花の名前・木の名前・名前の由来

草花や木についている名前の由来。誰が付けたか分からないけど、知って納得のもの、「?」のもの、いろいろあって、面白い。

赤いユスラ、白いユスラ・ユスラウメジャム

2011年06月28日 | 園芸日記

  今年のユスラウメの赤い実は、ずいぶんと小ぶり。
    こんない小ぶりの実を見たのは初めて。
    今日はジャム作り。
    実を摘んだらく水洗い。放射能が付いていいるかもしれない。ちゃんと洗う。
   実の重さの40%の砂糖加えて、鍋でぐつぐつ。
   マッシャ―でつぶしながら、種を取り除く。
   穴開きお玉があると、手早く取り除ける。
   鮮度が良ければ添加物がなくても、
 ちゃんとトロトロの美味しいジャムが出来上がる。

 赤い実800グラムをジャムに。
 白い実は生食。

  名前の由来


赤実と白実では、花の色合いも異なる。

 
            白実の花は白っぽい                             赤実の花は赤っぽい

原発

★☆★ 今日も浄化装置は上手く働かない。望みの綱も寄せ集め。付け刃の感はあるが、今はこれしかないのだろう。
4キロもある配管。点検も大変かもしれないが、この方法がうまくいかないと、もっともっと大変な状況になるのだと思う。             原発廃炉に向けて



「もんじゅ」落下物回収成功

2011年06月24日 | 脱原発・原発廃止へ

胸の中に重くのしかかっていたものの一つが、取り除かれた気持ちです。

汚染水の浄化は、どうなっているのでしょう。
複雑多岐な配管、一つ一つ、丁寧に、作業を進めるしかないですね。

でも、あくまで「通過点」です。これで全てが安全というわけではありません。

  ホタルブクロ 
私の田舎では「アメフリ」と呼ばれます。この花が咲くと「梅雨」です。

《asahi.com》から転載    

日本原子力研究開発機構は24日午前4時55分、高速増殖原型炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)の原子炉容器から、約10カ月間落下したままになっていた重量3.3トンの装置の引き抜き作業を終えた。

 引き抜き作業は当初、23日午後2時ごろから始まる予定だったが、準備作業がはかどらず、実際に始まったのは7時間近く遅れた午後8時50分だった。

 落下していた「炉内中継装置」(直径46センチ、長さ12メートル)は衝撃で変形していたため、引っかかっていた炉開口部のさやの部分と一緒に、天井にある大型クレーンでつり上げた。装置等は約8時間かけ、炉開口部の上方に据え付けた専用の容器「簡易キャスク」(直径1.4メートル、最大長16メートル)に直接、収納された。

もんじゅについて         原発廃炉に向けて

 


日本の脱原発の動き ・ 世界では進める国が圧倒的

2011年06月23日 | 脱原発・原発廃止へ

6月15日「福島県復興ビジョン」で、「原発に頼らない復興」が提言されました。

計画のある山口県の上関町長も「見直し」を、発表しました。
大阪市長は関西電力に対し「脱原発」を、提言しました。
山形県知事も、「脱原発」を提言しました。

住民の了解なしには「運転」出来ない原発。
「脱原発」への近道は、まずは全ての立地地域で「NO」を突き付けることかもしれません。

世界には30カ国で、530基以上の原発があります。(2008年データ)
そのうち「脱原発」を決めたのは「スイスとドイツ」(イタリアには原発がありません)

一方原発の導入を計画しているのは60カ国とか。
アメリカ、フランス、ロシアは大原発国です。韓国も国土の割合には28基もの原発を抱えています。
中国は福島原発の事故を受けて「一時凍結」していますが、将来は60基を増設したいとしています。
インドは計画の中止はないと言っています。

                  世界の原子力発電所設備容量(2008年1月現在、日本原子力産業協会他)

