タイトル:妖怪大戦争/角川映画
ジャンル:妖怪エンターテイメント/2005年/124分
映画館:MOVIX京都1(190席)
鑑賞日時:2005年8月6日(土),15:10~ ほぼ満員
私の満足度:60%
オススメ度:50%
ある程度楽しませてもらいながらこんなこというのも悪いかな?と
おもったりするものの、はずしたかなというのが正直なところ。まあ、見た順番もわるかった。
最初に鼠みたいなの(すねかじり)が山のなかを走るシーン。
これはきっと「宇宙戦争」「スターウォーズ3」「アイランド」と、かけたお金が一桁
違うものをみたあとだからしょうがないんだろうけど、CGがとてもしょぼく感じられました。
さらに、そのすねかじりは、主人公のタダシ(神木隆之介:びっくりぶりはお見事)が
「僕は行く。すねかじりを助けにゆく」というぐらいだから、愛すべきキャラクター
なんだろうけど、なんだか「とっとこハム太郎」の毛が伸びたみたいので
これまた好きになれませんでした。それにお気にいりの南果歩も出番はほんの少し。
ストーリーとしても「復讐は人間の証、私はそこまで穢れたくない」とか
「あなたたち人間は、何にも知らずにいきてるんだね。過去を捨てた人間に未来はない」
とか、役者がどうのこうのではなく物語からセリフが浮いてませんか?パンフレットによると
「妖怪たちは、なまけもので戦う、競う、という考えはないし、成長や順位、階級などという
概念がない。だから、仲間がやられたので、怒り、皆で立ち上がって相手を倒そうとする
などというのはもってのほか」とのこと。私としては、勧善懲悪もので、まともに戦って勝つ
という単純パターンのほうが楽しめて、素直に感動できたと思うのですが・・・。
でも、妖怪キャラ と 小ネタは、結構楽しめましたので、その紹介を少し。(ますますどうでもいいような話です。)
まずは、男優の主要妖怪キャラ:役者の類似度
油すまし 竹中直人 100% ご本人のキャラそのままで妖怪になってました。
豆腐小僧 蛍原 徹 90% なんとなくキャラがかぶってる感あり。
小豆洗い 岡村 隆史 80% アップになるとすぐにわかりました。
猩猩 近藤正臣 60% 実は、大倉孝二 と思ってみてました。でも、誰かを知ってからみればそのまんまでした。
大首 石橋連司 40% 顔が入りきらないぐらいのアップでかえってわかりにくかったのですが、女性かと思いました。
ぬらりひょん 忌野清志郎 20% 写真を見比べてかろうじて本人と判断。
川太郎 阿部サダヲ 0% 河童の姿ですが、いまだに写真をみくらべてもピンときません。
中休みで、小ねた ベスト2
2位:神社のお祭りで、タダシが獅子にかまれ世界を救う「麒麟送子」になったときの
いたずらっ子とタダシの会話。
いたずらっ子「アントニオ猪木もかまれたそうだぞ」
タダシ「それ絶対にありえないから」
猪木さんのファンとしては、おもわぬところで、こういうのがでてくるとちょっとうれしくなります。
ちなみに「誰もしらない」でも、お母さんと主人公の会話で確かこんなのがありました。
「小学校なんていかなくてもいいじゃない。でてなくても、偉い人いっぱいいるよ」
「誰?」
「田中角栄」
「ほかには」
「アントニオ猪木」
「うそ」
※猪木さんは、小学校を卒業しております。中学校のときに、ブラジルに移民として移りました。
1位:主人公の麒麟送子の衣装が箱にはいってでてくるときに
防虫剤(期限をすぎると色がかわるタイプ)がしらじらしく目に付くようにはいっていた。
さて、それでは本日のメインエベント? セクシー女妖怪ベスト4
第4位
ろくろく首 三輪明美 和室の寝床での登場シーン。咳き込んだりして「ごめんね」とかいって
頭がポロリと落ちて場内かなり笑いをとっていたましたが、首がのびて、タダシの顔を
しゃぶりにいくときの舌の動きは、怖くもあり色気もあり。
第3位
雪女 吉井怜 息で人を凍らせるだけに大戦争ではかなりの戦力になると予想していたのですが
「冬場ならともかくこの季節じゃちょっとね」と言って去っていきました。そのセリフはなんだか艶がありました。
第2位
川姫 高橋真唯(たかはし まい) 川姫だけあっていつもしっとり濡れた感じ、生足の露出度大。
そのふとももを、タダシがなぜなぜするシーンは見どころ?
第1位
鳥刺し妖女・アキ 栗山千明 参りました。ほとんどキャバクラ並のコスチューム。洋ピン舶来風の
SFチックな妖怪。バルブを回す姿もセクシーでした。ところで、これは日本の妖怪なんでしょうか?
