悪人

レディースデーの昨日、友達と日比谷みゆき座で観てきました。

主演の深津絵里が第３４回モントリオール世界映画祭で最優秀主演女優賞を取ったので、
その話題性からなのか、
夕方の回でしたが、ほぼ満席。

読んでから見るか、見てから読むか散々迷って、
買ってあった文庫本は読まずに・・・・・。

若い女性保険外交員の殺人事件。
ある金持ちの大学生に疑いがかけられるが、
捜査を進めるうちに土木作業員、清水祐一が真犯人として浮上。
しかし、祐一はた出会い系サイトで知り合った光代を車に乗せ、
警察の目から逃れるように転々とする。
そして、次第に二人は強く惹かれ合うようになり・・・・・

さすが最優秀主演女優賞を取っただけあって、
深津絵里の演技は素晴らしかったと思います。
それだけじゃなく、妻夫木君の演技も悪くなかったです。
脇の人たちの演技も・・・・・・。

でも、演技は良かったんですが、
ストーリー展開がなんだか平凡で・・・・。

期待が大きすぎたせいなのか、
演技力が際立って、ストーリーが目立たなくなってしまったのか・・・・


私的にはちょっと残念な映画でした。


本当の悪人は誰か？
人を殺したら悪人なのか？
殺さなければ悪人じゃないのか？
悪人の定義を考えさせられる映画でした。


本、読んでから観に行った方がいいと思います。



★★★☆☆