経済財政政策担当与謝野馨さん、良く考えてください。
12日報道ステーション「原発、私はこう思う」でのあなたの発言。
今後の経済活動、国民生活を維持するためには「原発が必要」と言いました。
でも、必要なのは「電力」であって、「原発の電力」ではありません。
「原発」がなくなれば「電力」無くなるという考えがおかしいです。
日本中の英知をもってすれば、原発以外の方法で電力を生み出すのは、可能なことだ思います。
とりあえず自家発電から購入。
工期が短い発電方法もあるはず。
眠っている施設をフル稼働させる。
など。
そして、「発送電の分離」
完全電力自由化。
岩手県葛巻では、もっともっと風力発電ができるのに、東北電力が買わないので、発電出来ないと言ってます。
そして気になった発言は「原発を止めたら、日本は貧しくなる。日本が貧しくなるのは嫌。子孫が貧しくなるのも嫌」
「脱原発」をして、日本がもっと豊かになるように、政策を考えるのが、政治家の仕事です。
今すぐに「脱原発」を行えば、、世界最先端の技術、システムを構築できます。そこには豊かになるチャンスがあると思います。
何より、「経済や生活の豊かさのためになら、原発事故」も受け入れなければ」という考えは、理解できません。
「今回の事故は想定外なので、責任はないし、間違ってもいなかった」においては、歴史からは何も学ばないことになります。
93歳の女性が、「お墓に避難します。ごめんなさい」言って自殺しました。自分の存在が家族の足手まといになると思ってのことです。
酪農家の方が「原発事故さえなければ」と小屋にチョークで書き残し、自殺しました。
南相馬の酪農家が出荷した牛肉には、「セシューム」が含まれていました。原発事故がなければ何もなかったのです。
お盆が来ても、津波で無くなった方の供養もできません。
何時になったら、被災者は自分の家に帰れるのでしょうか。
農業を再開できるのでしょうか。
子供たちは長袖長ズボン、マスクで登校。
外で遊ぶことさえできません。
4ヶ月経っても収束のめどもたたない事故。
余りにも悲惨な事故です。
こんな事故を起こす、悪魔のエネルギーは人間が使ってはならないものだったのです。
自分が豊かに暮らすためには、国土が汚れ、人々が苦しんでも良いというのでしょうか。
与謝野馨さん、良く考えてください。
あなたにとって幸せとは「経済的な豊かさ」「物があふれる豊かさ」ですか? 原発廃炉に向けて
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます