ボブ・ディラン名古屋公演(4/17)へ行ってきました。神様・Dylan様かっこよかった!!
Zepp Nagoya 収容人数1,800人 サーカス小屋のような小会場(ライブハウス)にて。
18:00入場開始、整理券437番。入場の順番となり速攻で木戸銭500円の支払と交換で
コインを受け取る。そのコインと引き換えにドリンクホルダー付のオレンジジュースを受け取り
脇目も振らず場内に突入。その甲斐あり中央の絶好ポジションを確保する。
なんと10m程先に中央のスタンドマイクだ。止まり木にもたれながらゴクリと咽喉を潤して
”Bob Dylan”の登場を待つ。子どもだった1973年に『学生街の喫茶店』の歌詞に出てきた
”ぼっぶでぃらん”・・・訳も分からずに口ずさんでいた伝説の人に会うのだ。(笑)
ボーン ボーン ボーンと時報のような3連チャイムが鳴り、真っ暗なステージにボブ・ディランと
彼のバンドが現れる。ステージは降霊祭のように評判通り暗い。少しオレンジっぽい照明なの
ではっきり表情がわからない。だからディランもメンバーも幽霊のよう?いや神々しいお姿と
言っておこう(笑)。後ろの方の人や後方2階席の人は、見れるのか?と心配になるほどだ。
今日の演奏曲目は覚え書きとして、最後にノッケルが
ディラン・ファンや有名な菅野ヘッケル氏らが
『モダン・タイムス』から「ワーキングマンズ・ブルース#2」を歌ったのが
レアだったと興奮して伝えている
初めて参加した僕は演奏曲はレコードやCDで聴いていたが
すべてが新鮮だったと興奮している
古い曲は、原曲を崩し(最新『テンペスト』の曲さえも)新たな曲のように
ディランは、我が道を往くように心からの素晴らしいしゃがれ声で歌ってくれる
歌詞のキーワードから曲名を探し当てるなぞなぞのように曲が進み
そんな頭の中の海馬の遊びを細々つづけながらも
身も心も素敵な演奏に身を委ね楽しむことが得策だと気付く
ディランのうた・唄・歌
そして曲によりピアノと時々ハーモニカ(ハ-プ)
ギターは弾かない
だからディランのうた・唄・歌
それは宮沢賢治がイメージした汽車の旅のようだ
大きな車輪のようなごとごと鳴る響きのベースとドラムのリズム
歯切れのいいギターとキーボードが客車のBGMに華を添え
薄暗い暗闇の車窓から幻燈のように色々な景色を見せながら
B・ディランはジョバンニやカムパネルラのように僕らを連れてってくれる
ブルーにこんがらがって、ね ・・・・・。
Bob Dylan and His Band
April 17, 2014 Zepp Nagoya April 17, 2014 19:00~21:10
Act 1:第1部 19:00
1. Things Have Changed (「ワンダー・ボーイズ(OST)」2001)
2. She Belongs To Me (「ブリンギング・イット・オール・バック・ホーム」1965)
3. Beyond Here Lies Nothin' (「トゥゲザー・スルー・ライフ」2009)
4. What Good Am I? (「オー・マーシー」1989)
5. Workingman's Blues #2 (「モダン・タイムス」2006)
6. Duquesne Whistle (「テンペスト」2012)
7. Pay In Blood (「テンペスト」2012)
8. Tangled Up In Blue ブルーにこんがらがって (「血の轍」1975)
9. Love Sick (「タイム・アウト・オブ・マインド」1997)
Intermission:休憩/約20分
Act 2:第2部 20:20
10. High Water (For Charley Patton) (「ラブ・アンド・セフト」2001)
11. Simple Twist Of Fate 運命のひとひねり (「血の轍」1975)
12. Early Roman Kings (「テンペスト」2012)
13. Forgetful Heart (「トゥゲザー・スルー・ライフ」2009)
14. Spirit On The Water (「モダン・タイムス」2006)
15. Scarlet Town (「テンペスト」2012)
16. Soon After Midnight (「テンペスト」2012)
17. Long And Wasted Years (「テンペスト」2012)
encore:アンコール
18. All Along The Watchtower 見張り塔からずっと
(「ジョン・ウェズリー・ハーディング」1967)
19. Blowin' In The Wind 風に吹かれて
(「フリーホイリーン・ボブ・ディラン」1963)
ボブ・ディラン Bob Dylan :Vocal, Harmonica,Piano
トニー・ガーニエ Tony Garnier :Bass
スチュ・キンボール Stu Kimball :Guitar
ドニー・ヘロン Donnie Herron :Pedal Steel,Banjo, Violin, Mandolin
ジョージ・リセリ George Recile :Drums
チャーリー・セクストン Charlie Sexton :Lead Guitar