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ストローバレイ家の介護奮闘記

90→→92歳の母を支える4姉妹の泣き笑い奮闘記・・とその後

博物館に初もうで

2025-01-05 17:12:59 | 日常
      

今日は午前中に夫と上野の東京国立博物館で開催中の「博物館に初もうで」に行ってきました。

      

正面階段踊り場に飾られた生け花。今年は色合いが地味ですが、品格があってとても素敵です。

  

まずは今年の干支「蛇」に纏わる展示から。

左)十二神将立像(巳神)鎌倉時代・13世紀
薬師如来が従える十二神将のうちの巳神。頭上にはとぐろを巻いて鎌首を持ち上げるヘビを表している。
中)弁財天 江戸時代・19世紀
七福神の1人。宇賀神という蛇神と習合したと言われている。頭の上に白蛇をのせ鳥居がついた冠をかぶっている。
右)能楽道成寺能面「蛇」江戸時代・17ー18世紀
安珍・清姫伝説の後日譚。紀州道成寺の鐘供養の場に訪れた白拍子は舞を舞い歌を歌い、隙をみて梵鐘の中に飛び込む。祈祷によって持ち上がった鐘の中から現れたのは白拍子が蛇体に変化した姿であった・・・

「蛇」は余り目出度いイメージがないせいか、展示物は少な目でした。

    

仏教美術、禅と水墨画、武士の装い、屏風と襖絵、能と歌舞伎などの常設展示をざっと眺めながら、お正月らしい作品を観ようと「浮世絵と衣装」の展示室へ。

左)初日の出(勝川春美)江戸時代・18世紀
右)名所江戸百景・日本橋雪晴(歌川広重)江戸時代・安政3年

毎年来ているので、今まで見ていなかったものを探すのに少々苦労しました。

      

私たちにとっても恒例行事となっている「博物館に初もうで」。勝手知ったる、という感じではありますが、静かで落ち着いた雰囲気の中で、作品たちをゆったり味わえる、お正月に相応しい、とても大切なひと時だと、改めて実感しました。

上野公園も今日は静か!(三女)

2025年元旦

2025-01-01 19:42:15 | 日常
      

明けましておめでとうございます。
2025年、東京は少し風が冷たいけれど、晴れて澄み切った青空の下、新しい年がスタートしました。

  

今日は元々、昼にKが来て、Y子一家は夜に来て、夫々にお膳を囲む予定でしたが、今朝Y子から「発熱して行けなくなりました」という連絡があってビックリ、残念!料理の準備などの予定が完全にくるってしまった(-_-;)

気を取り直して、とりあえず朝10時ごろ家を出て、恒例の千束八幡神社に初詣ですることに。
少し時間が早めだったせいか、列は池月橋の手前までで、比較的早く境内に上がれました。
去年の破魔矢をお焚き上げにくべ、本宮でお参り。「家族の健康、Dちゃんの充実した大学生活、日本と世界の平和」と、お願いすることがいっぱい!

  

お参りを済ませ、穏やかな景色を眺めながらお池を一周。我が家に戻りました。

      

Kは予定通り1時過ぎに来て、一緒にビールを飲みながらお節やお雑煮を食べて小一時間で帰宅。

その後、夕方5時過ぎに、Dちゃんが鯛を届け方々一人で来訪。お節(野崎洋光監修・和の匠こだわりおせち=結構充実していて美味しかった!)と鯛と、私が用意したサラダ、ほうれん草お浸し、白菜漬け、豚汁、ご飯などを食べながら、一緒にテレビの「笑点」を見たり、Dちゃんから楽しい話を色々聞かせてもらったりして、とても楽しいひと時となりました。

Y子が早く元気になって、松の内の間にもう一度皆でそろってお膳を囲めたら嬉しいけれど、現役の人たちは皆忙しいからどうかな?
ということで、今年もみんな元気で、穏やかで充実した一年となりますように!(三女)

大晦日

2024-12-31 21:14:54 | 日常
      

2024年の大晦日。夫婦共に一年間そこそこ元気に過ごし、KもY子一家も時に多少の困難に出会っても無事に乗り越えて、最後にくーちゃんとの悲しいお別れがあったことを除けば、穏やかな良い一年でした。
私自身は、12月にパリ旅行という予想外のイベントも実現し、思っていた以上に楽しい年でした。

ということで、今夜は四女も我が家に来て、3人で大晦日ディナー。

まずは四女持参のモエのシャンパンで乾杯!
「一年間お疲れ様でした~!」「お世話になりました~!」
その後は、岡山の友人が送ってくれた「加茂鶴・大吟醸」。シャンパンも加茂鶴も美味しい~!

