花の名前・木の名前・名前の由来

草花や木についている名前の由来。誰が付けたか分からないけど、知って納得のもの、「?」のもの、いろいろあって、面白い。

核燃料サイクルの行方・沢乙温泉

2011年07月04日 | 脱原発・原発廃止へ

ドクダミ
宮城県利府町グランディ近くの沢乙温泉に行ってきました。
割烹旅館の内海で、500円の立ち寄り入浴です。

庭にも沢にも、たくさんのドクダミ。
女湯は綺麗で快適でしたが、男湯はちょっと汚かったそうです。
加水なし、塩素も不使用。あたりは軟らか。
男湯の汚れは、復興支援の男の方が沢山泊まっていたせいでしょうか。
左2個の露天は震災で壊れて入れませんでした。

       

 

   核燃料サイクルの行方  

 
11.7.4(月)の読売新聞の見出しに「核燃サイクル三重苦」のタイトルを見つけました。

エネルギーの安定確保の切り札として、使用済みの燃料から、新たな燃料を作りだす「使用済み核燃料再処理工場」。
仏アレバ社の技術協力で1993に着工しました。もうすでに18年経過します。
1997年には、運転できるとしていましたが、今の予定では2012年。成功したとしても15年の遅れです。
当然のことながら、建設費は当初予定の7600億円から2.2兆円まで膨れ上がりました。

そして、運転中の原発には、使用済みの核燃料がたまり続け、貯蔵プールは満杯になろうとしています。(福島原発でもこの使用済み燃料が、水から顔を出しました。)

 このコストは、20年後の電気料金の試算にはどのように反映されているのでしょうか。

 読売新聞の記事では「発電コストを考慮すると、原発による電力を、全て再生可能エネルギーに置き換えるのは難しい」と言いきっています。

読売は、いろんな方が、提言しているエネルギー対策を、もっと真剣に検証して欲しいのです。
発電方式、発送電の仕組みなど、有効な方式を提言している人々がいるのに、そのような記事は、ついぞ見かけません。
むしろ、TV番組の方が、積極的に取り上げていると思います。


むろん原発を考える時は、コストも問題より、安全性の方が大事です。               原発廃炉に向けて