世界中にどんどん「原発」が増え、どんどん「放射性廃棄物」が増え続ける状況です。

    原発廃炉に向けて


ハイブリット型火力発電

2011年06月20日 | 脱原発・原発廃止へ

テレビ朝日のニュースステーションで取り上げられました。

ほぼ全文TV朝日HPからの抜粋です。

「火力+太陽光」という方式もあるようですが、これは「火力のハイブリット方式」と呼ぶべきものらしいです。
これって「隠し玉?」ですかね。

川崎天然ガス発電所の敷地面積は6万平方メートル。
福島第一原発の60分の1とコンパクト。
ここで約85万kw、約原発1基分を発電している。
ただの火力発電所ではなく、天然ガスを使った最新式『ハイブリッド発電』ともいうべき発電方式だ。
正式には『ガスコンバインドサイクル』という。
圧縮した空気の中で、天然ガスを燃やし、高温の燃焼ガスの力でタービンを回す発電に加え、従来は捨てていた排気ガスの熱も使い、蒸気タービンを回し発電するというもの。熱をリサイクルすることで発電効率を上げるのだ。石炭火力に比べて倍以上の発電効率を誇り、CO2排出量も半分以下だ。

LNG=液化天然ガスを使う最新式のガスコンバインドサイクル発電所、富津火力発電所。
火力では日本最大504万kwの発電容量を誇る。
3基で152万kw、約50万世帯分の電気を作る。従来のガス火力と比べ、燃料消費は4分の3。ガスコンバインドがこの燃費を実現した。東京電力富津火力発電所の松崎健二所長は「発電の世界の“ハイブリッド”。現在運用に入っているプラントでは世界最高レベル」と話す。
NGO気候ネットワークは、こうした高い効率のガス火力や省エネの推進などで、原発を新規に建設しなくても、2020年までにCO2の25%削減が可能だという試算を出した。

 この分野では、日本が世界最高の技術を誇っている。現在、日本の電力は約3割が原発、ガス火力も3割を占める。石油天然ガス・金属鉱物資源機構の石井彰特別顧問は、「原発の多くが止まっているいま、短期間で増やせるのは、ガスタービンしかない」と指摘する。3兆円かかる費用については、「新たに施設を造ったり、新たに燃料を使えば、コストアップになるのは間違いない」と話す。ただ、燃料となる天然ガスの価格は、採掘技術の進歩で大幅に下がってきているという。

東京湾にこのガス火力発電所を造ろうという猪瀬副知事は、電力の地産地消を訴える。「その土地で取れた電気をその土地で使う。『地産地消』『分散型』というのがこれからの新しい電力のあり方」と話す。

《全文》福島第一原発事故で日本のエネルギーのあり方が問われている。その鍵を握るのがガス火力発電だ。川崎天然ガス発電所の敷地面積は6万平方メートル。福島第一原発の60分の1とコンパクトな発電所だ。ここで約85万kw、約原発1基分を発電している。先月23日、東京都の猪瀬副知事が視察し、その4日後、石原都知事は『東京湾の埋立地に火力発電所を造る』という構想を口にした。猪瀬副知事は「原発が順番に止まっていくとしたら、早く代替エネルギーを考えないといけない」と話す。その代替として注目しているのが、ただの火力発電所ではなく、天然ガスを使った最新式『ハイブリッド発電』ともいうべき発電方式だ。正式には『ガスコンバインドサイクル』という。圧縮した空気の中で、天然ガスを燃やし、高温の燃焼ガスの力でタービンを回す発電に加え、従来は捨てていた排気ガスの熱も使い、蒸気タービンを回し発電するというもの。熱をリサイクルすることで発電効率を上げるのだ。石炭火力に比べて倍以上の発電効率を誇り、CO2排出量も半分以下だ。

