花の名前・木の名前・名前の由来

草花や木についている名前の由来。誰が付けたか分からないけど、知って納得のもの、「?」のもの、いろいろあって、面白い。

牛がセシュームで汚染されても、肉は汚染させない方法がある?

2011年07月29日 | 脱原発・原発廃止へ

汚染されたイナワラを食べた牛肉が日本全土に、出回りました。原発事故で残された子牛
牧草については、宮城でも早い時期から指摘されていましたが、イナワラについては、取り込み時期の認識の甘さから、牛の餌として、広範囲に地域(16道府県)に、汚染が広がってしましました。
福島と宮城は「出荷停止」、多くの県で自主的に「全頭検査」を始めることになりました。
消費者は食べなければいいかもしれませんが、生産者とその関係者は大変な打撃を受けていることと思います。

11年7月28日のNHK「私も一言夕方ニュース」で、放射能の人他への影響、について大学の先生から話を聞くコーナーがありました。
冒頭は聞きもらしましたが、セシュームの汚染牛に関連して、こんな話をしていました。

「核武装をしている国は、攻撃される恐れがあるので、汚染に対しても研究が進んでいる。セシューム汚染に対しても試みられていることがある」「その一つは、あらかじめセシュームを吸着させる餌を食べさせておけば、糞と一緒に体外に排せつされる。そうすれば、汚染牛を食べても、人体には取り込まない」


置いて行かれた牛たちが、死んでいく姿がyoutubeにありました。彼らは何をどう感じていたのしょうか。
家畜だけではなく、人間の手がないと生きていけない動物たち。
共に家族の一員として暮らしたイヌやネコ、小鳥、ハムスター、魚、亀……ウサギやヤギ……
何十年も手塩にかけた田畑、果樹や植木、草花も……今はもう、悲しいほど荒れたてた姿になっていることでしょう。


http://www.youtube.com/watch?v=-kNVWIdWpG0&feature=related
牛たちの切ない声。直視するのがつらくなる映像です。これが原発事故の姿です。

原発事故がなければ、こんなことにはならなったはず。
人も、動物も植物も、痛めつけられている原発事故。
推進派の人たちは、この現実を直視して欲しい。
原発技術や、エネルギー問題を議論する前提に、この失われた普通の暮らしについて考えて欲しい。

      原発廃炉に向けて

 

 

 


原発事故の死者の数 「誰も死んではいない」

2011年07月27日 | 脱原発・原発廃止へ

福島の事故を「チェルノブイリ」と比較して、「規模が小さい」「深刻でない」という人たちがいます。
7月の朝まで生テレビでも、石川迪夫(日本原子力技術協会最高顧問)さんが、「みなさん深刻だというけど、死者いないんですよ」と言いました。

もっとさかのぼれば勝間和代さんが「そもそも放射性物質が実際よりかなり怖い と思われてる事が問題なんですよ 今回の原子力の問題(福島第一原発事故)死者が出まし たか?」と言ってのけました。(後日謝罪のコメントを出したようですが)

広島の7倍と言われる線量の放射能でも、死者が出ないことを、「原発擁護」の理由に挙げています。
広島長崎は、直接投下、原発事故は格納容器の中で起きた事故。
比較して死者が出ないから、事故が起きても深刻ではないという理屈です。
避難住民、影響のある地域に暮らす人、農業者、畜産家、漁業者の苦しみは、受用しなさいということです。

では彼らにとって、どの程度の事故になれば「深刻な事故」「もう原発はいらない」という気持ちになるのでしょうか。
事故の収束はまだまだ。爆発時と比べて格段に減ったとはいえ、今だに放射能を出し続けています。
推進派の人でも、炉の中の様子が分かるまでは、もう5年以上はかかると、言ってます。

10万人もの人々が、住んでいた土地にいられなくなって、避難。キキョウ
何時帰れるとも、土壌がどうなっているのかも、分からず、精神的な苦痛は計り知れないものがあります。
賛成派の方々が、自分の家が、家族が同じ状況になっても、「やはり原発は必要」と言って、受用するのでしょうか。

子供たちは放射能汚染の健康被害を受けやすいと言います。
小さい子供のいる家庭は、深刻に悩んでいると思います。

7.26に食品安全基準委員会が、「生涯で100ミリシーベルト」という数字を出しました。
福島市内で20ミリの地域に住んでいた場合は、50年でオーバーするということでしょうか。
1ミリでも20ミリでも、その数字がどの程度安全で、どの程度危険なのか、ただただ悩むしかありません。
そもそもその数字を、どのようにして各人が知りえるのでしょう。

