落ち着くかも。
このアルバムには楽しいロックンロールはありません。陰鬱で荒涼とした寂寞感を抱く音楽。
どの曲も素朴で、不思議と心に響きます。あなたの心にも刺さるでしょうか。
1974年のアルバム発売だから、今年で50周年。記念にあなたもいっとく!?
♪「くもりガラスを 手で拭いてあなた明日が 見えますか」
夜霧にむせぶ倫敦のお宿でも、明日は見えるのか?どうなんでしょう。
”I Want to See the Bright Lights Tonight”
♪「おどま盆ぎり 盆ぎり盆から先ゃ おらんど 盆が早よ来りゃ 早よもどる」
もうひとつ子守歌に、こちらはいかが。
"Withered And Died" ・・・ この曲エルヴィス・コステロがカバーしてます。
【EXTRA(おまけ)】Proxy Music (2024)
2024年、今年リンダ・トンプソン11年ぶりこの5作目のソロアルバムが発売された。
何処かで、似たようなジャケットを見たことない?