Buono!な毎日♪

毎日が美味しい生活でありますように・・・

ブランドと化す

2008-04-22 01:30:15 | ひとりごと
食事をするとき、カウンターに座るのが好きです。
何故ならば、理由は2つあります。

1つ目は、料理をする人の「仕事」が見れること。
2つ目は、料理をする人と会話ができるから。

特に、後者。
その会話を楽しむために行く場合もあります。
食事の美味しさも然ることながら、その人の拝啓や、
そこに行き着くまでの経緯を聞くのが好きなのです。
どれだけ、この仕事が好きで、どれだけ、お客様のことが好きか。
決して、試しているのではなく、その人の熱意が聞きたいのです。

最近はなかなか時間が取れず、外食する機会がないのですが、
以前は行きつけのお店がいくつかあり、いずれも、カウンターで
食事をしてました。

最初はもちろん、食事の評判から入るのですが、
通う回数が増えるごとに、
いわゆる、マスターの食事が食べたい、マスターの話が聞きたい、
が理由で、通うようになるのです。
そうなるともう、私の中では、その人が「ブランド」なのです。

大きなバックグラウンドがあるなら、それがブランドになっているので
そこの食事、そこの商品目的で人は集まると思いますが、
そんなバックがないような個人のお店というのは、
商品以上に、その作り手さん、販売やさんが重要になってきて、
次第に、その人を目的にそのお店に通うようになってくると思うのです。


先日、家の近所にできた和食やさんに行きました。
評判も何もわからず、ただ近所というだけで。
たまたま、カウンターのみのお店です。

お店に入ってみて、お店の印象が変わりました。
食事も丁寧に一生懸命に作っている。美味しい。
でも、それ以上に、マスターの熱い想いに打たれてしまったのです。
しかも、私よりまだ全然若い。
儲けよりも、お客様に喜んでもらえるものを、正しいものを
正しい形で提供したいという想い。

そして、お客様全体に気配りができる。
料理をしながら、きちんと会話も楽しむこともできる。
お客様が好きでないと、できない仕事。

沢山、お話をさせていただきました。
食について、夢について、人生について。
若いから、沢山のヴィジョンがあります。
聞いてるこちらも、ワクワクしてきます。

また一つ、行きつけにしたいお店が増えてしまいました。

私もいつか、夢が叶えられる機会に恵まれたら、
自分に会いに来てくれる様な人間に成長していたい。
立派でなくてもいい、
小さくても、人の印象に残れる人になれることを
目指して行きたいと思います。



doLohas アップです。

2008-04-20 23:11:33 | 料理
先週から、do-Lohasがアップされました。
今回は、ちょっと春を意識しているメニューです。

空豆おむすび
生麩の焼き田楽
新じゃがのマスタード和え
菜の花と湯葉の梅風味和え
大豆ナゲット

新じゃがと菜の花のレシピは、今日、楽々庵でも
出させていただきました。
2つとも、材料が少なめなので、作りやすいと思います。


来週、最後のdo-Lohasの撮影があります。
早いもので、レシピ提供が1年経ち、
1年の契約とはいえ、あっという間でした。

また、このレシピ作成によって、
新しいことを始めることって、とても大変なことだけれど、
続けることの大変さも、実感しました。

最後の撮影も、思いっきり楽しんで臨みたいと思います!

今週末は楽々庵です。

2008-04-19 00:20:37 | ウチメシ
今週末の4月20日の日曜日。
楽々庵にお手伝いに入ります。

私は今回も日替わり担当。
そして、KOMOKONさんのスイーツも堪能できます♪


日曜日はお天気回復しそうですね!
代々木公園のアースディ東京の帰り道、
ちょこっと楽々庵でゆるんでみませんか?

お待ちしてます♪


楽々庵

【営業日】
日曜日 12:00~22:00(お食事のラストオーダー 20:30)
住所 164-0001 東京都中野区中野2-12-5メゾンドリラ101 ウナカメラリベラ内
電話 03-5340-8292
※5月3日 憲法記念日から、楽々庵は土曜日営業となります。
 曜日が変わっても、どうぞよろしくお願いします。

【道案内】
中野駅南口を出て、線路と平行に走っている道路を
新宿方面へ行きます。
途中、サンクスがありますので、その手前を右折。
しばらく行くと、左手に「楽々庵」があります。
駅から徒歩3分です。



物事への執着とこだわり

2008-04-17 23:01:27 | Weblog
久々のアップです。
やっとやっと、家でゆっくりPCに向かうことができる時間が
持てました。
時間に追われるのは嫌ですねぇ・・・

今日は、今読んでいる本について、私自身に置き換えて
思ったことを書こうと思います。


ここのところ、私の周りでは、‘ナガオカケンメイ’が流行ってます。
この‘ナガオカケンメイ’とは?
ロングライフデザインをコンセプトにしたセレクトショップ
D&DEPARTMENT PROJECT」のデザイナー兼オーナー。
都内では、九品仏と立川に店舗があります。

その彼の、“ナガオカケンメイのやりかた”という本にハマッてます。
彼の店作りに対する想いや思想、人材育成についてを思い思いに
書いている日記を1冊に纏めたものですが、読むたびに共感し、
前を向いて歩く勇気をもらえるのです。

ある日の日記に、
 「ものを作りたかったら、執着しなくちゃいけないんだ。
 やりたい気持ちは中途半端じゃいけない。
 相手が誰であろうと、その人を説得する情熱を持って臨み、
 成功に導かなくてはいけない」
というような内容が書かれていました。
この日記を読んで、思い出したことがありました。


以前いた部署で、宅地販売のPRをやってた時のこと。
自分がリーダーとなって、PRでは私以外の2人と、
現地班では1人ついて、1つの募集を全て行っていたのですが、
私が今の部署に異動になるときに、
そのPR担当の2人、現地班の1人それぞれから、
「リーダーの中でmickysukeさんが一番、やりやすかったです」
と言われました。

それを言われたとき、「あ~よかった」と思ったのを覚えています。
確かに、私としても気を使ってきたつもりだったし、
自分の要望は伝えて、ある程度は任せていたので、
彼らのペースでできたんだろうなって思ってました。

でも、この日記を読んで、ある、引っかかっていたものの
謎が解けたのです。

現地班担当の1人にも、上記のように言われた時に、追加で
「でも、もっとこだわってもよかったんじゃない?
 mickysukeさん、こだわりないんだもの」
のコメントがあったんです。

そう、私は宅地販売に全く興味が無かった。
自分でも不思議なくらい、情熱を注げなかった。
だから、「ある程度任せた」のではなく、
どうでもよかったのかもしれない。
パンフレットの表現なんて、正直何でもよかった。
担当なんだから売らなくちゃいけないんだけど、
自分の興味ない土地を、どうやってアピールして
いいかわからなかった。
自分に嘘はつきたくなかった。

給料をもらっている以上、たとえ興味が無くても、
販売のプロに徹しなくてはいけない。
これがサラリーマンなんだと・・・

こんな中途半端なやり方では、給料はもらえない。
自分の想いとは違うことをやることに苦痛を感じ、
色んな想いの中、私は異動希望を出しました。
サラリーマン失格です。


今後の方向性が少しずつ見え始めた今、
果たして私はどれくらい執着を持てるのだろうか。
そんな自分への問いかけも、この本を読んでいると
できそうな気になってきます。

「自分の人生は棺桶に入ってはじめて、よかったと実感できる」
とはよく言うけれど、私はそんな死に際になんか実感したくない。
常に「今」実感していたい。

毎朝のCOFFEETIMEがナガオカさん一色に染まり、
会社に行く頃には活力となっていく。
自分も店舗を作ってみたくなる。そんな本です。


悔しくも、私もすっかり‘ナガオカかぶれ’です。