LNG=液化天然ガスを使う最新式のガスコンバインドサイクル発電所、富津火力発電所。火力では日本最大504万kwの発電容量を誇る。タービン建屋内部にある最新プラント、MACC(モア・アドバンスド・コンバインド・サイクル)。3基で152万kw、約50万世帯分の電気を作る。従来のガス火力と比べ、燃料消費は4分の3。ガスコンバインドがこの燃費を実現した。東京電力富津火力発電所の松崎健二所長は「発電の世界の“ハイブリッド”。現在運用に入っているプラントでは世界最高レベル」と話す。NGO気候ネットワークは、こうした高い効率のガス火力や省エネの推進などで、原発を新規に建設しなくても、2020年までにCO2の25%削減が可能だという試算を出した。

 

1500度以上の高温に耐えるタービン翼を作ることで、高い効率を実現した。この分野では、日本が世界最高の技術を誇っている。現在、日本の電力は約3割が原発、ガス火力も3割を占める。石油天然ガス・金属鉱物資源機構の石井彰特別顧問は、「原発の多くが止まっているいま、短期間で増やせるのは、ガスタービンしかない」と指摘する。3兆円かかる費用については、「新たに施設を造ったり、新たに燃料を使えば、コストアップになるのは間違いない」と話す。ただ、燃料となる天然ガスの価格は、採掘技術の進歩で大幅に下がってきているという。

東京湾にこのガス火力発電所を造ろうという猪瀬副知事は、電力の地産地消を訴える。「その土地で取れた電気をその土地で使う。『地産地消』『分散型』というのがこれからの新しい電力のあり方」と話す。すでに、ガス火力発電による地産地消は実践されている。東京都港区の六本木ヒルズでは、都市ガスを使って電気を作り、さらにその廃熱を給湯や冷暖房に利用している。ガス発電は、家庭でも使われている。大阪府枚方市に住む西田正さんは、100万円ほどで、『ガスコージェネレーション』というシステムを取り入れた。ガスエンジンで発電し、その熱をお湯や床暖房などに利用しているという。年間約2000kWhを発電。5万円ほど光熱費が安くなり、CO2排出も抑えられているという。

原発事故の電力不足を受け、複数のガス火力発電所建設が計画されているが、本格的なガス火力発電への移行が始まったとは言い難い。その背景として、石井氏は「日本の天然ガスの消費で一番大きいのは電力業界だったが、ガスと電気が競合する面もあり、電力業界のほうが、ガスのインフラができるのを好まなかった」という。大きな可能性を秘めるガス火力発電。日本のエネルギー政策は、このガス火力をどう活用するかが重要な鍵を握っている。

    原発廃炉に向けて


原発高濃度汚染水のゆくえ キュリオン社+アレバ社 半年で531億

2011年06月17日 | 脱原発・原発廃止へ

ニシキウツギ二色空木

溜まりに溜まった「高濃度汚染水」、11万トン
海にあふれ出るまでのタイムリミットが、近付いています。
4日後と言われていますが、大雨が降れば、もっと早まります。

事故収束の絶対要件の「高濃度汚染水の処理と冷却システム」の試験運転がはじまりました。

①地下室の装置で油を除去後、②米国キュウリオン社の装置で「セシューム」を吸着除去、③更にこの装置に連結した仏国アレバ社の装置で汚泥を沈殿除去、④更に別の装置で塩分を除去し、仮設タンクに入れます。
この水は浄化水として、原子炉冷却に再利用します。

この方法は、寄せ集め装置で、100か所以上の弁と、多数のタンク、ポンプで構成。
試験運転では、水漏れが続いています。
高濃度の塩水を、どの程度処理できるのかも不明。

国民以上に、東電関係者はヒヤヒヤしていると思います。
しかし、東電はなんとしてもこの応急措置を成功させる必要があります。

半年間でかかるコストは531億なそうです。
但し、この時に生じる汚泥などの廃棄物の処理は別料金。あくまで浄化の装置代金が531億ということです。
アレバ社が、次に狙う仕事は、さていくらになるのでしょうか?