      

料理は、すき焼き、栗きんとん+リンゴジャム、錦卵・かまぼこ・プチトマト、小肌・胡瓜・若布の酢の物、カマンベールチーズ・オリーブグラッセ、小松菜塩漬け、年越しそばは三つ葉入り掛け蕎麦、デザートは四女持参の柚子餅。

フランス旅行の話や、この一年の出来事、感想などを話しながら、美味しく飲み、美味しく食べ、一年の締めくくりに相応しいゆったりと楽しいひと時となりました。

     

紅白歌合戦も若い人たちが頑張って、それなりに盛り上がっているようだし、2025年は皆が元気な年になると良いな♪そして何より世界が平和に向かいますように!
皆さん、どうぞ良いお年をお迎えください!(三女)

パリ8日間街歩きの旅(6)

2024-12-27 22:39:27 | 日常
      

12月18日。いよいよパリの旅最終日です。
飛行機はAF274便シャルルドゴール空港21:55発で、ホテル出発の17時30分までは自由行動ということで、私たちは最後の半日を市内観光バスに乗ってパリの要所要所を眺め、パリ観光の総仕上げをすることにしました。

朝食後最寄りのスーパーに行ってお土産の買い足しをし、荷物をまとめて、スーツケースを部屋の前に出し、チェックアウトと手荷物預けを済ませて、11時ごろホテルを出発。

地下鉄でジョルジュVまで行って、途中乗り降り自由のオープンバス「トゥートバス」に乗車。
2階のオープンスペース最前列に座って、エッフェル塔を眺めながらバスツアーは開始。

  

アンヴァリッドを遠くに眺め、アレクサンドル三世橋を超えて、マドレーヌ教会方向に向かい、オペラ座にも近いプランタン/ギャラリー・ラファイエット付近で一旦停車。
丁度通りからバスの2階座席まで美味しそうなにおいが漂ってきたので、私たちもそこで下車してランチを食べることにしました。

  

Rue d’Auberという通り沿いで、停車中のバスの真ん前ある「ラ・プティットゥ・ブルー」というモダンなカフェレストランのテラス席に座って、メインのシャクシューカ、デザートのパンケーキ(キャラメル味)とカプチーノと(鉄瓶で用意された)紅茶を一人前づつ頼んで二人でシェア。とても美味しかったし、量も丁度良くて、大満足でした。(本当はいつもこうすれば良かったのよね~、最後に気付いた食事のコツ!)

  

再びバスに乗って、ルーブル、ノートルダムを過ぎ、カルチェラタンも通り過ぎ、オルセー美術館に向かい始めたところで、懐かしのカルチェラタン界隈を是非とも歩きたい!と思い立ち、信号待ちの停車中にやや強引に下車。カルチェラタンを最終目的地に決めて歩くことにしました。

通りに面したフランス学士院の立派な建物、川岸に降りて眺めるセーヌ川の流れ、セーヌ川沿いに並ぶ古本屋さん。昔私たちがパリに滞在する時は基本この地域に宿泊し、この界隈をウロウロしていたことを思い出します。

  

クリスマスマルシェの並ぶカルチェラタンの広場を眺め、落ち着いた街並みを味わいながらサンジェルマンデプレ駅まで歩いて、納得のうちにパリ市内観光は全て終了!

