花の名前・木の名前・名前の由来

草花や木についている名前の由来。誰が付けたか分からないけど、知って納得のもの、「?」のもの、いろいろあって、面白い。

原発を止めても、電力は間にあう

2011年05月31日 | 脱原発・原発廃止へ

「朝日ジャーナル」広瀬隆さんの記事より

 

原発を止めても電力不足は起こらない。

 

原発を止められない理由の一つに「電力不足」をあげている人たちがいます。

私としては、たとえ不足が生じても、日本が滅亡したり、これ以上事故で苦しむことの方が、大問題。

しかし「原発を止めても、電気は止まらない」と主張する人たちもいます。

 

「日本の電力の3割は原子力」とHPにはあります。

この数字は、火力を止めて、原発をフル回転しているために、結果として30%になるということらしいです。

つまり、原発をフルに運転して、足りない分を火力などでカバーしているためです。

藤田裕幸さんが図にまとめたものに次のようなものがあります。

 

 

従って、火力と水力をフルに回転させれば、原発は無くても間に合うことになります。

 

 

しかも、天然ガスを使った火力発電の効率は原発の2倍で、なおかつクリーンいうではありませんか。

(原発は発電量の2倍の熱量を、冷却水として海に廃棄しています。)

 

もちろん必要なのは、電力であって、原発ではありません。

    原発廃炉に向けて

 


防鳥網・サクランボ・ヒヨドリ

2011年05月31日 | 四季の風景

果実は鳥の好物。
鳥が食べるのが早いか、人間が食べるのが早いか。
競争しても人間の負け。

やはりネットかなにかで防護するしかない。
今年大豊作のサクランボにネット。

今朝、ヒヨドリがやってきて「ピギヤッツツ(なんだこれ!)」と一鳴き。
続いてやって来たもう一羽は、無言で撤収。

小鳥にも少しは分けてあげたいけど、ヒヨドリはぜーんぶ、あっという間に食べつくすので……。

この後になる「ユスラウメ」は、食べてもいいよ。
「ブルーベリー」「ビルベリー」はダメ。


小鳥は小鳥でも、メジロは可愛い☆

タニウツギ(谷空木)にとまったメジロ☆隣はイッサイザクラ(一歳桜)☆

春になって咲いた谷空木と一歳桜 

 

    原発廃炉に向けて


夢のエネルギー?悪魔のエネルギー?

2011年05月30日 | 脱原発・原発廃止へ

 アイスバーク

悪魔か夢か

 

原発が夢のエネルギーともてはやされました。
兵器としての原子爆弾が「悪魔の兵器」なのに、「平和利用」と「夢」という美辞麗句。

同じ原料と技術を使い、こんな死のエネルギーをまき散らすのに、「平和利用」「夢」といって騙しました。

今後事故がなく運転されたとしても、人類はこの先何万年も「高濃度廃棄物」を管理しなくてはなりません。

 

「エネルギーが、足りる・足りない」の議論の前に、原発が人類に「有益なのか有害なのか」を、見極めて欲しい。

 

広島長崎の被爆三世の世代は、いまでも不安を感じています。

 

チェリノブイリ以上の可能性があるといわれる今回の事故でも、体内被曝が200ミリシーベルトを超える人がかなりいるといわれています。

     原発廃炉に向けて

 


論読売新聞「原発事故漂流させるな」へ反論します

2011年05月29日 | 脱原発・原発廃止へ

 セイヨウオダマキ

 

29日付読売新聞編集委員「安部順一」さんの「原発事故漂流させるな」に、疑問を感じます。

 

「G8閉幕」関連で、述べています。

「世界で主流となる第3次原子炉の担い手は、ロシアを除けば、三菱重工業と仏アレバ社など3陣営だけ、原発建設は日本企業抜きでは成り立たない。

日本が脱原発にかじを取れば、母国市場を薄なった日本企業の意欲がそがれる。」

「再生可能エネルギー以上に、重要な原発政策の漂流だけは避けなければならない」

「漂流」てなに?漂うこと?

三菱重工業が原発で多大な利益を上げ来たのは、周知の事実。

なら、今後は「廃炉」の工事で、利益を生みだしたらよいのでは?

