Buono!な毎日♪

毎日が美味しい生活でありますように・・・

ダイナミック! ◎たかいく農園

2009-02-23 22:35:40 | 農業
先日のカフェスローでのイベント「フードハートパーティー」にて
ゆりねえさんkanakさんたかいく農園さん野菜達を「お持ち帰り」し、
少しお裾分けしていただきました。

そのお裾分けしていただいた大根の美味しさにビックリし、
その瑞々しさが忘れられず、とうとう宅配をお願いしちゃいました。

たかいくさんと言えば、三浦大根でしょっってことで、
三浦大根と冬野菜シリーズの4回分注文してみました。
実は私、まともに三浦大根って食べたことなかったのです。
イベントの時に、あまりの大きさに驚き、興味深々!
調べてみると、歴史が色々とあるようなんですね~

元々、関東の大根というのは、練馬が発祥で、練馬大根や三浦大根のような
ぷっくり大きな大根は昔は沢山出回っていたようです。
しかし、今、市場で出回っているような青首大根だ出回るようになった理由に、
核家族化が進み一家庭での消費量が少なくなり三浦大根のような太くて大きい
大根は使い切れないし不経済ということで、コンパクトな青首大根を作るように
なったようです。
今では、三浦大根のような大きくて真っ白でぷっくりした大根は、とても
貴重のようです。
たかいくさんのHPに詳しく載っています。

http://www.takaiku-n.com/index.html


さて、今日、待ちに待った野菜達が届きました☆
ワクワクしながらダンボールを開けたら、んもう~すごい!!
期待を裏切らない!!
ドでかい三浦大根とこれまた沢山の大きな野菜達がたっぷり入っていました!
箱の前で大騒ぎしていると、YUTAが「そんなにうれしいの?!」といって、
駆け寄ってきて、中を見た瞬間、「うわぁ~すげえ!!」の声(笑)
野菜を見て、こんなにテンションあがったのってあったかな?(笑)

こんだけ入ってました!

・三浦大根 (すんごい大きい!!)
・白菜 (ずっしり重たいっ)
・レディーサラダ大根 (前回頂いたのはこれ。甘くて瑞々しい!)
・人参 (これまた甘い!5本も入ってました。)
・キャベツ (でかっ!)
・カリフラワー (もっとでかっ!!)
・ほうれん草 (青々でキレイ☆)
・小松菜 (茎もしっかり。)
・葱 (しっかり甘そう~)

すごいでしょ!!
狭い家の中が、野菜でいっぱいになり、急いで下準備に取り掛かりました。
人参の葉を切り落とし、みじん切りにしてごま油で炒めてふりかけに、
大根の葉も切り落とし、塩もみして香の物に、
カリフラワーの葉も実も蒸して、そのまま頂いたりピクルスにしたり、
三浦大根はもちろん、蒸したり煮たり、ステーキにしたりおろしたり・・・
いくらでも食べ方がありますねっ♪
これで1週間は、美味しい幸せな食卓が確保されました☆

やっぱり、採れたての新鮮な野菜は人の心をウキウキさせ、体はピカピカに
してくれますよね!この記事を書いているときでも、顔はにんまりですっ。
どうやって食べようかな~って(笑)

皆さんもぜひ、たかいく農園さんにこの貴重で美味しい三浦大根を
注文してみませんか?
3月上旬まで、発送可能だそうです。(その頃に完売してしまうようです)
今シーズン食べられるのが、あとちょっとなので、急いで連絡してみてくださいね~!

トージバ発!“フードハートパーティー”

2009-02-15 00:20:37 | 農業
今日は、カフェスローでの、トージバ主催イベント、
「農家と友達になる!フードハートパーティー」に
参加してきました。

このイベントの趣旨は、
 食べものの作り手と食べ手をハートでつなぐ
「フードハート・コミュニケーター」を増やす新しい大作戦!
農家さんのコーディネータを、私達消費者が務め、環を広げていくという
言うなれば、作り手と食べ手のカップリングパーティ!?

