Buono!な毎日♪

毎日が美味しい生活でありますように・・・

百年の愚行

2006-12-29 00:01:01 | 環境
とあるカフェにて、衝撃的な本に出会いました。
それは、人間がここ100年の間に地球に対して行ってきた
現実を思い知らされる本。
それを見た瞬間、胸が締め付けられる想いでした。
人間とは、本当にひどい生き物だ・・

  「百年の愚行」(Think the Earthプロジェクト)

カテゴリーとして
・WATER(海・川・湖沼)
・AIR(大気)
・EARTH(森・大地)
・ANIMAL(動物)
・MASS PRODUCTION/CONSUMPTION(大量生産・大量消費)
・NUCLEAR/TECHNOLOGY(核・テクノロジー)
・WAR(戦争)
・PERSECUTION(差別・迫害)
・REFUGEE(難民)
・POVERTY(貧困)

の10項目に分けられており、それぞれ、人間がしてきた愚行が
写真で表現されている。

やっと購入し、やっと見る気になれた。
それくらい、勇気がないと見れない・・・
むしろ、お酒でも飲んでないと見ることができない。
実際、今お酒を飲んでいる・・。
素面では見れないのだ。

流出した油まみれになったペンギン。
枯葉剤をまく米軍機。
動物実験の為に首、両手両足、胴体を機械で縛られているサルや
ギロチン状態で並ぶウサギ達。
猛毒ガスによって死亡した、土中から発見される幼児。
後にも先にも、唯一2回、人間の頭上に落とされた原爆(広島・長崎)



B29によって落とされる、爆弾の雨。
アパルトヘイトに反対した黒人に、発砲する白人。
山積みになった、難民の死体・・・

人間はそこまでしないといけないのか・・?
命を奪うほど困っているのか?
何のために・・?

今、こうしてPCでブログを作成している私は
なんなのか?こんなことしていていいのか??

報道等では知り得ない、私たち人間がしてきた現実を、
この目で確かめる必要がある。目を背けてはいけない・・・
私たちは共犯者なんです。

知っておかなくちゃいけない。


この本は、まさにそれに匹敵するものです。


一番最後の写真。

まるで眠っているかのように、石の上に横たわっている
ルワンダ難民の幼児・・・

あなたはこれを見てどう思いますか・・・?






仕事のモチベーション

2006-12-25 23:02:43 | ひとりごと
現在、私の仕事は個人向けの宅地販売のPR。
私をサポートしてくれている2人と組んで、代理店さんや商品製造部門と
打ち合わせをして、販売に向けて日夜励んでいる。
そんな仕事を、私を知っている人はきっと、
「似合わねぇ~~」と思うはず。
私自身もそう思っている

来年の春募集に向けて、どの商品を売りに出すかを検討している
ところですが、正直、宅地販売に全く興味ない私にとって、
どの土地を売ろうが、どうでもいいことだ。

しかし、こんな私が今回、ちょっと力が入ってしまっている。

場所は担当地区である千葉。とある私鉄の終点駅で、バス便。
いまのところ、20画地前後であるが、そのうち1画地で、
とんでもないものが商品として挙がってきた。

通常、個人向け宅地というのは、お客のニーズなどを考慮して
画地割をし、だいたい200㎡前後のものを販売するのであるが、
そのとんでもない画地というのは、700㎡ほどある。
法はあるは、斜面はあるは、目の前は鬱蒼とした山林や畑・・・。
これを、何とかして欲しいと製造部門が言って来た。

詳しくは言えないが、上面は約300㎡、斜面を降りて下面に100㎡ほどの敷地という構成。
数字を見てわかる通り、斜面で300㎡ほどあるのだ。

今日、その画地を含めた現地視察に行ってきた。
これが問題の画地。

いまいちわかりづらいが、上から見下ろした図。
眺めはいい。


上の面。これ見てわかる通り、かなり高度なところ。




下の面。目の前は竹林。



右手下方には田んぼが。



う~ん・・・
私だったら、上は景色を眺めることができるお風呂をつけ、
下には菜園などをするとか、別荘風にするかな・・

上司達は「こんなの個人向け宅地じゃない」と嘆くばかり。
でも私は内心、飛びついた。
売ってやろうじゃないかっ

普段から、家を見るにしても、ちょっと曰くつきの方が面白いと思い、
暇なときにネットで「東京R不動産」というものを見ている。
それを自分なりにあーだこーだと思い描きながら、妄想している
こういう物件を探しているような、ちょっとこだわりのある人を
ターゲットにすればいいのではないか??

