Mokeihiki 模型飛機 いのちを最優先にする日本をめざす。

日本沈没をストップさせたい。
そのためには日本に民主主義確立を

地球と人類の未来を切り開きたい

<福島牛肉>150ベクレル▼3例目出荷自粛&▼最初の小児甲状腺がん報

2012年09月30日 | 政党・政治活動

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2012092901001629.html

福島の牛肉で150ベクレル 3例目、出荷を自粛

2012年9月29日 19時28分

 福島県は29日、郡山市の農家が出荷した牛肉から、食品の新基準値(1キログラム当たり100ベクレル)を超える150ベクレルの放射性セシウムが検出され、出荷自粛を要請したと発表した。
 福島県の牛肉の100ベクレル超えは4月以降で3例目。牛肉の新基準値は10月1日から適用だが、県は新基準値を基に全頭検査を続けている。
 昨年7月まで与えていた汚染された稲わらが原因とみている。
(共同)




チェルノブイリの子どもたち より




胎児に腸が飛び出す奇形。
顔面良性腫瘍、橋本病、血尿、白内障、熱感など
身近な人におきたこと

http://blogs.yahoo.co.jp/kawachikakekomian/9938961.html 





http://daysjapanblog.seesaa.net/article/294638739.html

2012年09月28日

最初の小児甲状腺がんの症例の報に接して(広河隆一より)



最初の小児甲状腺がんの症例の報に接して

本人もご家族もどんな思いで医師の宣告を受けたのだろうか、どれほどの不安と恐怖にさいなまれているのだろうか。
せめて医師は患者の身になって告知したのだろうか。
それとも事実は学者のデータ管理庫の中にあって、
本人家族にはまだ告げていないのだろうか。

チェルノブイリでは、検査の結果は親に伝えられた。
しかし多くの親は検査結果を子どもに告げることができなかった。

「がん」という言葉は
大人でさえ耐えられないほどなのに子どもには重すぎる。 

しかし子どもが自分の診断書を見つけて知ってしまうこともあった。
子どもが知った後、泣き明かす母親を慰める子どももいた。
子どもに襲いかかった事実に、
父親が耐えられず、アル中になったり、離婚するケースが相次いだ。

母親と子どもが残されたケースも多い。


今回検査を受けたのは18歳以下の8万人だという。
その子どもたちの多くは、
「自分ももしかしたら」と考えているかもしれない。
次の検査で自分が宣告されるかもしれないと
考えている子どもも多いに違いない。

権威を振りかざす医師や医師会や自治体や政府が、
「安全」を説くのが自分の役割だと考え、
子どもが放射性ヨウ素で被曝するのを予防する仕事を放棄した。

安定ヨウ素剤を与えると不安をあおってしまい、
自分たちがそれまで安全だと言ってきたことが
嘘だということになってしまう。

事故があり、ベントが決定され、
被曝の危険性が高まることが分かっていても、
子どもや妊婦のために
当然やらなければならないことをやらなかった。


原発事故が起きたらすぐに何をしなければならなかったかは、
専門家でなくても誰でも知っている。

安定ヨウ素剤を飲むことと、妊婦、子どもの避難である。

それを権威者はやらなかっただけでなく、むしろ妨害したケースさえある。

ある医師は安定ヨウ素剤を大量に注文した。
しかしそれは医師会にストップされた。
これら医学界の犯罪は、
メディアの犯罪調査とともにまだ手に付けられていない。

この程度の被曝では、安定ヨウ素剤が必要ないと、彼らは考えた。
しかし彼らも含め、すべての関係者は、
どれほどの放射能が放出されるか知らなかった。

医師も政府も東電も分からなかった。

そして、安定ヨウ素剤は、放射能が来る前に呑まなければ効果がない。
結果的に多量の放射性ヨウ素が襲ったと分かってからでは
すべて後の祭りなのだ。
そうしたことが起こらないように事前に服用するのが
安定ヨウ素剤なのである。

そんなことを知らない医学者はいない。

だから医学者たちが今回行ったことは、
判断の間違いというより、犯罪である。




発表された子どもの甲状腺がん発症は、
放射能のせいではないと医学の権威者は言う。

「なぜならチェルノブイリでは事故から3-4年後になって
病気が急増したからだ」という。

しかし実際にはチェルノブイリの事故の4年後に、
日本の医学者たちは、
小児甲状腺がんの多発を認めなかったではないか。

「広島や長崎では小児甲状腺ガンは十年以上たってから現れたから、これほど早く発症するはずがない」とあの時彼らは言った。

彼らは自分たちの知っている知識や
経験を超える「万が一」という言葉を嫌う。

「万が一」に備えることを恐れる。

自分たちの限界を認めたら、学会のヒエラルキーは崩壊する。


しかし親が子どもを思う時、
何よりも「万が一」で行動するものなのだ。

そしてチェルノブイリ事故でも、スリーマイル事故でも、
母親たちの懸念のほうが、医学者や政府や電力会社の判断よりも
正しかったことが証明されている。


 今回の小児甲状腺がんの発症は、時期が早すぎるため、
放射能とは関係ない、つまり原発事故とは関係ないと
医学者たちは言う。


そして8万人に一人という数字は、ふつうでもありうる数字だと言う。

しかしこれまで彼らは、
小児甲状腺がんは100万人に一人しか現れないと
繰り返し発言していたのではなかったか。

8万人に1人発症するのが普通だというなら、
福島県の子どもの人口30万人余に対して、
これまで毎年平均して3-4人の小児甲状腺がんが
現れていたとでもいうのか。

そんなデータはあるはずがない。

 このただれ切った日本の方向を変える力は、
人々の意志と良心的医師たちの活動にゆだねられる


そして「万が一」にしろ被害者がこれ以上増えないようにすることに、
すべての力を結集すべきで取り組むべきである。

子どもたちを守るために。



 福島のこども支援プロジェクト「沖縄・球美の里」代表
 DAYS JAPAN 編集長
 広河隆一

尖閣諸島に関して・・久場島は国有地の大正島と同じく米軍の管理下

2012年09月30日 | 政党・政治活動

まぁ、何も存じませんでした。

米は、久場島と大正島の2島を訓練場として
日本から提供されていながら、
これほど無責任な話があるであろうか。


久場島は国有地の大正島と同じく米軍の管理下にある


 


http://blog.goo.ne.jp/harumi-s_2005/e/3b178c661211ed70a57cd2203cb10c24
↑薔薇または陽だまりの猫 さまより転記↓画像拝借

尖閣諸島購入」問題の本質 米国の立ち位置隠し・

豊下楢彦/中日新聞5.10


2012-05-31

市民社会フォーラムMLから


関西学院大学の豊下楢彦教授から、拡散希望がありましたので、いただいた画像をサイトにアップしました。
   ↓
https://sites.google.com/site/civilesocietyforum/Home/shiryou/toyoshita.tif?attredirects=0&d=1



全文を掲載しているブログがありましたので、これも紹介しておきます。



http://blog.goo.ne.jp/kanayame_47/e/f912558f8b249d27cb901d4bc2ff5ba0

「尖閣諸島購入」問題の本質 米国の立ち位置隠し

豊下楢彦     中日新聞 文 化 2012/5/10 Thu.


