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ストローバレイ家の介護奮闘記

90→→92歳の母を支える4姉妹の泣き笑い奮闘記・・とその後

朝のハプニングでやや情緒不安定

2009-08-01 21:04:17 | 日常
               
       あけぼの山農業公園の水生植物園にいたシオカラトンボ

朝7時には目覚めていて、「お早う」の爽やかな挨拶と共に起き上がり、スムーズに一連の作業を終えました。朝食(ブルーベリージャム・トースト、プレーンオムレツ、きゅうり、桃1/2、ミルクティ)を完食。食後は気持ち良さそうに軽く居眠り。

デイサービスに行くことに多少の抵抗を示しましたが、涼しかったので庭に出て待つことに。ブルーベリーや蕗や柿を楽しげに眺めている間に車到着。「やれやれ、何とか無事引き渡せる」と思いきや、先に車椅子で乗っていた方との入れ替えやら何やらでかなり待たされて、少々苛立った雰囲気に。

何とか乗り込んだのでホッとしたと思ったら、今度は車のエンジンが掛からなくなって立ち往生。本社に電話したりと色々と試みている間に、母はどんどん情緒不安定に。娘がいると却ってこじれると部屋に入って様子を見ていましたが、車は一向に動く様子がありません。一時間後に外に出て見ると、車の外で介護士さんが困った様子で待っていて、中では母以外の利用者さんが大人しく待っていました。聞くと、運転手さんが母だけ車椅子を押してデイサービス・センターに連れて行ったとのこと。恐らく母の不安がり方を見かねたのでしょう。

そんなハプニングの後のせいか、返ってきた時は「大事な時計が無くなった」と血相を変えていました。時計はバンドが切れているので直すように頼まれて預かったままだったので、家から持っていくと、「勝手に持って行って。」「こんなにボロボロにされちゃって」と延々と不審モードの繰言が。好い加減ウンザリし、何とか気分を変えようと、いただきもののプリンを出して、プリンの薀蓄を説明すると、とてもおいしいこともあってか次第に気持ちがそちらに向いてくれたので、時計はさり気なく引き出しにしまってしまいました。

それ以降は覚醒状態ながら穏やかな表情で、夕食の相談をすると「ご飯を炊いて、野菜を適当に炒めて、おさしみを食べるっていうので良いんじゃない」と真っ当な提案をしてくれました。せっかくなのでなるべく母の提案に沿うように、茄子・ピーマンの肉味噌炒め、ご飯、ホタテのさしみ、さつま揚げ・大根おろし添え、枝豆、串カツ、トマトを用意すると、積極的によく食べてくれて、「お腹がいっぱい」と、デザートのアイスクリームが珍しく手付かずとなりました。

食事が終わってからも覚醒状態が続き、7時40分ごろトイレを済ませ、パジャマに着替えたものの、久々に「私はまだ寝ないわよ」と宣言。しばらく一緒にテレビを見て、8時にベッドに誘うと一旦同意しベッドインしたものの、パンツの具合がおかしいとか、トイレに行きたいと言い出すので、再度起きてポータブルを使い(X)、ついでにリリーフパンツも取り替えてすっきりしたところで、再度ベッドイン。

「嬉しいわ、ありがとう、本当に良い娘ね」と言いながら泣き出したり、久し振りに神さまへのお願いが出たりと、やや興奮状態となってどうなることかと思いましたが、9時前になんとか穏やかな寝息を立て始めました。ヤレヤレと部屋をでようとすると一瞬目を開けたのでちょっと焦りましたが、「お休みなさい」と手を振ると微笑んで手を振り返してくれて、そのまま静かに眠りについてくれました。ふ~、危なかった。