花の名前・木の名前・名前の由来

草花や木についている名前の由来。誰が付けたか分からないけど、知って納得のもの、「?」のもの、いろいろあって、面白い。

アメリカの決断 新規原発も延長稼働も凍結

2012年08月17日 | 脱原発・原発廃止へ

NRC(アメリカ原子力規制委員会)の、突然の発表には、びっくり。
1979年のスリーマイル事故以降、1個の原発も作ることが出来なかったアメリカ。
フクシマの事故以降も、原発依存の体制は変えないと言明していきたアメリカ。

フクシマの事故の際の、使用済み核燃料の危険性を、検証した結果の、今回の決定です。

使用済み核燃料の最終処分が決まらないうちは、新たな原発の建設も、今ある古い原発(40年以上の13基)の延長稼働を認めることも、いったん凍結する。
使用済み燃料問題は、重要かつ緊急の課題。

と言っています。

ネバダ州の最終処理施設問題と、アメリカに新たに生み出されている「シェールガス」が、新しいエネルギーをまかなってくれるという事情もあるかもしれませんんが、何より「フクシマ」から学んだ、核燃料の危険性を直視した結果だと思います。

日本はもっと真剣に「使用済み核燃料」「核燃料サイクル」について考えなければ。
「フクシマ」の犠牲からも、何も変わらないのでは、残念で、無念です。

  
★オレガノのドライフラワー  ★風船蔓                   ★季節外れのテッセ                        原発廃炉に向けて


ノウゼンカズラ(凌霄花)夏の空に映える

2012年08月07日 | 草花・植物

ノウゼンカズラ科ノウゼンカズラ   蔓性落葉樹ノウゼンカズラ

凌霄花ノウゼンカズラ
この花が咲きだすと「夏」だなぁと、改めて季節を感じます。
空に向かって咲きだすノウゼンカズラが揺れるさまは「夏の象徴」の一つと言えると思います。

名前の由来  
漢名の音読みの凌霄(りょうしょう)が、ノウセウ→ノウセウカズラ→ノウゼンカズラと、転訛したといわれています。
カズラは蔓性の意味です。
「凌」は”しのぐ”、 「霄」は”そら”の意味ということらしいので、まさに空に向かってどんどん伸びるさまは、漢字の示す通りの花です。

木根を出して、他のものに付着してぐんぐん蔓を伸ばします。
挿し木で育てたノウゼンカズラですが、成長するに従って、どんどん繁茂。
地下茎からも芽を出し、このままでは収拾つかなくなると思い、鉢にしました。
背の高い支柱を使って、出来るだけ高い位置に花が出来るようにしています。

漢方薬として平安時代に中国から渡来。古くから垣根などとして親しまれてきました。利尿などに効くとされていましたが、今は使われていないようです。
花の蜜が「毒」ともいわれていますが、これも根拠がないようです。

 英名は花の形からチャイニーズ・トランペット・バインやチャイニーズ・トランペット・フラワー
アメリカノウゼンカズラは小ぶりで赤橙色
花を覗くと             原発廃炉に向けて