「除染」という作業を、あちこちでしていますが、土を削った場合はいいと思いますが、洗い流した場合その汚れた水はどのようになるのでしょうか。低いところに溜まって濃縮されて「ホットスポット」になるということはないのでしょうか。
原発で使われていた防護服や、除染のため削った土、汚染イナワラ、汚染腐葉土、汚染野菜、汚染牛……これらの汚染されたごみの処理はどうなるのでしょうか。
汚染された野菜、魚、に続き「牛肉」、「腐葉土」。
「海藻」は汚染されやすいといわれています。海の汚染はどの程度なのでしょうか。三陸産の海藻はどうなのでしょうか。
多分この後も、次々「今度は○○が汚染されていました」となるのでは?

原発で収束にあたる作業員の方も、危険な環境での作業に苦悩しているのではと思います。

「原子力」が優れた技術か否かの問題より、人々が不安に思い、生活が壊される現実がある限り、「原発」のような技術に頼ることは、間違っています。「原発事故」で一体何兆円の税金が投入されるのか、考えると恐ろしくなります。
     原発廃炉に向けて

 


朝までテレビ7/24「徹底討論原発」を観て

2011年07月25日 | 脱原発・原発廃止へ

3.11以降の「朝まで生テレビ」、5月6月7月と「原発」に関係するテーマでした。グラジオラス

7.24も「徹底討論!原発」。
リアルタイムでは試聴できないので、を録画で見ました。

「賛成」「反対」の立場を明確にしての、討論。

反対の立場の方は
「放射能を核容器の中に閉じ込めることは不可能。なぜなら、容器は壊れる可能性がある」
「原発は劣った技術」「人間がコントロールできないこと自体が、劣った技術」
「政府の支援を止めたら、原発は経済的に成り立たない」
「アメリカはスリーマイル以後新原発の建設を行う会社がない。事故のリスクが大きすぎるからだ」
「事故は必ず起こると思わなければならない」
「原発のコストは年々上がっている。アレバ社がフィンランドに作っている施設は、2005年に3500万ユーロ→1.5兆ユーロに上っており、完成まで、もう4.5年かかる。」

賛成の立場の方は
「化石燃料が枯渇するなか、安定的なエネルギーとして原発は必要」
「日本が残していくべき技術」
「事故が起きても「死者は0である」

この議論の中でイタリア人のピオ・デミリアさんの「社会的コスト」についての発言しましたが、司会の俵さんは一蹴してしまいました。
しかし、一般の国民感情からすれば、やはり福島の人々の状況は、つらいことです。
仕事も生活も、何カ月にもわたって、修復できないところまで追いつめられて、汚れた大地が残される。
知らずに受けた放射能による、健康への不安も大きいです。
そして、いったん事故が起きれば、被災地以外の場所に住んでいても、生活と健康がこんなに脅かされ、不安のうちに生活することになります。
この事実こそが、「脱原発」の理由です。
討論に参加している人たちは、一般のこのような感情に言及することはありません。

彼も言ってましが、私も前から思っていたのが「国民投票」です。
選挙はいろいろな争点があり「ワン・イシュー」での選挙で、投票を迫られても、実際は政党のその他の方針も含めて、投票することになってしまいます。
大事な問題は、国民が自ら決めるべきです。

「脱原発」を決めた国の特徴には「核兵器を持っていない国」「国政に直接参政権を行使している国」との指摘もありました。
日本も大事なことは「国民投票で決めなければならないと思います。
私も、選挙に出かけようとは思いませんが、国民投票でなら、自分の意思を行使するようになると思います。

この討議に中で、「死者が一人も出ない」「そんない大きな事故ではない」「乗り越えなければならない」といった意見があります。
この言葉に大きな違和感を感じます。
次回のブログで、この言葉の意味を考えようと思います。

     原発廃炉に向けて


モモ(テルテスイミツ)栽培記録

2011年07月25日 | 園芸日記

桃、私の大好きな果物。

花桃は美しいけれど、実が食べられない。
しかもテルテヒメはたくさんの実を付ける。毒ではないのだから、漬けたり、ジャムにしたりは出来ないのだろうかと、ネットで検索しても、食べられそうにもない。

     

