五叉路のグラフィティ

田舎者からの便り...。

バスク~悲しみのクラウン

2024-01-31 13:00:00 | 音楽

ブログ更新に意欲がわかないまま2024年が明けました。あらら・・・もう2月なるぞ!!
そして、あすで能登半島地震から1か月がたちます。
被災された方心よりお見舞い申し上げます、皆様の安全と被災地の一日も早い復興申し上げます。

James Galway/The Wind Beneath My Wings (1991)
クラシック音楽のフルート奏者ジェームズ・ゴールウェイは『黄金のフル-トをもつ男』の
異名をもつ巨匠。 ベルリン・フィル指揮者カラヤンと袂を分かちソロとして活動の幅をひろげ
ポピュラー音楽も多く録音している。これはその中の1枚で、お気に入りを2~3曲ご紹介。

10曲目収録 "Basque"
バスク(バスク地方、バスク人、バスク語)は、歴史的な故国を指す概念のこと。ピレネー山脈の
両麓に位置しビスケー湾に面し、フランスとスペインの両国にまたがる。世界地図で調べてね!
バスクに想いを馳せエルトン・ジョンが作曲した(E・ジョン自身の公式録音はない)美しくも
隠れた名曲だ。J・ゴールウェイのフルート演奏のみが公式発表されている。1992年グラミー賞
最優秀インストゥルメンタル賞受賞曲という事実をエルトン・ファンでも失念しているぞ!!

12曲目収録 "Send in the Clowns" 邦題:『悲しみのクラウン』
スティーブン・ソンドハイムによるミュージカル「リトル・ナイト・ミュージック
A Little Night Music」からグリニス・ジョンズの唄のために書かれた曲が『悲しみのクラウン』
(1973 Original Broadway Cast盤より)

『*グリニス・ジョンズが今年1月に100歳で大往生した!!』
~今回のblog記事の目的のもう一つは、これを記すため~
英国の女優だけど御存知ない?・・・いやいやこのミュージカルを知らなくても映画好きなら
知ってるはず。映画「メリー・ポピンズ」でジュリー・アンドリュースがナニーnanny
(子供の面倒をみる)に行く銀行家<バンクス家>のお母さん役の人と言ったら思い出すかな。
女性参政権運動(Suffragettes) の活動で忙しいユーモラスなお母さんでしたね。

*グリニス・ジョンズ;Glynis Johns (1923.10.5-2024.1.4) ... R.I.P.

このCDには、他にも有名なミュージカル・ナンバーが多数収録されています。一つも観て
いませんが(汗)フルートの名手J・ゴールウェイによる音楽だけで僕は充分楽しめましたよ。

15曲目収録 "The Wind Beneath My Wings" 邦題:『愛は翼にのって』
このアルバムのタイトル曲で、ベッド・ミドラー主演映画「フォーエバー・フレンズ」の
主題歌でしたね。B・ミドラーの歌唱も凄くよくてお気に入りの一曲だ。

・・・では、また。

コメント (2)
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