もう、とっても盛り上がりました!
トージバさん縁の農家さんたちが集結して、自己紹介をし、
食べ手の私達と、カフェスローの方達のお料理を食べながら
フリートークするんです。
普段、農家さんとゆっくりお話なんてできないから、とてもいい機会
だったと思います。
私達も、カフェで使わせていただこうと、いくつかの農家さんと
お話させていただきました。

今回参加された農家さんは、
・まつど農園(東京都町田市)
・三つ豆ファーム(千葉県山武市)
・たかいく農園(神奈川県三浦市)
・せきやのうえん(埼玉県所沢市)
・みやもと山(千葉県匝瑳市)
・自然村たなごころ~掌~(千葉県香取郡東庄町)
・ほしのや(群馬県沼田市)
・北川園(静岡県島田市)
・シャンティふぁ~む(千葉県南房総市)
・八ヶ岳Yesファーム(山梨県北杜市)
・オーガニック・ファーム『百姓農園』(千葉県成田市)
・遊学の森(千葉県鴨川市)
・たかはし農園(山形県新庄市)
・むすび農園(茨城県石岡市)



これだけでもすごい数ですよね。
とっても豪華な会でした

フリートークの後は、食べ手側からのラブ投票。
3枚の用紙が渡され、自分のお気に入りの農家さんに、
自分をPRを書きます。
その紙が回収され、各農家さんに渡されるのです。
本当に、昔で言う「ねるとん」の世界です(笑)
トージバ渡辺さんのトークも「お持ち帰りですね~」って感じで(笑)

トージバさんのこういった企画には、本当に驚かされます。
今、農業がブームになりつつありますが、そんな風になる前から、
こういった活動を繰り広げ、農業のイメージを明るくし、楽しい
イベントにしてしまう。こういったアイディアは、本当に尊敬します。

この活動に、メディアも放ってはおきません。
今日のイベントには、NHKの取材が入り、来週の20日(金)の21時からの
ニュースの中で、5分間くらい、放映されます。ぜひ観てくださいね!

私も、今年は援農活動を沢山して行こうと思っています。
農業に興味ある方、私と同じように、ここから始めてみるのも
いいかもしれませんよ~!

食と農と環境と。

2008-11-15 23:14:15 | 農業
今日、東京農大のオープンカレッジ「食の検定 食農3級取得講座」の
初日でした。
かなり前からとても楽しみにしていて、どんな人たちが受講するのかも
興味深々でした。

会場に行ってみると、50代くらいの女性がほとんど!
これには驚きでした。同世代の男性もチラホラ・・
私達世代は、1/3位でした。
きっと、農家さんなんでしょうね。
農協からの話があったのかもしれません。
でも、あの世代の方々は、受講して試験を受けるというのは、
とても素晴しいことだなと、感心してしまいました。

受講内容については、農の歴史、食と農のつながり、地産地消、
栄養素、食物原産、種別、米や大豆の作り方などなど、
聞いたことがあるような内容が沢山出てきましたが、
試験では、これをかなり掘り下げた形で出題されるようです。
きっと、勉強すれば合格するのでしょうけど、きちんと勉強しないと、
合格できなさそうです(汗)前回の合格率は、36%!心配です(苦笑)


受講してみて感じたのは、改めて、生産から消費までの道のりが遠いこと。
そして、農家さんたちの苦労が多いこと。
これは、オーガニックコンシュルジュの課題で、有機について勉強
したときにも思いました。
有機JASを取るのに、どれだけの時間と労力とお金がかかるのか・・
消費者は、スーパーに売っているのが当たり前と思ってそれを買う。
ここにこぎつけるまでに、生産者の農家さんたちが、どれだけの苦労を
しているのかを、どれだけの人たちがわかっているのか。
この受講を、農家の方ではなく、それを知らない人たちにぜひ、
受講してもらいたい、そう思ってしまいました。

先日も、友人と話題にしたのですが、
世界の貧困を救う「フェアトレード」があるように、
日本の農家さんたちに対しても、「フェアトレード」のような制度があっても
いいのではないかと思います。
農協を通さなくても、直接契約で公正な取引をする。
自然食品店のみならず、世のスーパーやデパートでも、
もっとそれをやってもいいと思うのです。
デパートの名前を表に出してブランド化するのではなく、
農家さんたちの名前で売るんです。
薄利多売ではなく、きちんとしたものを作れるよう、手助けをして。
そうすれば、国内自給率も増えるだろうし、農家人口も増えるはずです。


