五叉路のグラフィティ

田舎者からの便り...。

Rain on The Roof

2006-02-26 16:43:03 | 音楽
今日は、全国的に雨。雷を伴い強く降った地域もあったようだ。
屋根を強く叩く雨音を聴きながら、うとうとしていたら
なぜか、わが息子がクッキーを焼いてくれた。
熱いコーヒーをいれ、Lovin’Spoonfulを聴く。

こいつ(写真)は’76に出たコンピレーション盤。
12曲収録されており、1stから4枚目迄で選曲されている。入門編にもってこい。
オリジナル・アルバムもCD化された時に1stから4枚目を一気に買いしました。

ラヴィン・スプーンフルはいいね。
すべて3分に満たない曲なのだが、ほのぼのとしていて、やさしくて、暖かくて
ロックンロールとフォーク・ロックの楽しさ満載なのだ。

”魔法を信じるかい?、デイ・ドリーム、サマー・イン・ザ・シティ、
ココナッツ・グローヴ、心に決めたかい?、あの娘はミステリー、
レイン・オン・ザ・ルーフ、うれしいあの娘、ヤンガー・ジェネレーション”etc...

みなさんもいかがですか。
屋根を叩く雨音とコーヒー、クッキー&ラヴィン・スプーンフル!
"Believe in the magic of Rock and Roll"
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Songs in the Key of Life

2006-02-25 16:22:00 | 音楽
荒川静香さん、おめでとう!

トリノ五輪2月24日フィギュア女子スケートで日本人初の金メダルを獲得。
僕は朝5時30分に起きTVでフィギュア女子・フリーみていて大いに感動した。
得点に反映されない美しい”イナバウアー”を披露し、高度の技を大舞台で
次々に決めての勝利。
天才が栄光と挫折を乗り越え、氷上のバレリーナのように舞いましたね。

フリーの楽曲は世界選手権優勝時(’04)の”トゥーランドット”に戻したとのこと。
開会式で世界3大テノールのルチアーノ・パバロッティ氏が熱唱したのが
”トゥーランドット”(イタリアのプッチーニの歌劇)だったらしい。(知らなかった)
「何か運命を感じた。この曲で最高のものに手が届いたことが何よりもうれしい」
と、荒川静香さんはコメント。

この曲は、彼女の「Song in the Key of Life」になるでしょう。
僕は、このプッチーニの歌劇には興味がないのでスティーヴィー・ワンダー
の傑作アルバム Songs in the Key of Life / Stevie Wonder(1976)
を聴いてお祝いだ。
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ウイングスU.S.A.ライヴ !!

2006-02-22 19:39:03 | 音楽
バンド・メンバーの息がぴったり合い、アルバムも売れ行きこのところ絶好調
(Band on The Run , Venus and Mars , At The Speed of Sound)
機は熟した。ポ-ル・マッカートニー率いるWINGSいざ出陣。

ワールド・ツアー アメリカ公演(1976年5月~6月)のベストテイクを
ポール自身による編集でまとめたものが
”Wings Over America”(1976)3枚組ライブ・アルバムである。
海賊盤対策の為、このボリュームになったらしい。

SIDE1 ”Venus and Mars~Rock Show~JET ”のメドレーでいきなりヒートアップ
SIDE2 Beatles2曲に”007死ぬのは奴らだ”ポール34歳、艶がありノッテル歌声だ
SIDE3 アコースティック・セットにうっとり(Beatles3曲含む)
SIDE4 ロック古典 ”Go Now”デニー・レイン(Vo)に酔います
SIDE5 チャイムの合図”Let 'Em In”とともにウイングスの珠玉の名曲揃い
SIDE6 アンコール曲”HI,HI,HI””SOILY”2曲の重量級ロックは圧巻
これほどの充実感のあるライブ盤は、そうはない。

昔NHK夕方の番組「ヤング・ミュージック・ショー」で”ロック・ショー”というタイトル?
のWINGS米公演の模様を観たのが衝撃でした。映像はいまいちよくなかったが
動くポール&ウイングスの映像と音を聴き、しびれましたね。

ビデオデッキをもってなかった時代だったので、この時の映像を脳裏に焼きつけ
このウイングス絶頂期のライブ盤、よく聴いていました。今も聴くよ!
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ラスト・ショー