私とサポートしてくれている2人、担当の代理店と先日打ち合わせをした結果、
ターゲットとして、
・ロハス的(この言葉は好きではないが・・)
・似非エコ
・リタイヤ組の夢を見させる第2のライフスタイル提案
・・・・
この属性を対象とした雑誌「ソトコト」や「自休自足」等々の雑誌に
載せるか、
もしくは固定属性対象に絞り込んだインターネットでの引き込み。。。

もちろん、値段設定が絡んでくるので、一概には言えないが、
どうせ売れない商品ならば、今までとは違った切り口で売りたい。
通常ルーチンでは、全く面白くない!!

この戦略をじわじわと上司達に伝え始めているが、
変な目で見られ始めている・・
やっぱりこいつ、変わり者か・・・。
チームの環を乱すな・・って感じですが・・・気にしません!

やっとこの仕事に目覚め始めてきました。
というより、この画地に惚れてしまったというか。
明日はまた現地に行って、全体の募集会議。
この画地を含めて、募集画地を最終決定する。
この画地も候補に残ればいいのだが・・・

でないと、やっぱりつまらん毎日を過ごす羽目になる・・
モチベーション上げるのも大変だっ




四国からのクリスマスプレゼント

2006-12-24 23:02:24 | お気に入り
MerryChristmas!

みなさん、いかがお過ごしですか?
今日はイブですが、私はいつも、イブがクリスマスと思ってます。
クリスマスプレゼントはどうされたのでしょうか?

私は今年、素敵なプレゼントをいただきました
(といっても、季節柄、勝手にクリスマスプレゼントとしちゃってます

それは、はるばる四国は丸亀から届きました



こちらを送ってくれたのは、「へんこつ侍」さん。
ブロガー仲間です。

■へんこつ■
 人を寄せ付けないほどの情熱とこだわりのオーラを持つ人

へんこつ侍さんは、まさにその通り!!
とっても熱いんです
普段は造園のお仕事をされているそうですが、その傍らで

「市民が本当に望むまちを市民の手でつくることこそが本来のまちづくりなのではないかと考え、
合意形成手法としてのワークショップを研究しています。
 現在は、そこから少し深化して、協働によるまちづくり、協働を推進するための
仕組みや仕掛けについて研究しています。」

と、愛する丸亀の為に情熱を注いでいるのです!

そして、ブログを拝見してもわかるように、とっても器用なのです
今回いただいた唐辛子やハバネロの佃煮(本当に辛そうっ)、
そして最近感動したのはクリスマスリースもうビックリ。
こんな素敵なお父様を持つ、ご子息やお嬢様はうらやましいですっ

↓↓↓この唐辛子についてはこちらをご覧ください。↓↓↓

            

「私も食べたい!!」という方は、へんこつさん宛てにコメントしてみてください。
きっと素敵な小包みが丸亀から届くことでしょう
お味は保証付き
新鮮で色鮮やかな唐辛子が、ピリっと、ジワっと、そして深いコクが
お口の中に広がりますよっ。

そして今回はオマケに「イソトマ」の種子もいただいちゃいましたっ。
うまく育てられるといいですが・・・・


さてさて、我が家のYUTAくんは、今日の友人宅でのパーティーで
楽しく過ごし、すっかり爆睡しております。
サンタさんにもらうものを急遽変更し、急いでツリーに手紙をつけておりやした
果たして・・・(絶対間に合いませんねっ親はヒヤッヒヤです



それではみなさん、素敵なクリスマスを!!