 石原慎太郎東京都知事が、尖閣諸島のうち個人所有の3島を都として購入する方針を明らかにしたことで、その狙いや賛否をめぐり議論百出の状態である。しかし、問題の本質をえぐった議論は提起されていない。

 石原氏は購入の対象として魚釣島、北小島、南小島の3島を挙げている。しかし、同じく個人所有の久場島については全く触れていない。なぜ久場島を購入対象から外すのであろうか。

その答えは同島が、
国有地の大正島と同じく米軍の管理下にあるからである。


海上保安本部の公式文書によれば、これら2島は「射爆撃場」として米軍に提供され「米軍の許可」なしには日本人が立ち入れない区域になっているのである。

 それでは、これら2島で米軍の訓練は実施されているのであろうか。
実は1979年以来30年以上にわたり全く使用されていないのである。

にもかかわらず歴代政権は、久場島の返還を要求するどころか、
高い賃料で借り上げて米軍に提供するという「無駄な行為」を繰り返してきたのである。

ちなみに、一昨年9月に中国漁船が「領海侵犯」したのが、この久場島であった。それでは事件当時、同島を管轄する米軍は如何に対応したのであろうか。果たして、米軍の「抑止力」は機能していたのであろうか。



 より本質的な問題は、他ならぬ米国が尖閣諸島の帰属のありかについて「中立の立場」をとっていることである。


久場島と大正島の2島を訓練場として日本から提供されていながら、これほど無責任な話があるであろうか。

なぜ日本政府は、
かくも理不尽な米国の態度を黙認してきたのであろうか。


 言うまでもなく日本政府は一貫して「尖閣諸島は日本固有の領土であり、領土問題などは存在しない」と主張してきた。
ところが米国は、1971年に中国が公式に領有権を主張して以来、尖閣諸島について事実上「領土問題は存在する」との立場をとり続けてきたのである。

 とすれば日本がなすべき喫緊の課題は明白であろう。
尖閣5島のうち2島を提供している米国に、
帰属のありかについて明確な立場をとらせ、
尖閣諸島が「日本固有の領土である」と内外に公言させること。

これこそが、中国の攻勢に対処する場合の最重要課題である。


これに比するなら「3島購入」などは些末な問題にすぎない。

 しかし、仮に同盟国である米国さえ
日本の主張を拒否するなら、尖閣問題が事実として
「領土問題」となっていることを認めざるを得ないであろう。

その場合には、
日中国交正常化以来の両国間の「外交的智慧」である
「問題の棚上げ」に立ち返り、
漁業や資源問題などで交渉の場を設定し
妥結をめざすべきである。


 いずれにせよ、石原氏が打ち上げた「尖閣諸島購入」という
威勢の良い「領土ナショナリズム」は
結局「中立の立場」という無責任きわまりない米国の
立ち位置を覆い隠す役割を担っているのである。

(とよした ならひこ)=関西学院大教授、国際関係論・外交史



この豊下さんの論考について、孫崎享さんもtwitterで紹介されています。
http://togetter.com/li/301779

橋下徹 竹島問題で「日韓共同管理を」発言について薔薇または陽だまりの猫

2012年09月26日 | 政党・政治活動

平城京址・学生がお弁当
 


http://blog.goo.ne.jp/harumi-s_2005/e/a361a0117327545931798563e884f381
↑薔薇または陽だまりの猫 さまより抜粋転記↓


橋下徹 竹島問題で「日韓共同管理を」発言について

2012-09-25 社会




紅林進さんから

橋下徹大阪市長は、その真意、意図はわかりませんが、
竹島の「日韓共同管理」を提言したとのことです。

日本による韓国・朝鮮併合、植民地化と密接に結びついている、
日韓の歴史的経緯からいって、竹島(独島)が、日韓の「共同管理」
に適当かどうかは、疑問に思いますし、
実効支配している側(竹島=独島は韓国、尖閣諸島=釣魚島(釣魚台)列嶼は日本が、北方諸島はロシアが実効支配)が言うならばともかく、
実効支配をしていない側が言うのは、
相手の実効支配を覆そうとして主張していると、勘繰られる恐れはありますが、しかし一般的には紛争地をお互いに自国の領土だと言って争い、
双方のナショナリズムをエスカレートさせてゆく、

それによって、それぞれの国の国内矛盾
(日本であれば、原発問題や格差問題、沖縄軍事基地問題等、
中国であれば格差問題等、韓国であれば、李明博政権の不人気など)
を覆い隠す役割を果たさせるのではなく、
「共同管理」や「共同開発」によって、相互の利益になるように
平和的に解決するのも、賢い政治的知恵です。

ヨーロッパでは、フランス、ドイツ間で歴史的に争ってきた、世界大戦
まで招いた仏独間の歴史的係争地アルザス・ロレーヌ地方を地域自体
の「共同管理」とは違いますが、その地から産する石炭と鉄鉱石を国際的
に共同管理・共同利用することにより、欧州石炭鉄鋼共同体(ECSC)が
始まり、それが、今日のEUにつながっっていった成功事例もあるのです。

このように彼らは紛争地を互いに争うのではなく、
共同利用することにより、平和と共存共栄の道を選んだのです。
(もちろん、欧州石炭鉄鋼共同体にしろ、今日のEUにしろ、
もう一方では大資本間の国境を越えた共同利益という面も
見落としてはならないが)

東アジアでも、かつて中ソが1969年にアムール川
(中国語名は黒竜江)の支流
ウスリー川の中州であるダマンスキー島
(中国語名は珍宝島)の領有権を巡って
大規模な軍事衝突を起こしたが、
ソ連崩壊の直前の1991年には、
両国は、中ソ国境協定(中露東部国境協定)を結び、
「共同管理」とは違うが、平和裏に国境を確定させている。


日本の場合、
周辺諸国を侵略し、植民地化したという歴史があるわけで、
その反省を踏まえたうえでなければ、
「共同管理」「共同利用」を言っても
相手の反発を買うわけで、
そこらへんの配慮は非常に必要ですが。

その意味で、「慰安婦」問題発言や
差別発言を繰り返す橋下徹のような人物が
竹島(独島)の「共同管理」を言うことは、
かえって韓国の人々の反発を買う側面はありますが・・・。



(以下転載)


橋下市長、竹島を「日韓の共同管理に持ち込め」

http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20120923-OYT1T00495.htm



橋下氏、竹島問題で「日韓共同管理を」と発言
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20120923-OYT1T00628.htm