2006-02-20 07:20:01 | 映画

1967年に開館し39年の歴史に幕を閉じる映画館「名鉄東宝劇場」へ、昨日足を運んだ。
(名古屋では有名な老舗映画館です。2006年2月24日で閉館予定)

”さよなら名鉄東宝 ファイナルシネマ”と題し、ファンサービス(700円)として
名作・ヒット作をラスト上映。2日間毎の日替りで、以下の8作品。
(ハウルの動く城、ダイ・ハード、エイリアン、タイタニック、明日に向って撃て!、
ゴッドファーザー、ゴーストバスターズ、ジュラシック・パーク)

どれも映画館でみたことあるんだけど、思い入れのある劇場が無くなるので最後に
もう一度大スクリーンでみたかったゴッドファーザーThe Godfather(1972・米)を鑑賞。

監督 フランシス・フォード・コッポラ 音楽 ニーノ・ロータ 主演 マーロン・ブランド
アル・パシーノ、ジェームズ・カーン、リチャード・カステラーノ、ロバート・デュバル
アメリカの巨大なイタリアン・マフィア(コルレオーネ・ファミリー)の抗争と
家族愛を描いたいわずと知れた作品。
TVでも何度も観ていたから、どのシーンも愛着がある3時間飽きさせない。
”ゴッドファーザーは、人生のあらゆる示唆に富んでいる”なんて言うと、メグ・ライアンに
言われちゃうね”男の人っていつもゴッドファーザーの話をするのね”って。
by ユー・ガット・メール You've Got Mail (1998)

昨日 とり壊される予定の映画館の椅子にうずくまりながら、新たに感じたこと。
映画ラスト近くに 三男マイケル(アル・パシーノ)が、退院後隠居状態の父親
ドン・ビトー・コルレオーネ(M・ブランド)に今後の事について相談しているシーン。
親子の愛情が、交わす言葉が少なくても静かに感じられるところにいたく感激した。
僕からもお礼を言うよ”ありがとう ゴッドファーザー”。これこそ不朽の名作!

追伸:名鉄東宝劇場は、ビルの6階にあるんだが3階にバスターミナルが入っており
バスの出入りの度に劇場が地震のように度々揺れる貴重な映画館でした。
(30年程前 中学生で初めてココで見たとき 地震!?ってビックリしたものでした。)

コメント (11)
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”THE DOO-WOP SINATRA”

2006-02-18 21:43:49 | 音楽
Dion(KDDIのプロバイダーじゃないぜ!)
1958年頃からディオン&ベルモンツ及び個人名義で全米で次々ヒット曲を
飛ばしたロックンローラーがDionその人だ。
グループ名は米国ブロンクスのベルモント・ストリートに由来する。
ストリート・コーナー風DOO-WOP・ハーモニーをキメてくれます。

浮気なスー/ディオン&ザ・ベルモンツ第1集/Original Classics(写真左)は
”ア・ティーンエイジャー・イン・ラヴ”浮気なスー Runaround Sue”ザ・ワンダラー”
から”アブラハム、マーチン&ジョン”まで25曲のヒット曲アンソロジー('58-'69)集。

B・スプリングスティーン、D・エドモンズらもカバーし尊敬を集めているし”アブラハム、
マーチン&ジョン”なんかB・ディランの曲にも匹敵する優れたソングライターでもある。
個性的で魅力的な歌声は、ファンになると たまらなく切なくなります。
このドリーミーなオールディーズに浸ってるとなんか幸せな気分になるんだ。

デジャ・ブ Deja Nu(1990) (写真右)は、
”浮気なスー””ザ・ワンダラー”と同じような録音方法で取り組んだアルバム。
1曲目”Shu Bop”から30年前の素敵な世界へタイム・スリップする。正にデジャ・ブ!
バディ・ホリーへのトリビュートのような曲”Every Day(That I'm With You)”
もいいしB・スプリングスティーンが提供している2曲もこの雰囲気に合っている。

ディオンは’60前半のフランキー・アバロン、フェビアン、ボビー・ライデルのような
甘ったるい歌手とは違うんだ。過小評価されているのが凄く残念なことです。
”THE DOO-WOP SINATRA”なんて素敵なネーミングがあるDionでRock’on!
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HAVE FUN !

