五叉路のグラフィティ

田舎者からの便り...。

2022ロケンロー感謝の日

2022-11-23 00:06:09 | 音楽

♩One...ひぃ・ふぅ・みぃ GO!
きょう11月23日(祝日)はロケンロー感謝の日(勤労感謝の日ともいう)
昨年ブログ記事の焼き直しなんて言いっこなし(笑)なんたって今回はジョン・レノン!

Rock'n'Roll/ John Lennon (1975)
ジョン・レノンが子供の頃に馴れ親しんだオールディーズのカバー集

1973年頃ロックンロールリバイバルの風潮にのり録音を開始したが、プロデューサーの
フィル・スペクターは、録音テープを持ってとんずらするし契約絡みではゴタゴタするし
当の本人は酔っ払い廃人になり果てようとした。こんな状況でもジョンのロケンローへの
感謝(愛情の深さや優しさ)が曲に溶け込んでいる。←ココ大事、試験に出る。((´∀`))

スタンド・バイ・ミー”は、ベン・E・キング・ヴァージョンを凌駕するR&Rヴァージョン。
ジャスト・ビコーズ”は、忘れ去られたロイド・プライスの曲を甦らせた。でもあとの曲
チャック・ベリーやバディ・ホリーなどは飛びぬけた楽曲に仕上げられず惜しまれるねぇ~。



こんなやっつけ仕事ぽいアルバムだが腐ってもレノン!カッコいいアルバムジャケットを
眺めながら命日も近いジョン・レノンの歌でロックンロールに感謝しようじゃないか。

コメント (12)
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小春日和にHarvest

2022-11-10 00:01:08 | 音楽

ハーヴェスト/ニール・ヤング(Harvest / Neil Young)
暖かい小春日和には、こんなのんびりとしたカントリー調のレコードを聴くと
心も和むニール・ヤング1972年の作品。

唯一の№1ヒット:孤独の旅路 (Heart of Gold)が収録されていることでも有名。
ニールファンならB面の力強いロック曲が2曲。アラバマ(Alabama)と
歌う言葉(Words (Between the Lines of Age))も忘れられない名盤だね。

あらまぁそちらの奥様は、暖かい小春日和には温かいココアにお蜜柑とビスケット
東ハトの『ハーベスト』がベストなのかしらん ... 内の妻女もです。 ('◇')ゞ
そんな貴方にも...
『週末に”Out on the Weekend"』は『ハーヴェスト  "Harvest"』をBGMに!

// 皆さまには どーでもいいことだけど //
東ハトの関東工場の所在地(埼玉県入間郡三芳町)は、昔僕が一時期住んでいた
埼玉県入間郡大井町(現:ふじみ野市)とは隣接した所にあるんだよね。

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古いけどもいい曲

2022-11-01 00:01:23 | 音楽

南カリフォルニアの先駆的なDJアート・ラボーが先月亡くなった(享年97才)。日本では
ほとんど知られていないが、僕は彼の興したレコード・レーベル【オリジナル・サウンド】
から多大なる恩恵を受けたので哀悼の意を表し、ここでつらつらと想いを述べたい。

Art Labeau

1959年、彼はこのレーベルから『Oldies But Goodies』シリーズを開始した。
数年前にヒットチャートに載ったシングル・ヒット曲をコンピレーションしたものだ。
音楽が溢れている今日では何てことないが、これがカリフォルニアを発端に大当たり。
Oldies But Goodies Vol.1は全米9位のロングセラー大ヒットに。(183週チャートイン)

カリフォルニアでは、当時フランク・シナトラやビック・バンドを中心に聴いていた
音楽好き若者をDJアート・ラボーのラジオから流れるロックンロールとR&Bで熱狂
させたという。音楽で人種や世代の枠を越えさせた先駆者のひとりでした。

どんな曲が収録されていたのか Here we go! 第3巻から僕のお気に入りを紹介

Oldies But Goodies Vol.Ⅲ (Original Sound OSR-LPS 8853)
デル・ヴァイキングス”Come And Go With Me
フランキ・フォード”Sea Cruise
リトル・アンソニー&ザ・インペリアルズ”Two People in The World
プレストン・エッブス”Bongo Rock
リトル・リチャード”Long Tall Sally"
ジェリー・バトラー”For Your Precious Love



このシリーズ1950年代から1960年代のいわゆる『オールディーズ』と言われる曲が
12曲、発売当時から言えば”ちょっと古いヒット曲”で埋められているレコードでした。

~moondreamsの思い出話~ 
昔よく聴いていたFENでしか聴けないロックンロールやR&B、ドゥーワップに凄く魅了
されてた僕はオールディーズのレコードを探し求めていた。ついに輸入盤屋さんで
日本では未発売のこれに出合った。足繫く通いこのシリーズから9枚手に入れた。
1978年頃には『Oldies But Goodies』シリーズは13枚に達していたけど、僕はもう
他にも好きなアーティストが増えておりLPレコードの完全制覇は出来なかった。(^^;)

~シリーズの面白い話~
このシリーズは、最終的にCD時代の1985年頃まで続き15巻までいった。LPレコード時代
1978年頃には13枚に達していたと書いたが第13巻の表示は Vol.13ではなくVol.14だった。
日本では”四”は縁起が悪いとして、銭湯の下駄箱入れの”4番”が欠番になっていたように
【オリジナル・サウンド】の迷信深い関係者が不吉と考えたのか”Vol.13”は欠番でした。
1980年代(既にCD時代)迷信が解けたのかVol.13、Vol.15と制作され全15巻となった。

~アドバイス(おせっかい)~
僕はCD化された全15巻を、後になって一気に大人買いしたと前にココへ書いたけど
今後このシリーズを買われる奇特な貴方へアドバイス。LP版とCD版のこのシリーズ
実は収録曲が一部替わっているので、そこをわきまえて購入されるのが寛容です。

~臨時ニュース/ジェリー・リー・ルイスの訃報~
ここで、”ザ・キラー”ことジェリー・リー・ルイスの訃報が飛び込んできた。
このOldies But Goodiesシリーズでも4巻12巻に曲を収録しているので
これらの曲を聴いてあわせて追悼しよう。(Jerry Lee Lewis1935. 9.29-2022.10.28)

アート・ラボーさんのDJぶりは体験できなかったけど『Oldies But Goodies』から
オールディーズ(古いけどもいい曲)の楽しみを教えてくれとても幸せでした。
ラボーさん今頃は天国のDJブースから『Oldies But Goodies』を天上エアプレイ
しているのかな。 R.I.P  Art Labeau (1925.8.7-2022.10.7) 

コメント (2)
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