 

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原発廃炉へ向けて

2011年06月16日 | 脱原発・原発廃止へ

  今まで私は、原発のことを、正しく理解もせず、考えもしないまま、電気を使ってきました。

 政府も、電気事業者も、学者も、技術者も評論家も裁判官も、口をそろえて「安くて、安全、クリーン」と 、言ってきたからにほかなりません。反対の声は力でかき消され、私には届きませんでした。

 事故後も「原発を止めたら、電気が足りない」「原発を止めたら電気料が上がる」「ただちに健康被害はない」「安 全基準を見直す」「「CO2の削減が出来ない」などと理由を付け、原発を維持しようとしています。

 たとえ、今後原発をかなり安全に運転したとしても、運転時に生じる「高濃度廃棄物」「低濃度廃棄物」の問題は、深刻です。
処理の見通しが立たないまま、世界中で、放射生のゴミが増え続けています。(トイレなきマンションと言われる所以です)
人類はこのゴミをどうするのでしょうか?
運転中の事故と同じくらい、このゴミの問題は、恐ろしい事です。  放射性廃棄物について

日本のエネルギー政策、このままで良いのでしょか。
被爆国である日本が、「脱原発」を、今考えないで、何時考えるのでしょうか。
もうすでに、私たちは何万年もの未来まで残る、恐ろしい大量の「放射能のゴミ」を抱え込んでしまっているのです。

日本は原発を廃止し、他の安全なエネルギーの開発をするべきです。
★世界有数の森林国家で、海洋国家、加えて地熱エネルギーも豊富。
生活ゴミや産業廃棄物、人やモノが移動するときの運動量。
この豊富な資源を、エネルギーにする方法はないのでしょうか。
★産業人と科学者、技術者が一致して、研究開発すれば、世界の新エネルギー技術をリードできるはず。
素人や子どもの発想にも良いものがあるかもしれません
★加えて、安全でコストのかからない「廃炉」の技術を作り上げる。
それこそ莫大な経済効果を生み出すことが出来ます。
原発立地の町には、自然エネルギーで、雇用と税収を生み出す。

★★☆今こそエネルギー政策を転換させるべき時です。★☆★

原発は「高い・危険・汚い」

原発の売り文句の安いも、安全もクリーンも全て嘘っぱちでした。
実態は、高くて危険で汚いものでした。

原子力は人間の力では制御できない
一旦事故があれば、規模と内容共悲惨なことになる
事故を起こさず運転しても、原発で使った廃棄物は、処理の方法がなく、世界中にたまる一方。
このゴミは数千万年もの管理が必要な、恐ろしいゴミである。

世界中には2010年時点で30の国・地域で432基が運転され、さらに140基が計画中です。
日本には13道県17か所に、54基の原発が稼働、建設中2、着工工事中が12基あります。これで4884万キロワット、日本の電力の30%を賄っています。
地震と津波の列島に、恐ろしいくらいの原発がありました。
地震で停止いた原発を除けば、今現在も17基が稼働しています。停止中だからといって安全なわけではありせん。
現に福島の4号機は点検中で停止されていたにもかかわらず、「水素爆発」を起こしました。
六ヶ所村に運ぶことができず、保管していた使用済み核燃料棒」も危険にさらされました。
そもそも、「危険な場所には作ってはならない」という法律があったのに、備えも不十分なまま運転されています。
今日本列島は火山の活動期なそうです。原発が運転されていることに、大きな不安を感じます。

 ・「原発は安全に制御される」 
◆緊急設備があって、手順が決まっていれば、制御ができると思っていました。
◆どの産業でも、不測の事態に備えた危機管理がありあます。
◆原発のように、一旦事故があれば、危機的状況になる施設には、万全の備えがあると思わされていました。
◆政府も、電力会社も、学者も、評論家も、政治家も、メディアに顔を出す人々は「絶対安全。何があっても安全に停止する」「放射能が漏◆れるような事故は、あり得ない」と言っていました。
◆裁判所も「安全」宣言しました。
◆ところが実際は「安全神話」に反論する人たちを、無視したり、阻害したりしていたことが分かりました。

