Buono!な毎日♪

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百年の愚行

2006-12-29 00:01:01 | 環境
とあるカフェにて、衝撃的な本に出会いました。
それは、人間がここ100年の間に地球に対して行ってきた
現実を思い知らされる本。
それを見た瞬間、胸が締め付けられる想いでした。
人間とは、本当にひどい生き物だ・・

  「百年の愚行」(Think the Earthプロジェクト)

カテゴリーとして
・WATER(海・川・湖沼)
・AIR(大気)
・EARTH(森・大地)
・ANIMAL(動物)
・MASS PRODUCTION/CONSUMPTION(大量生産・大量消費)
・NUCLEAR/TECHNOLOGY(核・テクノロジー)
・WAR(戦争)
・PERSECUTION(差別・迫害)
・REFUGEE(難民)
・POVERTY(貧困)

の10項目に分けられており、それぞれ、人間がしてきた愚行が
写真で表現されている。

やっと購入し、やっと見る気になれた。
それくらい、勇気がないと見れない・・・
むしろ、お酒でも飲んでないと見ることができない。
実際、今お酒を飲んでいる・・。
素面では見れないのだ。

流出した油まみれになったペンギン。
枯葉剤をまく米軍機。
動物実験の為に首、両手両足、胴体を機械で縛られているサルや
ギロチン状態で並ぶウサギ達。
猛毒ガスによって死亡した、土中から発見される幼児。
後にも先にも、唯一2回、人間の頭上に落とされた原爆(広島・長崎)



B29によって落とされる、爆弾の雨。
アパルトヘイトに反対した黒人に、発砲する白人。
山積みになった、難民の死体・・・

人間はそこまでしないといけないのか・・?
命を奪うほど困っているのか?
何のために・・?

今、こうしてPCでブログを作成している私は
なんなのか?こんなことしていていいのか??

報道等では知り得ない、私たち人間がしてきた現実を、
この目で確かめる必要がある。目を背けてはいけない・・・
私たちは共犯者なんです。

知っておかなくちゃいけない。


この本は、まさにそれに匹敵するものです。


一番最後の写真。

まるで眠っているかのように、石の上に横たわっている
ルワンダ難民の幼児・・・

あなたはこれを見てどう思いますか・・・?