病から得たもの。

2006-12-22 10:33:00 | ひとりごと
これは、池袋にある「大桃豆腐」という、豆腐を作ることに全身全霊をかけている
お店のもの。友人にお願いして買ってきてもらった。(というか、もらった)
そう、このお豆腐屋さんに、今度その友人が弟子入りすることになった。
彼とは、もう10年の付き合いになる。

10年前、中途採用でわが社に入ってきた彼は、今どきな感じで正直、
話しかけにくく、苦手だった。どう見ても年下に見えたし(笑)
ところが、別の友人達を通じて話すようになり、今に至る訳ですが、
この10年で、彼は目に見えるように変わっていきました。

彼も私も飲むのが大好きなので、よく飲みに行ったのですが、
肝臓が元々悪いことは聞いており(勝手に明かしてごめんっ!)、
たまに、「こんなに飲んで大丈夫なの!?」と言っても、
「(肝臓がんで)死んだ祖父ちゃんたちは、もっともっと飲んでいたから大丈夫だよっ」と
逆に怒られる始末。
まあ、本人がそう言うんだし、自分の体のことは、他人がどうこう言っても・・
と思って、そのまま引き下がってました。


今から3年前の夏、とうとう潜伏していたものが爆発しました。
健康診断で呼び出され、すぐに病院に行けと言われたと、報告がありました。
胸がざわざわしました。大丈夫なのか・・・

それからの彼は、約2年間、入退院を繰り返しました。
病気が発症する前の彼は、毎週のように釣りを楽しむアウトドアな人間。
話を聞くたびに、楽しそうだなあってうらやましかったりしました。
それが、全く逆の生活。
肝臓に負担をかけていはいけない、疲れてはいけない、休息が一番。。。

お見舞いに行っても、ハキがありません。
笑顔で対応しているつもりだろうけど、その笑顔も私からみたら、
むなしくなるばかり・・
そして言うんです。「親からもらったもんだから、上手に付き合っていくよ」って。
一体、どんな気持ちでそんなことが言えるのか・・・
心情は・・・
何で自分がこんな目にあわなくちゃいけないのか?
何でオレだけがこんな思いをするのか?
本当は誰かにすがって泣きたいんじゃないか、
親を恨んだりはしないんだろうか・・・

あまりのぐったりした姿に、目をあてられない時もありました。
このまま放って帰っていいのだろうか、一人で大丈夫なのか・・
でも、私はお見舞いに来ることしかできない・・・
無力を感じました。

最後の退院から1年半。
彼はマクロビオテックに出会い、今は元気に会社に来ています。
薬は相変わらず常用のようですが、検査に行く回数も減ったようです。

病気になって、マクロビオテックに出会ってからの彼は、本当に変わりました。
きっと、沢山のものを得て、沢山の人に出会って、そして支えられ・・
穏やかになった気がします。
人生観が変わり、人生を真面目に考え、生きることに貪欲になったんでは
ないでしょうか。とっても生き生きしています。

そんな彼は、今年いっぱいで会社を辞め、第2ステージへと一歩踏み出します。
きっとこのステージこそが、彼の晴舞台の場になることでしょう。
さらなる変貌を遂げるであろう、彼を見て行くのが、とっても楽しみです。
2年間の修行をこなして、立派な豆腐屋になってもらいたいです。
でも彼ならきっと大丈夫でしょう!

いただいたお豆腐、納豆、お味噌でお昼ご飯を作りました。



沢山の思いの詰まった食材。これ以上のご馳走はありません。
これを食べれば、沢山の「気」をいただけることと思います。

それでは、いただきまっす!


~SimpleModernMacrobioticParty~Macrobiotic.jp

2006-12-20 00:44:08 | マクロビ
先日、‘Simple Modern Macrobiotic’のイベントに参加してきました。

こちらは、元クシガーデン料理長の平田満シェフが開催している教室で、
今回は6時間の料理教室+クリスマスパーティという設定。
6時間も!?!?と思ったのですが、とりあえず申し込んでみたら、当選
少々不安になりながらも、行ってきました!

