どんと焼き

こんばんは。アロマセラピストMommy's Hands の得田道子です。

今日は、穏やかな一日でした。
近くの小学校で恒例のどんと焼きがありました。
地域によって、「どんと」、「どんと祭り」、「左義長」などいろいろな呼び名があるようです。
地域の方達が、藁でやぐらを作りお正月飾りや書初め、だるまなどを飾って火をつけて燃やします。
子どもたちは、煙にあたって願い事をしてり、やぐらの火であぶったおもちを食べて無病息災を祈ったりします。

地元の方にいつ頃からこの行事が始まったのか伺いました。
２０数年前は田んぼの中に少し穴を掘りやぐらを作っていたそうです。田んぼがだんだんなくなって出来なくなり、小学校の校庭でするようになりました。
以前は、１月１５日（小正月）に、その年に成人式を迎える若者達が、一晩、穴の中でお酒を飲みながら一緒に過ごす、成人の儀式の役目もあったそうです。そして、夜明けのまだ暗い時間に火を放ち幻想的な景色を見るのが毎年楽しみで村の人が集まっていたと教えてくださいました。

やぐらを立てられる方も少なくなっていると聞きます。折角ある良い伝統を次の世代に残してほしいと思いました。
今年は私が見に行くのが遅くて、すでに燃えてしまったので、やぐらの写真を載せる事が出来ませんでした。来年は是非ご紹介したいと思います。

センター試験の一日目が終わりましたね。
明日も試験の皆さん、ベストを尽くして下さい。
ハッピー&ラッキーな一日でありますように