 原発事故」はいったん起きると、人間の力で制御可能になるまで、長い間、大量の放射能を出し続けるのです。
「では、事故を起こさなければいいと」言うかもしれませんが、限りなく0に近付けられても「0」にはできません。設備を何重にもガードしても、今まで以上の地震や津波が起きないという保証はありません。
テロリストが原発に核兵器を落とす可能性も、0ではありません。
まして人為的ミスに至っては、誰も否定はできないと思います。

もし今の状態で、大きな地震や大津波が来たとします。
いずれか一基でも制御できなくなって水蒸気爆発をおこしたら、もう人間が近づくことはできず、次々爆発し、原子炉建屋の場所さえ分からなくなるほどの破壊、そして東日本は人が住めなくなるかもしれないのです。

.「原発を止めたら電気量が高くなる」/電気が足りなくなる
これも脅し文句の一つでした。
◆「原発が安い」と思わされていただけで、電源三法交付金や、廃棄物の処理、廃炉の費用をプラスすると、決して安くはありません。む◆しろ永遠に管理が必要な高濃度廃棄物の処理を計算すると、非常に高いものになります。
◆しかも、福島原発の補償金、事故処理費用は何十兆になるのか、青天井です。
◆今回の事故で、新たに「地震対策、津波対策、電源対策」を見直すことになり、多額の設備費がかかることも必至です。
◆一体どのくらいの額になるのか、いずれ税金や電気料金につけが回ることになります。
◆そもそも高い日本の電気料金。
電気事情社は独占して自分で料金を決めることができるのです。
自分たちが努力することなく、電気料金に上乗せ出来る仕組みです。
その原因と対策も考えなければなりません。
電力不足に対しては、「充分間に合う」という人もいます。
 「原発」の可否と、「電力不足」を連動させるのではなく、「足りなかったらどうやって補うか」を考えるべきです。
 無駄な電力を使っていないかも、検討が必要です。明るすぎる照明、多すぎる自販機、深夜まで営業する店舗、けばけばしいネオン。
「ソーラー」と「蓄電」を組み合わせた「家電の開発や、こまめな節電。
 大都市圏に「ハイブリット火力発電」の建設で、長距離送電の無駄をなくす。
一般企業でも小規模発電をするなど、まだまだ工夫の余地はあると思います。

.「原発は温暖化を止める、クリーンなエネルギー」
これも、口実の一つでした。
★原発は運転中も停止中も、冷却のため膨大な温排水が出ます。
★フル運転の原発は発電量の倍の熱量を海に捨てているそうです。
★5000万キロワットの運転で1億キロワット相当の熱量を海に捨てていることになります。
★事故になれば、広い範囲で空も大地も海も汚染します。
★もうすでに、当分の間人が住めないくらいに、汚染されていますし、政府発表の地域以上に、拡散され、福島から遠い地域まで放射能◆が届いています。海と空はどこまでも繋がっていますから。
★今は11万3千人(政府発表。他にもいるが正式には把握されていない)以上の人が、生活の場を奪われ、避難生活を送っています。

 「最悪のシナリオは溶けた核燃料が溶岩のように流れ落ち、圧力容器の底を溶かし流れ出る。大規模な水蒸気爆発を起こし、原子炉が跡形もなく吹き飛ぶ。

どれか一つの炉が爆発すれば、周辺は人間を寄せつけることができないので、暴走を止める手立てはなくなる。この国の半分が無くなる。」という人もいます。  

日本は日本人の意思で、日本の土地と、空気、海を放射能で汚し、日本人を危険にさらし、生活の場と仕事、家族の絆を奪ってしまいました。
辛く、悲しく、悔やんでも悔やみきれないことです。
「原発に賛成」した住民の方の、心の内を思うと、そのつらさはいかばかりかとも思います。
政治家や産業人は今どのように思っているのでしょうか。
この期に及んでも、まだ「原発」を推進しようと思っているのでしょうか。
今日本が「脱原発」に舵を取らないなら、一体どのような悲惨なことが起きた時なら、決断するのでしょうか。
まずは原発立地の住民の方が、いかなる条件でも「運転開始にNO」と言うべき時です。
                                                     

