花の名前・木の名前・名前の由来

草花や木についている名前の由来。誰が付けたか分からないけど、知って納得のもの、「?」のもの、いろいろあって、面白い。

電力コスト・本当のところ

2011年07月08日 | 脱原発・原発廃止へ

「原発コストは安い」と思い込まされていた根拠が、覆される日も近いと思います。
7日の「報道ステーション」で検証されていました。
今までいろんな人が言っていた、「まやかしの電力コスト」にようやく、焦点が当たってきたようです。
政府も今年中に再計算するようです。
廃炉のコスト、放射性廃棄物のコスト、電源三法の税支出、電力会社から自治体や、大学への寄付金、CM料金などなど、今までコストとして算入されてませんでした。

更には、今回の福島原発の事故の保証金、事故処理の費用は、何十兆円になるのか不明です。
このコストを含めれば、実際の発電コストは、太陽光より高くなるのかもしれません。

 発電方式別の発電原価試算結果(1kWh当たりの発電費用)
発電方式 発電単価(円/kWh) 設備利用率(%)
水力 8.2~13.3 45
石油 10.0~17.3 30~80
LNG 5.8~7.1 60~80
石炭 5.0~6.5 70~80
原子力 4.8~6.2 実は※17.2+α 70~85
太陽光 46 12
風力 10~14 20
設備利用率
1年間の発電電力量/(定格出力×1年間の時間数)×100%
 
使用データ:経済産業省、エネルギー白書 2008年版(2008)
     
赤文字は大島教授が政府から依頼されて、再計算した額。
ただし、もんじゅの費用、汚染水処理、、再処理費用などを見積もれば、もっと上がるとのことです。

 計算されるコストのほかに、事故の時の人々の苦しみは、お金に換算できない大きなものがあります。
原発を動かしてもいいと思っている人たちは、自分が福島原発近くに住めますか?
自分の子供が、原発事故周辺地区に
住んでいても平気ですか?

いずれ、もっときちんと検証されなければならないと思います。            原発廃炉に向けて



最新の画像もっと見る

コメントを投稿