橋下氏「竹島、日韓で共同管理」提言
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2012092390214854.html



「竹島は日韓共同管理を」 橋下氏、政府の立場と異なる見解
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120924-00000504-san-pol



「維新」、外交・安保政策の不安露呈 橋下氏「竹島の共同管理」発言
http://news.livedoor.com/article/detail/6982603/



【韓国ブログ】「竹島は日韓で共同管理」橋下氏の発言にあ然
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0924&f=national_0924_064.shtml



「橋下市長がまた妄言」、竹島の日韓共同管理を主張=韓国
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120924-00000009-scn-kr



山下恒生(大阪教育合同労働組合)さんから・・・

橋下の「竹島の日韓共同管理」は、従前の主張である「地域主権」を放棄して、「中
央集権」に舵を切った現れです。というよりも、本人はもともと「地域主権」論でも
なく、「大阪維新の会」から「日本維新の会」に衣替えした段階で、本性は露呈して
いました。
私は彼が地域主権でないことは当初から批判していました(下記に貼り付け、あるい
はhttp://www.ewaosaka.org/jp/prefecturepast.htm#hascism)。
今回の竹島、尖閣問題で、国家による「共同管理」は解決にならないと思います。尖
閣諸島問題について、私が教育合同組合ニュースに投稿したものも貼り付けます。領
土問題を考える際の論点の一つにしていただければ嬉しいです。

尖閣諸島問題をどう解決するか
国家主権から地域主権へ-沖縄にまかせよう

 尖閣諸島(釣魚島)を野田政権が「国有化」宣言したことから、
一気に日中間で領土問題が浮上しました。

それぞれが「固有の領土」だと主張しており、日本の与野党・一部マスコミそして中国人民解放軍幹部は戦争準備を煽っています。



 「固有の領土」の罠

 尖閣諸島をはじめ領土問題を解決するのに「固有の領土」は無力であることは歴史が証明しています。

尖閣諸島にあっても、日本政府は
1895年の閣議決定で日本国の領土に編入した(外務省)としていますが、それ以前は日本国の領土でなかったことになります。

中国政府も16世紀の文献から自国の領土であると主張しています。
しかし16世紀は明の時代であり、中華人民共和国ではありません。


 このように「固有の領土」とは
国民国家誕生と世界分割の中で生まれてきたイデオロギー
にすぎないのです。

客観的事実としていえるのは、
沖縄(琉球)や台湾の漁民がこの海域周辺に
自由に出入りしていたことです。


 国家と国境の誕生

 近代国家が誕生すると、
国家は戦争や植民地政策によって領土を拡大しました。
そのつど国境は変更され、「固有の領土」であったかのように宣言されたのです。同じように「伝統の創造」も行われたのです。

 国境の変更は、国境周辺に暮らす住民を
別々の「国民」に引き裂くことになり、言葉さえも替えさせられました。
帝国主義はさらに大規模な侵略となって現れました。



 領土問題の解決

 領土問題の解決は多くの場合、戦争によって行われました。
なぜなら国家は戦争以外の方法で解決する方法を
見つけられなかったからです。

外交手段による解決は一時的には成功しますが、
国家が存在する限り戦争は避けられませんでした。
国家は、領土問題を「創造」して戦争に訴えることもありました。

 しかし、軍事力が質量ともに増強されることにより、
戦争に訴えることは自らにも大きな犠牲を生むことになりました。
また経済活動が国境を越えていることも戦争手段を難しくしています。


 地域のことは地域で

 国家は領土問題を解決できないからといって、
領土問題が自然に解決するものではありません。
国家を抜きにした解決方法を探る時代が来ているといえます。

 ヨーロッパにおいては、地域(リージョン)のことは地域が決めるという原則のもと、地域間で紛争解決や経済・文化提携も見られます。
地域のことについては地域委員会Committee of the Regionsが
EUに優先しています。

 尖閣諸島問題を解決するには、国家への帰属決着ではなく、
地域による共同管理が考えられるのです。

例えば、
沖縄県・福建省・宜蘭県が資源や漁業の共同で管理するのです。

日本からすれば、沖縄地域のことですから、
沖縄に解決を任せることになります。
地域のことは地域が決めるという「地域主権」を実践することです。
なにより、地域は軍事力を持っていないのですから、
平和的解決しかできないのです。

 地域による解決は、沖縄基地問題の解決にも応用できます。
ややもすれば、「本土は沖縄のことを考えていない」といわれますが、
沖縄を抜きにして沖縄のことを決めてきたのが歴史の事実です。


尖閣問題を契機に、地域のことは地域で決める、他地域はその決定に
異議を唱えない時代になるべきではないでしょうか。
       山下恒生(大阪教育合同労働組合副執行委員長)



3.郷土愛と愛国心-まやかしの地域主権


  「君が代起立条例」第一条は目的として、下記の通り定めた。

 「この条例は、・・・府民、とりわけ次代を担う子どもが
伝統と文化を尊重し、それらを育んできた我が国と郷土を愛する意識の
高揚に資するとともに、他国を尊重し、
国際社会の平和と発展に寄与する態度を養うこと
並びに府立学校及び府内の市町村立学校における
服務規律の厳格化を図ることを目的とする。」  

ここでは、「我が国と郷土を愛する意識」、つまり
愛国心と郷土愛が同列に置かれている。

 しかし
いうまでもなく、愛国心と郷土愛は別物である


愛国心は国民国家が登場して
その領内の住民を国民として育成するための
イデオロギーであるのに対して、

郷土愛は住民が生まれ育った
あるいは現に住んでいる地域を愛する感情の発露である



もちろん住民が生まれ故郷を愛するか、現住所の地域を愛するか、
はたまたどの地域も愛さないかは個人の感情によるところである。



 愛国心は国民国家によって創られたイデオロギーであり、
住民を国民につくり上げていくための思想である。

国民国家が歴史的にヨーロッパに登場したのは15世紀以降であるが、
資本主義の発展にともなって登場したものである。


国民国家はそれまでに存在した「都市国家」や「帝国」に
取って代わったのである。


 「資本主義経済からの安定した税収入で
暴力独占が容易になったため、国民国家は帝国や都市国家に勝った」
(チャールズ・ティリー)のであり、
「産業資本主義が中央集権的国家をもとめた」
(アーネスト・ゲルナー)。



 従って、国家は住民を統合するために
イデオロギーとしてのナショナリズムを必要とする。


また、国民国家が登場したのが歴史的には新しく、
その意味では絶対的なものではないのであるが、
歴史の早いうちから存在したかのようにみせるために、
歴史は書き換えられる。