希望      繰り返しますが「原発は高くて、危険で、汚い」のです。
   
福島県の復興会議は「脱原発」を提言。 「原発訴訟」も行われようとしていますが、私たち個人が出来ることは限られていると思います。
社会に影響力のある方々が、大きく声をあげて下さる事を望みます。
「廃炉」に向けての世論形成が必要です。「世論」は大きな力です。   

 参考 ・「朝日ジャーナル・緊急増刊原発と人間」
    ・小出祐章さん講演 http://www.youtube.com/watch? v=Xqtm5bvoeds&feature=related
    ・読売新聞
    ・電力会社、電気連合会などのHP

 

 

 

 


アヤメ・カキツバタ・ハナショウブ

2011年06月15日 | 草花・植物

アヤメ(菖蒲、綾目、文目)アヤメ科アヤメ属 ・カキツバタ(杜若、燕子)アヤメ科アヤメ属・ショウブ(菖蒲)サトイモ科ショウブ属

「何れ菖蒲か杜若」(いずれアヤメかキツバタ)
出典は古「太平記」に、源頼政が崇徳(すとく)上皇から菖蒲前(あやめのまえ)を賜る時、三人の美女の中から選ぶように言われ、迷って発した歌なそうです。

「五月雨に 沢べのまこも水たえて いづれ菖蒲と 引きぞわづらふ」        

本来よく似ていて、優越つけかねる時のセリフのようですが、よく似ていて区別がつかないような場合に多く使われている気がします。

江戸時代までは中ごろまでは、サトイモ科の「ショウブ」を「アヤメ」と呼んでおり、この歌は「ショウブ」のこと。
かなり紛らわしいです。

しかも「ショウブ」は、葉は同じに見えますが、花は「穂」になっています。
「ハナショウブ」はもともと「ノハナショウブ」を改良した「園芸種」という、ややこしい関係です。

名前の由来
アヤメ(菖蒲):外側の花びら(外花被)に、目にもあやに、美しい綾目模様があることから。
カキツバタ(杜若、燕子):染料として用いられ、布に押しつけて染めたことから「掻付花(カキツケバナ)」が変化したもの。
ハナショウブ(花菖蒲) :「野花菖蒲」から、「野」を外した。
                

見分け方
アヤメ      外側の花びらに「綾目」の模様がある。乾いた土
カキツバタ        〃      白色の筋がある。湿地
ハナショウブ      〃      黄色い筋がある。水辺

よく生息地が地上、湿地、水の中と言われるが、必ずしもこの通りではなく、決め手にはならないよです。
3者とも内側に3枚のウサギの耳がたがついているが、「「ヒオウギアヤヤメ」は「耳がた」がない。

       

 

「伊勢物語」で、在原業平が歌ったとされる、歌は有名。
この歌ゆえに「かきつば」を覚えた人も多いと思います。

いけばなをしていた頃は「かきつ」といってました。
葉の組み方に決まりがあり、綺麗に整えると「和」の美を感じたものです。

ら衣    つつなれにし   ましあれば   るばる来ぬる   びをしぞ思ふ         原発廃炉に向けて

 


ヒメイズイ(姫萎蓬)

2011年06月14日 | 3.11東北関東大震災

ユリ科アマドコロ属

ヒメイズイ(姫萎蓬)の名前の由来
「アマドコロ」に似ていて、小さいことから。「イズイ」は「アマドコロ」の別名。

「アマドコロ」のように食べることはできない。
よく繁殖し、いつの間にか地下茎をのばして、どんどん増えている。

                
2011.05.23仙台市                              2011.06.14仙台市

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アマドコロ(甘野老)・ナルコユリ(鳴子百合)