サンジェルマンデプレから地下鉄でシャトレ駅経由でホテル最寄りのポルトマイヨーに戻り、4時頃ホテルに到着。三々五々戻ってきた皆さんと共にバスで空港に向かい、予定通り21:55発のAF274便に搭乗。19日19時25分に無事東京に戻ってきました。

昔のことが蘇って感極まったり、体力・気力・知力の衰えを実感したり、それでも他の皆さんに迷惑かけることなく無事乗り切ったことに意を強くしたりと、全身全力でパリ滞在を味わい、結論として、パリと自分の暮らしは今なお繋がっていると思えた、とても意義深い8日間でした。
色々とドタバタしつつも大笑いして共に乗り越え共に楽しんだ相棒さんはじめ、ツアー参加の皆さん、そして、留守を守ってくれた夫にも感謝!(三女)

パリ8日間街歩きの旅(5)

2024-12-26 23:20:34 | 日常
      

12月17日。
パリ6日目は終日自由行動で、私たちはまずセーヌ川クルーズをし、その後マレ地区へ行って街並みを眺めたり、「メルシー」というセレクトショップに行ったり、ピカソ美術館を見たりして過ごそうという計画です。

10時から開始のセーヌ川クルーズに合わせ、アルマ橋たもとのバトー・ムーシュ乗り場に10時少し前に到着。
着いた時には私たちだけだったのが、出航時間近くになると、小学校高学年の子たちの集団やアジア系観光客の団体が次々に来て、すごい賑わいに。

  

すご~く寒いのでとりあえず1階客室に座っていましたが、出航するとやはり2階のオープンエアに出て、周囲の景色を眺めたくなります。
エッフェル塔やルーブル美術館、ノートルダム寺院の工事中の側面などを眺め、ミラボー橋やアレクサンドル3世橋等を潜り抜けて、1時間少々のクルージングは終了。
暖かい季節に景色を見ながらのんびりクルーズを楽しんだ記憶があるのですが、今回はさすがにちょっと寒過ぎました(^^;

        

バトー・ムーシュを下船後、アルマ橋から地下鉄9号線でマレ地区にあるリピュブリックまで行って、まずはカスレが食べられるレストラン「オーベルジュ・ピレネー・セヴェンヌ」にディナーを予約しようと行ってみたら、改装工事中でした。残念!

気を取り直して、クレープやガレットが美味しいといわれているバスティーユ付近の「クリューゲン」へ行ってランチ。シードルと、お店お勧めのソーセージガレットを頼んだら、美味しかったけれどボリュームが有り過ぎて少々持て余し気味。普通のガレットとデザートのクレープをひとつづつ頼んで二人でシェアすればよかったと、少し後悔しました。

        

ランチ後は「メルシー」へ。入り口の赤い車がおしゃれなこの店のシンボルです。ファッション、雑貨、キッチン用品、文房具、どれを見ても楽しくて、昔なら色々買っただろうな~と思いながら、結局何も買わずに目の保養だけさせてもらいました。

  

メルシーの後は、街の様子を眺めながら歩いてピカソ美術館へ。
「サレ館(塩の館)」という17世紀の館を改造して開館、2014年に改装工事を終えてリニューアルオープンしたというピカソ美術館は趣があり、建物や中庭を見ているだけでも価値がある気がします。
展示室には入りませんでしたが、入り口ロビーで山羊の像が可愛い姿を見せてくれました。

  

ピカソ美術館を出て、ヴォージュ広場の美し庭園や隣接する回廊を散策しながら、地下鉄バスティーユ駅へ。

  

バスティーユから地下鉄1号線でフランクリン・ルーズベルト駅まで行って、有名ブランド店の並ぶモンテーニュ大通りへ。
有名ブランド店や一流ホテルのド派手なクリスマス装飾を少々呆れ気味で眺めた後、シャンゼリゼ通りに出て、コンコルドから地下鉄でホテルに戻ろうとコンコルド広場を目指しました。

30分ほど歩き、コンコルド広場に着いたものの、まだ4時なのに暗くて、地下鉄駅が中々みつからず四苦八苦。ようやくみつけて乗車した時には、初体験のマレ地区をガイドさん無しで地図と地下鉄路線図を頼りに歩いた緊張感と疲れもドッと出て、ヘトヘト、ヘロヘロ状態。
何と!ホテルの最寄り駅ポルト・マイヨを乗り過ごし、二つ先のニュイリー駅で下車。しばらく事態が呑み込めず、右往左往するというハプニングがありました。