2006-02-16 00:06:10 | 音楽
いま、第20回冬季オリンピック・トリノ大会のTVに釘付け。日本人選手がんばれ!
10日午後8時(日本時間11日午前4時)から北イタリアの古都トリノのコムナーレ
競技場での開会式ヨカッタな。

入場行進では、バリチ開会式総監督によると「’70、 ’80年代のパーティー音楽
で楽しいパレード」がテーマだったそうで、観てる僕も大いに楽しみました。
1曲目に流れたのがシックCHICの「グット・タイムス"GoodTimes"」でしたね。
「おしゃれフリーク"Le Freak"(1979)」で一気にブレイクしたシック・・・好きでした。

ダイアナ・ロスの希望でシックのナイル・ロジャース&バーナード・エドワーズの
プロデュースで制作されたのがdiana(1980)。
ディスコブーム以後のダンスミュージックとファンクを華麗にクリエイトした作品。
”Upside Down”が大ヒット”I'm Coming Out””Have Fun Again”もいい曲。
最終ミックス段階でダイアナとナイル・ロジャース&バーナード・エドワーズが
対立し両者の間でわだかまりが残った。で、発売されたのがモータウンミックス。

ソリッドでエグくてカッコいいオリジナル・ミックスはDeluxe Editionで聴ける。
D・ロス及びモータウン首脳陣は、D・ロスの甘い声と強烈なシック・ビートの
アバンギャルドな競演が商業的に行き過ぎと判断した。
当時の音楽雑誌にナイル・ロジャースがオリジナル・ミックスがボツにされた事を
相当怒っていたのを、華やかなトリノ大会・開会式を見ながら思い出しました。

Have Fun Again!
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聖ヴァレンタインの虐殺

2006-02-11 11:14:18 | 映画
1929.2.14禁酒法時代の米国、市俄古
アル・カポネが引き起こしたギャング史上有名な事件が...
あ~ん もう チョット待って!・・・
バレンタインデーも近いとだしイ~、アタイ 楽しい映画のこと書きたいのヨ★
てな訳で...

お熱いのがお好き SOME LIKE IT HOT(1959・米)B&W
監督ビリー・ワイルダー
出演ジャック・レモン、トニー・カーティス、マリリン・モンロー
1929年、禁酒法時代のシカゴで、失業中のバンドマンのジョー”ジョセフィン”
(トニー・カーティス)とジェリー”ダフネ”(ジャック・レモン)は暗黒街一味
による殺人現場(モデルは聖バレンタインの大虐殺)を目撃したことから、
ヴォーカルのシュガー(マリリン・モンロー)をはじめとする女性ばかりのバンド
に女装してまぎれこみ、マイアミへ逃れるのだが…。

スラップスティック・コメディ映画史上に残る名作。
僕は、TVで広川太一郎(カーティス)愛川欽也(レモン)の吹き替えで観たのが初見。
お気に入りになり、スクリーンでオリジナルを観たくて名画座へ2回追っかけたほど。
笑わせ、ホロリとさせて見所いっぱい。理屈ぬきで楽しめる本物の娯楽映画だね。
白黒映画で撮ったのはふたりの女装が、当時ではインパクトが強すぎたから?
・・・・・・・・・・・・・
ラストが傑作!
"ダフネ"に惚れて結婚を迫る大富豪オズグッド(ジョー・E・ブラウン)に、
ダフネが断念させようと”本当はブロンドじゃないし””うんとタバコは吸うし”
”サックス奏者と同棲していたし””子供も産めないし”などとイロイロ言うが
”かまわない””気にしない””許す””養子をもらう”とオズグッドは一笑に付す。

最後に... ダフネ  (カツラをとり)”俺は、男なんだ!”
.        オズグッド        ”完全な人間なんていない”
ああ、愛は盲目!
”プ・プ・ピ・ドウ♪”("I Wanna Be Loved By You"by Marilyn Monroe)
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There's no place like home !

2006-02-06 19:27:14 | 映画
今日、またまた節分も過ぎたというのに寒の戻りか。
背を丸めて帰宅すると、ほっとする。
”やっぱり、お家が一番!”というわけで、
「オズの魔法使」The Wizard Of OZ(1939・米)
監督:ビクター・フレミング 出演:ジュディ・ガーランド

誰でも知ってる おはなしは・・・
大竜巻に愛犬トトと共に巻き上げられた少女ドロシー(J・ガーランド)が
たどり着いたのは、魔法の国オズ。彼女は故郷のカンザスに帰るため
(オズの大魔王に会いに)黄色いレンガ道の果てのエメラルド・シティ
目指して出発する。臆病なライオン、脳のない案山子、心のないブリキ
のきこりと共に…。