「国家が先にあって、ナショナリズムがつくられ」
「伝統の創造」(ホブズボウム)が行われていくのである。
このナショナリズムの極論が愛国心なのである。


 愛国心が戦争と結びつきやすいのは、
「戦争が国家をつくり、国家が戦争をつくる」
(チャールズ・ティリー)からに他ならない。

住民を国民につくり上げていくために、国民教育が行われるが、
国民を統合するための手っ取り早い道具として国旗や国歌がつくられる。

だから、「日の丸」は常に戦争の最前線に掲げられ、
国民をまとめるために「君が代」が歌われる。

 愛国心と国旗・国歌・国民教育との関係に対応するような、
郷土愛に関係する「旗」「歌」「教育」は存在しない。


それは、国民国家の創造過程で、
地域(リージョン)が統合されたからである。


しかし、統合は吸収ではないから、
地域(リージョン)は消滅しておらず、
住民の一番身近な共同体として存在している。


住民の帰属意識(アイデンティティ)は、
国民国家あるいはナショナリズムに統一されてはおらず、
地域(リージョン)あるいは郷土愛が
いまでも帰属意識(アイデンティティ)の
上位にあることは国家も認めざるを得ない。


 次の例は、人々のアイデンティティが
国民国家やナショナリズムに統一されないことを物語る。


「イボ族は・・ナイジェリアの東部だった地域では
オワリ・イボとかオニチャ・イボと区別されるかもしれない。
だが首都ラゴスに行けば、彼はイボ族にすぎない。
ロンドンではナイジェリア人と言われる。
ニューヨークではアフリカ人と言われる」
(Donald L. Horowitz. Ethnic Conflict Management for Policy Makers” in サ
ミュエル・ハンチントン「文明の衝突」94頁)。



「1990-91年及び1995-97年にヨーロッパで実施された
世界価値調査からピッパ・ノリスは
人々の帰属意識を次のように分析した。
15%はヨーロッパ(あるいは世界)であり、
38%は国(あるいは民族)であり、
47%は地域(リージョン)であると思っている」
(Manuel Castells, The Power of Identity, p.335)。



国家は、その脆弱な基盤を補強するために、
常に地域(リージョン)を利用する。
郷土愛と愛国心を同一のものであるかのように
宣伝するのもその一つである。

そしてできる限り、
国家と住民との間に存在する中間物を排除しようとする。
その強力な中間物の一つが
地域(リージョン)なのである。



 ナチズムの場合はどうか

「国民社会主義(ナチズム)の社会組織化の第一原理は、
多元的原理を一元的、全体的、権力主義的組織にとってかわることである。」
「第二の原理は個人のアトム化である。」
「社会の自然的構造は分解され、抽象的な『民族共同体』にとってかわら
れる」(フランツ・ノイマン著「ビヒモス」344頁)。

 ナチズムは、個人を社会的集団から切り離し、
一人一人をばらばらにして、国家に直接帰属させようとした。
若者たちは直接にヒトラー・ユーゲントに組織された。
その代わりに国家と国民の間にある中間物は取り除かれた。
そのなかには労働組合があり、教会があった。


橋下知事の「君が代起立」条例は、
郷土愛と愛国心を混同させる意識を高揚させるのであるが、
その底流には多元的原理の否定、
一元的・全体的組織化原理の危険性が潜んでいる。


橋下知事の唱える「地域主権」は、
「国家主権」の補完物でしかなく、「地方分権」ですらないのである。
また橋下知事は「道州制」にも関心があるようだが、
中央集権国家の地方機関を
強化することにしかならないことは明らかだ。

それが今回の「君が代起立」条例制定から見えてきたことだ。

   (山下恒生副執行委員長)




レイバーネットMLから Yさん

すでに日韓は、竹島の領有権を棚上げした上で
竹島周辺に共同管理水域を設定する漁業協定を結んでいます。

もっとも韓国側では独島は自国の領土なのだから
共同管理水域という発想がナンセンスと反発し、
日本側では
共同管理水域と言いながらも実際には操業ができないと反発していて、
評判はよくありません。

日韓漁業協定の共同管理水域は、主権問題を棚上げしている部分が、
日韓当局の知恵なのですが、
結局、高位レベルの知恵でしかなく、
当の漁民の共感がないという部分が弱かったのでしょう。


橋下の日韓共同管理という話が、
そのあたりの事情を理解した上での「提言」なのか、
それともそんな経緯を知らずにホットな話題で注目を集めようとする
タレント政治家の「思いつき」なのか、気になります。

個人的には、バカな政治家や国家には引っ込んでもらって、
日韓の漁民が直接この水域をめぐる使い方を話し合って決めてもらい、

日韓政府は漁民の決定を無条件で追認するという形にするのがいいんだと思ってるんですけどね。

日韓水産労働組合とか作って。
それでもいろんな問題はあるのですが、
古い国家主義や国民国家みたいな考え方から抜け出して、
共通の利害をかけて
同じ地域/水域で、同じ水産分野で働き、暮らしていく両国の
水産労働者が団結して
自分たちの暮らしは自分で守るんだ
と言えば、
無益な紛争は消えていくと思うんです。

維新の会、手法に危うさ

2012年09月26日 | 政党・政治活動

日本は表現の自由が保障されている。
巨大化したマスコミは、権力の毒饅頭を食って
権力の暴走をくい止めない

そんな腐りきった日本でも
ジャーナリズムの王道を闘っている新聞がある。
日本市民は、良心と勇気を誇りにして
毅然と支えるべきです。




この記事をまた、削除されました




出典 カレイドスコープさま




http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2012092302000102.html
↑より転記↓


維新の会、手法に危うさ

2012年9月23日 朝刊

 橋下徹大阪市長が設立を宣言した新党「日本維新の会」は二十三日、国会議員らとの二回目の公開討論会を開く。既成政党批判を前面に、次の衆院選に臨む構えだ。だが、選挙手法や彼らが掲げる「政治主導」は、国民の多様な意見が反映されにくくなる懸念も浮かぶ。 (金杉貴雄)

 維新の会は、次期衆院選に三百五十人から四百人擁立するとしている。資金繰りが課題だが、橋下氏は「自分のお金で、自己責任でやってもらう」と自己負担を求めている。

 選挙には事務所費や印刷代などで「少なくとも一千万円」(衆院議員秘書)かかるとされる。供託金も小選挙区で三百万円、比例代表に重複立候補すれば六百万円かかる。

 自己負担だと、候補者は一定以上の資産や所得を持つ人に限られる。幅広い人材を確保できるかという問題とともに、社会的に弱い立場の人に配慮する候補者が集まりにくくなると心配されている。新自由主義の傾向が強い綱領「維新八策」と相まって、弱肉強食の政策が進むとの懸念もある。

 維新の会の「政治主導」にも、危うさがうかがえる。八策では衆院議員を現在の半分、二百四十人に減らすとしている。八策は参院廃止の検討も掲げ、最終的に国会議員は衆院の二百四十人だけでいいとも読める。