自由が丘という場所、そして教室内はとっても洗練されていてビックリ
キッチンといい、コンロといい、道具といい、全てが洗練されていました。

さて、6時間で何を作るのか・・
18:00から行われるクリスマスパーティーのメニューを見てビックリ

 ~~メニュー~

・野菜とひよこ豆のリエットのタルティーヌ
・さつまいもとリンゴとクスクスのサラダ
・長芋ときのこのリヨネーズ風
・長ひじきと小松菜の韓国風サラダ
・大豆と根菜のカポナータ
・セイタンと雑穀の板麩ラザニア
・テンペと干し芋のピンチョス
・ドライフルーツのメープルヴィネガーのマリネ
・クルミ入り 玄米の洋風ちらし
・玄米クレームブリュレ
・フルーツパンチのカクテル風
・抹茶のパウンドケーキ
・ブッシュ ド ノエル


こ、これをたった12人で作るの!?!?とまたしても驚いてしまった。
でも、来た以上、やるしかない・・っ

まずは平田シェフのデモンストレーションと言わんばかりの、凄まじく早いスピードでの説明。


あまりにも早くて、右往左往
でも、みんなこちらの教室に通っている方がほとんどなので、慣れた感じで
しっかりついて行っていました。

シェフの説明が終わってから、みんなで手分けして料理開始
私はみんなに助けを借りながらもなんとかこなす一方で、
シェフはみんなに質問されると一つ一つ丁寧に教えてくださり、とっても
ありがたい・・一番働いていたのはシェフじゃないかな
さすがは平田シェフ!

マクロの教室で、シェフに教わることができるのは、もしかしたら
ここだけかもしれません。
そういう意味でも、ここはとっても勉強になります。
だって、プロの技が生で見れ、そして盗めるんですからっ

さてさて、出来上がりはこんな感じでっす

 野菜とひよこ豆のリエットのタルティーヌ



 さつまいもとリンゴとクスクスのサラダ
秋の味覚満載シャキシャキのりんごと、ほっくりサツマイモが絶妙!




 長芋ときのこのリヨネーズ風
サックサクの長芋に沢山のきのこ。テンションあがりっぱなし



 長ひじきと小松菜の韓国風サラダ
これは、ビビンバを食べたいときには持って来いですっ



 大豆と根菜のカポナータ



 テンペと干し芋のピンチョス
これは目からウロコでした。
フッワフワの衣、これは習ったものだけの秘密でっす



 ドライフルーツのメープルヴィネガーのマリネ
セロリ嫌いの私でも充分食べられた1品。絶品です



 クルミ入り 玄米の洋風ちらし
クルミの歯ざわりが絶妙でした。
クルミって、穀物にとっても合うんですよね



 玄米クレームブリュレ
これは、シェフの技が見えた1品。
甜菜糖をふりかけ、バーナーで。




 抹茶のパウンドケーキ
キレイなグリーンでしょっっ!!!
こーんなにふんわりと焼きあがりました



 ブッシュ ド ノエル
とってもキュートです!
やっぱり白いクリーム×赤いイチゴ、ケーキはこれです



画像はありませんが、板麩のラザニアも、非常に美味しかったですよ!
板麩とは思えないくらい、パスタに化してました。

こんなに沢山の料理に囲まれ、パーティー開始
ゲストの方のハープの演奏や、初対面の方たちとのお話で
会場はとても華やかな雰囲気に包まれました。
みなさん、教室を開くのが夢だったりして、そんな話をしてくださる
時の顔が、とても素敵でした

正直、帰りはぐったり疲れてしまったけど(苦笑)、
でもとても満たされた1日でした。
レベルの高いお料理、こういったものは、自分ではなかなか作れないし・・。

楽しく勉強、そして料理ができ、平田シェフほかスタッフの方々に感謝です。

またまた意欲が沸いて来た気がしまっす












「美味しい!」という言葉。

2006-12-12 22:45:25 | ひとりごと
今朝までスランプ気味だった。

何故か・・・

「マクロビ井戸端会議」に参加してからだ。

私にとってマクロビオテックとは・・?
解決したと思っていたけど、ずっと引きずっていた。
みんな真剣なんだ・・私は違う・・・・・・
本当に恥ずかしくなってしまっていた。

なので、今日はずーっとそのことで頭がいっぱい。
自分のポジションが定まってないのだ。
私は何がしたいんだろう・・?