     花桃    

テルテスイミツは交配種で花も綺麗、実も美味しいらしい。
樹形もコンパクトに育てられるというので、植えてみました。
一つの樹に、一重と八重の花が咲きます。これは不思議な現象だと思うのですが……。
実桃とは思えない美しい花です。
かなりの数結実しますが、人枝には1個になるよう、実を落としました。
結実直後にまんまるい形のものは、ちゃんとした実にはならないというのもNETにありましたが、全ての実が楕円でした。

    照手水蜜    7.24

今年初めて結実。
形の悪い小さい実を落として、9個を残してみました.      園芸日記         原発廃炉に向けて


トゲナシセトカ(ミカン)栽培記 No1

2011年07月22日 | 園芸日記

昨年冬、たまたま食べた「せとか」。「美味感動」。
このミカン、家で栽培出来ないだろうか?
でも「ミカン」と言えば、かんきつ類特有の、鋭い「棘」。加えて「暖地栽培」トゲナシセトカの苗

でも仙台北部でも庭で「ミカン」を栽培している人がいました!
ネットで探して、見つけたのが「サカタのタネ」の「トゲナシセトカ」。

届いたのが昨年の11月。まだ雪は降っていませんでしたが、やはり仙台は寒い。
いきなり寒い土地に来て、びっくりしたかもしれません。
そもそも家に着いた時は、葉がみんな丸まっていました。
常緑の葉が、こんなに丸まったら、やはり元には戻らないような気がします。
以前たくさんの実を付けた「クロガネモチ」を買った時も、家に来たら葉が丸まってしまいました。やがてほとんどの葉を落とし、越冬。
でも翌年、見事にたくさんの葉を付け復活しました。

多分セトカも、一度葉を落としても、翌春には、元気に葉を付けるのではないかと思いましたが、「サカタのタネ」に電話をしてみました。
「多分大丈夫だと思います。でも、本来常緑なのに、葉がないのは申し訳ないので、来春仙台が暖かくなった頃、もう一度送ります!」

トゲナシセトカの苗

多分延命できるこの苗木、「きっと来春はたくさん新芽が出るはず」 

 時々、枝が枯れていないか、チェックしながら、水やりを続けて、春が来ました。
サカタのタネ」さんから、「そろそろ送ります」と電話。

送られてきた新しい苗には、大きなしっかりした葉がたくさんついていました。

右側の昨年の苗木には、まだ葉が一枚も出ていません。

でもよく見ると、1ミリくらいのブツブツとした芽が、ぎっしり付いています。

 

 

 

古い苗木は、枝が生きているのに、随分待っても、新芽が動く気配がありませんでした。
それがどうでしょう。
6月下旬から、ようやく芽が動き出しました。今では青々とした葉がぎっしりです。 
今年は収穫が無理だと思いますが、花は咲くかもしれません。
花が咲いたら、更新します。


     原発廃炉に向けて


月下美人開花(ナイトクイーン)・名前の由来

2011年07月15日 | 草花・植物

ゲッカビジン メキシコ原産のサボテン科クジャク属  常緑             月下美人

「月下美人」の名前の由来は、読んで字のごとく、月の下の美人。原則夜にしか開花しません。
首をもたげて開花し、翌朝はこと切れるように、しぼんで、首を落とします。

由来には、良く言われる、もう一つがあります。
若かりし頃の昭和天皇が、台湾を訪れた時の話。
時の台湾駐在大使であった田(でん)氏(元、参院議員・田英夫氏の祖父)が、昭和天皇にこの花の名前を尋ねられ、とっさに「月下の美人」と答え、この名前が定着と言われています。
不用意に、適当な名前を言ったとは考えにくく、元からあった名前をお伝えしたと考えた方が自然だと思います。

英語ではDutchman's pipeというそうです。「オランダ人のパイプ」という何やら意味不明ですが、パイプのような長い管を出した先端に美しい花が咲きます。

night queen これは誰でも納得する名前だと思います。 
月下美人(ナイトクイーン)開花


 
開花の間中強い香りを出します。
蝙蝠などの訪花に対応しているという記述があります。
花が上を向くのも、蝙蝠媒化の種類の特徴なそうです。
「ヤコウボク」のように良い香りとは言えません。まともに吸いこんだら「息が詰まる」ように感じてしまいます。

《食べる》
開花中の花は、焼酎に付けて「月下美人酒」。この匂いはどうなるのか?
開花後のしぼんだ花は、無臭です。台湾ではスープの具にするそうですが、私はサラダにします。