  

ドタバタしながらも何とか最寄り駅に到着し、駅前のレストラン「ポルト・デ・テルヌ」に6時の予約を入れ、ホテルに戻って小休止後、気持ちも新たにレストランへ。
オニオンスープ、牛タルタル/子羊ソテー、デザートのアイスクリーム、そしてコートデュローヌワイン。料理もワインも美味しくて、ウェイターさんが、私たちの食欲を考えてデザートを勧めてくれるなど、とても親しみやすく感じが良くて、一日頑張って溜まった疲労が一気に回復。
パリ滞在最後の晩餐に相応しい、心楽しいディナーになりました。Merci beaucoup!(三女)

パリ8日間街歩きの旅(4)

2024-12-25 15:49:23 | 日常
      

12月16日。
パリ5日目は、オペラ・ガルニエ(オペラ座)見学、エッフェル塔内レストランで昼食、凱旋門付近で解散というスケジュールです。

地下鉄オペラ駅で下車し少し行くとシャルル・ガルニエがナポレオンに命じられて作った「パレ・ガルニエ」の重厚壮大な姿が見えてきます。

  

内部に入るとモザイク装飾で飾られた豪華絢爛な正面ロビーと美しい大理石で作られた大階段が出迎えてくれます。
階段を上がると観劇用ボックス席の入り口が並び、そのひとつから観客席を覗くとシャガールが描いた天井画と舞台や大観客席が見えます。
ず~っと昔、ジャックさん夫妻のご招待で、ボックス席でバレエ鑑賞をしたことを、なつかしく思い出しました。(正直結構見づらかったです(^^;)

今パレ・ガルニエは主にバレエやコンサートに使われていて、オペラはほとんどオペラ・バスティーユで行われているそうです。

   

オペラ座見学後は、地下鉄でシャン・ド・マルス・エッフェル塔駅へ。フランスが誇るエッフェル塔全容を眺め、塔の一階見晴らし台にあるレストランに向かいます。
ちなみに、オリンピック後ずっとつけておくかどうか論争になった五輪マークは塔の入り口付近に飾られていました。

  

エッフェル塔見晴らし台にあるレストラン「マダム・ブラッスリー」で昼食。セットについてきたワイン2杯を始め、全ておいしかった記憶はあるけれど、皆さんのおしゃべりのすごい盛り上がりに気を取られて、内容をよく覚えていません、、、。

  

エッフェル塔から再び地下鉄に乗って凱旋門前に。ここで凱旋門の説明をザッと受けた後解散。私たちは凱旋門の屋上に上がってみることにしました。

広場から凱旋門に行く地下道路では若い女性がバイオリンを弾いていて、こういう光景にもパリらしさを感じます。

屋上に上がると、遠くまで広がる街並みの先にエッフェル塔が見えました。

        

グループで一緒に上がったのは、私たちと話の合う同世代の女性2人と今回のツアーに1人で参加している若い男性の計5人。当初皆さん階段で上がるというので、私も頑張ろうかと思ったのですが、入り口で係りの人から「とんでもない」という感じで「ノンノン」と言われ、全員エレベーターに乗せられました(皆さんには申し訳ないけど、良かった!)。

        

記念撮影などしているうちに街の暗さが増し、エッフェル塔もライトアップ。シャンゼリゼ通りもイルミネーションが輝き始めました。なんて美しい!