でも、さっき解決した。
それも、YUTAが引き金に!

最近、カボチャプリンを作ることにハマっている。
昨日の夜中に作ったのを、夕食後にYUTAに食べさせた。
彼は、私のマクロ食をあまり好まなかったんだけど、
最近、ようやく「美味しい」といって食べてくれるようになってきたんです。

今日も恐る恐る、カボチャプリンを食べさせたら、
「美味しい!!」といって、もっとちょうだい!とせがんできた。
結局、2人でペロっと全部食べてしまった。
カボチャ1個分のプリンを・・・

でも、それで私は気づいたんです。
私はやっぱり「美味しい!」といってくれる人に食べさせてあげたいんだと。

以前、私はよく、人を家に招いてウチメシを楽しんでました。
食事担当はもちろん家主の私。
自分の料理を食べさせたいが為に、友人達を呼んで食べてもらっていました。
まあ、これは私のエゴなんですが・・・
でも、意外にもみんなが「美味しい」と言って食べてくれて、
すっごくうれしかったんです!
それにハマって、当時はしょっちゅう人呼んでウチメシパーティをしてました。

あるとき、やはり友人達を呼んで食事をしていたときに、
「Mちゃん、お店やりなよ~」と言われたんです。
まあ、友人もおべっか的に言ってくれたんだと思うんですが、
その言葉が頭から離れず、ずっとココロに響いているんです。
お店をやるなんて、私程度の料理ではとんでもないことだけれど、
やっぱり作ることが好き。「美味しい」という言葉を聞くのは、もっと好き!!
今日のYUTAの言葉で更に確信!

私の周りには、夢へ向かって走り続けている人、走り始めた人が沢山いる。
この人も、この人も、この人も!!
みんなすごく輝いている。すごく刺激的な人たちだ。
私も早く仲間入りしたい。

もっと多くの人に「美味しい!」と言ってもらえるご飯を作りたい。
そのためには、まだまだまだまだ山のような試練があるけれど、
リマに通って、マクロの大切なことを学んで、あらゆる人たちが
食べることの出来るご飯を作れたら・・・
それが、お店であれウチメシであれ、みんなが「美味しい」と言える場を
作れたら、最高だなって思う。
それでみんなも自分もHAPPYになれたら・・・

ちなみに、YUTAが食べつくしたカボチャプリン。
これはやっぱり、カボチャがKEYですっ



ちょっと芋羊羹ちっくですが・・・
今回、甘みは甜菜糖シロップとメープル。
つなぎはコーンミールで。
目指すは「hun lahun」のカボチャプリンでっす


それと、ちょっと美味しくできたNO動物のキッシュ。
具は、有り合せのほうれん草と玉ねぎ。




最後に、意外と美味しかった、おからのふりかけ。



おからを炒って、アクセントにゴマと揚げた蕎麦米を加え、
醤油で味付け。
おからが残ってしまったときに、ちょうどいいですよっ。


来年は私も密かなヴィジョンへ向かってがんばるぞっ!







マクロビオテックとは・・・

2006-12-10 23:22:42 | マクロビ
今日、「マクロビ井戸端会議@GAYA」が、青山でありました。
今回、初参加ということもあって、ちょっとドキドキしながら行きました。

ここ「GAYA」は青山学院西門前にあり、マクロビ界ではかなり有名なお店です。
数少ないマクロ食が食べられること、そして、マクロビ・パパさんのお料理が
食べられること!!

幻の米、イセヒカリを始め、ボルシチのキューブや花野菜のコロッケ他沢山っ。



テンペの生春巻きや蒸し野菜(このシソ+味噌のソース絶品♪)



大根餅とヒヨコの形をしたテンペのスイーツ!!


どれも美味しく、感動、そして圧巻でした

この会は、マクロビをしている人たちの交流会。
みんな名札を付け、名刺交換しながら、お互いのマクロの話などをして
交流を深めていきます。
そして、マクロをしている人は、何故かブログをしている人が多く、
ハンドルネームと顔が一致して感動したりします。

今回一番びっくりしたのが、「ハナちゃんジャーナル」を書いている方に
お会いしました。
私がマクロを始めた当初、かなりお世話になったブログだったので、
感動でしたよ~お会いできて、すっごくうれしかったです!