2011年06月13日 | 草花・植物

ユリ科アマドコロ属

アマドコロ(甘野老)の名前の由来
根が山芋のような根塊。この根が「トコロ(野老)」(ヤマイモ科)に似て、甘くて食べられるので「甘ドコロ」になった。
「野老」は文字通り、野の老人。海の老人が「海老」。
ごつごつ曲がった根が、腰が曲がったように見える。
「イズイ」は「アマドコロ」の根茎に付けられた生薬の名前。

ナルコユリ(鳴子百合)の名前の由来
花がたくさんぶら下がった様子を、鳥を追う「鳴子」に見立てた。

百合の由来 ヤマユリのページ

アマドコロとナルコユリの見分け方

花のついている数の違い  アマドコロは1-2個、ナルコ百合は2-5個
花の付け根          アマドコロは緑の突起がなく、ナルコユリには突起がある
茎                 アマドコロハ角ばっているが、ナルコユリは丸い
葉              「 アマドコロハ広く、ナルコユリは細い」 とあるが、背丈の低いアマドコロのは細い。

山菜「ナルコユリ」茹でると緑になる
食べ方

ナルコユリ 「山のアスパラ」と言われる位風味があり、美味しい。若芽を食べる。茹でただけ食べられるのも、低カロリーで嬉しい。
        「ホウチャクソウ」と間違わないようにする。

アマドコロ 根も美味しいが、貴重な野草なので、採集は控える。若芽は歯切れが良く、甘みがある。 

  
  アマドコロ                               フイリナルコユリ            原発廃炉に向けて

 


村上春樹カタルーニャ講演「日本人は核にNOーを」

2011年06月12日 | 脱原発・原発廃止へ


日本の木と言えば、やはり「オオヤマレンゲ」
気温が高いと、本当に一日花で終わってしまいます。
長い蕾の間の「待ち時間」が、楽しい花です。




6月9日のスペインのカタルーニャ国際賞授賞式で配布された作家、村上春樹さんの受賞スピーチの原稿からの抜粋です。村上さんがこのようなメッセージを出したのは、嬉しいことです。
社会に影響力を持つ人たちが、どんどん発言して、原発の真実を日本国民に訴えて欲しいと思います。

(前略)  戦後の日本の歩みには二つの大きな根幹がありました。ひとつは経済の復興であり、もうひとつは戦争行為の放棄です。どのようなことがあっても二度と武力を行使することはしない、経済的に豊かになること、そして平和を希求すること、その二つが日本という国家の新しい指針となりました。
(中略) 我々日本人が歴史上体験する、二度目の大きな核の被害ですが、今回は誰かに爆弾を落とされたわけではありません。我々日本人自身がそのお膳立てをし、自らの手で過ちを犯し、我々自身の国土を損ない、我々自身の生活を破壊しているのです。 (中略)
  我々日本人は核に対する「ノー」を叫び続けるべきだった。それが僕の意見です。
 我々は技術力を結集し、持てる叡智を結集し、社会資本を注ぎ込み、原子力発電に代わる有効なエネルギー開発を、国家レベルで追求すべきだったのです。たとえ世界中が「原子力ほど効率の良いエネルギーはない。それを使わない日本人は馬鹿だ」とあざ笑ったとしても、我々は原爆体験によって植え付けられた、核に対するアレルギーを、妥協することなく持ち続けるべきだった。核を使わないエネルギーの開発を、日本の戦後の歩みの、中心命題に据えるべきだったのです。
 それは広島と長崎で亡くなった多くの犠牲者に対する、我々の集合的責任の取り方となったはずです。日本にはそのような骨太の倫理と規範が、そして社会的メッセージが必要だった。それは我々日本人が世界に真に貢献できる、大きな機会となったはずです。しかし急速な経済発展の途上で、「効率」という安易な基準に流され、その大事な道筋を我々は見失ってしまったのです。

 


(後略)全文はhttp://blog.goo.ne.jp/momono11/d/20110609
       原発廃炉に向けて