《実》
実はドラゴンフルーツに似ており、甘いそうです。画像で見る限りは「食べ見たくなる」ような、美味しそうな果実です。
夜に咲く花ので、受粉の機会がなく、そもそも自家受粉は出来ない種。
驚くことに日本の月下美人は大正か昭和に持ち帰られた1本が、挿し木で日本全国に広まったそうです。そもそもみんな同じ親を持つという、驚きの事実です。
※印我が家のも向かいの家からいただいた葉の挿し木です。これでは虫がいても、人工でも結実しないはずです。
現在は別の種類も持ちこまれており、人工授粉で実を取ることも可能なようです。
一昨年葉をいただき、挿し木をしました。
昨年蕾を数個つけましたが、落蕾。
今年ようやく開花しました。茎を切り落とし花瓶に挿しても、開花します。
次の開花は9月を目指しています。

8月に2個開花しました。
この2個は「月下美人酒」にしました。

24年8月15日月下美人開花

    原発廃炉に向けて

 


与謝野馨さん、脱原発がイコール貧しさとは限りませんよ

2011年07月12日 | 脱原発・原発廃止へ

経済財政政策担当与謝野馨さん、良く考えてください。

12日報道ステーション「原発、私はこう思う」でのあなたの発言。

今後の経済活動、国民生活を維持するためには「原発が必要」と言いました。
でも、必要なのは「電力」であって、「原発の電力」ではありません。
「原発」がなくなれば「電力」無くなるという考えがおかしいです。
日本中の英知をもってすれば、原発以外の方法で電力を生み出すのは、可能なことだ思います。

とりあえず自家発電から購入。
工期が短い発電方法もあるはず。
眠っている施設をフル稼働させる。
など。

そして、「発送電の分離」
完全電力自由化。
岩手県葛巻では、もっともっと風力発電ができるのに、東北電力が買わないので、発電出来ないと言ってます。

そして気になった発言は「原発を止めたら、日本は貧しくなる。日本が貧しくなるのは嫌。子孫が貧しくなるのも嫌」
「脱原発」をして、日本がもっと豊かになるように、政策を考えるのが、政治家の仕事です。
今すぐに「脱原発」を行えば、、世界最先端の技術、システムを構築できます。そこには豊かになるチャンスがあると思います。

何より、「経済や生活の豊かさのためになら、原発事故」も受け入れなければ」という考えは、理解できません。

「今回の事故は想定外なので、責任はないし、間違ってもいなかった」においては、歴史からは何も学ばないことになります。


93歳の女性が、「お墓に避難します。ごめんなさい」言って自殺しました。自分の存在が家族の足手まといになると思ってのことです。
酪農家の方が「原発事故さえなければ」と小屋にチョークで書き残し、自殺しました。
南相馬の酪農家が出荷した牛肉には、「セシューム」が含まれていました。原発事故がなければ何もなかったのです。
お盆が来ても、津波で無くなった方の供養もできません。

何時になったら、被災者は自分の家に帰れるのでしょうか。
農業を再開できるのでしょうか。
子供たちは長袖長ズボン、マスクで登校。
外で遊ぶことさえできません。

4ヶ月経っても収束のめどもたたない事故。
余りにも悲惨な事故です。
こんな事故を起こす、悪魔のエネルギーは人間が使ってはならないものだったのです。
自分が豊かに暮らすためには、国土が汚れ、人々が苦しんでも良いというのでしょうか。

与謝野馨さん、良く考えてください。
あなたにとって幸せとは「経済的な豊かさ」「物があふれる豊かさ」ですか?         原発廃炉に向けて

 

 


立ち上がれ日本・平沼赳夫・地下原発☠

2011年07月12日 | 脱原発・原発廃止へ

報道ステーションで、毎日「原発私はこう思う」という、原発について語る短い企画があります。
8日は立ち上がれ日本の平沼赳夫でした。

”過去の経産大臣をしたことがあり、「エネルギー問題」に詳しい。
日本はエネルギーを「地下原発」で調達するべき。
その技術もある。
岩の中に作るので、安全。”