その他にも沢山の方にお会いできて、みなさんと、マクロを始めた
きっかけや、今どんな生活を送っているかをお話させていただきました。

そして、私自身、思ったことがあります。


私にとって、マクロビオテックとは何か・・・
何で私はマクロビオテックをしているのか・・・


今日、お話させていただいた方や、今までお付き合いさせていただいている
方々のほとんどが、お子様のアトピーや、自身のお体を崩され、
それをきっかけに、体の事、食べ物の事、そして人生の事を真剣に考え、
そして調べた結果がマクロビオテックに行き着いたと思われます。

私は幸いなことに、大きな病気はしたことがありません。
毎年の健康診断もいたって健康。めったに風邪も引きません。
おかげ様で子供も健康です。
なんでマクロを始めたのか・・・追求していくと、正直、自分でもわかりません。

まだ今みたいにマクロビオテックが広がっていない頃から始めたわけですが、
料理教室を通ったわけでもない、真剣に勉強したわけでもない・・・
ただ、純粋に、体に変なものを入れたくない、体にいいものを取り入れたい、
それだけだったような気がします。

両親が食事にうるさい人で、残すと怒られる、添加物が入っているものは
食べさせてもらえませんでした。
そして今でも覚えている強烈な思い出は、幼稚園のお友達のおうちに遊びに
行ったとき、夕食に「○井のハンバーグ」が出されました。
その味のまずかった事と言ったら・・・全部食べ切れませんでした。
ハンバーグは手作りするのが当たり前を思っていたので、子供ながらに
ショックでした。
食べ物を粗末にしない、添加物は駄目、食べたいときは手作りする・・・
もしかしたら、こうやって育てられた結果が、必然的にマクロビオテックに
引き寄せられて行ったんではないか、と思います。


マクロビオテックに出会ってからは、確実にライフスタイルが変わり、
思考も変わり、人との距離感や接し方も変わり、自分自身が大きく変化したのは
言うまでもありません。
おかげで、ここ1年間は、マクロを通じて沢山の方に出会い、充実した日々を
過ごすことができました。
そして、私がブログを始めるなんて・・・我ながら驚きです。

でも、今日の皆さんのお話を聞いて、本当に真剣にご家族のこと、自分の体の事、
そして人生の事を考えてらっしゃって、自分自身が恥ずかしくなりました。
私はそこまで真剣じゃない・・・

来年から、東北沢にある「リマクッキングスクール」に通います。
できれば、師範まで取りたいと思ってます。
これをきっかけに、いままでゆったりやってきたマクロを、
スタンスは変えないまでも、少し真面目に勉強しようかなと思ってます。
みなさんが真剣に悩んで勉強している分、私は悩みなく勉強ができるんですから。

今日は色々と考えさせられる一日でした。

「1歩前進」。
これもマクロビオテックのおかげかなと思っています。









Miravile ~ミラヴィル~

2006-12-07 22:58:59 | グルメ
忘年会シーズンの到来です!
そして、マクロビアンの私にとって、はなはだ悩ましい時期でもあります。
だって、忘年会ときたら、お刺身だの焼肉だのって動物さんたちを沢山
食べなくてはいけないし・・・

先日、プライベートな忘年会が、さっそく開かれました。
その名も「大人の休日会」。
メンバーは♂3、♀2の5人構成で、名前の通り、大人の休日を
楽しもう♪というコンセプトで、定期的に集合し、旅行や食事に
行っています。

このメンバーとの食事会、お店を決めるのは大抵私の役目。
今回も私が決めさせていただきました。
そして今回は珍しく、フレンチです!
マクロビアンの私が、よりによって何故フレンチか・・?

