五叉路のグラフィティ

田舎者からの便り...。

砂上の楼閣

2021-10-24 18:55:55 | Weblog

日頃お世話になっている皆さまをぼくの部屋へご招待

『まあ ごゆっくり なさって下さい。』

『遠慮なさらず、どうぞどうぞ 奥の部屋ですので』


『そこは、控えの者の部屋です。廊下を左へいった部屋にお入り下さい。』


『さあ、一緒に舶来の音が出る円盤でも聴きましょうか。それとも

今日は秋晴れのいい日和、せっかくですので一緒に外で記念写真を。』

あはは、ぼくの部屋なんてまったくの幻想(Castles In The Air)でなんです。

BGMはFelix Cavaliereのソロ・アルバム Castles In The Air (1979)より

Only a Lonely Heart Sees”なんかを気楽にどうぞ。

令和3年10月吉日 名古屋城本丸御殿を観覧し写真を撮ってきた記念エントリーでした。

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車好き集まれ

2021-10-17 08:08:08 | 音楽

ニューウェーブの新星なんて呼ばれ登場したザ・カーズ。メンバーみんな車好きだからとバンド名
にした軽いノリのボストン出身のロックバンド。ところがどっこい曲はキャッチーでソリッド&
メロディアスの優れたロックンロールをやるので、僕はたちまち虜になりレコードは全て買った。

THE CARS(1978)『錯乱のドライブ/カーズ登場』変てこな邦題タイトルで登場した。
A-1. Good Times Roll A-2. My Best Friend's Girl A-3. Just What I Needed (燃える欲望)
A面の3曲で僕のハートはLOCK ON!
B面1曲目 You're All I've Got Tonight(今夜は逃がさない)でカーズの魅力に逃れなくなります。

唐突に青春学園コメディの傑作映画『初体験/リッジモント・ハイ』(1982年・米)燃える欲望

このシーン(詳しく述べれば⇧この妄想シーン・・・笑)1980年代の我らがアイドル、フィビー・
ケイツにLOCK ON バックにかかる曲がB-3. Moving In Stereoだ。キャメロン・クロウ(脚本)
が絡んでおりナイス選曲、聴くと、僕はパブロフの犬のようにこの妄想シーンを思い出す(汗)
そうですか下品ですかワタクシ?!そんな貴方にはもう一曲、他の挿入曲ジャクソン・ブラウン
(Jackson Browne” Somebody's Baby”)でお口の直しは如何かな?

話をザ・カーズに戻そう。この1stアルバム・ジャケットはインパクトがありますね。
2ndはらさにイイ。最初ドラマー:デヴィッド・ロビンソンのアルバム・デザイン案が
あったが白黒で渋すぎたのか、お偉いさんにダメ出し食らいボツになったらしい。
その案は、このレコード中袋⇩に採用された。

カマキリみたいな細身のリーダー:リック・オケイセック(ギター、ボーカル)はこのあとも
ポップで素敵なヒット曲を数多く作ってくれました。哀しい事にリック・オケイセックも
ベンジャミン・オール(ボーカル、ベース)もすでに逝去(合掌)

行楽の秋、さあ貴方もカーズをカー・ステレオにいれてドライブに出かけましょう。

錯乱のドライブ・・・ワーッ!こっちにくるな~危ないじゃないか・・・・ 交通安全でね。

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ファーゴってどこにあるの?

2021-10-03 00:03:33 | 映画

ファーゴ Fargo (1996年・米) 監督ジョエル・コーエン 製作イーサン・コーエン
脚本ジョエル・コーエン、イーサン・コーエン 出演フランシス・マクドーマンド、
ウイリアム・H・メイシー、スティーヴ・ブシェミ、ピーター・ストーメア

物語:1987年自動車セールスマンのジェリー(W・メイシー)は多額の借金苦を脱却するため
自分の妻の狂言誘拐を企てる。変な顔のカール(S・ブシェミ)とマルボロ・マン似のゲア
(P・ストーメア)前科者二人組に妻を誘拐させ、大金持ちの義父から身代金をせしめると
いうものだが…。事件解決に当たるのが妊婦の州警察署長マージ(F・マクドーマンド)だ。
彼女は丹念に事件を追及して行き...。果たしてどういう決着を見るのだろうか?

寒い寒い白銀の世界のノース・ダコタ州ファーゴやミネソタ州のブレイナードやミネアポリスで
展開されるクライム・ストーリー。コーエン兄弟のスキのない脚本と無駄のない的確な演出に、
滑稽なユーモアがあちこちに散らばめられて楽しい。凄惨なるも可笑しい映画史に残る?!□□□
場面のお楽しみ有。コーエン兄弟を有名にした傑作、クセのある映画です(汗)

登場人物・脇役たちも(マージの部下、二人組をお相手するお姉ちゃん達、マイク柳田など)
どこかトボけており映画が終わったあともいろんなシーンを思い出す度なんだかクスクス笑って
しまいます。クセになる映画です(笑)

"WELCOM TO BRAINERD-Home Of Paul Bunyan"という不気味ででっかい銅像がある州道の
入口を通過する時、誘拐計画の歯車が狂い始める。 

映画もこれからホラ話のおかしな世界へ皆様をお誘いしましょうってことかな。

今年『ノマランド』(2021年)で3回目のアカデミー賞主演女優賞を受賞したマージ役フランシス
・マクドーマンドが上手い。『ファーゴ』が初受賞で2回目が2017年『スリー・ビルボード』。
キャサリン・ヘップバーンに次ぐ3回もの主演女優賞受賞というキャリアを誇る。
中年おばさん女優の活躍に拍手を!

P.S.ミネアポリスを舞台にしたってことであのプリンスも!!??最後のクレジットでVictim In Field
・・・Princeのシンボルマークが横たわっていましたよw

『こんな愉快な映画を観られるなんて、私達って幸せ者じゃない?』

コメント (6)
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