実際、戦後、日本の農地もかなりの量が減っています。
特に、最近の日本みたいにゲリラ雷雨があるような国では、
田んぼは必須です。
田んぼは、小さなダムの役目をします。
温暖化が進んで豪雨が増え、ますます田んぼが減ってしまうと、
豪雨の水の行き場がなくなり、大洪水が引き起こされてしまいます。

日本、本当にヤバイです。
海外ばかりに目を向けている場合じゃないです。
消費税率をあげる前に、自給率をあげろって感じです。


来週末は、代々木公園でアースデーマーケットがあります。
今までとはちょっと違う気分で行こうと思います。
今まで以上に、農家さんたちと交流したいな。
何か役に立てることがないか。
そんな気持ちでいっぱいなのです。

それぞれの「X」

2008-06-02 23:03:30 | 農業
先週末、池袋の「たまにはTSUKIでも眺めましょう」で行われた、
「半農半Ⅹ」の著者塩見直紀さんと高坂さんのトークイベントに
行ってきました。

塩見さんの印象は、本当に「ソフト」という言葉が似合う、
誠実な雰囲気の方でした。


33歳で通販の「フェリシモ」を退職され、地元綾部で今の「半農半X」な
生活を始められたそうですが、とても充実し、丁寧に暮らしていらっしゃる
感じを受けました。

「半農半X」とは、
「農業をし、また、別のところで
 自分の特技や得意分野で、社会へ貢献し、収入を得て生活ができること」

特別な事は何一つない。
農業をやりながら、自分の好きなことで収入を得る。

確かに簡単なようですが、この「X」探しが見つからない人が
多いのではないかと思う。
でも逆に、この塩見さんの発想で、農業の世界に入りやすくなった若者が
増えたんではないかなって思います。


お2人のトークのなかで、印象に残ったキーワードありました。

「引き算暮らし」
「3つの掛け算」

「引き算・・」は高坂さんのおっしゃっていた言葉で、
『TVを部屋に置かなくなったら、「時間」ができる。
 そうなると、時間があるから色んな事を自分でするようになり、
 「技」となる。
 お金も使わなくなるし、その「技」が、自分の「蓄え」となる。』

「掛け算・・」は、塩見さんの言葉。
『3つのキーワードで、自分の個性を出す。
 1つだと、人と同じになるし、個性もない。
 そこに、2つ3つ自分にとってのキーワードを加えることによって、
 自分だけの個性が生まれてくる』


なるほど!という感じでした。
今後のヒントとして意識してきたいです。


私のいつかの夢には、農業も入っています。
なので、まさに「半農半X」は、私のストライクゾーンに直撃なのです。
今はまだ「農」も、畑にたまに行く程度。「X」も準備段階。
秋からは時間もできるので、畑の回数も増やして行きたい。


「Ⅹ」探しはいわゆる、「自分探し」。
「農」はないけど、サッカーの中田も「Ⅹ」が見つかったようですよね。
(ただ今、NTVで放映中)
世界で活躍した後でも、
世界共通語の英語と世界共通なスポーツであるサッカーで、
きちんと「Ⅹ」を探し、見つけた。
とても尊敬します。
頂点に立てる人は、常に「Ⅹ」探しをしているのかもしれません。



いつか、綾部に行ってみたいです。
自然や人、目に見えない出会いや気づきが沢山ある気がします。



最後に。
高坂さんが、楽しい試みをしてくれました。

『「ウソの自己紹介」をしてください』

30秒、考えてみてください。
そのあと、下へダウンロードしてください。





















 

それがあなたの、理想型です。
あなたが望んでいる自分の姿です。


みんな「X」がみつかるといいですね♪

3反プロジェクト-2008 募集!

2008-03-18 23:38:54 | 農業
今年もやってまいりました。
池袋の大桃豆腐の‘3反プロジェクト’。
募集開始です!