   Miravile

こちらは前々からすっごく気になっていました。
なぜか・・・それは、
ここの使用している野菜は「ビオファームまつき」さんのものなんです。
私、まつきファンなのです。

まつきさん改め、松木さんは、元々、パリで修行したり、銀座のフレンチ店で支配人をしたり・・
しかも、恵比寿の「タイユヴァン・ロブション」の給仕長も務めた人なのです!!
そんな方が、農業へ転向、そして現在、自身が納得のいく野菜を作っています。

「ビオファームまつき」の野菜は、神楽坂の「ラストリカート」というイタリアンでも食べれますよ
(ここもなかなかいいお店でした!)。
購入したい方は、毎月代々木公園にて開催されるアースディマーケットにて!
ご本人自ら来られてますよ(次回は来年4月)

そんなこんなで念願の「ミラヴィル」。
一体、まつきさんの野菜が、どんな形で現れるか・・

今回は「瀬戸内のお魚コース」(5,000)

始めのアミューズはイカと内臓を煮詰めたもの。(画像はありません)
これはフレンチっぽ感じでしたが、こってり感はなく、意外にもあっさり。
でも、ワインにはぴったりのお味。

次に1品目の前菜。



これ、何が入っていると思います??
牡蠣、白子、アイナメです!!それをお野菜と一緒に・・・
絶品でした。素晴しいコンビネーションですね、これは。
しかも少しも重たくないんですよね。
てっぺんにはトリュフがかかってございました
あっぱれです


2品目の前菜。



こちらは、ナスの中に七面鳥と豚のミンチが入っています。
上には枝豆やレンズ豆が乗っていて、豆好きにはありがたい1品♪
何度も言いますが、お肉なのに、しつこくないんですよね~


そして、いよいよメイン♪♪♪


 
お魚のポワレと無農薬野菜の温サラダ。
見事でしょ!!とっても美しい
食べるのがもったいないくらい、見事な盛り付けでした。

ラストはスイーツ♪



アイスクリームを2種類の柿で包み込んだもの。
周りにはミルクをあわ立てたメレンゲです。
柿をこういった形で食べるのは初めて。
デザートはみんなそれぞれ違うものを食べました。


フレンチって、どうしてもバターたっぷりのこってこてソース、
ガッツリくるお肉・・というイメージですが、
ここは全くそんな感じはしませんでした。
もちろん、バターもミルクも使っているはずですが、
出汁を変えたら、和食?と思えるくらい、素材をふんだんに生かした
内容でした。

こちらのシェフ、都志見さんに脱帽です。

そして、ここのお店でとっても好感持てたのが、
予約の際に、「野菜オンリーでお願いできますか?」と尋ねたところ、
「難しい」と回答が来ました。これはまあ、フレンチなので、仕方ないと
思っていたのですが、そのことをきちんと覚えていてくださり、
訪れた際、開口一番に「野菜メインのお料理がありますので、
そちらをセレクトしていいただければ・・」とおっしゃってくださいました。
そのオペレーション、さすがだなと思います。
これが、再訪させる気遣いですよね。

我が家から徒歩10分の距離に、こんな素敵なお店があるのは
うれしく思います。
何かの際にまた、訪れたいと思います



レトロ喫茶

2006-12-06 00:53:04 | グルメ
私には、どうしてもやめられないものがあります。
マクロをやっていても、どうしても・・・

まずはお酒。
これは何とも・・
まあ、毎日じゃないし、ホスピタリティの一環として・・
と言い訳しながら、週2回ほど楽しんでます。

そして、も一つやめられないのが、珈琲なんです。
しかも、社会人になるまではほとんど飲めなかった私が
量は多くないものの、ほとんど毎日飲んでいるんです。
何故、珈琲にハマッてしまったかというと、
とある喫茶店に行ったのがきっかけでした。
それは・・

  『大坊珈琲店』(青山)

ここは、表参道の交差点すぐ。246沿いを外苑方面へ行った
ところの2階にあります。
一度、やはり喫茶店マニアの友人に連れられて訪れたのですが、
あいにく満席で、2回目にしてやっと入ることができました。
店内はカウンター席とテーブル席が小さい店内になんとか収まっているという
感じ。そこへ人が入るのですから、結構ギュウギュウです