ちなみに、私は上映中は役者が誰だかわかりませんでした。あのキルビルの栗山千明とは・・・
最後の表情よかったです。
ちなみに、私は映画の途中で何度か睡魔におそわれてしまい、あとからパンフを
みると、記憶にない妖怪が結構います。砂かけ婆、のっぺらぼう、青坊主、うぶめ
なんて見たかったなあ。もう一回いったりして。
というわけで、おのおの妖怪キャラについて話し出せばとまらなくなるのですが、
あの「ゲゲゲの鬼太郎」が、醸し出した日本の妖怪の雰囲気は感じられず。
少し残念な気がしました。
ジャンル:妖怪エンターテイメント/2005年/124分
映画館:MOVIX京都1(190席)
鑑賞日時:2005年8月6日(土),15:10~ ほぼ満員
私の満足度:60%
オススメ度:50%
ある程度楽しませてもらいながらこんなこというのも悪いかな?と
おもったりするものの、はずしたかなというのが正直なところ。まあ、見た順番もわるかった。
最初に鼠みたいなの(すねかじり)が山のなかを走るシーン。
これはきっと「宇宙戦争」「スターウォーズ3」「アイランド」と、かけたお金が一桁
違うものをみたあとだからしょうがないんだろうけど、CGがとてもしょぼく感じられました。
さらに、そのすねかじりは、主人公のタダシ(神木隆之介:びっくりぶりはお見事)が
「僕は行く。すねかじりを助けにゆく」というぐらいだから、愛すべきキャラクター
なんだろうけど、なんだか「とっとこハム太郎」の毛が伸びたみたいので
これまた好きになれませんでした。それにお気にいりの南果歩も出番はほんの少し。
ストーリーとしても「復讐は人間の証、私はそこまで穢れたくない」とか
「あなたたち人間は、何にも知らずにいきてるんだね。過去を捨てた人間に未来はない」
とか、役者がどうのこうのではなく物語からセリフが浮いてませんか?パンフレットによると
「妖怪たちは、なまけもので戦う、競う、という考えはないし、成長や順位、階級などという
概念がない。だから、仲間がやられたので、怒り、皆で立ち上がって相手を倒そうとする
などというのはもってのほか」とのこと。私としては、勧善懲悪もので、まともに戦って勝つ
という単純パターンのほうが楽しめて、素直に感動できたと思うのですが・・・。
でも、妖怪キャラ と 小ネタは、結構楽しめましたので、その紹介を少し。(ますますどうでもいいような話です。)
まずは、男優の主要妖怪キャラ:役者の類似度
油すまし 竹中直人 100% ご本人のキャラそのままで妖怪になってました。
豆腐小僧 蛍原 徹 90% なんとなくキャラがかぶってる感あり。
小豆洗い 岡村 隆史 80% アップになるとすぐにわかりました。
猩猩 近藤正臣 60% 実は、大倉孝二 と思ってみてました。でも、誰かを知ってからみればそのまんまでした。
大首 石橋連司 40% 顔が入りきらないぐらいのアップでかえってわかりにくかったのですが、女性かと思いました。
ぬらりひょん 忌野清志郎 20% 写真を見比べてかろうじて本人と判断。
川太郎 阿部サダヲ 0% 河童の姿ですが、いまだに写真をみくらべてもピンときません。
中休みで、小ねた ベスト2
2位:神社のお祭りで、タダシが獅子にかまれ世界を救う「麒麟送子」になったときの
いたずらっ子とタダシの会話。
いたずらっ子「アントニオ猪木もかまれたそうだぞ」
タダシ「それ絶対にありえないから」
猪木さんのファンとしては、おもわぬところで、こういうのがでてくるとちょっとうれしくなります。
ちなみに「誰もしらない」でも、お母さんと主人公の会話で確かこんなのがありました。
「小学校なんていかなくてもいいじゃない。でてなくても、偉い人いっぱいいるよ」
「誰?」
「田中角栄」
「ほかには」
「アントニオ猪木」
「うそ」
※猪木さんは、小学校を卒業しております。中学校のときに、ブラジルに移民として移りました。
1位:主人公の麒麟送子の衣装が箱にはいってでてくるときに
防虫剤(期限をすぎると色がかわるタイプ)がしらじらしく目に付くようにはいっていた。
さて、それでは本日のメインエベント? セクシー女妖怪ベスト4
第4位
ろくろく首 三輪明美 和室の寝床での登場シーン。咳き込んだりして「ごめんね」とかいって
頭がポロリと落ちて場内かなり笑いをとっていたましたが、首がのびて、タダシの顔を
しゃぶりにいくときの舌の動きは、怖くもあり色気もあり。
第3位
雪女 吉井怜 息で人を凍らせるだけに大戦争ではかなりの戦力になると予想していたのですが
「冬場ならともかくこの季節じゃちょっとね」と言って去っていきました。そのセリフはなんだか艶がありました。
第2位
川姫 高橋真唯(たかはし まい) 川姫だけあっていつもしっとり濡れた感じ、生足の露出度大。
そのふとももを、タダシがなぜなぜするシーンは見どころ?
