火の玉ロック

本ブログ、音楽カテゴリでは今回でJust 400回目。燃えるようなロックンロールでキメるぜ！ 
それに今日はジェリー・リー・ルイス（1935.9.29-   ）78歳の誕生日！おめでとう-ご健在です-

18 Original Sun Greatest Hits / Jerry Lee Lewis （1984）
ジェリー・リー・ルイスは、７度も結婚した。’50年代の破天荒な私生活のツケ、非難を浴びた
又従妹マイラ（当時13歳）との婚姻が元で一時、業界から干される始末。公私とも”The Killer”
ぶりを発揮していたが、そんな事でR&R黎明期の巨人の豊かな才能までを黙殺してはダメよ。

Whole Lotta Shakin’ Goin’ On （1956年全米 3位）
火の玉ロック Great Balls Of Fire   （1957年 同   2位）
Breathless                         　     （1958年 同   7位）
High School Confidential          （1958年 同 21位） etc...。

これらサン・レコードに残した録音は、ロック・ファンなら聴かずには通れないもの。21世紀の
現在でも聴けばハレー彗星級の超ド級ROCK（岩石）による大気圏突入・爆発を目撃できるハズ。
フィル・スペクターもそうだけど、狂気を含んだ異端児による偉大な業績は今も眩い光を放つ。
-Rock- 理性では制御できない魅力を時代を越えて感じることができる、これは必聴盤だね。

成長するってこと

greetings from moondreams

やあ！どうも。僕は、9月20日でまたひとつ年を重ねます。さて、いくつになったのでしょう。
今度の東京五輪の年には還暦を迎えるはず。まずはこの目で見られるよう生きてみよう。

”人間五十年 下天の内をくらぶれば 夢幻の如くなり”昔の人はこんなことをいったらしい。

50才過ぎても気ままに生きていく人生（今の世の中）は本当に幸せなのか？

既に50を越えている僕は、例えたら少年時代に熱中していたピンボール・マシンではないか。
それはExtra Ballの権利を使用している状態なんだ。BallをOutlaneに弾き飛ばさないように
フリッパでコントロールしなくっちゃ。不意の球のアクションでアウトレーンに落ちる不運もある。
それに神様は僕の持ち球をディスプレイに表示してくれないから、狙ったターゲットを打ち抜き
マシンと身体を一体にしテクニックを磨き続け、得点を増やしながら生きていくしかないんだ。
さらに、ご褒美のExtra Ballを貰えるかもね。台を揺らしすぎてのTILTに気をつけながら、
僕はまだまだ夢幻を見続けたいぞよ。（待ってろ、P・マッカートニーよ！東京五輪よ！）

 Growin’ Up 
ブルース・スプリングスティーン（Bruce  Springsteen）は、
“学校よりも、3分間のレコードから多くのことを学んだ”と語った。名言だね。
僕も、学校よりもロックンロールと映画から多くのことを学んだ。今後も、これらを糧にして
駆け抜けていくつもり。 ・・・ これって成長するってことになるのかな。（笑） ・・・
                                                                                   For You. 
 
アズベリー・パークからの挨拶（Greetings From Asbury Park, N.J.）1973

おもてなし

祝 2020年東京五輪決定 ! めでたい　めでたい。
 ♪ ハア～ オリンピックの顔と顔　それ トトンット トトンット 顔と顔～
（オリンピック招致アンバサダー）滝川クリステルさんの
IOC総会での最終プレゼンテーションは、上手でしたね。素敵!  

僕もあやかって『おもてなし』の心でもって皆様へブログ（プレゼン）しよう！

狂気 （The Dark Side Of The Moon） / Pink　Floyd （1973）
云わずと知れたピンク・フロイドのプログレッシブ・ロック代表作。
月の裏側を音楽で照らす＝人の心の隠された面（うらがわ）をロック音楽で表現した。
アルバム全体で一つの組曲のようなコンセプト・アルバムの傑作だ。

効果音（心臓の鼓動、笑い声、時計の秒針、キャッシュ・レジスター、硬貨など）をも
音楽の構成要素として、まだデジタル技術が未熟な時代に、巧みにシンクロさせた
意欲作でした。このアルバムが世界中でバカ売れし多額の“マネー”を得たらしい。 