   
     ‘3反プロジェクト-2008’


昨年、私も会員になり、何度か結城まで行ってきたのですが、
私のようなド素人でも、楽しく作業ができました。
また、1年最後には、沢山の特典もついてきました!
大豆、豆腐のセット、お味噌にお米・・

今年は少しグレードアップして、内容を濃くしてくようです。
そして、大桃さんの熱い想い。

 
 「各家庭の自給率1%UPを目指したい」


国の自給率を上げるのは大変だけど、家庭の自給率をあげるのは、
確かに簡単ですよね!
さすが、目の付け所が違いますね!!


私は今年も参加申し込みしまっす。
皆さんもぜひ、一緒に結城に行きましょー♪

つぶつぶ農園

2008-02-14 23:24:57 | 農業
先週の連休の1日を利用して、久々に援農に行って来ました。
場所は埼玉は児玉町。「つぶつぶ農園」さんです。

つぶつぶ農園の鈴木さんとはちょっとした知り合いで、
今回、忙しいところを強引にお手伝いをしに行ってきちゃいました。

現在、つぶつぶ農園は4名で運営されており、
みんな20代から30代前半の若手新規就農者。
広大な農地を4名で運営しているのですから、さぞかし、
大変だろうなあ~と感心するばかりです。

この時期は農閑期ですが、ハウスもやられていらっしゃるということで、
収穫された野菜たちの「選別」(お店に出せるものとそうでないものの選別)と、
袋詰めの作業をしてきました。

今まで、種まき、土の掘り起こし、雑草取り、収穫等々・・
こういったお手伝いはしてきたのですが、
今回のような選別などは初めての体験で、
これが簡単そうに見えて、結構プレッシャーなのです。
「自分はこれ、食べれるけれど、一般のお客さんはどうか。。」
などと、一般消費者の立場に立って選別するわけです。
見た目がキレイか、虫はいないか。
折れている茎は、出店する頃には痛んでしまうので、
これも取ってしまおうなど・・・
沢山とれた野菜たちも、そういった選別によって、
商品にならないものが沢山あるのです。
なかなか難しいですね・・・

出荷のための袋詰めも、野菜を新聞紙で包んで、それを袋に入れて
キレイに見せる。
この地道な作業が、毎日毎日全て手作業で行われるのです。
大変なことです。

鈴木さんのご主人のご両親も一緒になってお手伝いしています。
4歳の息子さん(これがなかなかの自然児です!(笑))も。家族総出です。

お昼ごはんは、お母さん手料理を頂だきました。
みんな、手は泥のついたままです。
洗わず、お箸を握り、おむすびを食べていました。

そのお昼の際、「社長」であるご主人から、世間の農家に対する
厳しい現実のお話を伺いました。


私達の食卓に上る食材というのは、こういった方達のおかげで
成り立っているということを、どれだけの人たちが実感しているのでしょうか。
生産者から私達の献立までの道のりが、あまりにも遠いせいもあるのかも
しれません。

この野菜は誰が作っているのか。
これを知ることって、実は、とても大切なことなんだと実感しました。
実際、今日食べた野菜たちは、つぶつぶさんからいただいたもの。
直接頂いたものだから、余計に、つぶつぶさんたちの「気持ち」も
より強く感じることができ、ありがたく頂くことができました。


つぶつぶ農園さんは、代々木公園で行われるアースデイマーケットに
毎回出展されています。
雑誌「天然生活」に掲載されたりもして、かなりがんばっています。
とても応援したくなります!!

どこかでつぶつぶさんを見かけたら、
ぜひ、立ち寄ってみてください。
可愛らしい鈴木さんが、一生懸命接客してくれます。

おススメです


つぶつぶ農園
    埼玉県児玉郡児玉町 
    BLOG:「和菜のココロ



最後は‘農’かな♪

2007-06-18 23:31:31 | 農業
どうです?
アメリカの片田舎の少年って感じしません?(笑)

昨日は大桃豆腐の‘大豆三反プロジェクト’の日。
環☆さんと、我が息子YUTAと3人で働いてきました!

