花の名前・木の名前・名前の由来

草花や木についている名前の由来。誰が付けたか分からないけど、知って納得のもの、「?」のもの、いろいろあって、面白い。

「福島原発 暴発阻止行動 プロジェクト」

2011年07月06日 | 脱原発・原発廃止へ
今日のNHKラジオ「私も一言夕方ニュース」で知りました。
提唱したのは、山田恭暉(やすてる)さん。72歳の方です。
60歳以上の技術者が、原発事故の収束にボランティアで協力しようという呼びかけでした。
「福島原発暴発阻止プロジエクト」として発足、今は「福島原発行動隊」と名称を変えましたが、「暴発阻止」の名前に、主催者の気持ちの全てが入っていると思います。
呼びかけに応じて、すでに400名が集まっているとか。
山田さんらは5月末、細野豪志首相補佐官(現原発事故担当相)や東電幹部と接触。細野氏らから「行動隊を受け入れたい」との意向が示されたため、志願者の経歴、能力を記載したリストを手渡したそうです。
 
今日のラジオでは、
このプロジェクトには原発運転の専門家である必要はないと言ってましたが、「なるほど」です。
東電は「運転」のプロではあるが、浄化設備のようなものに対しては、プロではない。
浄化設備には、設計、配管、汚泥処理などいろいろな技術者の力が必要。
などのコメントがありました。
《メッセージの一部をホームページから抜粋》
身体の面でも生活の面でも最も放射能被曝の害が少なくて済み、しかもこれまで現場での作業や技術の能力を蓄積してきた退役者たちが力を振り絞って、次の世代に負の遺産を残さないために働くことができるのではないでしょうか。

 まず、私たち自身がこの仕事を担当する意志のあることを表明し、長期にわたる国の体制として退役した元技能者・技術者のボランティアによる行動隊を作ることを提案し要求していきたいと思います。

 当面次のことを提案します。

  1. この行動隊に参加していただける方を募集します。原則として60 歳以上、現場作業に耐える体力・経験を有すること
  2. この行動隊を作ることに賛同し、応援していただける方を募集します。

プロジェクトホームページ   http://bouhatsusoshi.jp/


イヌハッカ(犬薄荷)・キャットニール

2011年07月06日 | 草花・植物

シソ科イヌハッカ属  日本語では犬がつき、英語では猫がつく名前

イヌハッカの名前の由来

「犬」がつくのは「役に立たない」という意味です。
「薄荷」は漢名からきており、お菓子の香りづけのほか、漢方薬の生薬としても古くから使われていたようです。イヌハッカ
こちらは、薄荷には似ているけれど、薄荷の用には役立たないことから、「イヌハッカ」になりました。 
「薄荷」には「メントール」という成分が含まれているが、「イヌハッカ」には、含まれていません。
長野県で野生化し、別名を「筑摩薄荷」ともいいます。   

英名はキャットニップ (Catnip) 

英名であるキャットニップは「猫が噛む草」という意味。
この草に「ネペタラクトン」という猫を興奮させる物質が含まれているからなそうです。
しかし、全ての猫が好むわけではないようです。「マタタビ」に反応しない猫は「キャットニップ」にも反応しない気がしますが……

ハーブの一種です

役立たずの意味の「イヌ」がついていますが、ハーブであり、肉料理の香りずけや、サラダ、スープ、ハーブティに用いられるほか、乾燥させて、ポプリにしたり、入浴にも使えます。

キャットミントは、ほふく性ですが、キャットニップは立ち性です。

 

              原発廃炉に向けて


セラフィールドと六ヶ所村の行方

2011年07月05日 | 脱原発・原発廃止へ

セラフィールド

イギリスの核燃料再処理施設 

4日のTBS NEWS23「世界最悪の海洋汚染」として取り上げられていました。

中部電力の高濃度廃棄物を処理している施設です。

イギリス北西部に位置し、操業開始から北欧にも及ぶ広範囲の海洋汚染、何度もの放射能漏れで、健康被害を出し続けています。

1957年の火災は世界初の原子力事故ということですが、その被害の事実は30年後に公開されました。

再処理工程で海に放出されたセシュウムは、兆の単位。200キロ離れた海域でも観測され、これを青森県六ヶ所村に当てはめると、釜石のさらに南まで通常の20倍のセシュウム量が、魚介類から検出されることになります。