  

凱旋門からの景色に満足して、皆さんとお別れし、ホテル最寄り駅に戻って、駅近くの海鮮レストラン「ル・コングレ・マイヨー」で夕食。

海老とアボカドの前菜と海鮮盛り合わせを注文。一度は食べたかった生ガキを始め、豪華な海鮮の数々に私は大満足だったのですが、相棒さんは生ガキは全くダメで、挙句、あてにしていたムール貝や巻貝も生で口に合わず、テンションが急降下。申し訳ないことをしてしまいました。

そんなこんなで、5日目も、最後の夕食を除けば、バラエティー豊かな、楽しく充実した一日でした。(三女)

クリスマス・イヴ@我が家

2024-12-24 21:12:00 | 日常
      

フランスから帰ってから色々バタバタしていて、ふと気づけば今日はクリスマス・イヴ。
SV家の伝統として、クリスマスにおでんと日本酒というわけにはいかないので、一応それらしいディナーにしました。

まずは、夫の手持ちの「ROTH BERG」というフランス産スパークリングワインで乾杯。
「メリークリスマス☆」
その後は「LANDONNET」というボルドーの赤ワイン。

      

料理は、市販のローストチキン(ポテト、人参、パセリ添え)、ロマネスコ、きゅうり、トマト、らっきょう、チーズの盛り合わせ、ムール貝(ガーリックバター・白ワイン蒸し)、パン、デザートはシュトーレン。

市販や冷凍を使ったものがほとんどだけれど、それなりに美味しく、夫と二人で、食べながら、飲みながら、フランス話で盛り上がって、今年も楽しいクリスマスイブになりました♪(三女)

パリ8日間街歩きの旅(3)

2024-12-24 11:46:33 | 日常
      

12月15日。
パリ4日目は、ホテルからバスでベルサイユ迄行き、ベルサイユ宮殿見学。その後バスでモンマルトルまで行ってモンマルトル観光。一旦地下鉄でホテルに戻った後、またバスでブーローニュの森にあるミシュランガイド星付きのレストランで食事という、盛りだくさんなスケジュールです。

ベルサイユ宮殿に到着し、まずは王宮広場入り口で記念撮影。

        

贅をつくした宮殿内の装飾の中でも、当時のまま残されたシャンデリアの豪華さが一際目を引きました。
王宮広場にはオリンピックの開会式でセーヌ川を駆け抜けた金属製の馬「ゼウス」が展示されていました。とても美しくて素敵!

        

宮殿を抜けて庭園へ。美しく作られた庭園で王侯貴族たちが着飾って優雅に散歩していた場所です。
私は昔、庭園に降りて噴水を眺めたり、脇の森の奥に入って歩くのが好きだった記憶があるのですが、そういう味わい方は一日がかりの訪問でないと無理ですね、ちょっと残念!

      

ベルサイユ宮殿見学を終えて、バスでモンマルトルへ。

  

ケーブルカーで丘を登って、テルトル広場のカフェでホットサンドとデザートのランチ。

   

昼食後はサクレ・クール聖堂見学。聖堂内の静けさと美しいモザイク像や騎馬像が心を落ち着かせてくれました。

   

聖堂下の階段に黒猫を肩に乗せたアコーディオン弾きがいたり、テルトル広場には似顔絵描きがいたりと(昔Y子が似顔絵を描いてもらったことを思い出しました)、昔と変わらない活気があって、そこに居るだけで楽し~い!  

   

ユトリロやピカソが集った「オ・ラパン・アジル」、ゴッホが「モンマルトルのガンゲット」で描いたレストラン「オーベルジュ・ド・ラ・ポンヌ・フランケット」、ルノワールの作品の舞台となった「ムーラン・ドラ・ギャレット」の赤い風車など、若い芸術家たちが集った時代の雰囲気がそのまま残っています。

      

思い切り派手な外装のムーランルージュ。昔長女夫婦とフレンチカンカン見に行ったな~。

      

沢山の思い出が蘇ったモンマルトル観光を終え、地下鉄でホテル最寄り駅に戻り、駅から地上に出たら、サンタクロース姿のバイク族が長い列を作って疾走していました。後でネットで調べたら、ある有名なYouTuberが主催するクリスマスチャリティ・イベントで、参加費を病院に入院している子供たちにプレゼントするという企画だったようです。

      

ホテルに戻って小休止後、気合を入れてドレスアップし?ミシュランガイド星付きレストラン「ラ・グランド・カスケード」へ。

   

