花の名前・木の名前・名前の由来

草花や木についている名前の由来。誰が付けたか分からないけど、知って納得のもの、「?」のもの、いろいろあって、面白い。

ニワウメ(庭梅)

2011年07月07日 | 草花・植物

バラ科サクラ属  ユスラウメの近縁種

ニワウメ(庭梅)の名前の由来:庭にあるウメに似た木。

花の時期はユスラウメと変わりませんが、実が色づくのは、「ユスラウメ」の実が、すっかり落ちてからです。

盆栽では「リンショウバイ(林鐘梅)」というそうです。林鐘は6月のこと。
「チャイナチェリー」「チャイナベリー」「一歳庭桜」の別名もあります。

万葉では「はねず」と記述しているものもありますが、ニワウメは江戸時代に中国から渡ってきたことを考えると「はねず」は「ユスラウメ」のことではないかと考えられます。
朱華(はねず)色は、くちなしの黄の下染めをし、紅花で染めた、黄みのある淡紅色とされています。

日本の伝統色の由来朱華(はねず)色 より抜粋
紅花染めの黄みのない、明るい赤。唐棣色(はねず色)という。はねずは「ニワウメ」の古名。
この文字の色が「はねずいろ」です。

      

夏まけて  咲きたるはねず ひさかたの 雨うちふらば大 うつろひなむか  大伴家持

思はじと、言ひてしものを、はねず色の、うつろひやすき、我が心かも     大伴坂上郎女

薬用植物です。http://www.e-yakusou.com/sou02/soumm252.htm

 

ユスラウメとその仲間    

 

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