花の名前・木の名前・名前の由来

草花や木についている名前の由来。誰が付けたか分からないけど、知って納得のもの、「?」のもの、いろいろあって、面白い。

法螺貝(ほら貝)届く

2012年02月07日 | 3.11東日本大震災

震災と原発事故で大きな被害を受けた「南相馬市」
「南相馬市立大甕(おおみか)小学校」では、失業式にホラ貝を吹く伝統があるそうです。
「ほら貝」が足りなく、練習に困っているという記事を読んだ方お二人が、学校に贈ったという記事が新聞に出ていました。

ほら貝というと、山法師が、修行の時に吹くシーンしか連想していなかった私ですが、震災後南相馬市の神社で奉納された行事をテレビで見ました。

この時の奏法が、ほら貝の口を下に向ける「人がなくなった時」に使う奏法でした。
その時聴いた、低い悲しい音がずーっと耳に残っています。
今まであまり興味も持たなかった「ほら貝」に、伝統の中に息づく神聖な行事であることを感じました。

「相馬野馬追」もまだ見たことがないので、機会があれば、ぜひ行ってみたいと思います。

 

 


花は生きている・東北関東大震災と水

2011年03月25日 | 3.11東日本大震災

3月11日に襲った大震災。
人間の飲み水もない中、花たちにあげられる水は無い。
思い出のこもった「ガジュマル」はまだ小さいので、使う水は僅か。
これだけは助けたいと、水やりを続けていた。

3月16日。

被災地には無情の大雪。
雨どいからしたたり落ちる、水滴を集めるバケツを、沢山並べた家庭も多かった。
我が家は、残念ながら、雨どいからの水は全て「雨水ます」へ行ってしまう。
そこで、発砲スチロースに、雪を集めて。雪解け水を使う作戦を開始。

翌日、雪解け水で、庭に小川が出来ていた。
結構深く掘り下げて、芝が花壇に侵入しないようにしてる溝に、雨がたまって、大雨の日などは小川になる。
結構きれいな水。
この水をくみ上げて、鉢植えに久しぶりに給水。
余りの冷たさに植物もたちも、びっくりしたことと思う。
これで、少し安心。
ある秋の日の雨の庭。