日本だけでも51基。

工事費用はナンチョウにも及ぶと思います。作った企業のノウハウは、壊す時にも生かされるはずです。

 

世界が「脱原発」に向かえば、その工事金額は果てしない額になるはずです。

 

特定の企業の利益や自治体の財政、雇用を擁護することで、エネルギー政策を進めるのは、おかしい。

国民の身体財産を将来にわたって守ることが、最優先されなければならないと思う。

 

    原発廃炉に向けて


エネルギー政策の過ちを認めなければなりません

2011年05月28日 | 脱原発・原発廃止へ

姫空木ヒメウツギ

小泉純一郎元首相は、28日、地元の神奈川県横須賀市内で講演し、東京電力福島第一原発の事故について「日本が原発の安全性を信じて発信してきたのは、過ちだった」と話しました。

中曽根康弘氏以来、日本の原発政策を進めてきた政治家は、「今回の事故と、増える廃棄物の処理」をよく考えて、政策の過ちに気づいて欲しい。

     原発廃炉に向けて


ホウチャクソウ(宝鐸草)

2011年05月24日 | 草花・植物

ユリ科チゴユリ属
「ホウチャクソウ」の名前の由来は、漢字表記を見るとよくわかる。
「宝鐸草」とは、仏閣の四隅に飾りとしてつり下がっている「宝鐸(ほうたく・ほうちゃ)にちなんでいる。
2個または3個の白い花が、宝鐸の形をして、垂れ下っている。
(「風鐸」「風鈴」ともいう)
秋には藍色の実を付ける。
「ホウチャクソウ」は、とにかく増える。
「ホウチャクソウ」と「チゴユリ」は同じ「チゴユリ属」で、新芽のうちはよく似ていて、区別が出来ない。
成長すると大きさが違うし、花も違うので区別は簡単。
近くに植えておくと、自然交配し「ホウチャクチゴユリ」が出来ることがある。
大きさは「ホウチャクソウ」花は「チゴユリ」になる。

山菜になる「「ナルコユリ」「アマドコロ」に、似ているが、「ホウチャクソウ」は食べられない。

     

2008.05.02仙台市                             2007.9.24仙台市             

     ナルコユリの花と芽
 2008.5.8仙台市2008.4.21仙台市


   原発廃炉に向けて


原発の廃棄物 No3 高速増殖炉「もんじゅ」と「常陽」

2011年05月21日 | 脱原発・原発廃止へ

  ニシキウツギ


茨城大洗町にある「常陽」と福井敦賀市にある「もんじゅ」のことです。
使用済み燃料から再処理されたプルとニウム239を、燃料として再利用しようという試みが、「高速増殖炉」と呼ばれる施設です。

実用されれば、発電用の燃料を自ら作りながら、発電をできるという、夢のようなリサイクル燃料になるはずでした。

が、うまくいきません。「常陽」も、事故起こし停止、「もんじゅ」も事故を起こし半停止状態。
試験運転するだけでも、これだけ難しい。

しかもかなり危険です。
.高速で核分裂をおこすので、核暴走が起こりやすい(一瞬のうちに制御不能になる)
2.
冷却材に使うナトリユウムは、危険な物質。空気に触れたら燃え、水に触れたら爆発する。
.プルトニウムという猛毒を増やし続ける。

「もんじゅ」は、昨年8月、燃料交換装置を原子炉容器内に落下させてしまい、10月に引き上げようと試みたが失敗しました。今は単に爆発しないように制御するだけで年に500億円かかっています。

引き上げることができないのなら、プルトニウムが完全いなくなるまで、50年この状態を維持させなければならない。

今日の新聞では、6月中旬をめどに、外気を遮断する器具を設置し、原子炉の上蓋の一部ごと、引き抜くそうです。

無事に引き抜くことを、祈る。

高速増殖炉」がうまくいかないため、「プルトニウム」は増える一方。
この解決のため、「プルトニウム」 を混ぜた燃料MOXを、現在の燃料混ぜて、使おうという、「プルサーマル」計画があるが、「不安」の声もあるし、まだ予定だけで、運転には至っていません。

519記事・原発の廃棄物「低濃度放射性廃棄物」へ

5.20記事原・発廃棄物No2「高濃度放射性廃棄物」へ

    原発廃炉に向けて


原発のゴミNo2「高濃度放射性廃棄物」

2011年05月20日 | 脱原発・原発廃止へ

 カンパニュラ  

青森県六ケ所村核燃料再処理施設


原発の廃棄物には「低濃度」のほか、絶対に生物が接触してはならない「高濃度廃棄物」がありあります。
原発を運転する限り、使用済み核燃料棒からでる、高濃度廃棄物は必ず出続けます。
現在はフランスに運び、「再処理」により「ガラス固化」し、日本に戻し、六ヶ所村と東海村の「高レベル廃棄物貯蔵センター」に保管されています。


※「日本原燃」では「再処理工場」を、2007年操業開始予定で六ケ所村に作っていましたが、2兆円以上つぎ込んでも、いまだに運転に至っていないため、フランスに運んでいます。
しかも年間に出る燃料棒は1300トン(累積では28000トン)
青森の処理能力は800トン/(年間)
原発が、「トイレなきマンション」といわれるゆえんです。

すでにガラス固化したものが1664本、処理せずにたまっているものが23100本相当
ガラス固化体を最終処分するのに必要な金額は3兆を見積もっています。

今後は、再処理施設内の貯蔵施設で30年から50年冷却、その後地下300メートルの地層に、最終処分することになっています。


これは2000年の国会で承認され、平成40年代には、行いたいとして、現在候補地を公募中です。
諸外国もこの「地層処理」を行うとされていますが、いまだにこの最終処分を行った国はなく、処理施設にため込まれています。


この方法には二つの問題があると思います。


まずは、候補を名乗り出る自治体があるかどうか、引き受ける自治体があるかどうか。
そして、300メートルの地下は安定しているというが、地震列島の日本の地下に、絶対安心な地下があるのか。
向こう5400万年を要すると言われる期間、おとなしく地下に眠っていることなど、どのように証明できるのか。



次回は原発のゴミNo3 夢のリサイクル「高速増殖炉」について書きます。
     原発のゴミNo1「低濃度放射性廃棄物」

    原発廃炉に向けて


原発の廃棄物No1「低濃度放射性廃棄物」

2011年05月19日 | 脱原発・原発廃止へ

     
    コンロンカ                                     カーネーション   

 

原発」を運転すると「放射性のゴミ」が出ます。 
このゴミは「低濃度と高濃度」があり、処理の仕方が異なります・

原発で発生する「低濃度の放射性廃棄物」は、液体、固体、気体それぞれが適切に処理されているとされています。

1.液体は固化してドラム缶にいれる。蒸留水は再利用または、海に流す。
2.固体は圧縮してドラム缶に詰める。
3.気体は濃度を下げて、空気中に放出。

ドラム缶は青森の六ケ所村に運ばれ、埋設されます。
この段階の最終は325年後です
つまり、埋めてから325年たったら、耕作地として利用が可能ということです。
その時点では、ドラム缶も土に同化しているということでしょうか?

これは、電気業者ではなく、国が責任を持って行うとなっています。

私たちの次の次の次の世代(さらにもっと次?)まで、「有害な毒」を管理しなければならないということです。

このほかに数万年にわたって、放射能を出し続ける「高濃度の放射性廃棄物」があります。
(No2「高濃度放射性廃棄物」へ)
No3「高速増殖炉」へ   

  原発廃炉に向けて


ザイフリボク(菜振り木)

2011年05月10日 | 草花・植物

ザイフリボク バラ科の落葉高木。
漢字では「菜振り木」名前の由来は
細長い白い花びらの花序が、采配(軍で采配を振る時に用いる、細長い「指揮具」に似ていることから。
別名は
シデザクラ(四手桜):花が四手に似ていることから。四手とは、神社などで縄やサカキに白い和紙を切ったものを折ってぶら下げる白い紙のこと。こちらの呼称の方が、ぴったりくる。
ニレザクラ(楡桜):葉がニレに似ていることから。植木屋さんの通称?

実は食べられるというが、渋い。
「ヒヨドリ」は、よく、ついばみに来る。
果実酒ならイケると思う。

セイヨウザイフリボクは「ジューンベリー」と呼ばれ、美味しいとあるが、完熟しても渋みが残る。

    原発廃炉に向けて