昨晩ワーナーマイカル市川妙典で見てきました。
この映画、渡辺謙が出てるからなのか?事前プロモがすごかったですよね~。
サスペンス系の映画は☆K☆大好きなので、
公開したらすぐに見たいと思ってました。
ストーリーは
コブ(レオナルド・ディカプリオ)は人の夢の中に入り込み、
その潜在意識の奥深くにもぐり込んで相手のアイデアを盗むことのできる
ある種の企業スパイ。
しかし、やがて国際指名手配犯となってしまう。
そんなある日、コブの元に人の潜在意識に記憶を植え付ける
“インセプション”と呼ばれるほぼ不可能に近い仕事が舞い込む。
夢の中の世界と、現実の世界が交錯する複雑なストーリーなため、
頭の悪い☆K☆は吹き替え版を見ることに。
幸い、吹き替えでも渡辺謙は自身の役を吹き替えしてるので、
この辺は違和感なく見れました。
「シャッターアイランド」で久々に見たディカプリオが良かったので、
ストーリー、キャストとも期待して見に行きました。
全編148分と、結構長かったにもかかわらず、
長さを感じさせなかったのは息つく暇があまりなかったからでしょう。
渡辺謙のサイトーと言う役、
私的にはこのストーリーの中で
レオ様扮するコブに仕事を依頼するのが日本人である必要性を全く感じなかったけど、
敢えて彼がキャスティングされたのは、
もう彼は日本の俳優ではなく、
ハリウッドスターなのね。
吹き替えで見たから、英語力に関しては全く分からないけど、
ハリウッドの俳優たちの中に混ざっても
存在感抜群なのは、すごいわ~。
1回だけだとわかりにくい部分も多々あると思います。
ラストにつながる、伏線も見逃しちゃうこともあるかも・・・。
とにかく、すんごい体力消耗しましたわ。
脇を固めるコブのブレーンもいい感じだし、
楽しめると思います。
ちょっとショックだったのは、
「この人誰だっけ?」
って思いだせなかったトム・ベレンジャー。
若い頃、結構好きだったのに・・・・・
こんなオッサンになっちゃうなんて~~~~~~
私が当時大好きだったウィリアム・カットと共演した、
「新明日に向かって撃て」
ではポール・ニューマンに似て素敵だったのにな~~。
やっぱり、人間美しく年を取るってすごく大変なことなのね。
歳を重ねるごとにどんどん良くなるって人は
なかなかいないんでしょう。
私は、渡辺謙にしても、レオナルド・ディカプリオにしても
若いころの方が良かったとは思わず、
歳を重ねるごとに素敵になる人たちだな~と・・・・。
やっぱりこういう風に年を取りたいよね。
お薦め度は
★★★★☆
さて、ここからネタバレなので、
映画をご覧になった方は反転させて見てください。
こういう映画にありがちな、突っ込みどころも満載だとは思いますが、
こ~~んなすごいプロジェクトに女子大生を起用するってのも
ありえないな~。
エアラインごと買い取っちゃうくらいの大企業のTOPが
そんな小細工しないとダメなわけ?
などなど・・・
何より、ラスト画面がエンドロールに切り替わった瞬間
「ど、ど、どっちなの?????」
と思った人はたくさんいたでしょう。
独楽の揺れがあやしくなってきたら、
「止まれ~」
と思った人もきっといたでしょう~。
スカッと爽快ハッピーエンドでないところが、
見た人の心にこの映画の余韻を引きずらせる演出なんでしょうね~。
ラストの解釈は
人それぞれだと思います。
子供たちの服装や、
ユスフのところで、目覚めに来てると行って寝てる人たちのことも
伏線の一つなのかも・・・・。
さて、皆さんはどっちだと思います~?