 この削減幅は現実離れしているとの指摘が多い。二百四十人の半分、百二十人が与党とする。現在、与党から政務官、首相補佐官を含め七十四人が政府に入っている。この人数を確保すると、残る与党議員は四、五十人。現在、三十近くある国会の委員会で法案審議し、野党と折衝するのは難しくなる。国会に人材を回すと、政府の人数が減りかねない。

 維新の会は中央省庁の幹部に、外部から人材を登用する政治任用を大胆に導入するとしている。民主党も野党時代、脱官僚を掲げて同様の構想を持っていたが、実現しなかった。橋下氏は「同じ価値観を持つプロに行政組織に入ってもらう」と力説する。

 だが、国会議員の大幅削減とセットで政治任用を導入すると、政府に入る議員が減る半面、選挙の洗礼を受けず国民の信任を得ていない省庁幹部が増えるという、いびつな構図になりかねない。


乞う!拡散●抗議・支援活動●9.11大飯原発再稼働反対監視テント

2012年09月24日 | ノー!原発再稼動


↑出典 田中龍作ジャーナル さま


原子力村 vs 日本市民




http://oikyuen.blog.fc2.com/
大飯弾圧救援
原発再稼働反対監視テント

↑より転記↓

9.21 声明  

9月20日11時10分、大飯原発再稼働阻止闘争を
共にたたかったAさんが、
傷害、暴行、脅迫、器物損壊の容疑をかけられ
福井県警小浜署によって不当に逮捕された。

それにともない、関係先三ヶ所に家宅捜索が入った。


 原発再稼働反対監視テント(以下、監視テント)は、
この不当な逮捕、家宅捜索に強く抗議すると共に、
Aさんの即時釈放を求める。


 Aさんは、4月9日に最初にテントを張ったときからの
監視テントの仲間であり、常に、仲間のため、
運動のために、過酷な役目を率先して引き受けてきた一人である。

6月30日から7月2日にかけて36時間にかけてたたかわれた
大飯原発正面ゲート封鎖行動でも、同様である。


 今回の行動は、福島第一原発過酷事故の原因もわからず、
反省もないまま「大飯原発再稼働」という、
日本政府、関西電力の、
とてつもない暴力を前にして、
正当防衛、緊急避難としてたたかわれたものである。


大飯原発正面ゲート封鎖行動は、
人民として当然の、正当な行為である。


 そして、今回の弾圧は、
政府の暴力に対し、現場で最も勇敢に立ち向かって行った者、
最も政府に対し怒りをもって行動する者を、
見せしめとして逮捕するものである。


 政府、資本家の利益を守るためにつくられた
法の全てを守っていては、私たちの闘争は成立しない。

そして、大飯原発の正面ゲートを、
実力で封鎖、制圧するには、法の枠を当然に無視せざるをえない。


一連の大飯原発再稼働阻止闘争は、
まさに実力阻止行動、実力闘争としてたたかわれたのである。


 最も現場で、率先してたたかった者が、
当然に逮捕されるとするならば、また、それを許すなら、
運動は際限なく後退することになる。


まさに、脱、反原発運動を収縮させようとする、
日本政府の策動である。



今回の弾圧は、Aさんに対してだけでなく、
脱、反原発運動をたたかう全ての者に対する弾圧であり、

それは、

抑圧に抵抗する全人民に対する弾圧である。



これに対し、私たちは、不退転の決意でたたかわなければならない。


 しかし、この弾圧は、私たちの結束をより強め、
さらなる団結をうむ結果になる。

やつらの策動は、木っ端微塵に粉砕されることになるだろう。


 私たちは、この弾圧に屈することは絶対にない。
そして、さらなる運動の成熟、拡大のため、
この反弾圧闘争への連帯を呼びかける。

 共にたたかおう。やつらを倒すまで。





PDFを作成しました。印刷可能なかたは、
ダウンロードして印刷、配布よろしくお願いします。
http://ly/Sdbit.eria



カンパのお願い救援活動には、
弁護士費用、保釈金、交通費など、多くの資金が必要です。
共にたたかう仲間の救援のためにカンパをお願いします。



★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

ゆうちょ銀行からの場合
ゆうちょ銀行 総合口座(ぱるる)
口座番号 記号 10350  番号 31718741
口座名称 カンパジムキョク


★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

他銀行からお振込みの場合は下記になります。
銀行名 ゆうちょ銀行
金融機関コード 9900
店番 038
預金種目 普通
店名 〇三八店(ゼロサンハチ店)
口座番号 3171874
カナ氏名(受取人名) カンパジムキョク


38人の中から1人小児甲状腺ガン発見

2012年09月24日 | 福島集団疎開裁判

http://fukusima-sokai.blogspot.jp/2012/09/blog-post_929.html
ふくしま集団疎開裁判 さまより
↑より抜粋転記↓

3.11以後、最悪の健康被害の発表「女子小学生の54.1%、女子中学生の55.3%に『のう胞』か『結節』発見。38人の中から1人小児甲状腺ガン発見」


※あなたの署名が子どもたちを救います。
まだの方は今すぐ-->こちらから

※  「前回2回目の3万8千人の中から初めて1人が甲状腺ガンと診断」と書きましたが、より正確には「前回2回目で二次検査を終えた38人の中から初めて1人が甲状腺ガンと診断」でした(2012.9.23)

※ 福島県発表資料をより正確に記述するために一部、追加しました
(2012.9.20)


 昨年12月、疎開裁判の福島地方裁判所郡山支部の判決が、
野田総理の欺瞞的な「事故収束宣言」と
同日同時刻ころにセットされて出され、
その結果、マスコミからニュースを知る人の
殆どが疎開裁判の判決を知らなかったように、

福島県の県民健康管理調査の検討委員会
(座長=山下俊一・福島県立医大副学長)は、
県内の子どもの甲状腺検査の3回目の結果を、
「事故収束宣言」に匹敵し
人々の目がそちらに向けられる日として、
9月11日を選んで発表しました。




その結果、この日は、
21世紀の日本で最大の事件と言われる9.11となりました。

なぜなら、今回、発表の4万2千人の子どものうち、
6~10歳の女子の54.1%、
11~15歳の女子の55.3%に
「のう胞」または「結節」が、
男女合わせた全体でも43%に
「のう胞」または「結節」が見つかったからです

(以下の福島県発表資料16頁 クリックすると拡大
)。




「のう胞」と「結節」の割合ですが、以下の福島県発表資料15頁(H23年度は省略.
クリックすると拡大)によると、
「のう胞」が1万8139人(43.13%)、
「結節」が385人(0.92%)、
つまり、殆どが「のう胞」であることが分かります。





これは山下俊一氏らが2000年に
放射能非汚染地域の長崎の子どもたちを甲状腺検査した結果
(のう胞が見られたのは0.8%)(※1)、
チェルノブイリ事故の5~10年後にチェルノブイリ地域の子供たちを調査した結果
(のう胞が見られたのは0.5%)(※2)と比べて途方もない数字です。