これは、大人も楽しめるファンタジー映画の大傑作。
「指輪物語(ロード・オブ・ザ・リング)」「ナルニア国ものがたり」のような
最近の映画に比べたら学芸会の劇かと思われるのでしょうか。

でも、観れば笑ちゃうような特撮と着ぐるみのキャストに愛情がわくよね。
張りぼての裏でガンバってるオズだって僕は応援したいし、
マーガレット・ハミルトン演じる”西の魔女”は怖い魔女の決定版!
”虹の彼方に(Over the Rainbow)”は永遠のスタンダードだよね。


こんな素敵な映画だから各方面からのオマージュは絶えない。
映画でいえば、フィールド・オブ・ドリームス(1989)、ツイスター(1996)など。
音楽でいえばE.L.O「エルドラド(1974)」(ルビーの靴!)
エルトン・ジョン「黄昏のレンガ路(1973)」など。
みんな、この映画を心に留めて大切にしてるんだよね きっと。

目を閉じて、心の中でルビーの靴の踵(かかと)を
カチ・カチ・カチと3回鳴らせば 春はきっと近いかも?
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ロックンロールが死んだ日

2006-02-03 06:55:18 | 音楽

2月3日 今日は、バディ・ホリーの命日です。
1959年2月3日小型飛行機の墜落事故により死亡。享年22歳。

僕が、ブログに初めての記事をエントリーしたロックンローラー。
真の創造的なロックン・ロールはバディ・ホリーが創り上げた
という説は至極 マトを得ていると思うんだ。根拠のひとつはこれ。

ファースト・ソロ・アルバム BUDDY HOLLY(1958)
(トレードマークの眼鏡はかけていません)には、
”I'm Gonna Love You To” (よく聴いて、こおろぎが紛れ込んでいる)
”Peggy Sue”         (遠雷のようなドラムを聴いて)
”Listen to Me”,”Everyday” (胸をしめつけられる珠玉のバラード)
”Words of Love”       (ビートルズがカバー)
”Rave On”          (史上最強のロックンロール曲)
など この天才ロックンローラーによるクリエイティブなR&R曲に
あなたは心を奪われないだろうか!

もし、バディ・ホリーの生涯に ご興味がおありなら、
「バディ・ホリー・ストーリー」(1978)主演ゲリー・ビューシー(Buddy Holly)
をご覧になって頂きたい。素晴らしい出来の映画に仕上がっている。

ストーンズ、ビートルズだってディラン、スプリングスティーンだって・・・だって
どれほど影響をうけているのか。よく彼らの曲を聴いてみよう。
もしバディ・ホリーの影響を受けてないアーティストがいたとしたら、
そいつらはちっともロックしてくれないだけなのさ!

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パブ・ロック

2006-02-02 19:36:53 | 音楽
前回Nick Loweとくりゃ 今回は 僚友DAVE EDMUNDSで決めなくては!

エルヴィス・コステロ、ニック・ロウ、デイヴ・エドモンズ 3人とも英国人だが
憧れの米国を曲に反映したR&Rやポップスへの入れ込み具合がFeeling So Good

’90.9.20名古屋クラブクワトロへデイヴ・エドモンズのライヴを観に行った。
なんとライヴ当日は 僕の誕生日だったこともあり、妻を同伴してね。

...そして ステージにD・エドモンズがあらわれ白熱のプレイが次々と
”Here Comes The Weekend””Queen of Hearts””The Wanderer””Paralyed”
”I Knew The Bride”などのR&R連発そしてライヴ定番”剣の舞 Sabre Dance”etc...

『おお、これが 生 PUB ROCK !!!』 とひとり勝手に興奮してたが
妻は、倒されそうな音圧に固まっていました。(笑)

バック・バンドに
The E.Stret BandのMax Wenberg(drums),Danny Federici(keybords)
おふたりさんもサポートしていて、かっこいい演奏で盛り上ったな~
最高のロックンロール・ナイト★素敵なバースデイ!
I.W.HARPETRの1ドリンク付!あの時のバーボンは最高の一杯でした。

LP”I Hear You Rockin'” (1987) CD”A Pile of Rock;Live”(2001)の
ライヴ盤なんかをウィスキー片手に聴くといつもあの時の感動がよみがえるのだ。

(LP内袋)
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