 

白血病で子どもを失った家族などが反対運動を続けていますが、現地の沢山の人は、やはり「雇用と経済」の恵みから、この施設を維持しようとしています。

 

実際には一番脱原発を願ってもいいと思われる住民。

しかし「雇用と経済効果」を守りたい人たちの思いとの隔たり。

現実は厳しいと思いました。

      

詳しいデータ http://www.jca.apc.org/mihama/News/news65/news65cesium.htm             原発廃炉に向けて


核燃料サイクルの行方・沢乙温泉

2011年07月04日 | 脱原発・原発廃止へ

ドクダミ
宮城県利府町グランディ近くの沢乙温泉に行ってきました。
割烹旅館の内海で、500円の立ち寄り入浴です。

庭にも沢にも、たくさんのドクダミ。
女湯は綺麗で快適でしたが、男湯はちょっと汚かったそうです。
加水なし、塩素も不使用。あたりは軟らか。
男湯の汚れは、復興支援の男の方が沢山泊まっていたせいでしょうか。
左2個の露天は震災で壊れて入れませんでした。

       

 

   核燃料サイクルの行方  

 
11.7.4(月)の読売新聞の見出しに「核燃サイクル三重苦」のタイトルを見つけました。

エネルギーの安定確保の切り札として、使用済みの燃料から、新たな燃料を作りだす「使用済み核燃料再処理工場」。
仏アレバ社の技術協力で1993に着工しました。もうすでに18年経過します。
1997年には、運転できるとしていましたが、今の予定では2012年。成功したとしても15年の遅れです。
当然のことながら、建設費は当初予定の7600億円から2.2兆円まで膨れ上がりました。

そして、運転中の原発には、使用済みの核燃料がたまり続け、貯蔵プールは満杯になろうとしています。(福島原発でもこの使用済み燃料が、水から顔を出しました。)

 このコストは、20年後の電気料金の試算にはどのように反映されているのでしょうか。

 読売新聞の記事では「発電コストを考慮すると、原発による電力を、全て再生可能エネルギーに置き換えるのは難しい」と言いきっています。

読売は、いろんな方が、提言しているエネルギー対策を、もっと真剣に検証して欲しいのです。
発電方式、発送電の仕組みなど、有効な方式を提言している人々がいるのに、そのような記事は、ついぞ見かけません。
むしろ、TV番組の方が、積極的に取り上げていると思います。


むろん原発を考える時は、コストも問題より、安全性の方が大事です。               原発廃炉に向けて

 

 


20年後の電気料金値上げ幅

2011年07月03日 | 脱原発・原発廃止へ

2011.07.3「読売新聞の」トップです。 

「まるで、脱原発になったら、こんなに電気料が上がるんですよ。」という印象を植え付けたいような、見出しと内容でした。

試算は日本学術会議の分科会の取りまとめです。
今後の安全対策費、廃炉費用、使用済み核燃料の処理コスト、事故が起きた場合の補償費は含まれていません。電源三法による税金からの支出、自治体への寄付金などは、含まれていません。

これば本当に原発の只あしいコストなのかどうか分かりません。
もっと広く中立的な第3者機関の、試算をぜひ知りたいと思います。

日本の原発導入を先導した「読売新聞」は、今度は「原発維持」に、国民を誘導しようとしているのでしょうか。

これに対してNPO法人環境エネルギー政策研究所の飯田哲也所長は

「今後、原発の安全規制は厳しくなりコストは上がる。自然エネルギーは普及すれば安くなる。
安全安心クリーンなエネルギーの選択が現実的、合理的」と述べています。                   原発廃炉に向けて