本年4月の2回目の発表で
3万8千人の子どもの35%に「のう胞」が見つかった時ですら、
これを知った被曝問題に詳しいオーストラリアの
ヘレン・カルディコット博士は次のように警告しました
(木下黄太のブログ「福島第一原発を考えます」本年5月2日の記事より)。


「この子ども達は追跡調査をしてる場合じゃありません。のう胞や結節などの全ての異常は直ちに生体組織検査をして悪性であるかを調べるべきです。 こういった甲状腺異常が1年も経たないうちに現れるというのは早過ぎます。普通は5~10年かかるものです。これは、子供達が大変高線量の被ばくをしたことを意味します。もしも悪性なら、甲状腺の全摘出が必要です。子供達に甲状腺結節やのう胞があるのは、まるで普通ではありません!」 

 また、アメリカ甲状腺学会の次期会長のブライアン・ホーゲン博士は
米国のニュースサイトBusiness Insiderの取材にこう答えました
(本年7月19日の記事より)。

「カルディコット博士の上記見解に同意します。福島原発事故後にこれほどすぐに、多くの子どもたちに甲状腺の嚢腫や結節が見られることに驚いています、なおかつこの事実が世間に広く知られていないことに驚いています。」

 今回の検査結果(4万2千人の子どものうち6~10歳の女子の54.1%、11~15歳の女子の55.3%、男女合わせた全体の43%に「のう胞」が発見)を知った2人の衝撃はどんなでしょうか。

 今回の甲状腺検査は原発周辺の子どもからスタートし、次第に原発から離れた地域の子どもたちへと実施されましたが、検査結果は、検査対象が原発周辺から遠くなるにつれて、逆に甲状腺異変の割合が増加しています(1回目は30%。2回目は35%。3回目は43%)。

 さらに、前回2回目で二次検査を終えた38人の中から
初めて1人が甲状腺ガンと診断されました。

これについて、山下俊一氏らは
「チェルノブイリ事故後の発症増加は最短で4年」
等を理由にして原発事故との因果関係を否定しました
(福島民報の本年9月12日記事など)。

しかし、これは真っ赤なウソです。

3.11以前の山下氏が3.11以後の彼のウソを最も鮮やかに見破る人物です。
2009年、彼は講演で、
通常なら子どもの甲状腺ガンは百万人に1名と述べています(※3)。


さらに、2000年に、原発から150キロ離れたベラルーシ
「ゴメリ」地区の小児甲状腺ガンは、
チェルノブイリ事故の翌年に
4倍に増加したデータを紹介しているからです
(以下の表2を参照〔クリックすると拡大〕※4)




明らかに福島の子どもたちに異変が発生しています。

 このままいくと、福島は健康な子供が2割しかいないという
今日のベラルーシやウクライナのようになってしまいます。

これは政策問題ではありません。
危機に瀕している命を救うのか見殺しにするのかという
人権の根本問題です。

 政府は,「命こそ宝」という政治の原点に立ち帰り、
チェルノブイリの教訓から学んで、今すぐ、

福島の子どもたちを安全な地域に逃がすべきです。


次に、なぜ、福島市にこれほど沢山の甲状腺異変が発見されたのか。
それは単なる偶然ではありません。
作為的に作り出されたものです。
その鍵を握った中心人物がほかならぬ山下俊一氏です。
これについて別便で報告します。


その次に、なぜ、
「4万2千人の子どものうち6~10歳の女子の54.1%、
11~15歳の女子の55.3%、
男女合わせた全体の43%に『のう胞』または『結節』が発見」という重大な事実を、

マスコミはここまで徹底して隠そうとしたのか、
刑事責任が問われてもおかしくないほどの
マスコミの大罪について別便で報告します。





(※1)山下氏らの論文
(※2)日本財団調査
(※3) 山下俊一「放射線の光と影:世界保健機関の戦略」(2009年)536頁1~2行目
(※4)山下俊一「チェルノブイリ原発事故後の健康問題」(2000年)表2

<北九州>ネット監視▼1200万円で外注▼西日本初のがれき焼却

2012年09月23日 | 放射能汚染▼瓦礫焼却


北九州のガレキについて、
山口県議会議員が複数で、
北橋北九州市長に申し入れをしています。
山口県側からの焼却一時中断と
山口県での説明会の開催を北橋市長に要求しています。

http://blogs.yahoo.co.jp/kawachikakekomian/9874139.html



被曝の強制▼<震災がれき>
▼北九州市が焼却開始 西日本で初

http://blogs.yahoo.co.jp/kawachikakekomian/9880873.html






http://www.tax-hoken.com/news_ajncP84RVa.html?right
↑より転記↓画像拝借(礼)

北九州市で震災がれき焼却開始 Twitterネット監視も
2012年9月21日 21:00



西日本初のがれき焼却


北九州市で西日本初めてとなる震災がれきの焼却が17日に始まった。
同市では宮城県石巻市のがれき最大6万2500トンを受け入れ、
3か所の焼却場で焼却する方針。
観光や農林水産業に対する風評被害対策としてネット監視も開始した模様。




ネット監視を1200万円で外注

7月に開かれた北九州市議会臨時会では、
がれき処理の関連費用として8億5000万円を
追加する補正予算案が可決された。

この予算には
焼却・埋め立て費用として6億1900万円が計上されているほか、
放射線量の測定費用として1億4700万円。
風評被害対策費8400万円が盛り込まれた。

風評被害対策としては、
ネット上の監視を民間業者に委託。
1日1回の報告と問題のある書き込みなどを見つけた際には
即時報告を求める。



根拠のない書き込みには厳正に対応

北九州市がネット上の書き込みなどに神経を使うのは、
観光や農水産業などに風評被害が及ぶことを懸念するため。

根拠のない書き込みなどを見つけたときには、厳正に対応する、
との方針を示している。
7月に行われた記者会見では
「間違った流言飛語、デマに対しては訂正を求める」
と市長が語った。



◆北九州市
http://www.city.kitakyushu.lg.jp/

独立いずこ?<閣議決定回避 米が要求>原発ゼロ▼「変更余地残せ」 ▼

2012年09月22日 | 核廃棄物・汚染物の行方

独立いずこ?<閣議決定回避 米が要求>
原発ゼロ▼「変更余地残せ」
 ▼


出典 カレイドスコープさま



この写真を拝見したときは、正直、ここまで・・と、逡巡した
思わずためらう、そうです=私が浅はかでした


米の言いなりになりつくす野堕政府は 米国国籍か?

日本国への内政干渉を なぜ あまあまと受けに
のこのこ米国までお伺いを立てるのか?