第1位
鳥刺し妖女・アキ 栗山千明 参りました。ほとんどキャバクラ並のコスチューム。洋ピン舶来風の
SFチックな妖怪。バルブを回す姿もセクシーでした。ところで、これは日本の妖怪なんでしょうか?
ちなみに、私は上映中は役者が誰だかわかりませんでした。あのキルビルの栗山千明とは・・・
最後の表情よかったです。
ちなみに、私は映画の途中で何度か睡魔におそわれてしまい、あとからパンフを
みると、記憶にない妖怪が結構います。砂かけ婆、のっぺらぼう、青坊主、うぶめ
なんて見たかったなあ。もう一回いったりして。
というわけで、おのおの妖怪キャラについて話し出せばとまらなくなるのですが、
あの「ゲゲゲの鬼太郎」が、醸し出した日本の妖怪の雰囲気は感じられず。
少し残念な気がしました。
ちなみに一連のハリウッド大作と予算はひと桁どころかふた桁違うのではないかと?
鬼太郎世代のアタイも子供の頃はアニメの印象で鬼太郎が妖怪バトルものという認識でしたが
水木先生の数ある鬼太郎モノ読むと、
むしろ、ネズミ男なスタンスのえーかげんでエロなノリの方がより妖怪らしいなあと認識改めましたでごあす。
ちっとも大戦争でなく、勝手な祭りをクライマックスにしたこの映画はハリウッドには撮れない、日本の誇りだと思うであります!
てゆーかエピ3も宇宙戦争もセクシーフトモモなかったですし。
やはり微妙な評価なんですね。
でも見所があるというのは良いことですよ。
作り手が「ここを見てくれ!」というところは伝わっているし。
そして、「ここがメッセージだ!」というところが、伝わってくれば、映画は及第点だと私は思います。
ただよう映画でしたね。
麒麟送子の防虫剤は見逃しました、トホホ…。
すみません、ひょっとこハム太郎に笑ってしまいました。多分とっとこだと思います~v(^-^)v
う~ん…ハリウッド映画と比べられても~(^^;)CGのしょぼさは日本映画の持ち味だと思ってますし。
映画はめったに見ないのでそのまんま受け入れて楽しませてもらいました♪
私も鬼太郎(アニメ)世代ですが…どちらが勝っているとか別にこだわりはなく、それぞれが好きですね。個人的には大満足の作品でした~vv
当方からもTB返しさせていただきます。
今後ともよろしくです。
日本の誇りですかあ? 私はもし日本の誇りとするなら、この映画よりもゲゲゲの鬼太郎にしたいなあと思います。でもフトモモでは
意見がありましたなあ。
どこかのブログでみたのですが予算は13億
だとか、結構かかってますね。
ただひろさん
確かにみどころはありました。でも、雰囲気が・・・。結局のところワガママですが
私が期待した妖怪の雰囲気がみれなかったというのが、残念に思った理由です。
PNUさんへ
きっと私もいっぱい見逃していることでしょう。子供向けのはずですが、はたして子供は楽しんでるのかなあ?
あのスネコスリは、HPで書いてられるように妖怪というよりぬいぐるみですね。なんだかあれで私の妖怪の雰囲気が散漫になったような?めだまおやじみたいなのだったらだいぶ全体の印象がかわっていたことでしょう。
ヌラリンヒョンさんへ
確かに奈良市内やってないみたいですね。
ちなみに私の地元福知山というか京都北部ではやっておらず、京都市内までいきました。
roshiehana さんへ
とっとこですね。おはずかしい。
ご満足だったようでよかったですね。
私もある意味、小ネタとしては楽しんだのですが、どうもそれがメインになってしまって全体的な雰囲気がふつうのドラマっぽくて、うまくいえませんが残念な気持ちです。
たにがわさんへ
ご指摘ありがとうございます。
本文修正いたします。
ちなみに私のブログは、うろおぼえで書いております。あしからず。キモなのかどうかは、そこまで深くは考えておりませんでした。
※ブロクみせていただきました。「蝶の舌」私は、あの先生も映画もとてもよかったです。また、よらせていただきます。
妖怪探しにもう一度見たいと思ったのは私だけではないようですね。
私は麒麟送子の衣装ケースの中の防虫剤に
プププと笑ってしまいました(笑)
そういう気分になりますよね。うまいなあと思います。でも、ストーリー全般としての雰囲気はあんまり妖怪っぽくない気がして、
それが私の残念なところです。
ぐ~さんへ
あそこは、まさに笑いどころですねえ。