ネルでじっくりじっくり時間をかけて1杯の珈琲を淹れます。
ブレンドのタイプは5通り。私は3番を選びました。(友人に薦められて)

飲んでみると、今まで味わったことないくらい、深みがあって、
そして変な苦味も酸味もない!
珈琲が苦手だった私が心底美味しいと思える珈琲だったんです。
目からウロコでした。珈琲がこんなに美味しいなんて・・

1975年開店以来、ずっと青山でお店を続けるマスター。
私はまだ一度もお目にかかったことはないけれど、是非一度マスターの
珈琲を飲んでみたい。ちなみに、村上春樹さんも御用達だそうです。

それからと言うもの、またまた凝り性の私。
自分で淹れたくなってしまい、ついにミルまでも購入。
当時は自分で豆を挽いて、じっくりゆっくり入れる練習をしてました。

そして、やっぱりいろんなところの珈琲が飲みたくなりますよね!
行きましたよ~色々と。

青山  蔦珈琲店:青学会館の向かい。中庭を眺めながらの一杯は
              とっても癒されます。ネルドリップ。

渋谷 TOP : ここは渋谷だけでも数店あり、新宿などにもあります。
           普通の雰囲気の喫茶店ですが、珈琲は美味しい。サイフォン式。

有楽町ももや : 有楽町阪急目の前のカレーやさんの2階。
            かなり急勾配の階段を上がる。店内も超狭いが
            なぜか居心地満点♪メニューのカレーは当然1階
            から(笑)でも、珈琲は美味しい。お鍋で沸かして
            きちんと作ってくれます。映画「珈琲時光」の舞台にも。 

南千住 カフェ・バッハ:ここの店主、田口氏は、珈琲業界では有名人。教室も開き、
                本も出版している。下町ならではの、金額設定。

・・・とまあ、ここまでは普通の喫茶店。
そして私がこよなく愛するのが、「レトロ喫茶」なのです
珈琲を飲むようになってから、「珈琲」「読書」「JAZZ」そして「散歩」・・
このスタイルに憧れ、そして、このスタイルをする人、そう!「J・J」こと
植草甚一をマネしたくなってしまったんです!
そして、さっそく神保町へ

まずはミロンガ



ここはタンゴ喫茶でもあります。
そして、世界中のビールも置いてあり、堪能できます

次はラドリオ。



珈琲の種類は少なめ。でも美味しいし、居心地はGOOD!

そしてエリカ。
映像は残念ながらないのですが、かなりレトロです。
そして、マスターはかなりクールで、注文してそっけなく帰っていきます。
神保町界隈では、一番好きかなあ。。。

他には、J・Jがこよなく愛した「きゃんどる」。
こちらは、再開発の陰謀で、昔のきゃんどるとは様変わり。
すっかり普通の喫茶店になってしまいました
ま、味は美味しいですけどね。

他にも、「李白」というお店があったのですが、なぜか経堂へ引越し。
何で経堂なんだろうか・・・

他のエリアでは、下北沢も喫茶店激戦区。
「ミケネコ舎」「いーはとーぼ」など、居心地満点のお店があります。
それと、忘れてならないのが荻窪界隈。
「どんぐり舎」「ダンテ」「ひいらぎ」などなど・・
吉祥寺では「武蔵野珈琲」。

そして、京都!!
ここは本当にレトロ喫茶が多いです!
京大前にある「進々堂」(カレーパンセットが有名!)、「六曜社」(ドーナツが有名!)
「くんぱるしーた」「静香」「築地」「ソワレ」・・・
京都は本当にいい喫茶店が多いです!!

ちなみに、唯一コレクションしているのがマッチ。
レトロ喫茶に行くと、必ず置いてあります。
まだ数は少ないけれど、よく見るとかなりアートな世界です!



(蕎麦屋や鰻やも入ってますが・・・)


とりとめなく書いてしまいましたが、
いまどきのカフェも大好きですが、やっぱりレトロ喫茶!
居心地といい、適度な狭さといい、寛いでしまうんですよね。
珈琲も美味しいしね。

まだまだ沢山行きたいお店はあります。
これからもどんどん開拓していきたいです!