これは日本市民から見れば 市民と日本国に対する
裏切りです

ACTA TPP オスプレイ
みんな お伺いを立てていた野堕



http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/news/CK2012092202000098.html

原発ゼロ「変更余地残せ」 閣議決定回避 米が要求

2012年9月22日 朝刊

 野田内閣が
「二〇三〇年代に原発稼働ゼロ」を目指す戦略の閣議決定の是非を判断する直前、
米政府側が閣議決定を見送るよう要求していたことが
二十一日、政府内部への取材で分かった。

米高官は日本側による事前説明の場で

「法律にしたり、閣議決定して政策をしばり、見直せなくなることを懸念する」

と述べ、
将来の内閣を含めて日本が原発稼働ゼロの戦略を変える余地を
残すよう求めていた。

 政府は「革新的エネルギー・環境(エネ環)戦略」の
決定が大詰めを迎えた九月初め以降、
在米日本大使館や、
訪米した大串博志内閣府政務官、長島昭久首相補佐官らが
戦略の内容説明を米側に繰り返した。

 十四日の会談で、
米高官の国家安全保障会議(NSC)の
フロマン補佐官は
エネ環戦略を閣議決定することを「懸念する」と表明。

この時点では、大串氏は
「エネ戦略は閣議決定したい」と説明したという。

 さらに米側は「二〇三〇年代」という期限を設けた目標も問題視した。

米民主党政権に強い影響力があるシンクタンク、
新米国安全保障センター(CNAS)のクローニン上級顧問は
十三日、「具体的な行程もなく、目標時期を示す政策は危うい」
と指摘した。

これに対して、長島氏は
「目標の時期なしで原発を再稼働した場合、
国民は政府が原発推進に突き進むと受け止めてしまう」
との趣旨で、ゼロ目標を入れた内閣の立場を伝えていた。

また交渉で米側は、
核技術の衰退による安全保障上の懸念なども表明したという。


 エネ環戦略は十四日に決めたが、

野田内閣は米側の意向をくみ取り、
「エネ環政策は、柔軟性を持って不断の検証と
見直しを行いながら遂行する」
という短い一文だけを閣議決定。

原発稼働ゼロ」を明記した戦略そのものの閣議決定は見送った

 大串、長島両氏は帰国後、
官邸で野田佳彦首相に訪米内容を報告している。

 政府関係者は
「事前に米側に報告して『原発稼働ゼロ』決定への理解を求めようとしたが、
米側は日本が原発や核燃サイクルから撤退し、
安全保障上の協力関係が薄れることを恐れ、
閣議決定の回避を要請したのではないか」と指摘している。

◆「判断変えてない」大串政務官 

原発ゼロをめぐる米国との協議について、
大串博志内閣府政務官は二十一日、本紙の取材に対し
「個別のやりとりの内容は申し上げられないが、
米側からはさまざまな論点、課題の指摘があった。
米側からの指摘で日本政府が判断を変えたということはない」と話した。

◆骨抜き背景に米圧力  

<解説>
 
「原発ゼロ」を求める多数の国民の声を無視し、
日本政府が米国側の
「原発ゼロ政策の固定化につながる閣議決定は回避せよ」
との要求を受け、結果的に圧力に屈していた実態が明らかになった。

「原発ゼロ」を掲げた新戦略を事実上、骨抜きにした野田内閣の判断は、
国民を巻き込んだこれまでの議論を踏みにじる行為で到底、
許されるものではない


 意見交換の中で米側は、
日本の主権を尊重すると説明しながらも、
米側の要求の根拠として
「日本の核技術の衰退は、米国の原子力産業にも悪影響を与える」
「再処理施設を稼働し続けたまま原発ゼロになるなら、
プルトニウムが日本国内に蓄積され、軍事転用が可能な状況を生んでしまう」
などと指摘。

再三、米側の「国益」に反すると強調したという。

 当初は、
「原発稼働ゼロ」を求める国内世論を米側に説明していた野田内閣。

しかし、米側は
「政策をしばることなく、選挙で選ばれた人が
いつでも政策を変えられる可能性を残すように」

と揺さぶりを続けた。


 放射能汚染の影響により現在でも十六万人の避難民が故郷に戻れず、
風評被害は農業や漁業を衰退させた。

多くの国民の切実な思いを置き去りに、
閣議での決定という極めて重い判断を見送った理由について、
政府は説明責任を果たす義務がある。 (望月衣塑子)






http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2012091502000096.html?ref=rank

米 圧力で「骨抜き」 補佐官派遣しお伺い

2012年9月15日 朝刊

政府は十四日、新たなエネルギー戦略を決めた。
日本国民にとって将来の暮らしを大きく左右する重大な指針となるが、
決定間際に野田佳彦首相が最も心を砕いたのは「原発ゼロ」に
不快感を表明した米国の意向だ。

長島昭久首相補佐官らを急きょ米国に派遣。
お伺いを立てた末の骨抜き決着は、
米への追随路線を極めたものといえ、
今後の原発政策に疑問を抱かざるを得ない。(城島建治)


 「未来の世代に対し責任を果たすためにも
一歩ずつ国民の皆さんと一緒に始めていきたい」
 首相は新戦略を決めたエネルギー・環境会議で「国民とともに」の
姿勢をアピールした。

だが、決定を前にした九月の動きを見る限り、
首相が注視していたのは米側の動向であることは間違いない。

ロシア・ウラジオストクでのクリントン米国務長官との会談を皮切りに
「原発ゼロ」への懸念表明が相次いだためだ。

 一九七九年のスリーマイル島の原発事故後、米国は原発新設を中断。

米国の原子力産業は日本が技術、資金の両面で支えている。

日本が原発ゼロを打ち出せば、
日本の技術力低下は避けられず、
日米両国は原発増設を進める中国に
原子力市場で主導権を握られかねない、

と米側は不安視している。

 米側のけんまくに、政府は当初予定の十日決定を先送り。

長島氏と大串博志内閣府政務官を慌てて米国に派遣する事態になった。

中国、韓国との領土問題をめぐっては、
冷静な対処を基本方針とする一方、
時には強気な姿勢をみせるのとは、実に対照的だ。

 沖縄県の米軍基地再編問題などで、
野田政権の対米追随は顕著になっている。
政府内からでさえ「今回は内政干渉だ」との声が出ている。

 長島氏らは米国務省などの関係者と会談後、
首相官邸に国際電話で状況を報告。


「米側の反発が強い」(政府関係者)ことがあらためて分かったという。


結局、新戦略には
「日本の原子力政策は米国はじめ、
諸外国との協力体制で行われている。
諸外国と緊密に協議する」
と明記され、
米側へ配慮して後退した。


 十四日夕のエネルギー・環境会議後、首相が真っ先に会ったのは
長島氏ら二人。長島氏が
「今後きちんと議論をしていこうということです」
と米国との協議が実質先送りになったことを伝えると、
首相は「お疲れさま」とねぎらった。

拡散●<あきらめないで!署名ご協力を>●ノー!田中俊一氏

2012年09月22日 | 核廃棄物・汚染物の行方

拡散●<あきらめないで!署名ご協力を>●
          ノー!田中俊一氏


↑出典 田中龍作ジャーナルさま


2011-11-10、キャンペーン福島の子供達を救おうにご署名頂いたため、メールングリストに追加させて頂きました。しかし記録を確認したところ、技術的な問題により、あなたのメールアドレスにしばらく配信されていないようでした。今後とも、私たちの活動にご賛同頂けましたら嬉しく思います!最新のキャンペーンはこちらからご覧頂けます:

野田佳彦首相は
「独立」機関であるべき原子力規制委員会の
委員長に原子力ムラの中心人物を任命しました!