1ヶ月ぶりの畑。
太陽が何よりも好きな私。
日焼けは怖いが、太陽の下で無心に土いじりができる・・
これだけでテンション上げ上げ!でした。

午前中は枝豆や野菜たちよりも元気に育っている
雑草くんたちの‘むしり’。
知らなかったのですが、雑草は根っこから採らなくてもいいそうです。
下手に採ると、本来の野菜たちの根が崩れるので、いわゆる
「カット」するだけなんだそうです。
これがまた、たーっくさんありまして(苦笑)
午前中がこれで終わってしまいました。
おかげで見事、可愛い枝豆の葉が姿勢正しく整列しましたよ♪
枝豆の葉、イラストに書けるような可愛い形していて、とっても愛らしいのです。
早く美味しいビールを飲ませておくれっ(やっぱりこれか?!)

午後は場所を変えて、ポット蒔きした苗を移植していきました。
ナス、胡瓜、スイカ!ピーナッツ!!

ここでは色々と勉強になりました。
葉が濡れないようにお水を与えることや、雑草が生えないように
苗の周りに、沢山の藁を敷く。
昔の人は、色んな知恵を絞って農作物を育てていたんだな~と感心。。

ここではYUTAが働きました!
丸まった藁をほぐす役。
本人はやっと出番だと言わんばかりに、大ハリキリ!
何とか任務を果たせたようです♪


程よい疲労感と共に家路に着いたのですが・・・
やっぱり自然と向き合うのはいいなと、つくづく思いました。

色んなものがあふれるこの世の中。
楽しく、キラキラし毎日を過ごすことが出来る。
でも、年齢と共に社会から外れる時期も来てしまう。
それでも、人間、生きていかなければならない。
それに必要なのは、やっぱり「食」。
モノがあったって、お金があったって、無くなったらおしまい。
だけど、「食」はお金が無くたって生み出すことは出来る。
・・・最後は「農」なのかな。


7,8年くらい前、「LOHAS」という言葉が出たか出ないかくらいの頃、
山の中での隠居生活に憧れた。
でも、友人達に「あんたにはムリ!」と一撃され・・・

そして3年くらい前、自分で作った畑で採れた野菜でカフェでも
やりたいなあ・・と夢見た。
でも、やっぱり経験がないから難しいと断念。

今は・・・
やっぱりその想いは捨てきれない。


ラストステージは自給自足。
私にとって、最高に優雅で贅沢な選択。
いつか、そんなライフスタイルを送れることを夢見て・・

今はひたすら、‘食’&‘農’の勉強ですかね!


大桃豆腐‘大豆三反プロジェクト!’@結城

2007-04-08 23:17:58 | 農業
今日は池袋「大桃豆腐」企画‘大豆三反プロジェクト’に
参加してきました。
今日の参加人数は総勢19名。
お天気にも恵まれ、ちびっこも元気よく参加していました。

第2回目の今日が本格稼動ということで、どんなことになるのか、
久々の農作業で、内心わくわくでした

まず、お借りしている宮崎協業さんの畑を耕すことから始めました。
しかし、大桃豆腐さんはじめ、みんな素人です
色んな事が手探りです。
畑のローピングから始まり、そして耕耘機登場!
大型の耕耘機は農家さんと大桃さんたちが、
私たちは小型の耕耘機を使わせていただきました。
それがこちらです↓



これで一人一人、畑1往復体験したのですが、
小ぶりの割に、なかなかどうしてうまくいかない・・
土がデコボコしていると、うまく進んでくれないんです!
1往復終わった頃には、腕がビンビン
お水を飲む手もプルプル震えてました

一通りみんなが体験し、畑も耕されたので、次は種まき。
今日蒔いたのは、人参、小松菜、カブ、ニラ、うまい菜、春菊・・です。
これまた試行錯誤しながら、ちびっこも一緒に蒔いて行きました。
こちらが、蒔いた後の様子です↓



右半分が今日蒔いたところです。
うまく芽が出るといいなあ・・・

その後、今日のメイン、枝豆の種まきです。
ポットに種を蒔き、芽が出るまで温室で育てます。
ただ、今回は有機用ではなく、通常の枝豆の種(要は大豆です)。
その種というのがビックリ!
加工している枝豆の種(通常お店で売られている種)というのは、
こんな色をしているんですよ・・・