メニューは、アントレがセロリとパルメザンチーズ入りマカロニ、黒トリュフとフォアグラのソース。長いマカロニが不思議な感じですが、とても美味しかったです!
メインはローストビーフ、ポメアンナというジャガイモ料理、クレソンのオリーブ炒めの付け合わせ。これも見た目も美しくとても美味しかったです。
デザートはパヴロヴァ(写真撮り忘れ)。

料理は全て極上の美味しさで、成程ミシェランガイド星付きと納得でしたが、入り口でコートを受け取らなかったり、中々ワインが来ない人がいたりと、サービスは正直イマイチでした。

忙しくも絢爛豪華な、沢山の思い出とも出会えた、とても充実した一日でした。(三女)  

クーちゃん天国へ

2024-12-23 14:32:50 | 日常
      

昨晩、12月22日=にゃんにゃんの日、11時59分に、クーちゃんが天国に旅立ちました。

20年間病気らしい病気もせず、医者にもかからずにマイペースで生きてきたクーちゃんも、ここ数か月は食欲が減り、目に見えて痩せてきていました。

一か月ほど前、ほとんど何も食べなくなったので、獣医さんで2日間点滴をしてもらったら少し食欲が戻り、これなら私の留守中も生きていてくれそうと、後ろ髪をひかれる思いで、パリに出かけたのでした。

孵ってきた晩からは、元気はないけれど、トイレに行ったり、風呂場で水を飲んだり、部屋に戻って日向や私の膝の上で寝たりしていたのですが、何も口にしようとはせず、それでも3日間、頑張って生きる姿を見せてくれて、最期は私が見守る中で息を引き取りました。

      

私の日常に、いつも当たり前のようにいたクーちゃん。

      

これからは、天国でチャイチャイと一緒に、のんびり平和に過ごしてね☆
いままで本当にありがとう♡
お疲れ様でした。(三女)

パリ8日間街歩きの旅(2)

2024-12-22 13:37:16 | 日常
      

12月14日。
旅の3日目はシテ島観光、コンシェルジュリー、サントシャペル見学から始まりました。

  

地下鉄シャトレ駅で降りて、セーヌ川と川岸の景色を眺めながらノートルダム橋を渡ると、あのノートルダム寺院の前に出ます。正面からは火災の痕跡は見えませんが、側面、裏面はまだクレーンを使って修復中でした。それにしてもすごい現物客の数!

  

マリーアントワネットが収監されたことで知られるコンシェエルジュリーの内部では、監獄と化した元宮殿の残酷な話にちょっと引き気味。

一方でサントシャペルの素晴らしいステンドグラスの美しさに感動。人間の持つ恐ろしさと素晴らしさの両面性を思わせられました。

      

オペラ駅近くの「ル・グラン・カフェ・キャプシーヌ」というカフェレストランでランチ。

  

カボチャのポタージュ、チキンソテー、チョコレートケーキ・アイスクリーム添えのメニューに、赤ワイン、白ワインもセットで付いていて、中々ナイス。

        

午後はルーブル美術館見学。長い列を作って手荷物検査、ボディチェックを受けた後、人が混んで蒸し暑くなった館内で沢山の作品を観るのはとても疲れて大変でした!

  

美術館見学後は解散だったので、私たちはチュイルリー公園経由で、一号線の適当な駅まで行ってホテルに戻ることにしました。

チュイルリー公園の入り口には観覧車が設置され、公園内部は派手な色合いのクリスマスの出店や乗り物が並んでいます。親子連れがいっぱい来ていて、小雨が降り始めても気にする様子もなく、皆さん楽しそう。

  

コンコルド広場の青く光る噴水を見た後、シャンゼリゼ通りに出て、金色に輝くイルミネーションを見ながら、フランクリン・ルーズベルト駅まで行って、そこから地下鉄に乗って、ホテルに戻りました。

沢山歩き、盛り沢山の観光をし、楽しかったけれどすご~く疲れたので、夕食は、ホテル正面のスーパーマーケットでビールとキッシュ、蛸の酢漬け、トマトなどを買って、ホテルの部屋で食べました。お疲れ様~!(三女)