花の名前・木の名前・名前の由来

草花や木についている名前の由来。誰が付けたか分からないけど、知って納得のもの、「?」のもの、いろいろあって、面白い。

炭焼き体験教室・祭田あったか炭クラブ・窯出しと炭工芸(No1)

2010年03月29日 | 炭焼きと炭工芸

2010年3月28日(日曜日)
今日の気温は氷点下。
寒さに備えて、背中に「ホッカイロ」、昔着ていた腰より長いベスト、靴下は重ね履き、裏ボアの長靴。
ちょっと遅れて行ったので、だいぶ窯出し作業は進んでいた。
窯の中に入ってみると、焼けた炭と、灰。
炭の粉末は吸っても害はないという。生産者の中には「花粉症が治った」人もいるという。??
丁寧に出さないと、炭が折れてしまう。これは結構大変な作業。
私たちの分はちゃんと焼けただろうか?
「秋刀魚」を入れた人は、焼け焦げてシッポらしき残骸が残るのみ。
成功したのは「レンコン、カボチャ、マツボックリ、クルミ、インスタントラーメンクヌギのドングリ」など。
「ドングリ」は、つやつや光り輝く黒い宝石に化身。水分の多いものほど焼き縮みする。
私の入れた花や、小さい木の実は、もみ殻に混ざって、所在不明。厚みのある葉はきれいに焼けてはいるが、触っているうちに、ポロポロ姿を消してしまう。か弱い草花、は缶を二重にすればよいかもしれないと思った。

窯出し炭


炭工芸の講師の指導で、テーブルとイスを作ることになったが、これは難しかった。
糸ノコで炭を切ったのだが、その断面の造形の美しさに感動。
長さをそろえて角度をつけてカットするのも難しいし、接着がうまくいかない。
速乾性の接着剤を使ったのだが、接着面がフラットではないせいか、うまく付かない。接着剤をつけすぎても、うまくいかないと言われたが、みんな悪戦苦闘していたようだ。
最期は家で完成させることにし、途中でお昼に。
具だくさんの「豚汁」と、味噌をつけて、たかなでまいた、美味しいおにぎりを、焼いてくださった。
お土産の炭もいただき、家のあちこちに飾るべく目下格闘中。

         
「テーブルとイス」炭工芸の完成です。
レンコンにドライフラワーを挿してみました。

暖かくご指導くださった「祭田あったか炭クラブ」のみなさん、ありがとうございました。
◆◇◇◆左サイドカテゴリー 「炭焼きと炭工芸」から、全編をご覧になれます。◆◇◇◆

炭焼き体験教室・祭田あったか炭クラブ・窯入れ(No1)

2010年03月10日 | 炭焼きと炭工芸

2010/3/10
前から一度体験したいと思っていた「炭焼き」を体験しました。 教えてくださったのは「祭田あったか炭クラブ」の皆さん。
皆さんの仕事は、ともかくも重労働でした。
原木を切りだし、長さをそろえて、乾燥させるのもひと仕事。
窯に木を入れるのが、また重労働。
今日は「火入れ」だけでしたが、この火を絶やさぬように2日間焼く。
この窯の温度を上げたのち、蒸し焼きにしたり、焚口をふさぐ作業などが続く。
 窯出しもまた、重労働に違いありません。
今月末に窯出しに行きます。

炭の種類は大きく分けると
白炭:1000度以上の高温で焼く、硬い炭。日持ちがよい。木が赤いうちに、消し粉の灰をかけるため表面が白くなる。ウバメガシで作る備長炭が有名。原木はアラカシ、ナラ、ホウなど。
黒炭:白炭に日本の技術を使い、軟らかく火つけの良く、立ち消えしない。 原木はナラ、クヌギ、コナラ、ミズナラ、マツなど。
★炭素を含んだものは木に限らず、動物、植物などすべて「炭」にすることができる。 ★最近は竹炭をよく目にする。また、飾り炭として「松ぼっくり」や、果物、花なども。 ★私は桜の枝、松ぼっくり、いが付きの栗、クルミ、ヤーコン、ミニカボチャ、クヌギのドングリ、ワンコノ使い古した木のおもちゃ、流木、木の根など。ダメもとで、花や種の付いた草花、インスタントラーメン、牛のヒズメ、銅製の折り鶴なども入れてみた。
他の方は、干し柿、なす、ネギなど。秋刀魚を入れていた子供もいて、仕上がりが楽しみ。 蕗のとうや、タラの芽も面白いかもしれない。

原木が入った窯。
奥に私たちの物が、もみ殻と共に、缶に入れられて入っている。
                ↓

◆「日本の炭の技術は、世界一」。特に備長炭、茶炭の池田炭は世界の最高峰といわれています。
良い炭とは、同じ原木の量から、どれだけ多く燃やせる炭が作れるのかという事なのでしょうか。限られた木材から、できるだけ効率のよい炭を作る技術は、大切なはず。 燃やしてしまったら全部「灰になってしまうはずなのに、固形で残るのは、蒸し焼き風にして、炭素を残すから。
灰になってしまう分を少なくして、炭を多く作るには、燃やすための材と、その置き方、燃やす時間がポイントらしい。火がついたら、煙の色、香りを確認しながらの作業となる。

 《炭にも香りが》 
「能勢菊炭」切り口が菊の花のようななる炭。芸術的に美しい。

 炭へのリンク
北摂の山々で製炭され、大阪府池田市へ集積された事から「池田炭」とも呼ばれています。 炭の材料にはクヌギを用い、生産するには大量のクヌギ材を必要として乱伐採がされていたように思いがちですが、この樹種は元株が残っていれば何度でも生えてくる木なので、乱伐どころか何度でも再生し生産できる循環型産業なのです。炭には7~8年くらいたった木が主に使われます。それを万遍なくローテーションさせて伐採していきます。そのため、北摂地域には日本一といわれる里山が残っています。最盛期には約40軒にものぼっていた炭焼き農家は、都市化によって衰退し、今では、極少数の農家が伝統技術を守り続けています。日本の伝統美 匠の作る"能勢菊炭" 

 世界の炭焼きの仕方がわかるHP  「国際炭焼き協力会」 更地に原木をどんどん積み上げ、粘土覆う方法や、スペインの巨大な工場のような窯で焼く方法など、いろいろなやりかったで炭が焼かれている。

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芝生の雑草・木々の蕾も膨らんで

2010年03月01日 | 園芸日記

園芸日記   
 2010.3.1(月) 
弥生3月。ようやく庭仕事が始まり、春が実感できる季節に。
いやな仕事は「芝生の雑草取り」。今の時期で緑に見える草は、すべて「雑草」。
毎日少しでも抜かないと、芝より雑草の多い「雑草芝庭」になってしまう。
抜いても抜いても、これでもかと生えてくる「雑草」。抜くしか手はない。
芝生の寿命は、「6年とか7年」と言われているけど、手入れをすると10年くらいは持つ。

この暖かさで、木の芽がずいぶん膨らんできた。
ウメやサンシュユの蕾、リキュウバイの葉芽。
ちょっと膨らんで、ほんのり色づき、冬と違う景色になっている。

「クロッカス」も咲きそう。

咲き始めより花が増えた、「クリスマスローズ」や「ビオラ」もさらに春めいて、華やかになっている。

「クリスマスローズ」の周りには「キク」も芽を出してきている。
キクは植えっぱなしにせず、芽を更新しよう。