正直、ゲゲ~ツ!?こんな色してんの??って思っちゃいました
なんかちょっと、食べる気が・・・
でも、これもいい勉強!ということで、大桃豆腐さん達は
やってくださったんですね。
おかげで、より一層、有機の大豆(枝豆)は貴重な事、自分で作る食物が
いかに安全かということを再認識しました。

そんなこんなであっという間に1日が終了!
農家さん以外はみんな素人だっただけに、みんなで一体となった
手作り感のある畑ができたと思います。

私も、何度か農作業はしてきましたが、畑を耕すことから、耕耘機の使用、
種からの作業(今までは、苗を植えることが多々ありました)なので、
一から体験できるということ、自分で作っているという意識が持てることが、
今までとはまた違った経験だできたかなって思います。

そして、農作業って無心になれるんですよね!
嫌な事も忘れ、ひたすら太陽の下で土と自然と向き合う。。。
すっごくいいですよ~!!
これからの季節、重労働の後のもきっと旨いはず!!(笑)

今後の参加も楽しみです♪
もう少ししたら、大豆の種まきもあります。
大桃豆腐の大豆に負けないくらいのモノができるといいなあ~
(ここのお豆腐は本当に美味しいです!!!)

あ、そうそう。
雑誌「エル・ア・ターブル」に、大桃豆腐が特集されており、
大桃さんが出ています!
ぜひ、ご覧ください!大桃さんのこだわりがわかりますよ。









正しい食材・正しい食べ方

2006-11-26 22:22:22 | 農業
この週末、月に一度のクレヨンハウスの「オーガニックスクール」に
行ってきました。
このスクールは、午前中講義があり、午後に八王子の有機農家さんに
お借りしている畑に行って、種まきや土寄せ、起こし、収穫を行います。

今回、午前中の講義をなさってくださったのが、
京都大学農学博士 西村和雄さん。
この方は、有機農業30年の経験をもつベテラン中のベテラン。
NPO法人京の農ネットワーク21理事長をはじめ、色々なところの
役員を務めていらっしゃいます。

この日のテーマは
    「土の健康・作物の健康・身体の健康そして心の健康」
現代人は果たして健康なんだろうか→食生活が貧弱?→農作物がおかしい→土?

こういった切り口で、お話してくださいました。

○土の健康
 ・良い土・・いわゆる土手の土のような手を加えていない土。
      様々な草が生えているので、草からの有機物が豊富に供給され、
      土の中には沢山の土壌生物が住む事ができる。
      色んな生物が生きているので、めったに害虫などがでることが
      ない、と言える。
  
 ・悪い土・・農薬漬の土。土の中に有機物を入れていないのと、
       農薬漬で生物が死んでしまい、いなくなっている。すなわち、
      有機物が足りない→土が痩せた為に化学肥料を入れる→有機物の
      分解促進→土壌悪化→作物に病原菌がつく→農薬投与・・悪循環。

 たっぷりと有機物を補給された土では、土壌生態系が円滑に働いている。
 ミミズなどの土壌生物をはじめ、微生物群が生きている。
 そういった土は、万一、病原菌がいたとしても、土壌生物群が抑止力として
 機能し、単独過半数を占める(一つの菌が大きく成長する)ことは有り得ないのである。

○作物の健康
 人間とは別の意味での抵抗性・免疫力の発現、そして新たな茎葉を伸長
 させうるだけの回復力・底力なのである。
 すなわち、万一、虫に食われたとしても、新しい茎葉をどんどん伸ばしうる
 能力。

○人間の健康
 「食べ物を摂る」=「生命活動を円滑に支える為に摂るのが食べ物」
 
 美味しい食事の第一歩。ますは野菜から。
 ・体を温める野菜・・人参・ゴボウ・大根などの根菜類(冬野菜)
 ・体を冷やす野菜・・ピーマン・トマト・ナスなどの野菜(夏野菜)
 旬の野菜というのは、体を季節に順応させる力がある。
 冬には体を温める効果があり、夏には体を冷やす効果がある。

