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ストローバレイ家の介護奮闘記

90→→92歳の母を支える4姉妹の泣き笑い奮闘記・・とその後

手強い覚醒状態、さくさくクッキーとホットミルクでクリア?

2010-04-02 20:51:42 | 日常
               
 沢山のヒントと励ましが書かれている「在宅ケアの不思議な力」(秋山正子著・医学書院)。

良く寝ていると思っていたのですが、9時すぎからボソボソ独り言が約1時間半続きました。大声を出したり、泣き声混じりということではないので様子見をしていると、10時半を過ぎた頃から静かになり、朝7時近くまで寝てくれていたようです。

朝の7時頃から、またボソボソ独り言が始まりましたが、様子を見ていていました。8時前に四女が来宅したので、起きてもらおうと部屋に入ると、爽やか顔で迎えてくれ、夢でみていた話(?)の続きを延々と楽しそうにしてくれました。

話の途中でベットから椅子に移動し、朝の一連の作業をすませ朝食にしました。朝食(蒸しパン、バナナ、トマト・生ハム、ミルクコーヒー)を完食。トイレ(小)。テレビの満開の桜やお花見の様子をみて「毎年お花見に行って、(八幡様に)お参りしているから行きたいね」から始まって「おさい銭はいくらしたら良いの」「いつ行くの、行く時は誘ってね」など話がエンドレスに、10時半にY子に引き継ぐまで続いていました。今日は覚醒のサイクルに入ってしまったようで大変そうですね。(長女)

曾孫と共にY子到着。久々に覚醒モードで、亡くなったおじいちゃんの話題になり「おじいちゃんの事が書いてあるはずだから、そこにある日記を読んでみて」などと言い続けました。

ヘルパーさんの時間となり交代。昼食は卵サンドイッチ、温野菜サラダ(インゲン・キャベツ・さつまいも)、ベーコンと蕪のスープ、八朔、ミルクティーで完食。

ヘルパーさんが終わると、ピアノを弾く事になりました。車椅子に移動直後にトイレ(小)の申し出があり、すぐさまポータブルへ(小○)。トイレが終わり再び車椅子へ戻りピアノの部屋へ行きました。30分程「思い出のアルバム」や創作曲を弾いて楽しみました。

3時に曾孫とクッキーでおやつにしました。おやつを終えると「大」の申し出があり、タイミングよく四女が再登場したので、二人で介助しました。(Y子)

再引継ぎ後も情緒不安定なお喋りモード全開。夕食の下拵えを台所で始めるとすぐに泣きが入るので、途中から俎板をテーブルに乗せて、母とお喋りをしながら野菜を刻んたりしていました。5時に三女が来てからは全面的に母を任せて夕食の仕上げ。

手作りのきりたんぽを使った鍋と、人参・いんげんのサラダ、お多福豆はサラダ以外を完食。食後もまったく眠くなるそぶりも見せずに、ハイテンパーなお喋りが続きました。放っておくと夜中まで話していそうな雰囲気だったので、ともかくも7時近くまで待ってトイレ(×)、清しきを済ませ、ベッドインしてもらってみました。

もちろん眠るわけもなく、始めは三女がベッドサイドで母のお喋りに付き合っていましたが、母のハイ状態は治まりそうも無いので15分位で交替。交替後は娘を好きだと言っては泣き、亡き母親に会いたいと言っては泣きとむやみに泣いてばかりいました。

ちょっとうんざりして8時近くにホットミルクとさくさくクッキーを食べてもらったところ、見事に顔つきが和んできて、「もう寝てきて良いわよ」との有り難いお言葉。別室に引き上げる時にはすでに神様との対話を始めていました。

8時半現在、何も聞こえてこないところをみると、奇跡的にうまく寝てくれたのでしょうか。なお、朝の血圧が165/104と高かったのですが、夕食前は148/83と落ち着いていました。(四女)