これを聴く側としては（僕にとっては）、精神状態・機嫌の善し悪しによって
めちゃ凄いと感じる時もあるし、クソつまらんと思う時もある不思議なアルバムです。 

There is no dark side of the moon really. Matter of fact it's all dark.
（本当は月の暗い側なんて存在しない。何故なら すべてが闇そのものだから）
さあ 貴方も９月１９日  十五夜お月さんの   お月見には、
BGMを”The Dark Side of The Moon” にして、 お・も・て・な・し！

風立ちぬ

♪風立ちぬ～いまは秋、今日から私は心の旅人っ・・・
秋といえば、NHK朝の連続テレビ小説あまちゃんのヒロイン“アキちゃん”（能年玲奈）がいい。
今日は、松田聖子ちゃんでもあまちゃんでもなく、邦画です。・・・じぇじぇ！

「風立ちぬ」  2013年 （スタジオジブリ作品）
原作・脚本・監督：宮崎 駿、音楽：久石 譲、主題歌『ひこうき雲』（荒井 由美）
ストーリー：1920年代の日本。飛行機（零戦）の設計に夢と青春を賭け懸命に生きる青年・
              堀越 二郎と薄幸の少女・里見 菜穂子の出会いと別れを描く。

この夏、一番のヒット作。タダ券を頂いたので久々ジブリ・アニメを観てきました。よかった！
お得意のファンタジーを卒業し、宮崎 駿監督が大人の恋愛を生真面目に描いた感動作。
家に帰って荒井 由美のデビュー・アルバムを感動に浸りながらウルウルしながら聴いてます。


ユーミン（荒井 由美）はデビュー曲で ♪ “あの子は死ぬ前も 空を見ていたの～”　やら
♪ “あの子の命はひこうき雲～”と唄った。彼女の原点は、オサレなお姉さんじゃなくて
この映画のメッセージのひとつと同様に『生きねば。』が、原動力だった（のかしら）！

____ 宮崎 駿と荒井 由美に敬意を込めて ____

マイナス3曲の昂揚

パパッラッパッパ～～ ♪（Got To Get You Into My Life）
9月になれば 手前のレコード鑑賞にも身が入るってなもの。さ～て、お立会い！
ココに取りい出したるは、天下のビートルズの傑作アルバム 輸入盤レコードでどうだ。

リボルバー  ビートルズ Revolver / The Beatles (1966)  US-Capitol盤
ジャケットのコラージュにアート性が感じられる代物。正味の音色（ねいろ）は如何にと
申せばサウンド面も先鋭・斬新なロック色が強まり、拙者大好きなアルバムでござります。

消費税が近々に上がると嘆く歌（ちょと違うか？） Taxmanにはじまり、どの曲もグレイト!
拙者 英国盤の通常の14曲入LPに加え、好きが昂じ遂に米国盤までも所有に及ぶ。
米国では、J・レノンが歌う3曲がひとつ前のLP『"Yesterday”…and Today』に引き抜かれ
11曲収録。日本では英国仕様を販売し、米国盤仕様は売れないと判断され未発売でござる。

損得勘定でこの米国盤LPを聴かないのは もったない！と言いたい。昔レコードをよく聴かれた
お立会者ならお判りと思うが30cmLPに多くの曲を詰め込もうとすれば、物理的にレコード溝を
細くしてプレスしなくちゃ多くの曲は入らない。20曲入ベスト盤やらコンピレーション盤で迫力が
ないなと感じたことないですかぁ。当然 出力される音は、痩せ細った音で再生されちゃうのだ。

もともと米国盤は、荒っぽいカッティング気質（ロックには適してる！）があるし、曲数が減って
間隔にも幅のある深溝になり、ガッツある音が飛び出してくる。これがマイナス3曲の昂揚さ。
気分は上々！ 拙者、二挺拳銃（Revolver）を携えるガンマンが云うんだから間違いはない。
んまっ 信じるか 信じないかは あなた次第 !（Tomorrow Never Knows）