○栄養学
 体質は、人それぞれであり、自分の体にあった食事や療法を行うべきである。
 風邪だからといって、すべてに同じ薬を与える西洋医学ではなく、
 体質を陰陽で区別し男女・老若と合わせて総合的に判断する東洋医学が
 まさにそうである。

長くなりましたが、こんな内容を雑談交えて素人の私たちにもわかるように
説明してくださいました。

西村さんは、マクロビオテック実践者ではありませんが、
話の内容はマクロの内容と一致するものばかり。
マクロというと、特別視されがちですが、「マクロビオテック」という
言葉を借りているだけで、なんら、普通のこと、当たり前のことを
言っているだけなんですよね。

養分のバランスが取れた豊穣な土、そこに育つ健康な野菜、それを美味しく
食べることこそが、健康の源だ、と、西村さんはおっしゃっていました。
正しい食材、正しい食べ方。これに尽きますよね。

最後に、面白い話を聞かせてくれたので、ご紹介します。

 カルシウム不足・・・カブの葉がいい。水溶性カルシウムがダントツに多く、
          牛乳とは比較にならないほど多い。
          小さい子供や妊婦さんなんかにはいいですね。  

 亜鉛・・・不足すると、無毛症、皮膚の抵抗力の低下。味覚障害。
      特に男性は、精子減退、減少の原因になる。
      小豆に多く含まれるので、子供が欲しい方は、ぜんざい等にして
      食べるべし!
 
 鉄・・・アルミニウム鍋が普及しているが、これで調理すると、クロム・ニッケル
     といったあまり摂らなくていい元素をかなりの量を摂ることになる。
     しかも、アルミニウム鍋は、透明な錆が付いているのだそう・・・
     鉄鍋で調理するのが、短的でよい(もちろん、野菜から摂るのが一番)
     特に女性は言うまでもなし!
    
おまけ
  良い野菜の見分け方

 ・大根・・・ボディに根のあとが均等に並んでついているのがいい。
       葉の切り口を見て、真ん中が空洞だと、「す」が入っていることが
       多い。葉は、左右同じところから生えているのがよい。
 ・ジャガイモ・・表面が青い→土寄せしていない証拠。
         表面に黒い点々がある→石灰をやりすぎた証拠。
 ・白菜・・・根の白い部分に点々がある→石灰をやりすぎた証拠。
 ・キャベツ・・葉の付き方は5回転。形は5角形が美しい。
 ・里芋・・・大きすぎない。下の方がきちんと渦を巻いている。

これくらいの知識があると買い物に行っても選べますよね。    
ご参考くださいっ
 




秋の収穫祭!

2006-10-29 22:49:04 | 農業
今年に入って、クレヨンハウスのオーガニックスクールに、
月に1度通っています。
八王子の小杉農園さんのご指導のもと、有機野菜について、土の起こし方、
種まき、間引き等を教わっています。

今まで植えたものは、枝豆、葱、人参、大根、春菊・・・
私にとってはかわいい子供達です。
行く度に大きくなった子供達の成長振りは、元気そのもの!
力強く育つことを祈りながら、育児に励んでおりました。

そしてこの週末、待ちに待った収穫でした!!
前回、今回は仕事の為に行けず、収穫も友人にお願いしました。
元気に育った子供達が、どんな姿になって帰ってくるか
とても楽しみでした。

そして、私の目の前に姿を現したのは、
  ・枝豆
  ・人参
  ・大根
  ・春菊
  ・長葱
もう、ご立派!!
よくぞここまで育ってくれた~
しかも、枝豆以外は間引き野菜。
こういったものって、売り物にならないものがほとんどだから、
堆肥にされたりするそうです。かわいそうに・・・

もちろん、私はいただきました。
  人参&大根&春菊は蒸野菜にして、
  枝豆は当然、塩茹で(ビールが旨い!)
  人参の葉はかき揚に。
枝豆の甘い事!!人参の人参くささが何とも言えない!
野菜の甘みがぎっしり詰まっています。
やっぱり採れたての野菜かあまり手を加えずに食べるのが正解ですね!

これがあるから、畑仕事、やめられないかも~♪