しかし次期国会における承認無しでは
田中俊一氏を委員長に就任させることができないので、
今すぐ 私たちが行動を起こせば 

この人事案を足止めすることができます。

ここをクリックして拡散にご協力お願いいたします。



署名


日本全国の親愛なる皆様

野田佳彦首相は「独立」機関であるべき原子力規制委員会の委員長に原子力ムラの中心人物を任命しました!

しかし国会における承認無しでは
田中俊一氏を委員長に就任させることができないので、
今すぐ私たちが行動を起こせば
この人事案を足止めすることができます。

田中氏の任命は原子力業界の夢でした。原子力損害賠償紛争委員会の委員も努めた同氏は、自主避難した福島県民への賠償に反対しました!野田首相が田中氏の就任を確定させるためには、次期国会において国会議員の承認を必要とする障害が残されています。国会最大の野党陣営である自民・公明両党の国会議員も、この問題に関しては意見が分かれているようです。国会が招集される前に市民が怒りの声を合わせて国会議員たちに突きつけることができれば、この人事案を撤回させることができるかもしれません。

臨時国会は数週間の内に招集される予定です。この嘆願書に署名して自民・公明両党の党幹部に田中氏の任命に反対するよう訴え、そしてこの署名をお知り合いの皆さまにも広めてください。署名が3万人分集まりましたら、直接両党の党本部に提出します。


http://www.avaaz.org/jp/no_to_tanaka/?bEnWjcb&v=18046

新たに設置される原子力規制委は原子力発電所の廃炉作業を監督し、厳格な安全基準を遵守させる役割を担っています。しかし田中氏の原子力規制委員長の就任は同委員会の信頼性に大きな打撃を与えることになり、福島第一原発事故を引き起こしたずさんな旧来の政策がまかり通ることにもなりかねません。さらに憂慮するべきは一旦委員長への就任が決定すれば田中氏は法律によって守られ、少なくとも5年間は委員長を解任されることはありません。田中氏の就任を阻止できる唯一のチャンスは今しかないのです。

田中氏を任命するにあたって野田首相は国会閉会中に原子力規制委の委員を任命できる首相権限を行使するという、卑怯な手段に出ると思われます。しかし野田首相の権限にも限界があり、次期国会において国会議員は田中氏の任命を拒否することができるのです。自民・公明両党の幹部は、田中氏を支持すれば世論の怒りを買うことを理解しています。両党幹部に市民の声を代表するよう訴え、彼らが私たちと考えを同じくするように働きかけましょう。

野田首相は9月19日に田中氏を任命し、国会は任命後ほどなくして招集される予定です。オンライン嘆願書に今すぐ署名して自民・公明両党の国会議員に田中氏の委員長就任に反対するよう訴え、これをお知り合いの方々にも署名を広めて頂くようお願いいたします:


http://www.avaaz.org/jp/no_to_tanaka/?bEnWjcb&v=18046
日本は今まさに、原子力の無い未来に向かって進んでいます。市民の手によるこの取り組みにさらなる勢いを付け、ゴールに向かって進んでいきましょう。

希望と決意を持って

喜晶 、路、キア、エマ、リッケン、イアン、および Avaazチーム一同

詳細情報:

47News 原子力規制委が発足 田中委員らを任命
http://www.47news.jp/news/2012/09/post_20120919115300.html

信濃毎日新聞 原子力規制委が発足 田中委員長らが任命
http://www.shinmai.co.jp/newspack3/?date=20120919&id=2012091901001147

時事通信 田中氏任命に反対=民主有志
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012091800800

東京新聞 規制委始動 田中委員長が表明
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2012092090070114.html





AVAAZについて
Avaaz.orgは世界の人々の声や価値観が政策決定に反映されるよう世界規模でキャンペーンを行う非営利団体です(Avaazは様々な言語で「声」を意味します)。Avaazは政府や企業から一切資金援助を受けず、ロンドン、リオデジャネイロ、ニューヨーク、パリ、ワシントンDC、そしてジュネーブを拠点とするスタッフにより運営されています。 +1 888 922 8229


<長野県>放射性物質含む下水道汚泥焼却灰▼県保管分を搬出、再利用へ

2012年09月22日 | 核廃棄物・汚染物の行方

<ええっ!長野県>

放射性物質含む下水道汚泥焼却灰▼県保管分を搬出、再利用へ






唯一可能なのは放射能の墓場をつくること
▼最低300年閉じ込める必要 小出裕章




原発廃材でフライパン?



どこからの放射能か 
福島原発事故現場からのものだ
もともとの持ち主へ返せばよいものを

何ゆえ
セメントなどにして
被曝を広げさせるのか



長野県は何を考えているのか?





http://www.shinmai.co.jp/news/20120921/KT120920FTI090036000.php

放射性物質含む下水道汚泥焼却灰 県保管分を搬出、再利用へ
09月21日(金)

県は20日、東京電力福島第1原発事故後に放射性物質が
検出され保管を余儀なくされている千曲川流域下水道の
上流・下流処理区終末処理場(ともに長野市)の
下水道汚泥焼却灰約300トンについて、

県外業者による
道路用建設資材への再利用のめどが立ったと発表した。


10月以降、毎月20トン程度を搬出し、
予定では来年中に全量がなくなる見通し。


業者名は
「風評被害を受ける可能性がある」
などとして公表していない。


 原発事故後、
放射性物質を検出した汚泥焼却灰を
専用の保管庫に袋詰めして保管していたが、
昨年8月ごろから汚泥焼却灰の
放射能濃度が下がってきたため、
以降はセメント原料として搬出を再開している。


再開当時までにたまった焼却灰量は
2処理場で312トンで、
放射性セシウム濃度は1キロ当たり150~3千ベクレル。

 県は7月、312トン中のうち約20トンについて、
県外の業者に再利用が可能か試験を委託。

焼却灰は処理方法から
灰が細かく飛散しやすい処理上の難点があったが
、他の湿った焼却灰と混合することで
道路用建設資材として再利用は可能―との結果を得た。

国が定めたセメント製品の放射能濃度の基準である
1キロ当たり100ベクレル以下の基準も下回った。