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ストローバレイ家の介護奮闘記

90→→92歳の母を支える4姉妹の泣き笑い奮闘記・・とその後

水道汚染

2011-03-23 20:58:37 | 日常
               
          今年も道端に花大根が可愛い姿を見せてくれました。

道を歩いていると、今年も春が一歩、一歩近づいていることを感じます。道端にはタンポポや花大根が、可愛い姿を咲かせ始めています。

でも今年の春は、去年とはすっかり様相が変わってしまいました。原発事故で空気も水も食べ物も汚染され、「ただちに健康に影響はない」と言いながら、原乳や野菜の出荷停止から摂取制限へと事態は深刻になるばかり。

今日は金町浄水場の水道水から基準値の2倍を超える放射線ヨウ素が検出され、東京23区を始めとするいくつかの地域で、乳児の飲用は控えるようにという要請がありました。その後「東京の蛇口では今のところ基準値の範囲内」という追加情報もありましたけれど、事態は始まったばかりで好転するとは思えません。

ただでさえ品切れが続くミネラルウォーターは、今日もスーパーには影も形もありません。子育て中のお母さん達や、乳児を預かる保育園などはどうしたら良いのでしょう。乳児の居る家庭や施設には、保護者の「自己責任」に任せるのではなく、安全な水が充分届くように、行政が素早い動きを取れないものでしょうか。

私たちも自分の健康に不安を感じ続けていますが、大切な子供たちが真っ先に危険に曝されることを思うと、いたたまれない気持ちです。安心な春が、どうか早く戻ってきますように。(三女)

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追記(22:16):
つい先ほど都福祉保健局から「24日から金町浄水場の給水範囲となる東京23区、武蔵野市、町田市、多摩市、稲城市、三鷹市で乳児(約8万人)のいる家庭に限り、550ml入りのペットボトル計24万本(1人あたり3本)を配布することを決めた。」との発表がありました。よかった!とりあえずホッとしました。