といった内容。
一体、どんな人たちが、この案に同意しているのか、ぜひ知りたいと思います。

地下式原子力発電所政策推進議員連盟(略称地下原発議連)
会長 
平沼赳夫
(たちあがれ日本)Wikipedia

顧問
谷垣禎一(自民党)Wikipedia
安倍晋三(自民党)Wikipedia
山本有二(自民党)Wikipedia
森喜朗(自民党)Wikipedia
鳩山由紀夫(民主党)Wikipedia
渡部恒三(民主党)Wikipedia
羽田孜(民主党)Wikipedia
石井一(民主党)Wikipedia
亀井静香(国民新党)Wikipedia

事務局長 
山本拓(自民党)Wikipedia

全体の構図はこんな感じです。

建屋は地下でも、地上と海に排気排水します。

もしこの施設で事故が起きた時は、どのようにして収束させるのでしょうか?
地下になら何が漏れても、どんな爆発が起きても、気にしなくて良いと思っているのでしょうか?
空と海に垂れ流すのでしょうか?
廃炉の時はどうするのでしょうか?
こんなことを考えている面々、みんな「馬鹿」以上の、「国賊」に思えてきます。(ちょっと過激すぎますが……)

福島原発の事故で、とたんの苦しみを味わっている被災者、放射能におびえる近隣住民、生活を脅かされている沢山の人。
エネルギーを使っていた私たちが出来る贖罪は、「原発」を止めることしかありません。

 


電力コスト・本当のところ

2011年07月08日 | 脱原発・原発廃止へ

「原発コストは安い」と思い込まされていた根拠が、覆される日も近いと思います。
7日の「報道ステーション」で検証されていました。
今までいろんな人が言っていた、「まやかしの電力コスト」にようやく、焦点が当たってきたようです。
政府も今年中に再計算するようです。
廃炉のコスト、放射性廃棄物のコスト、電源三法の税支出、電力会社から自治体や、大学への寄付金、CM料金などなど、今までコストとして算入されてませんでした。

更には、今回の福島原発の事故の保証金、事故処理の費用は、何十兆円になるのか不明です。
このコストを含めれば、実際の発電コストは、太陽光より高くなるのかもしれません。

 発電方式別の発電原価試算結果(1kWh当たりの発電費用)
発電方式 発電単価(円/kWh) 設備利用率(%)
水力 8.2~13.3 45
石油 10.0~17.3 30~80
LNG 5.8~7.1 60~80
石炭 5.0~6.5 70~80
原子力 4.8~6.2 実は※17.2+α 70~85
太陽光 46 12
風力 10~14 20
設備利用率
1年間の発電電力量/(定格出力×1年間の時間数)×100%
 
使用データ:経済産業省、エネルギー白書 2008年版(2008)
     
赤文字は大島教授が政府から依頼されて、再計算した額。
ただし、もんじゅの費用、汚染水処理、、再処理費用などを見積もれば、もっと上がるとのことです。

 計算されるコストのほかに、事故の時の人々の苦しみは、お金に換算できない大きなものがあります。
原発を動かしてもいいと思っている人たちは、自分が福島原発近くに住めますか?
自分の子供が、原発事故周辺地区に
住んでいても平気ですか?

いずれ、もっときちんと検証されなければならないと思います。            原発廃炉に向けて


ニワウメ(庭梅)

2011年07月07日 | 草花・植物

バラ科サクラ属  ユスラウメの近縁種

ニワウメ(庭梅)の名前の由来:庭にあるウメに似た木。

花の時期はユスラウメと変わりませんが、実が色づくのは、「ユスラウメ」の実が、すっかり落ちてからです。

盆栽では「リンショウバイ(林鐘梅)」というそうです。林鐘は6月のこと。
「チャイナチェリー」「チャイナベリー」「一歳庭桜」の別名もあります。

万葉では「はねず」と記述しているものもありますが、ニワウメは江戸時代に中国から渡ってきたことを考えると「はねず」は「ユスラウメ」のことではないかと考えられます。
朱華(はねず)色は、くちなしの黄の下染めをし、紅花で染めた、黄みのある淡紅色とされています。

日本の伝統色の由来朱華(はねず)色 より抜粋
紅花染めの黄みのない、明るい赤。唐棣色(はねず色)という。はねずは「ニワウメ」の古名。
この文字の色が「はねずいろ」です。

      

夏まけて  咲きたるはねず ひさかたの 雨うちふらば大 うつろひなむか  大伴家持

思はじと、言ひてしものを、はねず色の、うつろひやすき、我が心かも     大伴坂上郎女

薬用植物です。http://www.e-yakusou.com/sou02/soumm252.htm

 

ユスラウメとその仲間    

 

   原発廃炉に向けて